JPS5939449B2 - オルガノポリシロキサンの製法 - Google Patents

オルガノポリシロキサンの製法

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JPS5939449B2
JPS5939449B2 JP56157384A JP15738481A JPS5939449B2 JP S5939449 B2 JPS5939449 B2 JP S5939449B2 JP 56157384 A JP56157384 A JP 56157384A JP 15738481 A JP15738481 A JP 15738481A JP S5939449 B2 JPS5939449 B2 JP S5939449B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Lubricants (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 *ば、従来、その大部分が主として3種のシリコーン重
合体で占められてきた。
かかる3種とは、(1): 同じケイ素原子上にフェニ
ル基およびメチル基を有するような重合体、(2)ある
ケイ素原子上に2個のフェニル基を有しかつそれに続く
ケイ素原子上に2個のメチル基を有するような重合体並
びに(3)トリメチルシリル単位で連鎖停止されたフェ
ニル; 基含有単位から成るような重合体である。第1
の種類の重合体の実例としては、式、1゛一〜ト1一 (ここに、Phはフエニル基であり、また一般にx−0
.05yないしx−yである)で表わされる(ここに、
Phはフエニル基である)で表わされるような構造を有
するものである。
この場合、重合体の長さはフエニル基含有単位数として
約25個にまでわたる。色々な理由により、これら従来
のシリコーン流動体には技術上および商業上の問題が付
随している。
たとえば、上記シリコーン流動体中の第1のものは経費
のかかるグリニャール法に由来した出発原料(たとえば
メチルフエニルジクロロシラン)から製造する必要があ
る一方、その他の従来構造に関連した重合体は加工上の
問題を有している。たとえば、ジフエニルシロキシ単位
およびジメチルシロキシ単位の両方を含有する重合体は
甚だしく揮発性であることが判明しているその上、かか
る重合体はしばしば所望されるような低粘度状態に製造
することも困難である。上記のごときシリコーン重合体
の用途は言うま侶−ような構造を有するものが挙げられ
る。
第2の種類の重合体の実例としては、式 (ここに、Phはフエニル基であり、また一般にx−0
.05yないしx−yである)で表わされるような構造
を有するものが挙げられる。
第3の種類の重合体は、式 (ここに、 Phはフエニル基、 そしてRは水素原 I 子、トリメチルシリル基すなわち−Si−CH3、幽お
よびそれらの混合物の中から選ばれた基であり、またx
およびyは約7〜約80(重量)%のフエニル基含量を
与えるのに十分な値を有する)で表わされるような基本
構造を有することを特徴とする本発明のフエニル基含有
オルガノポリシロキサン流動体によつて克服される。
上記の式(1)で表わされる新規なフエニル基含有オル
ガノポリシロキサン流動体はジフエニルジクロロシラン
およびジメチルジクロロシランの溶剤加水分解によつて
製造される。
一般に、かかる溶剤加水分解法はジフエニルジクロロシ
ラン、ジメチルジクロロシランおよび水と混和しない有
機溶剤の混合物を調製することから始まる。水と混和し
ない有機溶剤としては、加水分解に際し加水分解反応に
対して不活性でありかつ水解物を溶解してそれの分離を
可能にするものであれば任意の有機溶剤が使用できる。
更に詳しく言えば、適当な有機溶剤としてはベンゼント
ルエン、キシレンなど、エステルすなわち酢酸ブチル、
酢酸エチルなど、およびエーテルすなわちジエチルエー
テル、ジオキサンなどが挙げられる。好適な有機溶剤は
トルエンである。有機溶剤の使用量は広範囲にわたつて
変わり得るが、一般にはオルガノハロゲノシラン混合物
の全重量の約10〜約50(重量)%の範囲内にあり、
また好ましくは約25(重量)%である。本発明の目的
の場合、加水分解を受けるオルガノハロゲノシラン混合
物中のジフエニルジクロロシランとジメチルジクロロシ
ランとの重量比は約1.5:1ないし約4:1である。
なお好ましくは、ジフエニルジクロロシランとジメチル
ジクロロシランとの重量比は約3:1である。有機溶剤
中における上記のオルガノハロゲノシラン混合物が、次
いで、約20〜約85℃好ましくは約60〜約65℃に
予熱された水と混合攪拌される。
その際の添加は、約60〜約85℃好ましくは約75〜
約85℃の温度を維持しながら、たとえば約1〜約2時
間にわたつてゆつくりと行なわれる。こうして得られた
加水分解混合物を静置した後、下部の水性酸相が分離廃
棄される。残つた有機相は、たとえば15%水酸化ナト
リウム溶液により、HCl含量が約10ppm以下とな
るまで数回にわたつて洗浄される。この時点において、
約115℃を越えない温度下で加水分解混合物から水が
共沸的に除去される。残つた物質(以後は水解物と呼ぶ
)は(ジフエニルシラノール単位で連鎖停止された)線
状シロキサン、環状シロキサンおよび有機溶剤の混合物
である。次に、水解物が無水アンモニアで飽和され、そ
れからトリメチルクロロシランがゆつくりと添加される
。かかるトリメチルクロロシランが連鎖停止剤として作
用する結果、シラノール基がトリメチルシロキシ単位で
置換される。トリメチルクロロシランの使用量は所望の
シラノール基置換度と共に変化する。本発明の目的の場
合、トリメチルクロロシランは水解物の全重量の約9.
5〜25.5(重量)%の割合で使用される。更に詳し
く言えば、ポリカーボネート用添加剤の場合、トリメチ
ルクロロシラン連鎖停止剤の使用量は水解物の全重量の
約11.4〜19(重量)%であつて、それにより流動
体に関しては約12〜約21(重量)%のトリメチルシ
ロキシ単位含量が得られる。約1時間にわたつで攪拌し
た後、かかる混合物がたとえば15%水酸化ナトリウム
溶液によつて洗浄され、それから下部の水性相が分離廃
棄される。残つた有機相がたとえば水酸化ナトリウム溶
液によつて洗浄され、それから有機溶剤および残留水が
約150℃の温度およびたとえば25〜30mmHgの
真空下におけるストリツピングによつて除去される。残
つたフエニル基含有オルガノポリシロキサン流動体は上
記の式(1)で表わされるものであつて、式中のXおよ
びyは約40〜80(重量)%のフエニル基含量を与え
るような値を有する。かかるフエニル基含有オルガノポ
リシロキサン流動体は、ポリカーボネート中に極めて溶
解し易い上にポリカーボネートの所望の透明性を保持す
るため、ポリカーボネート用の内部離型剤として特に適
している。このような目的の場合、xおよびyは一般に
約3〜10の値を有する。本発明の範囲内に包含され、
しかもあらゆる機械用または油圧用フエニルシリコーン
油の基材として特に適した高フエニル基含量かつ低揮発
性のオルガノポリシロキサン流動体を得るためには、十
分量のトリメチルクロロシランを使用することによつて
上記のフエニル基含有オルガノポリシロキサン流動体が
完全に連鎖停止される。次いで、ほとんど完全にトリメ
チルシロキシ単位で連鎖停止された流動体に平衡化工程
が施される。すなわち、かかる流動体が水酸化カリウム
と混合され、それから約1〜2時間にわたつて約180
℃に加熱される。所望ならば、平衡化の際にトリメチル
クロロシラン連鎖停止剤を追加してもよい。約250〜
300℃の温度および高度の真空(3〜5mmHg)の
下で混合物のストリツピングを行なえば、上記の式(1
)で表わされる高フエニル基含量かつ低揮発性のオルガ
ノポリシロキサン流動体が得られる。その場合、xは約
3〜10の値かつyも約3〜10の値を有し、そしてフ
エニル基含量は約40〜80(重量)%となる。本発明
の範囲内に包含され、しかも機械油および耐熱グリース
成分として特に適したフエニル基含有オルガノポリシロ
キサン流動体を得るためには、十分量のトリメチルクロ
ロシランの添加によつて流動体を完全に連鎖停止しなが
ら、前述のポリカーボネート添加剤製造用加水分解工程
が継続される。
こうして得られた混合物が、水酸化カリウムの使用によ
り、約180〜200℃の温度下で約1時間にわたつて
平衡化される。平衡化の際、フエニル基含量を所望の値
(一般に約38〜48(重量)%)に低下させかつ粘度
を所望の値(一般に25℃で100〜200センチスト
ークス)に調整するため、十分量のオクタメチルシクロ
テトラシロキサンおよびトリメチルシロキシ単位含有物
質(たとえば線状デカメチルテトラシロキサン)が添加
される。好適な平衡化工程によれば先ずオクタメチルシ
クロテトラシロキサンおよびトリメチルシロキシ単位含
有物質が平衡化され、次いでフエニル基含有オルガノポ
リシロキサン流動体が添加され、それから約3時間にわ
たつて平衡化が継続される。こうして得られた平衡化混
合物に対し、約280℃の温度および極めて高度の真空
(たとえば3〜5mmHg)の下でストリツピングが施
される。
透明グリースおよび制御密度グリース用として特に有用
な流動体を得るためには、ポリカーボネート用の内部離
型剤として特に有用であると前記に記載された流動体を
更に変性すればよい。
すなわち、フエニル基含有量を約30(重量)%に低下
させるのに十分な量のオクタメチルシクロテトラシロキ
サンが添加され、次いでこうして得られた混合物の平衡
化およびストリツピングが上記のごとくにして行なわれ
る。当業者にとつては自明のことながら、上記の式(1
)で表わされる本発明のフエニル基含有オルガノポリシ
ロキサン流動体を従来のものと比較した場合、本発明の
流動体は主としてジフエニルシロキシ単位と直接に結合
したトリメチルシロキシ連鎖停止単位を含有する点で特
色がある。
このような事実により、ポリカーボネ一1・中における
本発明の流動体の有利な溶解度特性および前記に記載さ
れたその他の有利な特性が説明されるのである。本発明
のフエニル基含有オルガノポリシロキサン流動体から成
る内部離型剤と混合して使用することが意図されるポリ
カーボネートとしては、二価フエノールと炭酸エステル
前駆体との反応によつて製造された芳香族ポリカーボネ
ートが挙げられる。
その場合の反応混合物はまた、少量の他種添加剤や様々
の量の他種反応性単量体成分をも含有し得る。更にまた
、それは2種以上の二価フエノールの共重合体をも含有
し得る。詳しく言えば、本明細書中において意図される
ポリカーボネートの製造用として使用し得る二価フエノ
ールの実例としては、ビス(4−ヒドロキシフエニル)
メタン、2・2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)プロ
パン、2・2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフエ
ニル)ズロパン、4・4−ビス(4−ヒドロキシフエニ
ル)へプタン、2・2−ビス(4−ヒドロキシ−3・5
−ジクロロフエニル)プロパン、2・2−ビス(4−ヒ
ドロキシ−3・5−ジプロモフエニル)プロパンなど、
二価フエノールエーテルたとえばビス(4ヒドロキシフ
エニル)エーテル、ビス(3・5シクロロー4−ヒドロ
キシフエニル)エーテルなど、ジヒドロキシジフエニル
たとえばp−p′−ジヒドロキシジフエニル、3・37
−ジクロロ−4・4′一ジヒドロキシジフエニルなど、
ジヒドロキシアリールスルホンたとえばビス(4−ヒド
ロキシフニニル)スルホン、ビス(3・5−ジメチル−
4一ヒドロキシフエニル)スルホンなど、ジヒドロキシ
ベンゼンたとえばレゾルシノ一ル、ヒドロキノンなど、
ハロゲンおよびアルキル置換ジヒドロキシベンゼンたと
えば1・4−ジヒドロキシ−2−クロロベンゼン、1・
4−ジヒドロキシ−2・5−ジクロロベンゼン、1・4
−ジヒドロキシ−3メチルベンゼンなど、並びにジヒド
ロキシジフエニルスルホキシドたとえばビス(4−ヒド
ロキシフエニル)スルホキシド、ビス(3・5−ジプロ
モ−4−ヒドロキシフエニル)スルホキシドなどが挙げ
られる。
ポリカーボネートを得るためにはその他各種の二価フエ
ノ一ルも使用できるが、それらは米国特許第29998
35、3028365および3153008号明細書中
に明記されている。勿論、本発明の芳香族ポリカーボネ
ートの製造に際して単独重合体よりも共重合体が所望さ
れる場合には、2種以上の二価フエノ一ルを使用したり
、あるいは二価フエノ一ルとグリコール、水酸基ないし
酸基末端停止ポリエステルまたはニホウ酸との共重合体
を使用することも可能である。上記のポリカーボネート
製造に際して使用される炭酸エステル前,駆体としては
、ホスゲン、ジブロモカルボニル、ジヨードカルボニル
、二価フエノ一ルのビスハロギ酸エステル(たとえばヒ
ドロキノン、ビスフエノ一ルAなどのビスクロロギ酸エ
ステル)およびグリコールのビスハロギ酸エステル(た
とえばエチレングリコール、ネオベンチルグリコール、
ポリエチレングリコールなどのビスクロロギ酸エステル
)が挙げられる。本発明の範囲内に包含される好適な芳
香族ポリカーボネートは、ホスゲンと2・2−ビス(4
ヒドロキシフエニル)プロパン(通例「ビスフエノ一ル
A」と呼ばれる)との反応によつて製造されるものであ
る。
かかるポリカーボネートの製造は一般に酸受容体の存在
下で実施されるが、その場合の酸受容体は有機化合物お
よび無機化合物のいずれであつてもよい。
適当な有機酸受容体は第三アミンであつて、その実例と
してはピリジン、トリエチルアミン、ジメチルアニリン
、トリブチルアミンなどのごとき物質が挙げられる。ま
た無機酸受容体は、アルカリ金属ないしアルカリ土類金
属の水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩およびリン酸塩のいず
れかであり得る。ポリカーボネートの製造に際してはま
た、フエノ一ル、シクロヘキサノ一ル、メタノ一ル、p
−tert−ブチルフエノ一ル、p−ブロモフエノール
などのごとき分子量調整剤も使用し得る。
上記の式(1)で表わされる本発明のフエニル基含有オ
ルガノポリシロキサン流動体は、任意適宜な方法によつ
て芳香族ポリカーボネートと容易に混合することができ
る。本発明のフエニル基含有オルガノポリシロキサン流
動体はポリカーボネートに対して相溶性および高度の可
溶性を有するため、完全な混合が容易に達成され、しか
も分離の心配がない。それ故、射出成形ペレツトを製造
する場合には、ポリカーボネートおよび流動体を予め混
合してもよいし、あるいは押出機の供給ホツパーへ別々
に供給してもよい。本発明のフエニル基含有オルガノポ
リシロキサン流動体は、組成物の成形の際、少量で優れ
た離型効果をもたらす。
かかる流動体の使用量は、ポリカーボネートの重量を基
礎として一般に約0.01〜約2.0(重量)%好まし
くは約0.1〜約1,O(重量)%である。なお、本発
明のフエニル基含有オルガノポリシロキサン流動体が存
在してもポリカーボネートの所望の透明性が失なわれる
ことはない。当業者が本発明の実施の仕方を一層良く理
解し得るよう、以下に実施例が示される。
これらの実施例は本発明の実施を例証するためのもので
あつて、本発明の範囲を制限するものではない。実施例
1本実施例は、上記式(1)の範囲内に包含されかつ
芳香族ポリカーボネート用の内部離型剤として特に適し
たフエニル基含有オルガノポリシロキサン流動体の製造
を例証するものである。
ジフエニルジクロロシラン57.7(重量)部、ジメチ
ルジクロロシラン19.2(重量)部およびトルエン2
3.1(重量)部が容器内で混合された。
他方、オルガノハロゲノシランの全重量の約1倍に等し
い量の水が別の容器内で約6υ〜6FCに加熱された。
次いで、オルガノハロゲノシランとトルエンとの混合物
が約1一時間にわたつて水中にゆつくりと添加された。
その間、攪拌が継続されかつ温度が約75〜85℃に維
持された。添加の完了後、更に一時間にわたつて加水分
解混合物が攪拌された。下部の水性酸相が分離廃棄され
た。有機相が15%水酸化ナトリウム溶液で2回洗浄さ
れ、それからHCl含量が検査された。このHCl含量
は10ppm以下であることを要する。115℃を越え
ない温度下で水が共沸的に除去された。
残つた水解物を飽和するに足るだけの無水アンモニアが
添加され、それからトリメチルクロロシラン12.7(
重量)部が添加された。その際に哄アンモニアが失なわ
れないように注意が払われた。かかる混合物を55℃で
約1時間にわたつて攪拌した後、水で洗浄することによ
つて塩化アンモニウムが除去された。下部の水性酸相は
分離廃棄された。有機相が15%水酸化ナトリウム溶液
によつてほぼ中性となるまで洗浄され、それから残留水
およびトルエンが約150℃の温度および約20〜30
1!LmHgの真空下におけるストリツピングによつて
除去された。残つたフエニル基含有オルガノポリシロキ
サン流動体は上記の式(1)で表わされる構造を有する
もので、68,85(重量)%のフエニル基含有および
16(重量)%のトリメチルシロキシ単位含量を有して
いた。この物質はポリカーボネート用の内部離型剤とし
て特に適している。実施例 2 本実施例は、上記式([)の範囲内に包含されかつ耐熱
グリース成分および機械油として特に適したフエニル基
含有オルガノポリシロキサン流動体の製造を例証するも
のである。
実施例1において製造されたフエニル基含有オルガノポ
リシロキサン流動体56.65(重量)部にデカメチル
テトラシロキサン連鎖停止制約1.6(重量)部および
オクタメチルシクロテトラシロキサン41.8(重量)
部が添加された。
600ppmの水酸化カリウムペレツトを反応容器内に
添加した後、かかる混合物が180℃で約3時間にわた
つで平衡化された。
この反応混合物に対し、約280℃までの温度および高
度の真空(たとえば3〜5mmHg)の下でストリツピ
ングが施された。残つたフエニル基含有オルガノポリシ
ロキサン流動体は上記の式()で表わされる構造を有す
るもので、39(重量)%のフエニル基含量および18
(重量)%のトリメチルシロキシ単位含量を有していた
。実施例 3 本実施例は、上記式(1)の範囲内に包含されかつ透明
グリース成分として特に適したフエニル基含有オルガノ
ポリシロキサン流動体の製造を例証するものである。
実施例1において製造されたフエニル基含有オルガノポ
リシロキサン流動体42.4(重量)部にオクタメチル
シクロテトラシロキサン57.6(重量)部が添加され
た。
600ppmの水酸化カリウムペレツトを添加した後、
かかる混合物が180℃で2時間にわたつて平衡化され
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ジフェニルジクロロシラン、ジメチルジクロロシラ
    ンおよび水と混和しない有機溶剤の混合物を加水分解に
    かけ、加水分解混合物から水性相を分離し、残つたジフ
    エニルシラノール単位で連鎖停止された線状シロキサン
    、環状シロキサンおよび有機溶剤の混合物にトリメチル
    クロロシランを加え、次いで平衡化を行うことよりなる
    、一般式▲数式、化学式、表等があります▼(式中、P
    hはフエニル基を表わし、Rは水素原子、トリメチルシ
    リル基又はそれらの混合物であり、xおよびyは約7〜
    80(重量)%のフエニル基含量を与えるのに十分な総
    合値を有する)で表わされるフエニル基含有オルガノポ
    リシロキサン流動体の製造方法
JP56157384A 1974-09-16 1981-10-02 オルガノポリシロキサンの製法 Expired JPS5939449B2 (ja)

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CN103304818B (zh) * 2013-06-26 2015-09-02 江苏大学 一种甲基苯基硅油的制备方法

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