JPS5938821B2 - 静電塗装装置 - Google Patents

静電塗装装置

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JPS5938821B2
JPS5938821B2 JP55034533A JP3453380A JPS5938821B2 JP S5938821 B2 JPS5938821 B2 JP S5938821B2 JP 55034533 A JP55034533 A JP 55034533A JP 3453380 A JP3453380 A JP 3453380A JP S5938821 B2 JPS5938821 B2 JP S5938821B2
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JP
Japan
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bearing
cylinder
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relay pipe
pipe shaft
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俊行 門脇
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  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
  • Sealing Of Bearings (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、軸受筒1先端内側に軸受リング2を取付け、
静電気と噴射エアとにより塗料を霧化する回転カップ5
を一端に装着せる中継パイプ軸6を軸受リング2との間
に微小間隙7を介して軸受筒1内に回転自在に挿通し、
軸受筒1にエア導入口10を設け、軸受筒1内周と軸受
リング2との間に外環溝8を設け、エア導入口10と外
環溝8とを連通せしめ、軸受リング2内周と中継パイプ
軸6との間に内環溝11を設け、内環溝11と前記外環
溝8とを連通孔12にて連通せしめ、回転カップ5にエ
アを送る中継パイプ軸6の中空部13と内環溝11とを
透孔14にて連通せしめ上記微d澗隙Tと軸受筒1の外
とを排気間隙34にて連通せしめて成る静電塗装装置に
係るものであつて、その目的とするところはエアにごみ
等が混入されていても中継パイプ軸が安定して円滑に高
速回転する静電塗装装置を提供するにある。
以下本発明を実施例により詳述する。第2図乃至第4図
において5は静電気と噴射エアとにより塗料を霧化する
アルミニウムのような金属製の回転カップであつて、パ
イプ状回転軸15、第1筒体16及び第2筒体1?にて
主体が形成されている。パイプ状回転軸15の後端には
雌ねじ部18を設けてあり、スチールのような金属にて
形成せる中継パイプ軸6前端の雄ねじ部19を雌ねじ部
18に螺合して中継パイプ軸6にパイプ状回転軸15を
連結してある。パイプ状回転軸15の先端には円盤状の
基体20が一体に設けられ、パイプ状回転軸15の中空
部43先端を基体20の前壁にて閉塞しており、パイプ
状回転軸15に対して同軸状の基体20の外端周には第
1筒体16が一体に設けられている。第1筒体16は基
体20の前後に亘つて先方に順次テーパ状に拡径した内
周面を有し、第1筒体16の基体20後部内周面と基体
20前部内周面とは基体20に設けた複数個のトンネル
部21・・・にて連続されており、該トンネル部21・
・・は基体20の外周端部に円周方向に等間隔に形成さ
れている。また第1筒体16の先端には第1筒体16内
周面のテーパ傾斜をさらに急な傾斜としてナイフエッジ
部42が形成されており、第1筒体16の外方には同軸
状に配置した第2筒体ITを嵌合してあつて、第2筒体
17が第1筒体16に対して前後移動し得るようにして
ある。また第1筒体16と第2筒体ITとの先端が一致
した第2筒体ITの位置状態において、第1筒体16の
ナイフエッジ部42と第2筒体IT先端内周面とが接触
し、第1筒体16に対して第2筒体17を移動して第1
筒体16に対する第2筒体17の位置を後進せしめると
、第1筒体16外周面と第2筒体17の先端内周面との
間の筒体間隙22が順次広くなるようなテーパ関係を、
第1筒体16外周面と第2筒体17内周面とが互いに有
している。基体20にはパイプ状回転軸15の中空部4
3から外方に放射状に適数個の連通孔12・・・が設け
られ、第1筒体16外周面と第2筒体17内周面との間
に形成された環状中空室23が上記連通孔12・・・を
介してパイプ状回転軸15の中空部43に連通連結され
る。図中24は第1筒体16と第2筒体17との位置関
係を固定する止めビスであつて、第1筒体16の前後方
向に設けたスリツト9に止めビス24の先端を位置せし
めてある。25は水性塗料のような塗料の供給パイプで
あつて、先端25aより塗料が第1筒体16の基体20
後部内周面に流下せしめられるものであり、供給パイプ
25の後部は第5図に示すように塗料ポンプ及び塗料タ
ンク等よりなる塗料供給部26に連通連結され、連続的
に塗料が供給される。
なお塗料として水性塗料のような導電性の高い塗料を用
いる場合、上記塗料供給部26は高耐圧の絶縁処理が施
されたものを用いる。第1図において27は第5図に示
すエアーモータ28の前面にモータシヤフト29と同軸
状に固設せられたベークライトのような絶縁材料等の固
定筒で、該固定筒27の先端部には軸受筒1が配設せら
れ、軸受筒1先端内側には軸受リング2を嵌着してあり
、軸受リング2の後側の軸受筒1内には2個のボールベ
アリングのようなベアリング3,3が配設されており、
ベアリング3,3間には黄銅のような金属製のメタル軸
受体4を配設してある。このベアリング3,3及びメタ
ル軸受体4内には中継パイプ釉6を回転自在に挿通して
あつて、ベークライトのような絶縁材料製のモータシヤ
フト29の先端には中継パイプ軸6の後端が連結される
。また中継パイプ軸6の先端と軸受リング2との間には
微小間隙7を設けてある。この微小間隙7は、例えば中
継パイプ軸6の直径を22ψとすれば、軸受リング2の
内径を22ψ+? 胴程度にして形成するのが好ましい
中継パイ7′111116は後端部が閉塞された中空部
13を有し、中空部13後端には中継パイプ軸6の外周
面に開口する透孔14が連通されている。該透孔14の
開口部14aに対応する軸受リング2の内周面には内環
溝11が形成されている。軸受筒1内周と軸受リング2
外周との間には外環溝8を穿設してあつて、軸受リング
2の径方向に穿設した連通孔12にて外環溝8と内環溝
11とを連通せしめてある。軸受筒1には外環溝8と連
通するエア導入口10を穿孔してあつて、エア導入口1
0に第5図のように連結したエアチユーブ31を介して
高圧エアー発生源32より内外環溝11,8内に高圧空
気を送入し、さらに内環溝11より中継パイプ軸6及び
パイプ状回転軸15の中空部13,43に送入した高圧
空気を、回転カツプ5の基体20の連通孔12・・・を
介して環状中空室23に導入し、第1筒体16外周面と
第2筒体17先端内周面との間に形成された筒体間隙2
2から第1筒体16と同軸状の環筒状のジニット気流を
噴出するようにしてある。また、内環溝11からのエア
の一部は微小間隙7を通過し、更に軸受筒1の前端面に
被嵌したカバー33と軸受筒1との間の排気間隙34を
通過して外部に逃げるようにしてある。微小間隙7を設
けたので中継パイプ軸6は摩擦なく高速回転でき、微小
間隙7をエアが通過することにより、軸受筒1を冷却す
ることができ、中継パイプ軸6の回転による摩擦熱によ
る膨脹を抑え、これにより高速回転をより確実にするこ
とができ、例えば最高6万Rpm(通常は2〜数万Rp
m)もの高速回転が得ることが可能になり塗料の霧化が
良好に行なえ、また、エア導入口10からゴミなどが入
つても微小間隙7を通過するエアで吹き飛ばされてこの
微小間隙7から抜け出るから、ゴミ等が詰つて中継パイ
プ軸6の回転が止つたりせず、安定した塗装作業が行な
えるものである。ここで第1図中35はメタル軸受体4
及びベアリング3,3を軸受筒1内に固定するためのナ
ツトであり、またカバー33は中継パイプ軸6の鍔部3
6VCねじで螺合固定してあるものである。また軸受筒
1に設けた端子ねじ37は、高電圧発生発生源38に一
端が接続されたケーブルの他端を接続するためのもので
あり、被塗装物体30と上記軸受筒1、中継パイプ軸6
、パイプ状回転軸15、第1筒体16、基体20、第2
筒体17等との間に高電圧を印加する。第5図中39は
絶縁アーム棒、40はアーム支持部である。次に本発明
装置の動作を説明する。
塗料供給部26より塗料チユーブ41を介して供給パイ
プ25に塗料が供給され、供給パイプ25の先端25a
の開口より連続的に少量ずつ第1筒体16の後部内周面
に塗料が流下せしめられる。一方高圧エアー発生源32
よりエアチユーブ31を介して供給された高圧空気流は
、エアモータ28を回転せしめ、これによりパイプ状回
転軸15、基体20及び第1、第2筒体16,17、モ
ータシヤフト29、中継パイプ軸6等が高速度で回転さ
れる。そこで第1筒体16の内周面に流下された塗料は
この第1筒体16の高速回転により遠心力が働き、第1
筒体16の後部内周面に広がり乍ら同時に第1筒体16
内周面のテーパーに沿つて先端方向に薄膜状になりつつ
移動し、ついには基体20のトンネル部21・・・を通
過して第1筒体16の前部内周面に供給され、さらにこ
の第1筒体16の前部内周面においても内周方向に広が
りながらテーパーに沿つてナイフエツジ部42方向に薄
膜状となつて供給される。かくて薄膜状となつた塗料は
ナイフエツジ部42VC供給されるものであり、この塗
料が通常の油性塗料である場合、導電性が低いため容易
に帯電させることができるから、第1筒体16等に印加
された高電圧に起因する高電界の作用により静電的に霧
化され、さらにこの電界の作用により接地電位に保たれ
た被塗装物体30方向への霧化塗料の飛翔が開始される
。一方上記の塗料が水性塗料のように導電性を有する塗
料である場合、第1筒体16外周面と第2筒体17先端
内周面との間の筒体間隙22の巾を2I以下に狭くする
とともに該筒体間隙22の位置をナイフエツジ部゛42
の後方10m以内の位置にし、該筒体間隙22から噴出
されて渦巻状に流れる環筒状のジニット気流の流速を高
め、筒体間隙22から噴出される該ジニット気流の風圧
により、ナイフエツジ42に供給された水性塗料を霧化
するとともにこの霧化水性塗料に初速度を与え、さらに
前記電界の作用により霧化水性塗料を被塗装物体30方
向に飛翔せしめる。上述のようにして高電界の作用又は
、高電界とジニット気流との相乗作用により霧化された
霧化塗料は、ジニット気流により初速度が与えられると
ともに高電界の作用により加速され、被塗装物体方向に
飛翔するのであるが、同時に前記の渦巻状に流れる環筒
状のジニット気流により上記霧化塗料は包囲されること
となり、霧化塗料の不必要な方向への飛散が防止され、
霧化塗料の飛翔方向が被塗装物体方向に均一化せられる
ものである。ところで塗料が通常の油性塗料である場合
、静電霧化が容易にできるものであるから、前記渦巻状
に流れる環筒状のジニット気流の役割は、霧化塗料のさ
らなる微粒子化と、霧化塗料の広がりを一定範囲に規制
するためだけになり、特に高速のジニット気流を形成す
る必要はなく、むしろ第1筒体16に対して第2筒体1
7を後進せしめてジニット気流の噴出口となる筒体間隙
22の巾を広げ、環筒状となるジニット気流の筒厚を厚
くし、飛翔する霧化塗料の広がりを適確に規制し得るよ
うにした方が良いものである。本発明の静電塗装装置に
あつては上記のように、静電気と噴射エアとにより塗料
を霧化する回転カツプを一端に装着せる中継パイプ軸を
軸受リングとの間に微小間隙を介して軸受筒内に回転自
在に挿通してあるから、軸受筒から中継パイプ軸にエア
を供給するため軸受リングを介装してあつても微小間隙
にて中継パイプ軸と軸受リングとの間の摩擦抵抗が殆ど
なく中継パイプ軸を高速回転できて塗料の霧化が良好に
行えるものであり、しかも中継パイプ軸と軸受リングと
の間の微小間隙と軸受筒の外とを排気間隙にて連通させ
てあるので、エア導入口より導入されたエアの一部は軸
受リング内周と中継パイプ軸の間の微小間隙及び排気間
隙を介して外部に逃げ、軸受筒を冷却して中継パイプ軸
の回転による摩擦熱による膨脹を抑えることができて、
これによつても高速回転をより確実に行うようにできる
ものである。
また、エア導入口からゴミなどが入つても微小間隙を通
過するエアでゴミが吹き飛ばされて抜け出るためゴミ等
が詰つて中継パイプ軸の回転が止まつたりせず、安定し
た塗装作業が行なえるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る静電塗装装置一実施例の軸受筒部
を示す正断面図、第2図は同上の軸受筒部と他の部分と
の取付位置関係を示すための一部破断部を伴う正面図、
第3図は同上の回転カツプの左側面図、第4図は第3図
のY−Y断面図、第5図は静電塗装装置全体の配列を示
すための概略説明図である。 1・・・軸受筒、2・・・軸受リング、5・・・回転カ
ツプ、6・・・中継パイプ軸、7・・・微小間隙、8・
・・外環溝、10・・・エア導入口、11・・・内環溝
、12・・・連通孔、13・・・中空部、14・・・透
孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 軸受筒先端内側に軸受リングを取付け、静電気と噴
    射エアとにより塗料を霧化する回転カップを一端に装着
    せる中継パイプ軸を軸受リングとの間に微小間隙を介し
    て軸受筒内に回転自在に挿通し、軸受筒にエア導入口を
    設け、軸受筒内周と軸受リングとの間に外環溝を設け、
    エア導入口と外環溝とを連通せしめ、軸受リング内周と
    中継パイプ軸との間に内環溝を設け、内環溝と前記外環
    溝とを連通孔にて連通せしめ、回転カップにエアを送る
    中継パイプ軸の中空部と内環溝とを透孔にて連通せしめ
    、上記微小間隙と軸受筒の外とを排気間隙にて連通せし
    めて成る静電塗装装置。
JP55034533A 1980-03-18 1980-03-18 静電塗装装置 Expired JPS5938821B2 (ja)

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JP55034533A JPS5938821B2 (ja) 1980-03-18 1980-03-18 静電塗装装置

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JPS56130254A JPS56130254A (en) 1981-10-13
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JPS62191058A (ja) * 1986-02-14 1987-08-21 Denso Kikai Seisakusho:Kk 静電塗装法及びこれに使用する回転体

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JPS56130254A (en) 1981-10-13

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