JPS593867Y2 - モ−ルド品成形装置 - Google Patents

モ−ルド品成形装置

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Publication number
JPS593867Y2
JPS593867Y2 JP18111080U JP18111080U JPS593867Y2 JP S593867 Y2 JPS593867 Y2 JP S593867Y2 JP 18111080 U JP18111080 U JP 18111080U JP 18111080 U JP18111080 U JP 18111080U JP S593867 Y2 JPS593867 Y2 JP S593867Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
lower mold
surface plate
compressed air
product forming
Prior art date
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Expired
Application number
JP18111080U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57103813U (ja
Inventor
隆 増子
和寛 村木
Original Assignee
富士通株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士通株式会社 filed Critical 富士通株式会社
Priority to JP18111080U priority Critical patent/JPS593867Y2/ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、下定盤への下型の取り付けを浮揚可能且つ横
移動可能とし、型締めする際に下型を下定盤から浮遊状
態として上型と下型との型ずれを防止するようにしたモ
ールド金型に関する。
従来のモールド金型においては、第1図に示すように、
上型1はその上端部の上型取付板2の四隅等を取付ボル
ト3で締め付けて上定盤4の下面に直接固定されており
、下型5もその下端部の下型取付板6の四隅等を取付ボ
ルト7で締め付けて下定盤8の上面に直接固定されてい
た。
ここにおいて、ICモールド等の製品を成形するには、
下定盤8を油圧シリンダーピストン等(図示せず)でタ
イバー9に沿って押し上げ、下型5のチェスブロック1
0を上型1のチェスブロック11に密着型締めして上記
両チェスブロックの間に成形樹脂を流し込むことにより
行っていた。
この場合、モールド金型自体の寸法精度の影響や、下定
盤8の油圧シリンダーピストンによる押し上げ状況の影
響或いは下型5又は上型1の加熱(約180°C)と自
然冷却の繰返しにより、つまり伸びたり縮んだりの熱応
力により、下型5が上型1に対して相対的に取付位置が
ずれる傾向にある。
このような状態で下定盤8を押し上げると、上型1のガ
イド12による下型5のガイドピン13の誘導は円滑に
行われず該両者を変形破損するばかりでなく、上型チェ
スブロック11への下型チェスブロック10の型締めが
密着して行われずいわゆる型ずれが生じ、成形樹脂がす
き間からもれ出てしまったり、チェスブロック10.1
1の全面均一に規定のプレス圧がかからなかったりして
一定良品質のICモールド等の製品が得られなかった。
また、上記変形破損したガイド12及びガイドピン13
は、その後の使用においてはむしろ下型5をずれさせる
ように作用するので、これらを修正するか又は正規のも
のと交換し、或いは全く除去していた。
いずれにしても、余計な点検整備作業を必要とし、等に
ガイド12及びガイドピン13を除去してしまった後は
、上記の場合よりもさらに大なる型ずれを起こすおそれ
があった。
本考案は、上記欠点を除去するためになされたもので、
上型と下型との型ずれを防止するようにしたモールド金
型を提供することを目的とする。
以下、本考案の実施例を添付図面に基いて詳細に説明す
る。
本考案によるモールド金型は、第2図に示すように、基
台Gの上面にタイバー9,9が直立し、この夕・イバー
9の上端には上定盤4が固定され、この上定盤4の下面
には上型1がその上端部の上型取付板2の四隅等を取付
ボルト3で締め付けて直接固定され、さらに上記上定盤
4の下方には上記タイバー9,9を介して上下動可能と
された下定盤8が組み込まれ、この下定盤8の上面には
上記上型1と共に半導体を型締めする下型5′がその下
端部の下型取付板6′の四隅等を取付ボルト7を介して
浮揚可能且つやや横移動可能に取り付けられてなる。
なお、上記上型1の下面側には上型チェスブロック11
が、下型5′の上面側には下型チェスブロック10が設
けられ、上型1の四方隅にはガイド12が、下型5′の
四方隅には上記ガイド12と対応する位置にガイドピン
13が設けられている。
上記下型5′の下定盤8への取り付けは、第3図に示す
ように、下型取付板6′の取付孔14を取付ボルト7の
軸部径よりもやや径大とし、該ボルト7の締め付けをき
つくせずにボルト頭部下面と下型取付板6′の上面との
間にやや間隙15をあけて取り付けられている。
従って、上型5′は上記間隙15内にて上下移動可能と
なり、且つ取付孔14の径と取付ボルト7の径との差の
範囲内で横移動も可能となる。
なお、上記ボルト7の代りに適宜のピンを用いてもよい
上記下型取付板6′の下面中央部には、第4図に示すよ
うに、例えば円形で適宜の深さ鉄膜された空気たまり部
16が形成され、下型取付板6′の板厚内には、その側
面に圧縮空気注入口17を有し上記空気たまり部16に
圧縮空気噴出口18を有する圧縮空気給送路19が穿設
されている。
なお、上記空気たまり部16の形状は円形に限られず楕
円又は矩形等であってもよく、さらに下型取付板6′の
下面に複数箇所設けてもよい。
上記圧縮空気注入口17に適宜のエアーパイプ20等を
接続して、工場作業用等の圧縮空気を給送すると、上記
噴出口18から圧縮空気が空気たまり部16内に噴出し
て該空気たまり部16に作用する全圧力で下型5′を浮
かし、いわゆるホバークラフトの原理で下型5′全体を
浮遊状態とすることができる。
なお、この場合の空気たまり部16の面積及び圧縮空気
の圧力は、下型5′の重量を浮揚しうるように適宜選択
すればよい。
例えば、下型5′の重量が450 kgであれば、空気
たまり部16の面積を200 cm”とし、圧縮空気の
圧力を5kg/cm2とすれば十分である。
次に、本考案によるモールド金型を使用してICモール
ド等の製品を成形することについて説明する。
まず、第2図において、ICモールド等のリードフレー
ムを下型チェスブロック10の上面の所定位置に載置す
る。
この状態で油圧シリンダーピストン等で下定盤8の下面
を押し上げ、下型5′全体を上方に押し上げる。
そして、上型チェスブロック11と下型チェスブロック
10との間隔が10〜20 mm程度となって下型5′
のガイドピン13が上型1のガイド12を覗いたところ
で、その位置をマイクロスイッチ、光電管等の適宜の位
置検出装置で検出し、エアーパイプ20へ工場作業用等
の圧縮空気を給送する。
この圧縮空気は、第4図に示すように、下型5′の下型
取付板6′側面の圧縮空気注入口17から圧縮空気給送
路19へ流入し、その噴出口18から空気たまり部16
内へ下向きに噴出して該空気たまり部16に作用する全
圧力で下型5′を下定盤8から約0.1mm程度浮揚さ
せる。
上記噴出後の圧縮空気は、第3図に示すように、下型取
付板6′と下定盤8との浮揚間隙21を通って西側方へ
流出する。
上記浮揚させられた下型5′は、取付ボルト7のボルト
頭部下の間隙15と径大の取付孔14との間で上下左右
方向に移動可能とされ浮遊状態となっているので、たと
え下定盤8が上定盤4に対しずれていても、下型5′の
ガイドピン13は上型1のガイド12の案内孔に上下左
右移動しながら正しく軸線を合せることができる。
このような状態でさらに下定盤8を押し上げていくと、
下型5′は、ガイド12によるガイドピン13の誘導に
より、上型1との正しい位置関係を保持しつつ上型1に
密着型締めされる。
従って、上型チェスブロック11と下型チェスブロック
10との型ずれを全く除去することができる。
なお、上型1と下型5′とが型締めされたならば、その
状態を示す警報灯の点灯などから信号をとって、上記エ
アパイプ20への圧縮空気の給送を止めることが望まし
い。
このような状態で、下型5′に設けられたランナー板(
図示せず)の樹脂だめに樹脂を落とし、第2図に示すプ
ランジャー22で上記樹脂をプレスして上下のチェスブ
ロック10.11の間に形成されたICモールド等のキ
ャビティに成形樹脂を流し込めば製品が出来上がる。
なお、第2図において、符号23.24はプランジャー
22のそれぞれ上死点、下死点のリミットスイッチを示
し、符号25゜26は下定盤8を押し上げる油圧シリン
ダーピストンのそれぞれ上昇端、下降端のリミットスイ
ッチを示す。
本考案は以上のように構成されたので、下型5が上型1
に型締めする際に下型5′を浮遊状態とすることにより
、下定盤8のずれ等にかかわらずガイド12及びガイド
ピン13の誘導により下型5′を上型1に正しく密着型
締めすることができ、上型チェスブロック11と下型チ
ェスブロック10との型ずれを完全に防止することがで
きる。
従って、成形樹脂が上記両チェスブロック10.11の
間からもれ出たり、該両チェスブロック10,11の全
面均一に規定のプレス圧がかからなかったりすることを
防止して、寸法精度の高い一定良品質のICモールド等
の製品を成形することができる。
また、ガイドピン13はガイド12にスムーズに軸線を
合すことができるので、該ガイドピン13やガイド12
を変形破損することはなく、余計な点検整備作業を不要
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のモールド金型の要部を示す一部断面正面
図、第2図は本考案によるモールド金型の全体を示す正
面図、第3図はその要部を示す一部断面正面図、第4図
は下型最下面の空気たまり部及びそれに至る圧縮空気給
送路を示す下型の縦断面図である。 1・・・上型、4・・・上定盤、5,5′・・・下型、
6,6′・・・下型取付板、7・・・取付ボルト、B・
・・下定盤、9・・・タイバー、14・・・取付孔、1
5・・・間隙、16・・・空気たまり部、18・・・圧
縮空気噴出口、19・・・圧縮空気給送路、20・・・
エアパイプ、21・・・浮揚間隙、G・・・基台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台の上方にタイバーを支柱として設けられた上定盤の
    下面に固定された上型と、タイバーを介して上下動可能
    に設けられた下定盤の上面に固定された下型と、上記上
    型と下型との型締めに際して当該上型、下型を位置決め
    するガイド手段とを有するモールド品成形装置において
    、上記下型を浮揚可能、かつ横移動可能に取りつけると
    共に、上記下型の最下面には圧縮空気噴出部が形成され
    、該下型を上型に型締めする際に上記下定盤上面と下型
    の最下面との間に圧縮空気を給送して下型を下定盤から
    浮上させる浮上手段を設けたことを特徴とするモールド
    品成形装置。
JP18111080U 1980-12-17 1980-12-17 モ−ルド品成形装置 Expired JPS593867Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18111080U JPS593867Y2 (ja) 1980-12-17 1980-12-17 モ−ルド品成形装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP18111080U JPS593867Y2 (ja) 1980-12-17 1980-12-17 モ−ルド品成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57103813U JPS57103813U (ja) 1982-06-26
JPS593867Y2 true JPS593867Y2 (ja) 1984-02-03

Family

ID=29978296

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JP18111080U Expired JPS593867Y2 (ja) 1980-12-17 1980-12-17 モ−ルド品成形装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1985001012A1 (en) * 1983-08-22 1985-03-14 Kohtaki, Inc. Press apparatus having working surface constituted by floating plate

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JPS57103813U (ja) 1982-06-26

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