JP2001096588A - 射出成形用型締装置 - Google Patents
射出成形用型締装置Info
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- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/40—Removing or ejecting moulded articles
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D17/00—Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
- B22D17/20—Accessories: Details
- B22D17/26—Mechanisms or devices for locking or opening dies
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 下型６１に対して上型６０を上下に接離動作
させる型駆動手段と、成形品５を離型させるため前記下
型６１に内蔵されるノックアウト装置７を作動させるエ
ジェクタ装置２とを具備する型締装置１において、エジ
ェクタ装置２の占有する高さを小さくすると共に、この
型締装置１の移設又は移動を容易にすること。 【解決手段】 前記エジェクタ装置２は、下型６１取付
用の下部固定盤１２を上下に貫通するエジェクタピン２
０，２０を備えた昇降体と、該昇降体を上下移動させ且
つ前記昇降体の側部に配設された駆動体とを具備する、
射出成形用型締装置。
させる型駆動手段と、成形品５を離型させるため前記下
型６１に内蔵されるノックアウト装置７を作動させるエ
ジェクタ装置２とを具備する型締装置１において、エジ
ェクタ装置２の占有する高さを小さくすると共に、この
型締装置１の移設又は移動を容易にすること。 【解決手段】 前記エジェクタ装置２は、下型６１取付
用の下部固定盤１２を上下に貫通するエジェクタピン２
０，２０を備えた昇降体と、該昇降体を上下移動させ且
つ前記昇降体の側部に配設された駆動体とを具備する、
射出成形用型締装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形、射出プ
レス成形等の成形を含む射出成形用の型締装置であっ
て、下型に対して上型を上下に接離動作させる型駆動手
段と、成形後に下型から成形品を離型させるためのノッ
クアウト装置を作動させるエジェクタ装置を具備する型
締装置に関する。
レス成形等の成形を含む射出成形用の型締装置であっ
て、下型に対して上型を上下に接離動作させる型駆動手
段と、成形後に下型から成形品を離型させるためのノッ
クアウト装置を作動させるエジェクタ装置を具備する型
締装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図１は、射出成形機の型締装置として用
いられる従来の型締装置の概略側面図を示している。こ
の型締装置１は、上部固定盤１５に設けた型締シリンダ
１０によって昇降駆動される上型６０を取付けられるた
めの移動盤１１と、下型６１が取付けられる下部固定盤
１２とからなる型締機構部分と、前記下部固定盤１２の
下方に設けられ、前記下型６１及び下部固定盤１２を上
下に貫通する複数のエジェクタピン２０，２０を備えた
エジェクタブロック３０と、これを昇降移動させる油圧
式シリンダ４とが上下方向に直列に連設されたエジェク
タ装置２とからなっており、前記上型６０及び下型６１
が型締めされた状態で成形されると所定のタイミングで
前記エジェクタ装置が作動する。下型６１にはノックア
ウトピン７１，７１と突き出し板７２とからなるノック
アウト装置７が内蔵されていることから、前記エジェク
タ装置２の油圧シリンダ４の駆動によりエジェクタピン
２０，２０によって前記エジェクタ装置７の突き出し板
７２が押上げられ、図１に示されるように、成形品５は
ノックアウトピン７１，７１によって突き上げられて下
型６１から離型される。この例において、前記エジェク
タ装置２の占有高さとして、前記エジェクタブロック３
０と油圧式シリンダ４の高さに加えて、前記油圧式シリ
ンダ４の上下方向への作動域を確保する必要があるた
め、このエジェクタ装置２を型締装置１の下部固定盤１
２の下方に設ける場合、前記型締装置１も必然的に大き
なものとなる。そのため、図１に示されるように、設置
床面９を掘り下げて設けられるピット９０内に油圧シリ
ンダ４収容させて、該型締装置１の作業面の位置を低く
することにより、製品の取出等のため他の関連機械との
連係を円滑にしている。しかし、エジェクタ装置２の油
圧シリンダ４が型締装置１のベース部よりも下方に突出
するため、製造ラインの変更や工場内で配置替え等によ
って前記型締装置１を移設する際に、新たにピット９０
を設けなければならず、また、前記エジェクタ装置２の
解体及び再組立等の作業が必要となるため、大掛かりな
工事となり作業コスト及び手間がかかる。また、油圧シ
リンダ４がピット９０に収容されているため、エジェク
タ装置２の保守、点検及び修理も面倒なものとなってい
る。
いられる従来の型締装置の概略側面図を示している。こ
の型締装置１は、上部固定盤１５に設けた型締シリンダ
１０によって昇降駆動される上型６０を取付けられるた
めの移動盤１１と、下型６１が取付けられる下部固定盤
１２とからなる型締機構部分と、前記下部固定盤１２の
下方に設けられ、前記下型６１及び下部固定盤１２を上
下に貫通する複数のエジェクタピン２０，２０を備えた
エジェクタブロック３０と、これを昇降移動させる油圧
式シリンダ４とが上下方向に直列に連設されたエジェク
タ装置２とからなっており、前記上型６０及び下型６１
が型締めされた状態で成形されると所定のタイミングで
前記エジェクタ装置が作動する。下型６１にはノックア
ウトピン７１，７１と突き出し板７２とからなるノック
アウト装置７が内蔵されていることから、前記エジェク
タ装置２の油圧シリンダ４の駆動によりエジェクタピン
２０，２０によって前記エジェクタ装置７の突き出し板
７２が押上げられ、図１に示されるように、成形品５は
ノックアウトピン７１，７１によって突き上げられて下
型６１から離型される。この例において、前記エジェク
タ装置２の占有高さとして、前記エジェクタブロック３
０と油圧式シリンダ４の高さに加えて、前記油圧式シリ
ンダ４の上下方向への作動域を確保する必要があるた
め、このエジェクタ装置２を型締装置１の下部固定盤１
２の下方に設ける場合、前記型締装置１も必然的に大き
なものとなる。そのため、図１に示されるように、設置
床面９を掘り下げて設けられるピット９０内に油圧シリ
ンダ４収容させて、該型締装置１の作業面の位置を低く
することにより、製品の取出等のため他の関連機械との
連係を円滑にしている。しかし、エジェクタ装置２の油
圧シリンダ４が型締装置１のベース部よりも下方に突出
するため、製造ラインの変更や工場内で配置替え等によ
って前記型締装置１を移設する際に、新たにピット９０
を設けなければならず、また、前記エジェクタ装置２の
解体及び再組立等の作業が必要となるため、大掛かりな
工事となり作業コスト及び手間がかかる。また、油圧シ
リンダ４がピット９０に収容されているため、エジェク
タ装置２の保守、点検及び修理も面倒なものとなってい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、『下型に対
して上型を上下に接離動作させる型駆動手段と、成形品
を離型させるため前記下型に内蔵されるノックアウト装
置を作動させるエジェクタ装置とを具備する型締装置』
において、エジェクタ装置の占有する高さを小さくする
と共に、この型締装置の移設又は移動を容易にすること
を課題とする。
して上型を上下に接離動作させる型駆動手段と、成形品
を離型させるため前記下型に内蔵されるノックアウト装
置を作動させるエジェクタ装置とを具備する型締装置』
において、エジェクタ装置の占有する高さを小さくする
と共に、この型締装置の移設又は移動を容易にすること
を課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】＊１項 上記課題を解決するための本発明の技術的手段は、『前
記エジェクタ装置は、下型取付用の下部固定盤を上下に
貫通するエジェクタピンを備えた昇降体と、該昇降体を
上下移動させ且つ前記昇降体の側部に配設された駆動体
とを具備する』ことである。
記エジェクタ装置は、下型取付用の下部固定盤を上下に
貫通するエジェクタピンを備えた昇降体と、該昇降体を
上下移動させ且つ前記昇降体の側部に配設された駆動体
とを具備する』ことである。
【０００５】上記技術的手段は次のように作用する。
【０００６】上記手段によれば、エジェクタピンを備え
た昇降体に対して、これを上下移動させる駆動体が側方
に配設されるため、エジェクタ装置の占める高さ寸法は
従来よりも小さくなり、結果として、このエジェクタ装
置を配設する型締装置全体の高さも低くでき、作業面の
位置も低くなる。また、前記駆動体が下方に大きく突出
することはない。従って、型締装置の設置床面にピット
を設ける必要がないため、該型締装置の設置と共に移設
が容易となる。 ［その他］ ＊２項 １項において、『前記駆動体は、複数のシリンダから構
成されており、前記昇降体の両側の端部と前記シリンダ
とが取外し可能に連結されている』ことにより、駆動体
が複数のシリンダであると共に昇降体の両側の端部に連
結されているため、前記昇降体は安定的に上下移動され
る。また、各シリンダへ供給される油圧力も小さくてよ
い。前記シリンダは取外し可能であるため、エジェクタ
装置の修理、整備保守が容易である。 ＊３項 １項又は２項において、『前記エジェクタ装置は、前記
下部固定盤の下方に配設されている』ことにより、離型
しようとする成形品に対して離型方向の力が同方向に直
接作用するため、離型に要する動力が小さくてよい。
た昇降体に対して、これを上下移動させる駆動体が側方
に配設されるため、エジェクタ装置の占める高さ寸法は
従来よりも小さくなり、結果として、このエジェクタ装
置を配設する型締装置全体の高さも低くでき、作業面の
位置も低くなる。また、前記駆動体が下方に大きく突出
することはない。従って、型締装置の設置床面にピット
を設ける必要がないため、該型締装置の設置と共に移設
が容易となる。 ［その他］ ＊２項 １項において、『前記駆動体は、複数のシリンダから構
成されており、前記昇降体の両側の端部と前記シリンダ
とが取外し可能に連結されている』ことにより、駆動体
が複数のシリンダであると共に昇降体の両側の端部に連
結されているため、前記昇降体は安定的に上下移動され
る。また、各シリンダへ供給される油圧力も小さくてよ
い。前記シリンダは取外し可能であるため、エジェクタ
装置の修理、整備保守が容易である。 ＊３項 １項又は２項において、『前記エジェクタ装置は、前記
下部固定盤の下方に配設されている』ことにより、離型
しようとする成形品に対して離型方向の力が同方向に直
接作用するため、離型に要する動力が小さくてよい。
【０００７】
【発明の効果】本発明は、上記構成であるから次の特有
の効果を有する。
の効果を有する。
【０００８】エジェクタ装置の占有高さが低くなるか
ら、型締装置全体の高さが小さくなるため、従来、前記
型締装置の作業面の位置を低くするために型締装置の設
置床面に設けていたピットが不要となり、該型締装置の
設置及び移設が容易となる。
ら、型締装置全体の高さが小さくなるため、従来、前記
型締装置の作業面の位置を低くするために型締装置の設
置床面に設けていたピットが不要となり、該型締装置の
設置及び移設が容易となる。
【０００９】また、上記の効果に加えて、２項の場合に
は、昇降体が安定的に上下移動されると共に、エジェク
タ装置の修理、整備保守が容易である。３項の場合に
は、離型に要する動力が小さくてよい。
は、昇降体が安定的に上下移動されると共に、エジェク
タ装置の修理、整備保守が容易である。３項の場合に
は、離型に要する動力が小さくてよい。
【００１０】
【発明の実施の形態】次に、上記した本発明の実施例を
図面に従って詳述する。
図面に従って詳述する。
【００１１】図４、図５に示すように、本発明の実施の
形態にかかる型締装置１は、下型６１を固定する下部固
定盤１２と、上型６０が取付けられると共に前記下型６
１に対して前記上型６０を上下に接離動作させる移動盤
１１と、前記下部固定盤１２の下方に設けられていて、
成形後に前記下型６１に内蔵されるノックアウト装置７
を押上げ、から成形品５を突き上げて離型させるエジェ
クタピン２０，２０を具備するエジェクタ装置２とから
構成されている。 ＊ 型締装置１ 図４、図５に示すように、型締装置１は、前記移動盤１
１、下部固定盤１２及びエジェクタ装置２に加えて、前
記下部固定盤１２の外周の四隅に立設された支柱１４，
１４によって支えられる上部固定盤１５、及び、前記移
動盤１１の駆動源である油圧式の型締シリンダ１０が設
けられている。前記移動盤１１は前記型締シリンダ１０
の出力軸１３に取付けられており、型締シリンダ１０の
作動に対応して昇降駆動される。前記下部固定盤１２に
は、後述のエジェクタ装置２に具備されるエジェクタピ
ン２０，２０を挿通させる貫通孔１２０，１２０と、前
記エジェクタ装置２の駆動体である油圧シリンダ４，４
の上昇時にその頭部４３を逃がす凹部１２１，１２１が
所定の位置に設けられている。 ＊ノックアウト装置７ 図４に示すように、前記下部固定盤１２に固定された下
型６１には、後述のエジェクタ装置２に連動して前記下
型６１の表面から突出して成形品５を突き上げるノック
アウトピン７１，７１と、これを具備する突き出し板７
２からなるノックアウト装置７が内蔵されている。ま
た、ノックアウトピン７１，７１は下型６１に設けられ
た貫通孔６１０，６１０を挿通し、前記突き出し板７２
が降下位置にあるときには、その先端が前記下型６１の
表面と一致するように設定されている。前記突き出し板
７２は、下型６１の下面に設けた凹部に収容されている
から、前記降下位置から一定ストローク上昇できる。 ＊ エジェクタ装置２ 図２、図３に示すように、エジェクタ装置２は、複数の
棒状のエジェクタピン２０，２０を備えた昇降プレート
３と、この昇降プレート３の左右の端部にそれぞれ連結
される２つの油圧シリンダ４，４とから構成されてい
る。前記昇降プレート３は、矩形状の板であり、その両
側端部には切欠が設けられ、この切欠が油圧シリンダ４
の胴部に外嵌して、前記胴部中央から張り出すつば部４
２にネジ止めされている。前記昇降プレート３には、前
記エジェクタピン２０，２０が所定に間隔を空けて千鳥
格子状に配設されており、下型６１に内蔵されるノック
アウト装置７の突き上げ板７２に当接し昇降し得るよう
に設定されている。前記油圧シリンダ４は、シリンダ４
１内に収容されたピストンに連結されるロッド４５と、
シリンダ４１にオイルを供給する油圧回路とからなり、
前記ロッド４５のロッドカバー４６が型締装置１のベー
ス部分となる取付板２３に固定されている。
形態にかかる型締装置１は、下型６１を固定する下部固
定盤１２と、上型６０が取付けられると共に前記下型６
１に対して前記上型６０を上下に接離動作させる移動盤
１１と、前記下部固定盤１２の下方に設けられていて、
成形後に前記下型６１に内蔵されるノックアウト装置７
を押上げ、から成形品５を突き上げて離型させるエジェ
クタピン２０，２０を具備するエジェクタ装置２とから
構成されている。 ＊ 型締装置１ 図４、図５に示すように、型締装置１は、前記移動盤１
１、下部固定盤１２及びエジェクタ装置２に加えて、前
記下部固定盤１２の外周の四隅に立設された支柱１４，
１４によって支えられる上部固定盤１５、及び、前記移
動盤１１の駆動源である油圧式の型締シリンダ１０が設
けられている。前記移動盤１１は前記型締シリンダ１０
の出力軸１３に取付けられており、型締シリンダ１０の
作動に対応して昇降駆動される。前記下部固定盤１２に
は、後述のエジェクタ装置２に具備されるエジェクタピ
ン２０，２０を挿通させる貫通孔１２０，１２０と、前
記エジェクタ装置２の駆動体である油圧シリンダ４，４
の上昇時にその頭部４３を逃がす凹部１２１，１２１が
所定の位置に設けられている。 ＊ノックアウト装置７ 図４に示すように、前記下部固定盤１２に固定された下
型６１には、後述のエジェクタ装置２に連動して前記下
型６１の表面から突出して成形品５を突き上げるノック
アウトピン７１，７１と、これを具備する突き出し板７
２からなるノックアウト装置７が内蔵されている。ま
た、ノックアウトピン７１，７１は下型６１に設けられ
た貫通孔６１０，６１０を挿通し、前記突き出し板７２
が降下位置にあるときには、その先端が前記下型６１の
表面と一致するように設定されている。前記突き出し板
７２は、下型６１の下面に設けた凹部に収容されている
から、前記降下位置から一定ストローク上昇できる。 ＊ エジェクタ装置２ 図２、図３に示すように、エジェクタ装置２は、複数の
棒状のエジェクタピン２０，２０を備えた昇降プレート
３と、この昇降プレート３の左右の端部にそれぞれ連結
される２つの油圧シリンダ４，４とから構成されてい
る。前記昇降プレート３は、矩形状の板であり、その両
側端部には切欠が設けられ、この切欠が油圧シリンダ４
の胴部に外嵌して、前記胴部中央から張り出すつば部４
２にネジ止めされている。前記昇降プレート３には、前
記エジェクタピン２０，２０が所定に間隔を空けて千鳥
格子状に配設されており、下型６１に内蔵されるノック
アウト装置７の突き上げ板７２に当接し昇降し得るよう
に設定されている。前記油圧シリンダ４は、シリンダ４
１内に収容されたピストンに連結されるロッド４５と、
シリンダ４１にオイルを供給する油圧回路とからなり、
前記ロッド４５のロッドカバー４６が型締装置１のベー
ス部分となる取付板２３に固定されている。
【００１２】前記油圧シリンダ４へ供給される油圧力
は、油圧回路制御弁４０によって制御されており、ロッ
ド４５がシリンダ４１から進出する正出力状態では昇降
プレート３が下部固定盤１２に設けたストッパ１２２に
当接するまでシリンダ４１が上昇し、ロッド４５がシリ
ンダ４１内に後退する逆出力状態ではシリンダ４１の下
端ブロック４４がロッドカバー４６に設けたストッパ４
７と当接する。
は、油圧回路制御弁４０によって制御されており、ロッ
ド４５がシリンダ４１から進出する正出力状態では昇降
プレート３が下部固定盤１２に設けたストッパ１２２に
当接するまでシリンダ４１が上昇し、ロッド４５がシリ
ンダ４１内に後退する逆出力状態ではシリンダ４１の下
端ブロック４４がロッドカバー４６に設けたストッパ４
７と当接する。
【００１３】昇降プレート３の昇降ガイドとして、４つ
のガイドポスト２１，２１が前記昇降プレート３のコー
ナー部を挿通すると共に、その上端は型締装置１の下部
固定盤１２に取付けられ、その下端は前記取付板２３に
固定されている。 ＊型締装置の使用の実際 次に、上記型締装置１と射出機６とから構成される射出
成形装置を例にあげて、射出プレス成形の実際について
説明する。
のガイドポスト２１，２１が前記昇降プレート３のコー
ナー部を挿通すると共に、その上端は型締装置１の下部
固定盤１２に取付けられ、その下端は前記取付板２３に
固定されている。 ＊型締装置の使用の実際 次に、上記型締装置１と射出機６とから構成される射出
成形装置を例にあげて、射出プレス成形の実際について
説明する。
【００１４】図５に示すように、射出機６は、型締装置
１の上型６０に形成されるホットランナー６０１に溶融
樹脂を射出するための射出ノズル６３を備えたバレル６
２が取付けられた横射出式射出機である。
１の上型６０に形成されるホットランナー６０１に溶融
樹脂を射出するための射出ノズル６３を備えたバレル６
２が取付けられた横射出式射出機である。
【００１５】成形が開始されると、型締シリンダ１０へ
によって移動盤１１が降下駆動され、上型６０と下型６
１とが所定の間隔になった時点で一旦停止される。
によって移動盤１１が降下駆動され、上型６０と下型６
１とが所定の間隔になった時点で一旦停止される。
【００１６】次に、射出機６の射出ノズル６３が前記上
型６０に設けられたホットランナー６０１の入口と当接
するように前記バレル６２が移動され、溶融樹脂が射出
され、所定の量の溶融樹脂が金型６０，６１の内部（キ
ャビティ）に供給された時点で射出を停止させ、射出機
６は型締装置１から速やかに離反される。
型６０に設けられたホットランナー６０１の入口と当接
するように前記バレル６２が移動され、溶融樹脂が射出
され、所定の量の溶融樹脂が金型６０，６１の内部（キ
ャビティ）に供給された時点で射出を停止させ、射出機
６は型締装置１から速やかに離反される。
【００１７】続いて、停止された状態の移動盤１１をさ
らに降下駆動させて、金型６０，６１を完全に閉じ、そ
の内部の樹脂をキャビティ内に押し広げ、加圧して賦形
させる。賦形された樹脂が完全に硬化した後、前記移動
盤１１を上昇駆動させて上型６０と下型６１とを離反さ
せる。このとき、樹脂が硬化されてなる成形品５は下型
６１に保持された状態である。次に、エジェクタ装置２
の油圧シリンダ４，４に油圧回路制御弁４０を通じてオ
イルが正出力状態に供給されると、ロッド４５がシリン
ダ４１から進出されてシリンダ４１が押上げられ、図４
の想像線で示されるように、前記シリンダ４１のつば部
４２に取付けられた昇降プレート３も上昇される。これ
により、エジェクタピン２０，２０が下部固定盤１２か
ら突出されて下型６１に内蔵されたノックアウト装置７
の突き出し板７２を押上げるため、前記突き出し板７２
に配設されたノックアウトピン７１，７１が下型６１表
面から突出され、これに保持された成形品５を突き上げ
て離型させる。前記離型後、油圧回路制御弁４０による
オイル供給回路を逆転して油圧シリンダ４，４を逆出力
状態としロッド４５をシリンダ４１内に後退させる。こ
れにより、下型６１から突出されたノックアウトピン７
１，７１は、その先端が下型６１の表面と一致する位置
まで下降される。 ＊ その他 上記実施の形態では、エジェクタ装置２の昇降プレート
３を上下移動させる駆動体として油圧シリンダ４を用い
ているが、駆動体としてエアシリンダをはじめ、カム
式、レバー式、ラック＆オピニオン、リニアモーター式
等を用いるものであってもよい。また、前記駆動体はそ
の全体がエジェクタピン２０を備えた昇降プレート３の
側部にある必要はなく、図６に示すように、例えば前記
昇降プレート３の下方に配置された直線駆動機８１とこ
れに連動して昇降運動する昇降機８０とから構成される
駆動体のように、その一部が昇降プレート３の側部以外
に配置されるものであってもよい。
らに降下駆動させて、金型６０，６１を完全に閉じ、そ
の内部の樹脂をキャビティ内に押し広げ、加圧して賦形
させる。賦形された樹脂が完全に硬化した後、前記移動
盤１１を上昇駆動させて上型６０と下型６１とを離反さ
せる。このとき、樹脂が硬化されてなる成形品５は下型
６１に保持された状態である。次に、エジェクタ装置２
の油圧シリンダ４，４に油圧回路制御弁４０を通じてオ
イルが正出力状態に供給されると、ロッド４５がシリン
ダ４１から進出されてシリンダ４１が押上げられ、図４
の想像線で示されるように、前記シリンダ４１のつば部
４２に取付けられた昇降プレート３も上昇される。これ
により、エジェクタピン２０，２０が下部固定盤１２か
ら突出されて下型６１に内蔵されたノックアウト装置７
の突き出し板７２を押上げるため、前記突き出し板７２
に配設されたノックアウトピン７１，７１が下型６１表
面から突出され、これに保持された成形品５を突き上げ
て離型させる。前記離型後、油圧回路制御弁４０による
オイル供給回路を逆転して油圧シリンダ４，４を逆出力
状態としロッド４５をシリンダ４１内に後退させる。こ
れにより、下型６１から突出されたノックアウトピン７
１，７１は、その先端が下型６１の表面と一致する位置
まで下降される。 ＊ その他 上記実施の形態では、エジェクタ装置２の昇降プレート
３を上下移動させる駆動体として油圧シリンダ４を用い
ているが、駆動体としてエアシリンダをはじめ、カム
式、レバー式、ラック＆オピニオン、リニアモーター式
等を用いるものであってもよい。また、前記駆動体はそ
の全体がエジェクタピン２０を備えた昇降プレート３の
側部にある必要はなく、図６に示すように、例えば前記
昇降プレート３の下方に配置された直線駆動機８１とこ
れに連動して昇降運動する昇降機８０とから構成される
駆動体のように、その一部が昇降プレート３の側部以外
に配置されるものであってもよい。
【図１】従来例の型締装置の概略図
【図２】本発明実施の形態の型締装置に用いられるエジ
ェクタ装置の部分断面図
ェクタ装置の部分断面図
【図３】エジェクタ装置の側面図
【図４】型締装置の下部の部分断面図
【図５】射出成型装置の概略図
【図６】型締装置に用いられるエジェクタ装置の概略図
(1)・・・型締装置、(11)・・・移動盤、(12)・・・下部固定盤、
(2)・・・エジェクタ装置、(20)・・・エジェクタピン、(21)・
・・ガイドポスト、(3)・・・昇降プレート、(4)・・・油圧シリ
ンダ、(5)・・・成形品、(60)・・・上型、(61)・・・下型、(7)・
・・ノックアウト装置、(71)・・・ノックアウトピン、(9)・・
・設置床面
(2)・・・エジェクタ装置、(20)・・・エジェクタピン、(21)・
・・ガイドポスト、(3)・・・昇降プレート、(4)・・・油圧シリ
ンダ、(5)・・・成形品、(60)・・・上型、(61)・・・下型、(7)・
・・ノックアウト装置、(71)・・・ノックアウトピン、(9)・・
・設置床面
フロントページの続き (72)発明者 北山 威夫 大阪府高槻市塚原２丁目10番１号 住友化 学工業株式会社内 Ｆターム(参考） 4F202 CA11 CB01 CL12 CM02
Claims (3)
- 【請求項１】 下型に対して上型を上下に接離動作させ
る型駆動手段と、成形品を離型させるため前記下型に内
蔵されるノックアウト装置を作動させるエジェクタ装置
とを具備する射出成形用型締装置において、前記エジェ
クタ装置は、下型取付用の下部固定盤を上下に貫通する
エジェクタピンを備えた昇降体と、該昇降体を上下移動
させ且つ前記昇降体の側部に配設された駆動体とを具備
する、射出成形用型締装置。 - 【請求項２】 請求項１において、前記駆動体は、複数
のシリンダから構成されており、前記昇降体の両側の端
部と前記シリンダとが取外し可能に連結されている、射
出成形用型締装置。 - 【請求項３】 請求項１又は２において、前記エジェク
タ装置は、前記下部固定盤の下方に配設されている、射
出成形用型締装置。
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ID=17658704
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1999
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-
2000
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- 2000-10-03 TW TW089120578A patent/TW476698B/zh not_active IP Right Cessation
- 2000-10-04 KR KR1020000058209A patent/KR20010050838A/ko not_active Application Discontinuation
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