JPS5938665B2 - フルオ−トプレ−ヤ ノ モ−ドケンシユツソウチ - Google Patents

フルオ−トプレ−ヤ ノ モ−ドケンシユツソウチ

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JPS5938665B2
JPS5938665B2 JP15089875A JP15089875A JPS5938665B2 JP S5938665 B2 JPS5938665 B2 JP S5938665B2 JP 15089875 A JP15089875 A JP 15089875A JP 15089875 A JP15089875 A JP 15089875A JP S5938665 B2 JPS5938665 B2 JP S5938665B2
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circuit
mode
signal
drive gear
lead
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進 星見
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は第1、第2の一対の欠歯部及び、第1、第2の
一対のクラッチを有するドライブギヤを用い、ストップ
モード又はプレイモードでは第1欠歯部又は第2欠歯部
をセンターギヤに対応させた状態でドライブギヤを停止
させ、第1クラッチ又は第2クラッチを所定状態に動作
させることによつて、ドライブギヤをセンターギヤに係
合させてこのドライブギヤを第1及び第2欠歯部間で回
転させることにより、トーンアームをリードイン又はリ
ターン駆動させるようにしたフルオートプレーヤのモー
ド検出装置に関するものである。
従来のフルオートプレーヤでは現在実行モードを例えば
マイクロスイッチの如き電気スイッチで検出して、表示
ランプを点灯するようなものがなかつた。なお従来のメ
カニカルフルオートプレーヤでは、マニアル操作レバー
の操作位置によつて現在のモードを表示していたが、そ
のマニアル操作レバーの操作位置によるモード表示は使
用者が非常に見にくく、操作しにくいものであつた。
この為往々にして、現在実行中のモードからは直ちに移
行することが出来ないモードヘマニアル操作レバーを誤
操作してしまうことがあつて、メカニカルフルオート機
構の動きが現在実行中のモードを決定しているドライブ
ギヤの動きと一致しない誤動作を招いてしまい、メカニ
カルフルオート機構に無理な動きを与えてしまつて、著
しい騒音を発生させるばかりか故障の原因にもなつてし
まう欠陥があつた。本発明は上述の如き欠陥を是正すべ
く発明されたものであつて、使用者が操作し易いように
現在実行中のモードを極めて明確に表示することが出来
る。
しかもその表示はドライブギヤの動きに完全に一致され
た正確なモード検出に基づいてなされたものである。即
ち、本発明は、 (a)、上記第1欠歯部と上記第2欠歯部との位相角度
にほぼ対応された角度範囲内に亘つて上記ドライブギヤ
の周面に形成された大きな第1の切欠き例えば後述する
切欠部70と、(b)、上記第1欠歯部と上記第2欠歯
部との位相とほぼ同一位相で上記ドライブギヤの周面の
2箇所に形成された小さな第2、第3の切欠き、例えば
後述する切欠部71a,71b、(c)、上記第1の切
欠きの位置検出によつて上記ドライブギヤの1周期中の
所定の半周期を各各識別させる為の第1の電気スイツチ
、例えば後述するマイクロスイツチMAl(d)、上記
第2、第3の切欠きのうち何れか一方の位置検出によつ
て上記ドライブギヤの回転状態と停止状態とを識別させ
る第2の電気スイツチ、例えば後述するマイクロスイツ
チMB、(e)、上記第1の電気スイツチ及び第2の電
気スイツチにより表示される発光表示体、例えば後述す
るランプLl,L2,L3、とを夫々具備し、上記第1
の電気スイツチ及び第2の電気スイツチにより上記ドラ
イブギヤの動きと完全に一致された現在実行モードを検
出すると共にその現在実行モードを上記発光表示体で表
示させるように構成したことを特徴とするフルオートプ
レーヤのモード検出装置である。
このように構成された本発明によれば、一対の欠歯部及
びクラツチを有することにより、ストツプモード及びプ
レイモードでは夫々回転を停止し、リードインモード及
びリターンモードでは夫々所定角度分の回転を行うと言
う、2つの回転停止状態並びに2つの回転作動状態との
合計4つの状態を提供するドライブギヤを有効に利用し
、このドライブギヤの周面に形成された合計3つの切欠
きの位置を2つの電気スイツチで検出することにより、
現在実行モードを電気的に検出するので、現在実行中の
モードをドライブギヤの動きに完全に一致させた状態で
電気的に極めて正確に検出することが出来る。
そしてその現在実行中のモードは発光表示体によつて使
用者が判読し易いように極めて明確に表示することが出
来る。以下本発明をフルオートプレーヤに適用した実施
例を図面に基づき説明する。
先ず第1図はプレーヤ全体を示したものであつて、キヤ
ビネツト1の上部はカバー2によつて開閉自在に覆われ
、キヤビネツト1の上面パネル3上にはターンテーブル
4やトーンアーム5を始め、電源スイツチつまみ6、ス
トツプ兼用のスタートスイツチ(以下スタートストツプ
スイツチと記載する)S1、りビードスイッチS2、レ
コードサイズ選択つまみ7、速度切換えスイツチ8、ア
ームリプタ9、アームレスト10等が夫々適宜配置で取
付けられている。
なお11はターンテーブル4上に載置されたレコード盤
を示している。そしてスタートストツプスイツチS1の
左横にはスタートランプL3が、りビードスイッチS2
の左横にはリピートランプL3が、スタートストツプス
イツチS1の右横には待ランプL1が夫々設けられてい
る。
第2図〜第4図はトーンアーム駆動機構を示したもので
ある。
従来公知の如くターンテーブル4はターンテーブル軸1
3の上端に固着されている。
そしてこのプレーヤにおいてはターンテーブル4をダイ
レクトドライブする構造が採用されており、この為上記
ターンテーブル軸13はモータ14のモータ軸に直結さ
れている。なお従来公知の如くトーンアーム5はアーム
軸15の上端にピボツト軸受を介して枢着されており、
アーム軸15は上面パネル3上に固着されたアームブラ
ケツト16を上下に貫通した状態で回転自在に軸支され
ている。一方上面パネル3の下部にはシヤーシ18が組
込まれており、前記モータ14はこのシヤーシ18の一
部に懸架されている。そして従来公知のドライブギヤ1
9はこのシヤーシ18上にギヤ軸20を介して回転自在
に軸支されており、このドライブギヤ19はターンテー
ブル軸13に固着されたセンターギヤ21にて,駆動さ
れる。図中22はセンターギヤ21の上面に一体的に成
形された従来公知の回転爪である。しかして本プレーヤ
においてはトーンアーム5のリードイン、リターン、ダ
ウン及びアツプの1駆動主体となるメインレバー23、
リードイン用のリードインレバー24、従来公知の爪レ
バー25や、リードイン及びリターン用の2つのクラツ
チ26,27、爪レバー駆動用のプランジヤーソレノイ
ド(以下単にプランシャーと記載)P等が設けられてい
る。
そして前記ドライブギヤ19は従来公知の如くその外周
に歯が一体的に成形されているが、本プレーヤにおいて
はこのドライブギヤ19に第3A図及び第3B図に明示
されるように、上記歯の2箇所に180図の位相角度で
一対の欠歯部29a,29bが成形されている。
そしてこれら両欠歯部29a,29bを境にして一方の
歯がリードイン用歯30aに、他方の歯がリターン用歯
30bに構成されている。またドライブギヤ19の下面
にはハード形をなすカム溝31が形成されている。−方
前記一対のクラツチ26,27はこのドライブギヤ19
の上面に互に1802に対向する状態で取付けられてお
り、これら両クラツチ26,27の両クラツチ爪32,
33は夫々支点ピン34,35を介して回動自在に枢支
されている。前記爪レバー25はその長手方向のほゾ中
央部で屈曲され、第4図に明示されるように前端部25
aをシヤーシ18に形成された挿通孔37からシヤーシ
18上に突出され、後鑵部25bはシヤーシ18下に挿
入されている。そしてこの爪レバー25はその前端部2
5a側をスチールボール38で支持され、後端部25b
側を支持ピン39で支持されて、その長手方向に円滑に
摺動されるように構成されている。なおこの爪レバー2
5は従来公知の如くその前端部25aの最先端で前記両
クラツチ26,27の両クラツチ爪32,33を選択的
に回動操作する。そして前記プランシャーPは第4図に
明示されるようにシヤーシ18の下面で所定位置に取付
けられていて、上記爪レバー25の中央屈曲部25cと
対向され、その磁気吸引力によりこの爪レバー25を第
4図左方向に摺動させるように構成されている。
一方前記アーム軸15の下端にはアームレバー41が取
付けられており、このアームレバー41上にはアーム作
動ピン42と、エンド検出ピンノ43とが間隔を隔て、
取付けられている。
なおアーム作動ピン42は後述の如く前記メインレバー
23及びリードインレバー24によつて駆動さベエンド
検出ピン43は後述の如く前記爪レバー25を作動させ
る。前記メインレバー23は前記シヤーシ18上に配さ
れていて支点ピン45を介してこのシヤーシ18の上面
に沿つて回動自在に構成されている。
そしてこのメインレバー23の一端23a上にガイドピ
ン46が植設されており、このガイドピン46が前記ド
ライブギヤ19のカム溝31内に遊嵌されている。従つ
て後述する如くドライブギヤ19が回転するとカム溝3
1によつてガイドピン46が案内されて、このメインレ
バー23が支点ピン45を中心に一定回転角度範囲内で
往復回動されることになる。前記リードインレバー24
は前記シヤーシ18の下に配されていて支点ピン45を
中心に回動自在に構成されている。
そしてこのリードインレバー24はその先端24aで前
記アーム作動ピン42を押圧して後述する如くトーンア
ーム5をリードイン,駆動する。なおメインレバー23
の他端23b部分には上部にリードインフツク47が、
下部にリターンカム48が配され、これらが夫々支点ピ
ン49,50を介して回動自在に枢支されている。
そしてリードインフツク47は巻バネ51によつて第3
A図及び第3B図で反時計方向に回動附勢されており、
またリターンカム48はトグルバネ52によつて第3A
図の如き時計方向に回動された状態と第3B図の如き反
時計方向に回動された状態とに切換えられる。そしてリ
ードインフツク47は後述するトーンアーム5のリード
イン時に、その先端47aで前記リードインレバー24
の先端近傍部分の上面に植設されたピン53を引つ掛け
て、このリードインレバー24を第3A図時計方向に駆
動する。またリターンカム48は後述するトーンアーム
5のリターン時にアーム作動ピン43を第3B図反時計
方向に駆動する。なお図中55は支点ピン56によつて
前記シヤーシ18の下面で所定位置に枢支されたサイズ
セレクタ一であつて、連動杆57によつて前記レコード
サイズ選択つまみ7に連動されて回転調整される。
そして後述するトーンアーム5のリードイン時に前記リ
ードインレバー24の下面の所定位置に取付けられたセ
レクトピン58がこのサイズセレクタ−55に当接する
ことで、このリードインレバー24の往動が停止される
ことになる。なおこのサイズセレクタ−55をつまみ7
によつて回転調整することによつて上記リードインレバ
ー24の往動停止位置を選択して、トーンアーム5のリ
ードイン立置を選択することが出来るように構成されて
いる。次に本プレーヤにおける主要動作を説明する。
プレーヤには従来公知の如くストツプ、リードイン、プ
レイ(演奏)、リターンの4つの動作があり、第3A図
の状態はストツプ状態である。なおこの時ドライブギヤ
19は一方の欠歯部29aによつてセンターギヤ21に
対向しており、両ギヤ19,21は不噛合状態となつて
いる。このストツプ状態で電源スイツチつまみ6を0N
位置へ操作すると電源が所定の回路に供給される。
但しモータ14は駆動されない。この状態でスタートス
トツプスイツチS1にタツチしてこれを0Nすると、モ
ータ14が作動を開始して、ターンテーブル軸13を介
してターンテーブル4が第3A図時計方向に1駆動され
る。
これと同時にプランシャーPが一時的に励磁されて、爪
レバー25が第4図左方向に鎖線の如く吸引される。こ
の結果リードインクラツチ26のクラツチ爪32が第3
A図鎖線の如く反時計方向に回転されて、このリードイ
ンクラツチ26が動作状態に切換えられる。
すると回転爪22がこのクラツチ爪32の先端を蹴り、
ドライブギヤ19が一定角度分第3A図反時計方向に回
動される。これによりセンターギヤ21がドライブギヤ
19のリードイン用歯30aに噛合して、以後このドラ
イブギヤ19は第3B図の如く他方の欠歯部29bがセ
ンターギヤ21に対向して両ギヤ21が再び不噛合状態
となるまでの間半回転(1800)駆動される。一方こ
の時のドライブギヤ19の半回転動作中にカム溝31に
よつてガイドピン46が案内さペタインレバー23が第
3A図時計方向に往回動される。
そしてこの時リードインフツク47がピン53に引つ掛
けられてリードインレバー24が同方向に往回動される
。この結果リードインレバー24の先端24aによつて
アーム作動ピン42が第3A図時計方向に押されること
になつて、アームレバー41を介してアーム軸15が駆
動され、トーンアーム5がアームリプタ9上で第2図時
計方向に回動されて、アームレスト10上からターンテ
ーブル4上に回動される。
なおこの際メインレバー23の往回動動作に関連してア
ームリプタ9が下降されて、トーンアーム5は第2図鎖
線の如くレコード盤11上にリードインされる。以上に
よりリードイン動作が完了してプレイ状態となり、演奏
が開始される。
第3B図はそのプレイ状態である。なお従来公知の如く
演奏中におけるトーンアーム5の第2図時計方向への回
動により、エンド検出ピン43が爪レバー25の後端部
25bに次第に近ずく。
そして上記演奏が終了して、トーンアーム5がレコード
盤11の音溝の終端に達した時、エンド検出ピン43が
爪レバー25の後端部25bに当接して、これを再び第
4図左方向に摺動させる。
この結果今度はリターンクラツチ27が前述したリード
インクラツチ26と同様に動作状態に切換えられ、前述
のリードイン時と同様にドライブギヤ19がセンターギ
ヤ21によつて第3B図反時計方向に半回転(1801
)駆動される。この時メインレバー23はリードイン時
とは逆に第3B図反時計方向に復回動され、リターンカ
ム48がアーム作動ピン42を第3B図反時計方向に押
し戻す。これによりアームレバー41を介してアーム軸
15が逆,駆動され、トーンアーム5が第2図反時計方
向に回動されて、ターンテーブル4上からアームレスト
10上に復動される。
なおこの際メインレバー23の復回動動作に関連してア
ームリプタ9が上昇されて、トーンアーム5はレコード
盤11から持上げられてアームリプタ9上を回動してア
ームレスト10上に第2図実線の如く復動される。以上
によりプレイ状態からリターン動作が行なわれ、かつこ
のリターン動作が完了され、第3A図のストツプ状態に
復帰する。
なおこの後モータ14は停止する。次に現在の実行モー
ドを検出し、この実行モードと電気スイツチの動作状態
とが一致するようにした制御回路を以下に説明する。
先ずドライブギヤ19の形状と実行モード検出方法につ
いて述べる。
第5A図〜第10図に示されるように、ドライブギヤ1
9に形成された二つの欠歯部29a,29bの横巾を夫
々θoとし、欠歯部29aの一端から欠歯部29bの一
端迄、即ちリードイン用歯30aの区間をθ1、欠歯部
29aの他端から欠歯部29bの他端、即ちリターン用
歯30bの区間をθ2とする。
そして本プレーヤの実行モードにおいては、第5A図の
如く両欠歯部29a,29bがターンテーブル軸13と
ドライブギヤ19の中心を結ぶ基準線Aにそれらの中心
が位置し、かつ一方の欠歯部29aがセンターギヤ21
に対向して、ドライブギヤ19が停止している状態が前
述したストツプモードである。
また第5B図の如くドライブギヤ19が反時計方向に回
転して区間θ1がセンターギヤ21側にある時には、前
述の如くセンターギヤ21がリードイン用歯30aに噛
合しており、そしてこの時には前述したリードインモー
ドである。更に第5C図の如くドライブギヤ19が第5
A図のストツプモードから反時計方向に1800回転し
て、他方の欠歯部29bがセンターギヤ21に対して、
ドライブギヤ19が停止している状態が前述したプレイ
モードである。更にまた第5D図の如くドライブギヤ1
9が反時計方向に回転して区間θ2がセンターギヤ21
側にある時には、前述の如くセンターギヤ21がリター
ン用歯30bに噛合しており、そしてこの時には前述し
たリターンモードである。なお上述の如き各実行モード
の切換は、既述の如く各クラツチ26,27の働きとセ
ンターギヤ21及び回転爪22との働きによつて行われ
る。一方第6図〜第9図に明示されるようにこのドライ
ブギヤ19に設けられたリターンイン用歯30a,30
bの下部外周面には、夫々制御用の切欠部70,70a
,70bが設けられている。
先ず切欠部70は上記した基準線Aを基準としてσ0(
θ3−一)の角度から θ (θ1+θo+(θ3−一0))の広角度、即ち両欠歯
部29a,29bの位相角度である180即に対応する
1809の角度範囲の広角度を有するものであり、この
切欠部70は第7図に示される位置検出用のマイクロス
イツチMAによつて後述する如く位置検出される。
また切欠部71aはσ0U0(θ3一下)〜(θ3+)
間の小巾なものであり、同様にして切欠部71bはZZ 間の小巾なものである。
そして切欠部71a,71bは第7図に示されるように
前記マイクロスイツチMAの真下位置に設けられた位置
検出用のマイクロスイツチMBによつて、後述する如く
位置検出される。なお基準線Aから切欠部70及び71
a迄の角度θ3は何度であつても良い。次にドライブギ
ヤ19が一回転したときの各モード検出動作について述
べる。ドライブギヤ19が一回転すると切欠部70に対
応したマイクロスイツチMAから、第10図aに示すよ
うなタイムチヤートの検出信号74が得られる。なお第
10図において60″はマイクロスイツチMAが切欠部
70に対応している場合の検出信号74の信号レベルを
示し、611はマイクロスイツチMAが切欠部70以外
の外周面に対応している場合の検出信号74の信号レベ
ルを示している。また上述の如き検出信号74が得られ
ると同時に、マイクロスイツチMBからは検出信号75
が得られる。なおこの検出信号75においても信号レベ
ル60′2は、マイクロスイツチMBが切欠部71a,
71bのいづれかに対応している場合を示し、信号レベ
ル61”は切欠部以外の外周面に対応している場合を示
している。そして第10図aに示した各検出信号74,
75から、各モードに対応した次の如き真理値表一1が
得られる。
そして論理式fから、ストップ―リードイン、プレイ、
リターン等の各モードを検出することが出来る。なお上
述の如く構成されたマイクロスイツチMA及びMBの相
対角度θだけ移動し、これと同時に切欠部70と71a
,71bとの相対角度をθだけ移動しても、第10図a
に示す場合と同様な検出結果を得ることが出来る。
即ち、第11図に示すようにマイクロスイツチMA及び
MB間を角度θだけ離間させ、更に切欠部70と71a
,71b間とを角度θだけ離間させるものである。また
第6図に示した切欠部70に対して切欠部71a,71
bをドライブギヤ19の回転方向に角度θ。だけ移動し
て、第12図に示すようにしても第10図bに示す如き
検出信号74,75を得ることが出来る。なお前記検出
信号74,75から以下に示すような真理値表−2が得
られる。そして上記論理式fから、現在の各モードを検
出することが出来る。なお前記各切欠部70及び71a
,71bを凸状に形成し、その他外周面を凹状面に形成
しても、同様の効果を得ることが出来る。次に磁気検出
素子による無接触検出方法によつて各モードを検出する
方法を述べる。
この場合には、第13図及び第14図に示すように既述
の切欠部70及び71a,71bに相当する位置に帯状
に形成された例えばゴムマグネツト76及び77A,7
7bを設ける。
そして既述のマイクロスイツチMA及びMBの取付け位
置に磁気検出素子、例えば可飽和インダクタ78及び7
9を設け、この可飽和インダクタ78によつてゴムマグ
ネツト76の位置を検出し、また可飽和インダクタ79
によつてゴムマグネツトJモVA,77bの位置を検出す
るようにする。そして前記各可飽和インダクタ78及び
79は、第15図に示す検出回路に接続されている。
この検出回路において、80は発振器であり、例えば1
00KHzの周波数信号を抵抗Rl,R3を介して、各
トランジスタTRl,TR2の夫々のベース及び可飽和
インダクタ78,79の一端に供給する。また図中+B
は電源ラインを示し、抵抗R2はトランジスタTRlの
負荷抵抗であり、抵抗R4はトランジスタTR2の負荷
抵抗である。そして前記各トランジスタTRl,TR2
のコレクタは夫々コンデンサC1及びC2を介して接地
されると同時に夫々出力端子81,82に接続されてい
る。なお発振器80の一端と各可飽和インダクタ78,
79の一端及びトランジスタTRl,TR2の夫々のエ
ミツタは接地されている。この様に構成された検出回路
において、各可飽和インダクタ78,79が、夫々に対
応するゴムマグネツト76及び77A,77bに近接し
ている場合には、各トランジスタTRl,TR2はオフ
状態となつている。
そしてこの時各出力端子81,82の出力電圧は、ほぼ
+B電圧に等しいものとなつている。なおこの時の出力
信号の信号レベルを61゛とする。しかるにドライブギ
ヤ19が回転して、ゴムマグネツト76が可飽和インダ
クタ78と近接しないとき、そのインダクタンスが高く
なる。
このために可飽和インダクタ78の両端電圧が上昇し、
これにともないトランジスタTRlのベース電圧も上昇
するから、前記トランジスタTRlはオフ状態から急激
にオン状態に切換えられる。従つてトランジスタTRl
のコレクタ電圧が低下して、出力端子81から得られる
出力信号の信号レベルも″1”から゛0″”に変化する
。またドライブギヤ19が回転してゴムマグネツトは7
7A,77bが順次可飽和インダクタ79から離れれば
、前記可飽和インダクタ79のインダクタンスが高くな
る。
このため可飽和インダクタ79の両端電圧が上昇し、こ
れにともないトランジスタTR2のベース電圧も上昇す
るから、前記トランジスタTR2はオフ状態から急激に
オン状態に切換えられる。従つてトランジスタTR2の
コレクタ電圧が低下して、出力端子82から得られる出
力信号の信号レベルも611から60nに変化する。以
上に述べた如く、ドライブギヤ19の回転にともない検
出回路の各出力端子81,82から、第10図について
述べた場合と同様の検出信号74,75が得られ、プレ
ーヤの各モードを無接触状態で磁気的に検出することが
出来る。
なおコンデンサC1及びC2は、各トランジスタTRI
,TR2のコレクタに表される100KHzの周波数信
号を、ほぼ直流に近い波形に変換するためのものである
。次にメインレバー23の位置検出による各モード検出
方法を述べる。
第16A図及び第6B図に示されるように、メインレバ
ー23は既述の如くドライブギヤ19の回転に伴い、カ
ム溝31によるガイドピン46の案内作用により支点ピ
ン45を中心に反時計方向及び時計方向に往復回動され
る。そして第16A図はストツプモードであり、この時
にはメインレバー23は時計方向の往動位置に達してい
る。また第16B図はプレイモード・であり、この時に
はメインレバー23は反時計方向の復動位置に達してい
る。そこでメインレバー23の往動位置と復動位置とを
検出すれば、ストツプモードとプレイモードとを検出す
ることが出来る。
マイクロスイツチMBはプレイモード中であることを検
出し、これとは逆にマイクロスイツチMCはストツプモ
ード中であることを検出する。
なおマイクロスイツチMAはリードインモードとリター
ンモードとを検出するためのものである。そして上述の
各マイクロスイツチMA,MB,MCによつて、第17
図に示すような検出信号86,87,88が得られ、更
に示すような真理値表−3が得られる。そして上記論理
式fから、現在の各モードを検出することが出来る。
また以上に述べたメインレバー23の位置検出による各
モード検出方法において、マイクロスイツチMCを不要
にすることも出来る。
なお前記第3A図及び第3B図では、上記マイクロスイ
ツチMCを取除き、上記マイクロスイツチMA及びMB
のみでモード検出を行うようにした機構を示している。
即ち、第3A図及び第3B図においてマイクロスイツチ
MAはドライブギヤ19の位置検出によりリターン中の
みオン状態で他のモードではオフ状態となるスイツチで
あり、マイクロスイツチMBはプレイ中のみオン状態で
他のモードではオフ状態となるスイツチである。但し第
3A図及び第3B図において、ドライブギヤ19の切欠
部TOは第16A図及び第16B図の切欠部70を反転
させた状態で図示されており、ここではマイクロスイツ
チMAは上記切欠部TOに対応したときに、前記信号レ
ベル゛1’’が得られるスイツチに構成されている。ま
た上記マイクロスイツチMBは、前記メインレバー23
が第3B図の往動位置に達したときに、このメインレバ
ー23に植設されたピン59によつて押圧されて前記信
号レベル゛工’’が得られるスイツチに構成されている
。なお第18図は前記マイクロスイツチMCを省略した
ときのタイムチヤートであり、その真理値表−4は下記
の通りである。及びリードインモードとの区別が出来ず
、これを処理して各モードの判別を明確にしなければな
らない。
以下、その処理に関する制御回路について説明する。
なおこの匍脚回路を説明する上で、前述した一対の欠歯
部29a,29bを有するドライブギヤ19を使用する
場合は、これらの両欠歯部29a,29bがセンターギ
ヤ21に対向してドライブギヤ19の回転が停止してい
る時にのみ機:械的に次のモードに移ることが出来る。
しかしながらその他の時、即ちセンターギヤ21がドラ
イブギヤ19のリードイン用歯30a又はリターン用歯
30bの何れかに噛合して、ドライブギヤ19が回転し
ている間は機械的に次のモードに移ることが出来ない。
つまり、機械的に次のモードに移ることが出来るのは、
ストツプモードとプレイモードのみであり、リードイン
中又はリターン中は機械的に次のモードに移ることが出
来ない。なお次のモードに移る為には前述したようにプ
ランジヤP等で爪レバー25を動作して、リードインク
ラツチ26又はリターンクラツチ27を所定状態に動作
すれば良い。先ずリードイン中の処理について第19図
〜第21F図によつて述べる。
なおこの回路では、先ず前述したストツプモードばスタ
ートストツプスイツチS1をオン状態にすると、モード
14に電源が供給されてこのモード14が回転すると同
時にスタートランプL3が点灯し、プランジヤPの動作
により、リードインクラツチ26が動作状態に切換えら
れて、リードインモードに切換えられる。
しかるにこのリードインモード中に、再びスタートスト
ツプスイツチS1がオン状態に切換えられると、スター
トランプL3を消えてしまうが、リードインモード状態
はそのまま継続される。
これはドライブギヤ19がリードインの中間にあつて、
センターギヤ21とリードイン用歯30aとが噛合して
いるためであり、この間においては機械的に次のモード
に切換わることが出来ない,そこでリードインモード中
にスタートストツプスイツチS1がオン状態になつたこ
とを記憶するようにして、次いでドライブギヤ19がプ
レイモードになつたとき、マイクロスイツチMBがオン
状態になるので、このときの検出信号と前記の記憶信号
とによつてプレイモードを継続するか、あるいはプラン
ジヤPをA動作してリターンモードに切換えるかを判断
するようにしている。次に第19図〜第21F図による
具体的な回路動作を説明する。
マイクロスイツチMBは既述の如くメインレバー23の
往復動により、オン・オフ動作状態となるものであり、
固定接点aは+B電源ラインに接続され、他の固定接点
bは接地されている。
なお前述のストツプモードでは第19図に示すように可
動接点cが固定接点bに接続されている。またスタート
トツプスイツチS1の固定接点aは+B電源ラインに接
続され、固定接点bは接地されその可動接点cはトグル
フリツプフロツプTFFl(以下単にTFFlと称する
)の入力端子と0R回路90の入力端子とに接続されて
いる。そしてTFFlの一方の主端子は抵抗Rを介して
トランジスタTRlOのベースに接続され、このTFF
lの出力信号のレベルが″11になつたとき前記トラン
ジスタTRlOをオン状態とする。なおトランジスタT
RlOのコレクタと+B電源ライン間は既述のスタート
ランプL3が接続されている。またTFFlの前記出力
端子はセツトリセツトフリツプフロツプFF2(以下単
にFF2と称する)の入力端子に接続されている。一方
、TFFlの他方の出力端子はAND回路91に接続さ
れているから、このTFFlの出力信号はAND回路9
1を介して、次段の0R回路90の他方の入力端子に供
給されるようになつている。
そして0R回路90の出力端子はトランジスタTRll
のベースに接続されていて、このトランジスタTRll
を介してプランジヤPをオン・オフ制御するようになつ
ている。なお前記FF2から得られる出力信号は、出力
端子92を介してモータ14に供給される電源を制御す
るようになつている。このように構成された制御回路に
おいて、前述のストツプモードでスタートストツプスイ
ツチS1を固定接点aに切換えてオン状態にすると、こ
のスイツチS1を介して正極性の電圧がTFFlの入力
端子、及び0R回路90の入力端子に供給される。
そしてトランジスタTRllがオン状態となり、この結
果コレクタ電流が流れてプランジヤPが動作する。これ
と同時にTFFlが位相反転して一方の出力端子の信号
レベルが゛1゛となり、これによりトランジスタTRl
Oがオン状態となつてスタートランプL3が点灯する。
即ち、第20A図に示すようにスタートストツプスイツ
チS1が動作することによつてスタート信号93が得ら
槓これに同期して第20B図に示すようにプランジヤP
が動作し、また同様にして第20C図に示すようにスタ
ートランプL3が点灯してこれはTFFlによつて記憶
された状態になる。そして第20E図に示すようにモー
タ14が動作状態となり、リードインモードとなる。こ
の後スタートストツプスイツチS1に触れていた指を話
すと、このスイツチS1は再び固定接点bに切換えられ
てオフ状態となる。
しかしTFFlはプラストリカー信号のみで動作するか
ら、このTFFlの出力信号に変化はなく、FF2から
の出力信号によりモータ14は回転を持続する。そして
リードイン開始からT時間後に(いわゆるリードイン中
に)、再びスタートストツプスイツチS1をオン状態に
切換えると、TFFlの入力端子に再び正極性の信号電
圧が供給される。この結果TFFlの一方の出力端子の
信号レベルは6F゛から601になり、スタートランプ
L3は消えてしまうが、FF2はプラストリカー信号で
なければ動作しないので、モータ14はそのまま回転を
続ける。またTFFlの他方の出力信号の信号レベルは
“O”から゛11に変換され、この信号はAND回路9
1の一方の入力端子に供給されるが、他方の入力端子に
は″01レベルの信号しか供給されていないため、この
AND回路91の出力信号に変化はないが、ストツプ指
令信号が記憶された状態となる。そしてドライブギヤ1
9が既述の1800回転を終了して、リードインが終了
したとき、メインレバー23が復動して第20D図に示
す如くマイクロスイツチMBがオン状態になり、AND
回路91の他方の入力端子に+B電源ラインの電圧が供
給される。
このAND回路91の一方の入力端子にはTFFlから
既に信号レベル611の信号が供給されているから、こ
のときのAND回路91の出力信号の信号レベルは61
7となり、0R回路90を介してトランジスタTRll
のベースに供給される。この結果トランジスタTRll
はオン状態となりプランジヤPが動作して、既述の如く
ドライブギヤ19が回転を始めて第20F図に示す如く
マイクロスイツチMAが動作してリターンモードとなる
。以上の如くこの回路によれば、ストツプモードでスタ
ートストツプスイツチS1がオン状態にされることによ
つてリードインを開始するが、このリードイン途中にお
いてスタートストツプスイツチS1がオン状態に切換え
られるようなことがあると、リードイン動作を継続しな
がら、ストツプの指令を受けたということを記憶してお
き、リードインが完了してマイクロスイツチMBがオン
状態になつた瞬間にリードイン完了に引続いて第21A
図〜第21F図に示すごとくプレイモードに移るか、プ
ランジヤPを動作してリードイン完了後直ちにリターン
を行うかを決定することが出来る。
一方、リードイン途中においてスタートストツプスイツ
チS1がオン状態に切換えられなかつた場合には、第2
1A図〜第21F図の如くなりプレイモードが得られる
。次にリターン中の処理について第22図〜第23G図
によつて述べる。
プレイモードからリターンモードに切換えるには次の方
法がある。
その第1は、プレイモード中にスタートストツプスイツ
チS1がオン状態に切換えられる場合であり、その第2
はプレイモード中にレコードエンドを検出して、これに
もとづきリターンクラツチ27が所定状態に動作された
場合である。
なお第2の方法において、前述の第3A図及び第3B図
は機械的にエンド検出を行つて爪レバー25によりリタ
ーンクラツチ27を動作させているが、これと同様にエ
ンド検出を電気的に行つて、その時の電気信号によりプ
ランジヤPを動作させることも出来る。このように前記
第1又は第2の方法の何れかによつてプレイモードから
リターンモードに切換えられるが、リターンモード中に
再びスタートストツプスイツチS1をオン状態にすると
、第1の方法の場合にはスタートランプL3が点灯する
がドライブギヤ19が回転中であるために次のモードに
切換わることが出来ない。
また第2の方法の場合にはスタートランプL3は消えて
、リターンモードを継続することにより、この結果両者
のモードが具なるようになり不都合である。この問題を
解決するために本プレーヤにおいては持ちランプL1を
設けて、リターンモード中であることを表示するととも
に、この持ちランプL1が点灯している間、即ちリター
ン中はスタートストツプスイツチS1に触れても、他の
モードに切り換えられないように、このスタートストツ
プスイツチS1を無効にしている。
次に第22図〜第23G図による具体的な回路動作を説
明する。
第22図に示す回路図において、スタートストツプスイ
ツチS1及びマイクロスイツチMBは既述の場合と同様
に動作する。
TFFlの一方の出力端子はスタートランプL3の一端
に接続されると同時にFF2の一方の入力端子に接続さ
れ、このTFFlの出力信号の信号レベノ(ロ)?ビに
なつたとき、前記スタートランプL3が点灯し、またF
F2をセツト状態に切り換えるようになつている。また
FF2の他方の入力端子は微分回路94を介して、マイ
クロスイツチMAの固定接点aに接続されていて、前記
マイクロスイツチMAの可動接点cが固定接点aに接続
されたとき、微分回路94から得られる正極性のトリカ
ー信号によつてりセツトされる。なおこのFF2から得
られる出力端子92を介してモータ14に供給される電
源を制御するようになつている。一方、マイクロスイツ
チMAの固定接点bは、待ちランプL1の一端に接続さ
れると同時に、TFFlの一方の入力端子にも接続され
ている。従つてマイクロスイツチMAの可動接点Cが固
定接点bに接続されると、待ちランプL1が点灯すると
同時に、TFFlが位相反転してスタートランプL3が
消えるようになつている。上述の如く構成された制御回
路において、リターンモータ中にはマイクロスイツチM
Aはオン状態、即ち可動接点cが固定接点bに接続され
待ちランプL1が点灯している。
そしてTFFlはりセツト状態となり、スタートランプ
L3は消えているが、FF2はプラストリカーでないと
位相反転しないので、モータ14はそのまま回転を続け
ている。なおこのときTFFlの他方の出力端子の信号
レベルは30″から6r”に切換えられAND回路91
の一方の入力端子に供給されている。前述のプレイモー
ドでスタートストツプスイツチS1を固定接点aに切換
えてオン状態にすると、第23A図に示す如き検出信号
95が得られ、これに同期して、第23B図に示す如く
プランジヤPが動作する。
これと同時に第23C図に示す如くTFFlの動作によ
つてスタートランプL3が消灯し、このTFFlの他方
の出力端子の信号レベルは11のとなつてAND回路9
1に供給される。そしてプランジヤPの動作によつてド
ライブギヤ19が回転し、プレイモードからリターンモ
ードに切換えられる。なおこれと同時にマイクロスイツ
チMAが固定接点bに切換えられ、待ちランプL1が点
灯すると同時にTFFlにりセツト信号が供給される。
従つてTFFlはりセツト状態となり、以後スタートス
トツプスイツチS1からセツト信号が供給されても、こ
れが位相反転するようなことはない。即ちマイクロスイ
ツチMAから供給されるりセツト信号によつて、スター
トストツプスイツチS1が無効化されることになる。ま
たモータ14は第23G図に示す如くリターンモード中
において常に回転している。上述の如く一連の動作によ
つてリターンモードにあるとき、例えばT時間後にスタ
ートストツプスイツチS1が再びオン状態になつて、第
23A図に示す如く検出信号96が表れても、TFFl
はりセツト状態に保持されているために位相反転するこ
とがない。一方ドライブギヤ19は回転を継続し、リタ
ーン完了によりマイクロスイツチMAが固定接点aに切
換えられ、微分回路94を介してFF2にりセツト信号
が供給される。従つてFF2はりセツト状態となり、こ
のためにモータ14は第23G図に示すように回転を停
止する。即ち、このときリターンモードから次のモード
に切換えられたことになる。以±の如くこの回路によれ
ば、プレイからリターンに移り、そのリターン中におい
てスタートストツプスイツチS1がオン状態に切換えら
れた場合には、前述の第1及び第2のいずれの方法によ
るリターンモードであつてもスタートランプL3を消し
、待ちランプL,を点灯してリターンモードを明確に表
示することが出来る。
一方そのオン状態に切換えられたスタートストツプスイ
ツチS1によるスタートまたはストツプ指令信号を無効
にして誤動作を起こすことなくリターンを完了すること
になる。なおフルオートプレーヤには通常同一のレコー
ド盤を繰り返し再生するリピート機構が設けられている
しかるに第22図で述べた回路では、前記リードモード
に対応することが出来ない。次にリピートモード制御回
路を第24図に基づき述べる。なお第22図において述
べた回路と次に述べる回路とは、以下の機構が相違して
いる。その第1は、第22図ではマイクロスイツチMA
がオン状態になつたとき、TFFlをリセツト状態にし
てスタートランプL3を消すようにしているが、第24
図ではリピートモード中においてTFFlをりセツト状
態とせず、スタートランプL3のみを消すようにしてい
る。その第2は、第22図で(まリターンモードが終了
した時点で、モータ14の回転を停止するようにしてい
るが、第24図ではリピートモードの場合には既述のF
F2をりセツト状態にする場合と、FF2はそのままセ
ツト状態にしてプランジヤPのみを動作させる場合とに
区別している点である。
次に回路構成を述べる。なお以下においては第22図に
示した制御回路に追加した各回路についてのみ説明する
。マイクロスイツチMAの固定接点aは微分回路94に
接続されると同時に、AND回路97の一方の入力端子
にも接続されている。
なおこのAND回路97の他方の入力端子はTFFlの
一方の出力端子に接続され、その出力端子はスタートラ
ンプL3の一端に接続されている。またTFFlの一方
の出力端子は、FF2の一方の入力端子に接続され、モ
ータ14を制御するようにしている。そしてTFFlの
他方の出力端子はAND回路91の一方の入力端子に接
続されると同時に、TFF3の他方の入力端子に接続さ
れ、その出力レベルが60″から61″になつたとき、
前記TFF3をりセツト状態に切換える。りビードスイ
ッチS2の固定接点aは+B電源ラインに接続され、可
動接点CはTFF3の一方の入力端子に接続され、これ
を位相反転させるようになつている。なおこのTFF3
の一方の出力端子はリピートランプL3に接続され、そ
の出力信号によつてこれを点滅させると同時に、AND
回路98の一方の入力端子にも供給されるようになつて
いる。前記AND回路98の他方の入力端子は、微分回
路94の出力端子に接続されると同時に、他のAND回
路99の一方の入力端子に接続されている。従つて、微
分回路94の出力信号と、TFF,の出力信号とが同期
したときにのみ、このAND回路98から出力信号が得
られ、次段の0R回路90に供給されるようになつてい
る。一方、前記TFF3の他方の出力端子は、AND回
路99の他方の入力端子に接続されていて、微分回路9
4の出力信号とTFF3の出力信号とが同期したときに
、このAND回路99から得られる出力信号によつて、
FF2をりセツト状態に切換るようにしている。
次に回路動作について述べる。
りビードスイッチS2が固定接点bに接続されてオフ状
態となつている場合、即ちリピートモードでない場合に
は、TFF3の一方の出力端子の信号レベルは60″で
あり、リピートランプL3は消えている。
しかしてリビードモード−の切換えは前述のストツプ以
外のモード、即ち、リードイン、プレイ、リターン中の
いづれかにおいてのみ可能である。例えばリターン中で
あれば前述の如く、マイクロスイツチMAが固定接点b
に接続されて待ちランプL1が点灯している。この状態
でりビードスイッチS2を固定接点aに接続してオン状
態にすると、TFF3がセツト状態に切換えられて、リ
ピートランプL,が点灯する。このときAND回路98
の一方の入力端子には、信号レベル611の信号が供給
されることになり、リターン完了でマイクロスイツチM
Aが固定接点aに接続されたとき微分回路94から供給
される信号とによつて、このAND回路98の出力信号
の信号レベルも61゛となり、プランジヤPが動作する
。この結果、リードインを自動的に開始することになる
。一方TFFlはセツト状態のままであるから上記リタ
ーン完了と同時にスタートランプL3が自動的に点灯す
る。以上要するに、リードイン、プレイ、リターンのい
づれかのモード中にりビードスイッチS2をオン状態に
切換えると、リピートランプL8が点灯し一方リピート
指令信号がリターン完了迄記憶され、リターン完了と同
時にプランジヤPを動作させると共にスタートランプL
3を再び点灯して、リードインを自動的に開始し、以後
スタートストツプスイツチS1がオン状態に切換えられ
る迄、プレイ、リターン、リードインを繰り返すような
無限回のリピート動作を行うようになる。
なおリピートを停止する場合で、例えばリターン中にス
タートストツプスイツチS1をオン状態に切換えると、
TFFlの他方の出力端子の信号ZJレベルが″r゛と
なり、TFF3がりセツト状態に切換えられる。
この結果TFF3の一方の出力端子の信号レベルが“0
1となり、リピートランプL8が消されると共に、この
信号がAND回路98の一方の入力端子に供給される。
またこのときTFF3の他方の信号レベルが″1゛とな
り、この信号がAND回路99の一方の入力端子に供給
されてストツプ指令信号を記憶する状態となる。そして
リターンが完了してマイクロスイツチMAが固定接点b
から固定接点aに切換えられた瞬間に、待ちランプL1
が消されると同時に、微分回路94からAND回路99
の他方の入力端子に、トリカー信号が供給されこのAN
D回路99からの出力信号により、FF2をりセツト状
態に切換えてモータ14を停止する。またAND回路9
9からの出力信号によりTFFlがりセツト状態に切換
えられる。なおリピートモードにおけるリードイン中に
ストツプスイツチS1がオン状態に切換えられた場合に
は、プランジヤPが動作されても機械的にモード切換え
を行うことが出来ず、TFFlの他方の出力端子の信号
レベル61”がAND回路91の一方の入力端子に供給
されて、ストツプ指令信号を記憶する状態となる。
そしてリードインが完了してプレイ開始の瞬間に、マイ
クロスイツチMBがオン状態に切換えられる為、AND
回路91からの出力信号によつてプランジヤPが動作さ
れ、リターンを開始することになる。なおエンド検出を
電気的に行うものでは、第24図仮想線で示す如くエン
ド検出回路100の出力信号により、プランジヤPを動
作させるようにすれば、上述のリピート動作を完全な電
気的制御により行うことが出来る。
次に真理値表−3に基づいて各モードを表示すると同時
にリピートモードをなすことの出来る制御回路を第25
図について説明する。
先ず回路構成について述べる。
各マイクロスイツチMA,MB,MCの夫々の可動接点
cは+B電源ラインに接続されている。
またこれらMA,MB,MCの夫々の固定接点aはFF
l,FF2,FF3の各セツト信号入力端子Sに接続さ
れ、前記各スイツチがオン状態、即ち可動接点cが固定
接点aに切換えられたときセツト状態となる。また前記
MA,MB,MCの固定Z4接点bは夫々FFl,FF
2,FF3の各りセツト信号入力端子Rに接続されてい
るため、これらスイツチMA,MB,MCがオフ状態、
即ち可動接点cが固定接点bに切換えられたときりセツ
ト状態になる。
一方、FFlのセツト信号出力端子はリターンランプL
7の一端に接続され、さらにインバータ108の入力端
子に接続されている。
故にこのFF,がセツト状態にあるとき、リターンラン
プL7が点灯してインバータ108から位相反転した出
力信号が得られ、次段の微分回路94に供給されるよう
になつている。なお、前記微分回路94の出力端子は、
AND回路112,113の夫々の入力端子に接続され
ている。そして前記FF2のセツト信号出力端子はプレ
イランプL6の一端、及び0R回路115の一方の入力
端子に接続さ瓢このFF2がセツト状態になつたときプ
レイラインL6を点灯すると同時に、0R回路115を
介してAND回路114の一方の入力端子に制御信号を
供給するようになつている。またFF3のセツト信号出
力端子はストツプランプL5の一端及び0R回路115
の一方の入力端子に接続されているため、このFF3が
セツト状態になつたときストツプランプL5を点灯する
と同時に0R回路115を介して制御信号をAND回路
114に供給するようになつている。
なお前記FFl,FF2,FF3の各りセツト信号出力
端子は、夫々AND回路116の各入力端子に接続され
、これらFFl,FF2,FF3がすべてりセツト状態
になつたとき、即ちリードイン中においてリードインラ
ンプL4を点灯するようになつている。スタートストツ
プスイツチS1の固定接点aは+B電源ラインに接続さ
れ、固定接点bは接地されている。
そしてこのスタートストツプスイツチS1の可動接点c
はAND回路114の一方の入力端子に接続されると同
時にFF4のセツト信号入力端子Sに接続されている。
従つてスタートストツプスイツチS1がオン状態、即ち
可動接点cが固定接点aに切換えられたとき、FF4が
セツト状態となり端子92を介してモータ14を制御す
るようになつている。そしてFF2,FF3のいずれか
一方がセツト状態で、かつスタートストツプスイツチS
1がオン状態の場合には、AND回路114を介してプ
ランジヤPが動作状態になるように構成されている。一
方、りビードスイッチS2の固定接点aは十B電源ライ
ンに接続され、固定接点bは接地されている。
そしてこのりビードスイッチS2の可動接点CはTFF
4の入力端子に接続されていて、このりビードスイッチ
S2がオン状態、即ち可動接点cが固定接点aに切換え
られたとき、前記TFF4が位相反転するようになつて
いる。またTFF4の一方の出力端子はリピートランプ
L8の一端に接続されると同時に、AND回路113の
一方の入力端子にも接続されている。故にこのTFF4
の一方の出力信号の信号レベルが″11のとき、前記リ
ピートランプL8が点灯し、これと同時に微分回路94
の出力信号の信号レベルが“1゛になつたとき、AND
回路113を介してプランジヤPを動作させるようにな
つている。なおTFF4の他方の出力端子はAND回路
112の他方の入力端子に接続されているため、この出
力端子の信号レベルが41nになり、この状態において
微分回路94からレベルカピ1”の信号が得られたとき
、AND回路112を介してFF4をりセツト状態に切
換え、モータ14の回転を停止するようになつている。
次に回路動作について述べる。
ストツプ中においては、マイクロスイツチMA,MBは
オフ状態であり、これに対応してFFl,FF2はりセ
ツト状態となつている。
そしてマイクロスイツチMCのみがオン状態であり、F
F3がセツト状態となつている。このためにFF3のセ
ツト信号出力端子の信号レベルが“1゛になり、従つて
ストツプランプL5が点灯し、AND回路114の他方
の入力端子には、0R回路115を介してレベル゛゜1
1の信号が供給される。この状態においてスタートスト
ツプスイツチS1がオン状態になると、FF4が位相反
転してモータ14が回転し、更にAND回路114を介
してプランジヤPも動作する。この結果、ストツプモー
ドからリードインモードに切換えられ、そしてリードイ
ン開始後にマイクロスイツチMCがオフ状態となる。リ
ードイン中においては、マイクロスイツチMA,MB,
MCはすべてオフ状態となり、従つて各FFl,FF2
,FF3はりセツト状態となり、AND回路116の各
入力端子には、レベル61”となり、リードインランプ
L4が点灯する。
そしてリードインが完了してプレイモードになると同時
に、マイクロスイツチMBのみがオン状態となり、FF
2がセツト状態になる。この結果、リードインランプL
4が消えてプレイランプL6が点灯し、これと同時に0
R回路115を介してAND回路114の他方の入力端
子にもレベル61゛の信号が供給される。しかしながら
、このAND回路114の一方の入力端子の信号レベル
00”であるから、プランジヤPは動作しない。次いで
プレイが完了すると、スイツチMBがオフ状態となり、
FF2がりセツト状態になる。これと同時にマイクロス
イツチMAがオン状態となつて、FFlがセツト状態に
なる。従つてプレイランプL6が消えて、リターンラン
プL7が点灯する。そしてリターンが完了すると、FF
lがりセツト状態となりこのFFlのセツト信号出力端
子の信号レベルが11”から10゛に変化する。しかる
にこの信号はインバータ108によつて位相反転される
から、微分回路94の出力信号はこの立下り位置に対応
した正極性のトリカー信号となり、AND回路112の
他方の入力端に供給される。このとき前記AND回路1
12の一方の入力端子には、TFF4のりセツト信号出
力端子から、レベル11”の信号が供給されているから
、このAND回路112の出力信号のレベルも61”゜
となり、FF4のりセツト信号入力端子に供給される。
従つてこのFF4のりセツト状態となり、モータ14は
回転を停止する。次にリピートモードをなす場合の回路
動作を説明する。
上述の如き各モード中において、りビードスイッチS2
をオン状態に切換えると、TFF4はセツト状態になり
リピートランプL8が点灯し、これと同時にAND回路
113の一方の入力端子にレベル6r゛の信号が供給さ
れる。
そしてTFF4のりセツト信号出力端子の信号レベルが
101になり、この信号はAND回路112の一方の入
力端子に供給される。従つてTFF4がセツト状態にあ
るとき、AND回路112の他方の入力端子にレベル6
1”の信号が供給されても、このAND回路112から
出力信号が得られずモータ14が回転を停止することは
ない。Zl 以上に述べた状態において、リターンモードが完了する
と微分回路94から既述の如きトリカー信号が得られ、
夫々AND回路112,113の他方の入力端子に供給
される。
しかるにAND回路112の一方の入力端子には、既述
の如くレベル601の信号が供給されているから、この
AND回路112からは出力信号が得られず、従つてF
F4はセツト状態のままでありモータ14は回転状態を
継続することになる。一方、AND回路113の一方の
入力端子には、TFF4からレベル61ゝの信号が供給
されているから、微分回路94からトリカー信号が供給
された瞬間において、AND回路113の出力信号のレ
ベルも311となる。この結果プランジヤPが動作して
、リターンモードからリードインモードに切換えられる
。このようにして、いずれのモード中においてもりビー
ドスイッチS2がオン状態になると、これをTFF4に
よつて記憶することによりビードモードに切換えること
が出来る。またこれと同時に現在実行中の各モードを各
表示ランプによつて表示することが出来る。なおリピー
トモードを中止させる場合には、りビードスイッチS2
を再びオン状態にする。
この結果、TFF4のセツト信号出力端子の信号レベル
は61″から601になり、リピートランプL8が消え
てAND回路113の一方の入力端子にもレベル601
の信号が供給されるようになる。またAND回路112
の一方の入力端子には、レベル611の信号が供給され
るようになる。このようにTFF4がりセツト状態にな
ることによつて、リターンモードが終了したとき、AN
D回路112の出力信号のレベルカぴ11になり、既述
の如くモータ14は回転を停止して、ストツプモードに
切換えられる。以上述べた現在実行モードの検出方法な
らびにそのモード検出にともなう電気的制御方法に関連
して、電気スイツチと実際の動作とを位置させるための
具体的な電気的表示方法につき述べる。
先ず本発明の実施例におけるリードイン時の処理を第2
6図につき説明する。但しここでは前述した第6図、第
11図によるモード検出方法を利用し、且つ前述した真
理値表−1を使用するものとする。なお上記モード検出
方法及び真理値表一1によれば、ストツプ、リードイン
、プレイ、リターンの各モード夫々に検出信号が出され
るので、モード検出を最も明確に行え、且つその処理が
容易に行える点で非常に有利である。第26図において
、マイクロスイツチMA,MBの夫々の可動接点cは+
B電源ラインに接続され、またスタートストツプスイツ
チS1の固定接点aも前記+B電源ラインに接続されて
いる。
そしてマイクロスイツチMAの固定接点bはフリツプフ
ロツプFF4(以下単にFF4と称する)の一方の入力
端子、即ちセツト信号入力端子Sに接続され、固定接点
aは前記FF4の他方の入力端子、即ちりセツト信号入
力端子Rに接続されている。従つてこのFF4はマイク
ロスイツチMAを切り換えることにより、セツト状態及
びりセツト状態に切り換えられる。またFF4の出力端
子は各AND回路101,102の夫々の入力端子に接
続されている。一方、マイクロスイツチMBの固定接点
bは、フリツプフロツプFF5(以下単にFF5と称す
る)の一方の入力端子、即ちセツト信号入力端子Sに接
続され、固定接点aは前記FF,の他方の入力端子、即
ちりセツト信号入力端子Rに接続されている。従つてこ
のFF5はマイクロスイツチMBを切り換えることによ
り、セツト状態及びりセツト状態に切り換えられる。ま
たFF5のセツト信号出力端子は各AND回路102の
一方の入力端子に接続されりセツト信号出力端子はAN
D回路101の一方の入力端子に接続されている。従つ
て前記FF4がセツト伏態であり、且つFF5がセツト
伏態になつたとき、AND回路102の出力信号によつ
て、リードインランプL4が点灯し、FF5がりセツト
状態になつたとき消えるようになつている。一方、AN
D回路101の出力端子は、ストツプランプL5に接続
されると同時に、AND回路103の一方の入力端子に
接続されていて、このAND回路101の出力信号によ
つてストツプランプL5を点滅すると同時に、プランジ
ヤPを制御するようになつている。またスタートストツ
プスイツチS,の可動接点cは、前記AND回路103
の入力端子及びFF3のセツト信号入力端子Sにも接続
されている。そしてスイツチS1が固定接点aに接続さ
れたとき、FF3がセツト状態に保持され、モータ14
の回転を制御するようになつている。次に各モード毎の
回路動作を述べる。真理値表−1に示す如くストツプモ
ード時においては、マイクロスイツチMAはオン状態で
あつて固定接点aに接続され、マイクロスイツチMBは
オフ状態であつて固定接点bに接続されている。
従つてFF4はセツト状態となり、その出力信号の信号
レベルは61ツであり、この出力信号はAND回路10
1及び102の夫々の入力端子に供給される。一方、F
F5はりセツト状態となり、セツト信号出力端子の信号
レベルは601となつて、AND回路102の入力端子
に供給される。またFF5のりセツト信号出力端子の信
号レベルは617となり、この出力信号AND回路10
1の入力端子に供給される。従つてリードインランプL
4は消えており、AND回路101の出力信号によつて
、ストツプランプL5が点灯している。上記ストツプモ
ードで、スタートストツプスイツチS1がオン状態にな
ると、AND回路103から出力信号が得られ、これに
よりプランジヤPが動作すると共に、FF3がセツト状
態に切り換えられて、モータ14が回転してリードイン
モードに切り換えられる。そしてリードイン開始の瞬間
にマイクロスイツチMBがオン状態となつて固定接点a
に切り換えられる。この結果、AND回路102の出力
信号によりリードインランプL4が点灯する一方、スト
ツプランプL5は消える。そしてリードインが完了して
プレイモードに切り換えられる瞬間に、マイクロスイツ
チMA及びMBが夫々オフ状態となつてこれらが固定接
点bに切り換えられる。これによりFF4及びFF5は
同時にりセツト状態になり、このためAND回路101
,102の出力信号のレベルは60ゝになり、プレイモ
ードに移行したことになる。なお前記FF4及びFF,
は、電源ラインと各AND回路101,102の入力回
路とのインピーダンス整合さえとれれば、これを除去し
ても良い。次に本発明の実施例中におけるリターン時の
処理を第27図につき説明する。
真理値表−1に示す如くプレイモードとリターンモード
との区別は明確である。
また機械的動作の状態を検知するためにプレイランプ、
及びリターンランプを設けて、各モードを表示するよう
になつている。第27図において、マイクロスイツチM
A及びMBとFF4及びFF5との接続は第26図にお
いて述べた場合と同様である。FF4のセツト信号出力
端子は、AND回路104及び105の一方の入力端子
に夫々接続されている。
また前記FF4のりセツト信号出力端子は、AND回路
106及び107の一方の入力端子に夫々接続されてい
る。そしてFF5のセツト信号出力端子は、AND回路
105及び107の他方の入力端子に夫々接続され、こ
のFF5(7)りセツト信号出力端子は、AND回路1
04及び106の他方の入力端子に夫々接続されている
。なおAND回路104はストツプモードを検出するた
めのものであり、その出力端子はストツプランプL,及
びAND回路109の一方の入力端子に接続されている
。またAND回路105はリードインモードを検出する
ためのものであり、その出力端子はリードインランプL
4に接続されている。AND回路106はプレイモード
を検出するためのものであり、その出力端子はプレイラ
ンプL6及びAND回路110の一方の入力端子に接続
されている。またAND回路107はリターンモードを
検出するためのものであり、リターンランプL7及びイ
ンバータ108の入力端子に接続されている。このイン
バータ108の出力端子は、微分回路94の入力端子に
接続され、前記AND回路107の出力信号を位相反転
した後、微分回路94に供給するようになつている。従
つて微分回路94の出力端子に接続されたFF3は、リ
ターン信号の立下がり位置に同期してりセツト状態とな
る。一方、スタートストツプスイツチS1の可動接点c
は、AND回路109,110の夫々の入力端子とFF
3のセツト信号入力端子Sとに接続されている。従つて
スイツチS1が固定接点aに接続されたとき、FF3は
セツト状態となり、モータ制御出力端子92を介してモ
ータ14を制御するようになつている。なおスイツチS
1が上述の如く構成されたとき、AND回路104及び
106のいづれか一方からレベル″11の出力信号が得
られ、これによつて0R回路111を介してプランジヤ
Pが動作するようになつている。上述の如く構成された
制御回路において、リターンモード中にはFF4はりセ
ツト状態にあり、FF5がセツト状態となつている。従
つてAND回路107の各入力端子には、レベル61n
の信号が供給されることになり、このAND回路107
の出力信号のレベルも61”となる。この結果、リター
ンランプL7が点灯して、現在リターンモード中である
ことを表示する。そして前記AND回路107の出力信
号は、インバータ108によつて位相反転された後、次
段の微分回路94に供給される。このため微分回路94
からは、パルスの立上がり位置と立下がり位置とに対応
した微分信号が得られるが、FF3は正極性の微分信号
に対応してりセツト状態になる。即ち、リターンモード
完了と同時に、マイクロスイツチMA及びMBが動作し
て、FF4がセツト状態となり、FF5がりセツト状態
となる。このとき、前記微分回路94から得られた微分
信号によつて、上述の如くFF3がりセツトされる。従
つてモータ14は回転を停止し、ストツプモードとなる
。次に本発明の実施例中における第27図において述べ
た制御回路にリピートモードの制御を行う回路を付加し
た場合の回路動作を第28図によつて説明する。AND
回路104の出力端子は、ストツプランプL5に接続さ
れると同時に、0R回路115の一方の入力端子にも接
続されている。
またAND回路105の出力端子はリードインランプL
4に接続され、これを点滅するようになつている。AN
D回路106の出力端子は、プレイランプL6に接続さ
れると同時に、0R回路115の他方の入力端子にも接
続され、その出力端子はAND回路114の一方の入力
端子に接続されている。またAND回路114の他方の
入力端子には、スタートストツプスイツチS1から+B
電源電圧が制御信号として供給されるようになつている
ため、スイツチS1がオン状態にあり、且つ0R回路1
15からレベル61nの信号が供給されたときプランジ
ヤPが動作するようになつている。次いでAND回路1
07の出力端子は、リターンランプL7に接続され、更
にインバータ108及び微分回路94を介して、AND
回路112及び113の一方の入力端子に接続されてい
る。一方、りビードスイッチS2の可動接点cは、リピ
ート動作用のトグルフリツプフロツプTFF4の入力端
子に接続され、このスイツチS2をオンオフ動作するこ
とによつてTFF4をセツト及びリセツト状態に切り換
えるようになつている。TFF4のセツト信号出力端子
はリピートランプL8に接続されると同時に、AND回
路113の他方の入力端子にも接続されている。従つて
TFF4がセツト状態であり、且つ微分回路94から正
極性の微分信号が得られたとき、プランジヤPが動作す
るようになつている。このTFF4のりセツト信号出力
端子は、AND回路112の他方の入力端子に接続され
、且つこのAND回路112の出力端子はFF3のりセ
ツト信号入力端子Rに接続されている。またFF3のセ
ツト信号入力端子Sは、既述のスタートストツプスイツ
チS1の可動接点CI:.AND回路114の入力端子
とに接続されている。従つてスイツチS1によつてこの
FF3がセツト状態になつたときモード14を回転させ
、AND回路112の出力信号によてFF3がリセツト
状態になつたときモード14は回転を停止するようにな
つている。次にリピートモード時の回路動作を述べる。
リピートモードに切り換える場合には、りビードスイッ
チS2をオン状態、即ち固定接点aに切り換えて、TF
F4をセツト状態にする。この結果、リピートランプL
8が点灯しAND回路112の一方の入力端子には、レ
ベル801の信号が供給され、これと同時にAND回路
113にはレベル111の信号が供給される。一方、リ
ターンが完了すると、AND回路107の出力信号の信
号レベルが601になり、リターンランプL7は消える
。しかしこの信号はインバータ108によつて位相反転
するから、信号の立下がり位置はこれとは逆に立上がり
位置となり、微分回路94から正極性のトリカー信号が
得られ夫々AND回路112,113に供給される。し
かるにAND回路112の一方の入力端子には、レベル
60゛の信号が供給されているため、このAND回路1
12の出力信号のレベルも″01となりFF3はりセツ
トされない。そしてAND回路113の一方の入力端子
には、レベル“11の信号が供給されているため、前記
微分回路94から得られるトリカー信号によつて、この
AND回路113の出力信号のレベルは611となる。
このためにプランジヤPが動作して、再びリードインモ
ードに移行し、以下プレイモード、リターンモードを自
動的に繰り返して、リピート動作を行う事になる。なお
、本回路においてはりビードスイッチS2を再びオン状
態に切り換えれば、TFF4がリセツトされリピートラ
ンプL8が消されて通常のモードに復帰する。
以上本発明の実施例に付き述べたが、本発明の技術的思
想に基づいて更に変更が可能である。
例えば実施例ではスタートスイツチと、ストツプスイツ
チとを1つのスイツチ、即ちスタートストツプスイツチ
S1にて兼用したが、本発明によればスタートスイツチ
と、ストツプスイツチとを別々に設けることも可能であ
る。またスタートストツプスイツチS1及びりビードス
イッチS2として手指で触れることによつてオン又はオ
フ状態に切り換えられるタツチスイツチを用いることも
可能である。
本発明は上述の如くドライブギヤの動きに完全に一致さ
れた現在実行中のモードを発光表示体によつて極めて明
確に表示することが出来るので、使用者は現在実行中の
モードを常に極めて明確かつ正確に判読することが出来
て、非常に操作し易いものである。
そして現在実行中のモードを決定しているドライブギヤ
の動きを電気的に検出して、そのドライブギヤの動きに
完全に一致された現在実行中のモードを電気的に正確に
検出することによつて、電気的な各種の制御が可能とな
る為、例えば現在実行中のモードからは直ちには移行す
ることが出来ない次の実行モードへの選択を電気的に阻
止すること等を行え、操作性、安全性、信頼性を一段と
向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を適用したフルオートプレーヤの実施例を
示すものであつて、第1図は全体の斜視図、第2図は同
上の上面パネル部分の一部切欠平面図、第3A図及び第
3B図はトーンアームの,駆動機構を示した平面図、第
4図は第3A図の一線断面図、第5A図はストツプモー
ド時のドライブギヤの回転位置を示す説明図、第5B図
はリードインモード時のドライブギヤの回転位置を示す
説明図、第5C図はプレイモード時のドライブギヤの回
転位置を示す説明図、第5D図はリターンモード時のド
ライプギヤの回転位置を示す説明図、第6図はドライブ
ギヤに設けられた各モード検出のための切欠き位置を示
す説明図、第7図はドライブギヤの側面図、第8図は第
7図の−線断面図、第9図は第7図の−線断面図、第1
0図a及び第10図bは検出信号の波形図、第11図及
び第12図は各モード検出のための切欠きを位置ずれさ
せた場合の説明図、第13図はドライブギヤに位置検出
用のゴムマグネツトを固定した場合の一側面図、第14
図は第12図の一線断面図、第15図は磁気検出素子を
用いた場合の各モード検出回路図、第16A図及び第1
6B図はメインレバーを用いた場合の位置検出動作を示
す説明図、第17図及び第18図は検出信号の波形図、
第19図は回路図、第20A図〜第21F図は回路動作
を説明するための波形図、第22図は回路図、第23A
図〜第23G図は回路動作を説明するための波形図、第
24図はリピートモードを追加した場合の回路図、第2
5図はリピートモードと各モードの表示をなすようにし
た回路図、第26図は回路図、第27図は各モードの表
示をなすようにした場合の回路図、第28図はリピート
モードと各モードの表示をなすようにした回路図である
。 なお図面に用いられた符号において、5・・・・・・ト
ーンアーム、19・・・・・・ドライブギヤ、21・・
・・・・センターギヤ、26・・・・・・リードインク
ラツチ、21・・・・・リターンクラツチ、29a,2
9b・・・・・・欠歯部、70・・・・・・切欠部、7
1a,71b・・・・・・切欠部、MA,MB・・・・
・・マイクロスイツチ、L7・・・・・リターンランプ
、L6・・・・・・プレイランプ、L5・・・・・・ス
トツプランプ、L4・而・リードインランプ、L3・・
・・・・スタートランプである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1、第2の一対の欠歯部及び、第1、第2の一対
    のクラッチを有するドライブギヤを用い、ストップモー
    ド又はプレイモードでは第1欠歯部又は第2欠歯部をセ
    ンターギヤに対応された状態でドライブギヤを停止させ
    、第1クラッチ又は第2クラッチを所定状態に動作させ
    ることによつて、ドライブギヤをセンターギヤに係合さ
    せてこのドライブギヤを第1及び第2欠歯部間で回転さ
    せることにより、トーンアームをリードイン又はリター
    ン駆動させるようにしたフルオートプレーヤにおいて、
    (a)上記第1欠歯部と上記第2欠歯部との位相角度に
    ほぼ対応された角度範囲内に亘つて上記ドライブギヤの
    周面に形成された大きな第1の切欠き、(b)上記第1
    欠歯部と上記第2欠歯部との位相とほぼ同一位相で上記
    ドライブギヤの周面の2箇所に形成された小さな第2、
    第3の切欠き、(c)上記第1の切欠きの位置検出によ
    つて上記ドライブギヤの1周期中の所定の半周期を各各
    識別させる為の第1の電気スイッチ、(d)上記第2、
    第3の切欠きのうち何れか一方の位置検出によつて上記
    ドライブギヤの回転状態と停止状態とを識別させる第2
    の電気スイッチ、(e)上記第1の電気スイッチ及び第
    2の電気スイッチにより表示される発光表示体、とを夫
    々具備し、上記第1の電気スイッチ及び第2の電気スイ
    ッチにより上記ドライブギヤの働きと完全に一致された
    現在実行モードを検出すると共にその現在実行モードを
    上記発光表示体で表示させるように構成したことを特徴
    とするフルオートプレーヤのモード検出装置。
JP15089875A 1975-12-17 1975-12-17 フルオ−トプレ−ヤ ノ モ−ドケンシユツソウチ Expired JPS5938665B2 (ja)

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JPS5274303A JPS5274303A (en) 1977-06-22
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63500471A (ja) * 1985-08-12 1988-02-18 フオルクマー、ヤン 小型氷塊を形成する可撓性の型及びこの型を備えた氷形成セット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63500471A (ja) * 1985-08-12 1988-02-18 フオルクマー、ヤン 小型氷塊を形成する可撓性の型及びこの型を備えた氷形成セット

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