JPS5938262Y2 - 軟質構造の樹脂製表皮 - Google Patents
軟質構造の樹脂製表皮Info
- Publication number
- JPS5938262Y2 JPS5938262Y2 JP2077979U JP2077979U JPS5938262Y2 JP S5938262 Y2 JPS5938262 Y2 JP S5938262Y2 JP 2077979 U JP2077979 U JP 2077979U JP 2077979 U JP2077979 U JP 2077979U JP S5938262 Y2 JPS5938262 Y2 JP S5938262Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin
- core
- resin skin
- foamed resin
- soft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車内装部品等の表面を被覆すす軟質構
造の樹脂製表皮に関する。
造の樹脂製表皮に関する。
従来、自動車の内装部品などの表面を被覆する表皮とし
て、軟質感を出すために塩化ビニール等の発泡樹脂製表
皮が使用されていた。
て、軟質感を出すために塩化ビニール等の発泡樹脂製表
皮が使用されていた。
しかし、この種の発泡樹脂製表皮は射出成形品であって
外観不良をきたすため塗装を施す必要があり、さらに、
被覆されるコア材料と発泡樹脂製表皮とをずれ防止のた
めに接着する必要があった。
外観不良をきたすため塗装を施す必要があり、さらに、
被覆されるコア材料と発泡樹脂製表皮とをずれ防止のた
めに接着する必要があった。
この考案は、上記の点にかんがみなされたもので、無発
泡樹脂材料を使用して外観を良好にすると共に、軟質感
を確保し、コアとのずれを防止し得る軟質構造の樹脂製
表皮を提供することを目的とする。
泡樹脂材料を使用して外観を良好にすると共に、軟質感
を確保し、コアとのずれを防止し得る軟質構造の樹脂製
表皮を提供することを目的とする。
以下、この考案の実於例を図面に基づいて説明する。
第1図は自動車のコンソールボックスドアの断面図を示
し、1はドアの心材となるコア、2はコア1の表面を被
覆する無発泡樹脂製の表皮である。
し、1はドアの心材となるコア、2はコア1の表面を被
覆する無発泡樹脂製の表皮である。
表皮2の裏面、すなわちコア1との接触面には先端部に
半円球状凹部3を設げた突起部4が複数形成されている
。
半円球状凹部3を設げた突起部4が複数形成されている
。
この表皮2は接着することなくコア1の表面に被覆され
、端部の嵌合により取付けられる。
、端部の嵌合により取付けられる。
したがって、表皮2を取付けた状態でその裏面に形成さ
れた半円球状凹部3付き突起部4はコア10表面に当接
されろ。
れた半円球状凹部3付き突起部4はコア10表面に当接
されろ。
このように形成されたコンソールボックスドアの表皮2
を第1図の矢印方向に押えた場合、表皮2の裏面に形成
した突起部4は第3図のようにその先端が曲り、圧縮荷
重はこの突起部4の変形により吸収され、表皮を押えた
ときの軟質感が確保される。
を第1図の矢印方向に押えた場合、表皮2の裏面に形成
した突起部4は第3図のようにその先端が曲り、圧縮荷
重はこの突起部4の変形により吸収され、表皮を押えた
ときの軟質感が確保される。
一方、表面からの圧縮荷重を受けて変形した突起部4の
先端は、第3図に示すように、半円球状凹部3の容積縮
少変形を伴い、この部分にオイて吸盤効果が生ずる。
先端は、第3図に示すように、半円球状凹部3の容積縮
少変形を伴い、この部分にオイて吸盤効果が生ずる。
したがって、この吸盤効果により表皮2はコア1に付着
し、接着することなくその位置のずれが防止される。
し、接着することなくその位置のずれが防止される。
なお、表皮を形成する無発泡樹脂材料として塩化ビニル
樹脂などを使用すれば、塗装を必要としない良好な外観
をつくることができる。
樹脂などを使用すれば、塗装を必要としない良好な外観
をつくることができる。
以上のように、この考案に係る軟質構造の樹脂製表皮に
よれば、コアの表面を被覆する無発泡樹脂表皮の裏面に
、先端部に半円球状凹部を備えた突起部を複数設け、表
皮のコアへの被覆時に半円球状凹部がコアの表面に当接
するように構成したから、表皮の上からの圧縮荷重に対
し、突起部の先端に半円球状凹部の変形を伴なう圧力吸
収と吸盤効果を生じさせて、表皮材としての軟質感を出
すことができると共に、接着を使用せずに表皮とコアと
の位置ずれを防止することができる。
よれば、コアの表面を被覆する無発泡樹脂表皮の裏面に
、先端部に半円球状凹部を備えた突起部を複数設け、表
皮のコアへの被覆時に半円球状凹部がコアの表面に当接
するように構成したから、表皮の上からの圧縮荷重に対
し、突起部の先端に半円球状凹部の変形を伴なう圧力吸
収と吸盤効果を生じさせて、表皮材としての軟質感を出
すことができると共に、接着を使用せずに表皮とコアと
の位置ずれを防止することができる。
さらに1表皮材として無発泡樹脂材料を使用しているか
ら、発泡樹脂材料のように表面整形のための塗装を施す
必要がない等の効果を奏する。
ら、発泡樹脂材料のように表面整形のための塗装を施す
必要がない等の効果を奏する。
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は自動車のコン
ソールボックスドアの部分断面図、第2図は第1図A部
の拡大図、第3図は第1図の表皮を矢印の方向に押圧し
た状態のA部拡大図である。 1・・・・・・コア、2・・・・・・表皮、3・・・・
・・半円球状凹部、4・・・・・・突起部。
ソールボックスドアの部分断面図、第2図は第1図A部
の拡大図、第3図は第1図の表皮を矢印の方向に押圧し
た状態のA部拡大図である。 1・・・・・・コア、2・・・・・・表皮、3・・・・
・・半円球状凹部、4・・・・・・突起部。
Claims (1)
- コアの表面を被覆する無発泡樹脂製の表皮の裏面に、先
端部に半円球状凹部を備えた突起部を複数形成し、表皮
をコアに被覆する際に該半円球状凹部がコアの表面に当
接するように構成したことを特徴とする軟質構造の樹脂
製表皮。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2077979U JPS5938262Y2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | 軟質構造の樹脂製表皮 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2077979U JPS5938262Y2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | 軟質構造の樹脂製表皮 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55120919U JPS55120919U (ja) | 1980-08-27 |
JPS5938262Y2 true JPS5938262Y2 (ja) | 1984-10-24 |
Family
ID=33048134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2077979U Expired JPS5938262Y2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | 軟質構造の樹脂製表皮 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5938262Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017213746A (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | 株式会社吉野工業所 | 加飾成形品 |
-
1979
- 1979-02-20 JP JP2077979U patent/JPS5938262Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017213746A (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | 株式会社吉野工業所 | 加飾成形品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55120919U (ja) | 1980-08-27 |
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