JPS5938252A - 光拡散性アクリル樹脂成形体 - Google Patents
光拡散性アクリル樹脂成形体Info
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- JPS5938252A JPS5938252A JP14887682A JP14887682A JPS5938252A JP S5938252 A JPS5938252 A JP S5938252A JP 14887682 A JP14887682 A JP 14887682A JP 14887682 A JP14887682 A JP 14887682A JP S5938252 A JPS5938252 A JP S5938252A
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- Japan
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- weight
- parts
- crosslinked polymer
- polymer
- light
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高い光拡散性を有すると同時に高い光線透過率
をも兼ね備えた照明カバー等に適した1オーバル調′の
光拡散性アクリル樹脂成形体に関する。
をも兼ね備えた照明カバー等に適した1オーバル調′の
光拡散性アクリル樹脂成形体に関する。
従来、アクリル樹脂成形体に光拡散効果を力える方法と
し又は基材樹脂に硫酸バリウム、酸化チタン、タルク等
の無機化合物の微粒子を分散させるか、あるいは型模様
のあるダイスで押すか、エンボスロールケ通すなどの機
械的手法で凹凸模様を付与する方法が一般的であり、こ
の様な成形板を1オーバル調′にする場合には更にオー
バル化剤を添加する等の手法がとられていた。
し又は基材樹脂に硫酸バリウム、酸化チタン、タルク等
の無機化合物の微粒子を分散させるか、あるいは型模様
のあるダイスで押すか、エンボスロールケ通すなどの機
械的手法で凹凸模様を付与する方法が一般的であり、こ
の様な成形板を1オーバル調′にする場合には更にオー
バル化剤を添加する等の手法がとられていた。
しかしながら機械的な手法ではある程度光拡散効果のあ
る成形板は得られ又も、照明カバー等の用途に応じた各
種形状に二次加工した場合表面の凹凸が失われて十分な
光拡散効果を示す成形体が得られないという重大な欠点
があった。
る成形板は得られ又も、照明カバー等の用途に応じた各
種形状に二次加工した場合表面の凹凸が失われて十分な
光拡散効果を示す成形体が得られないという重大な欠点
があった。
また無機化合物の微粒子を基材樹脂に添加した場合には
一般に十分な光拡散性は得られても光線透過率の低−ト
が大きいという欠点があり。
一般に十分な光拡散性は得られても光線透過率の低−ト
が大きいという欠点があり。
しかも衝撃強度等の基材樹脂の物性を低下させるという
欠点をも有していた。
欠点をも有していた。
本発明はこれら従来方法の欠点ケ改善したものであり9
%定の架橋ポリマーなメチルメタクリレート系重合体に
特定量配合することにより高い光拡散性と高い光線透過
率とを兼ね備え。
%定の架橋ポリマーなメチルメタクリレート系重合体に
特定量配合することにより高い光拡散性と高い光線透過
率とを兼ね備え。
かつ二次加工によつ℃も光拡散性が低下しないゝオーバ
ル調“の光拡散性アクリル樹脂成形体とし得ることを見
出し本発明に到達した。
ル調“の光拡散性アクリル樹脂成形体とし得ることを見
出し本発明に到達した。
本発明はメチルメタクリレート系重合体100重量部に
対し下記の架橋ポリマーを1〜30重量部配合した樹脂
組成物を成形して得られる光拡散性アクリル樹脂成形体
である。
対し下記の架橋ポリマーを1〜30重量部配合した樹脂
組成物を成形して得られる光拡散性アクリル樹脂成形体
である。
架橋ポリマー:
芳香族ビニルモノマー 40〜9offit%
アルキル基の炭素数が1〜8の アルキルアクリレート 10〜40JiEI1%ア
ルキル基の炭素数が1〜4の アルキルメタクリレート 0〜40 ff1tチその
他のモノエチレン性不飽和 モノマー 0〜20重量係からなる非
架橋性モノマー100重量部と架橋性モノマー0.5〜
5重贋部を懸濁重合して得られる粒子径10〜500μ
、ゲル含有量40〜90重滑チ、膨潤度3〜25なる架
橋ポリマー。
アルキル基の炭素数が1〜8の アルキルアクリレート 10〜40JiEI1%ア
ルキル基の炭素数が1〜4の アルキルメタクリレート 0〜40 ff1tチその
他のモノエチレン性不飽和 モノマー 0〜20重量係からなる非
架橋性モノマー100重量部と架橋性モノマー0.5〜
5重贋部を懸濁重合して得られる粒子径10〜500μ
、ゲル含有量40〜90重滑チ、膨潤度3〜25なる架
橋ポリマー。
本発明は光拡散剤兼オーバル化剤とし℃特定の組成・粒
子径・ゲル含有量・膨潤度を有する架橋ポリマーをメチ
ルメタクリレート系重合体に配合することを特徴とする
ものであり、これにより従来の無機系の光拡散剤を配合
した場合では決して得られなかった優れた性能を有する
光拡散性アクリル樹脂成形体を提供するものである。
子径・ゲル含有量・膨潤度を有する架橋ポリマーをメチ
ルメタクリレート系重合体に配合することを特徴とする
ものであり、これにより従来の無機系の光拡散剤を配合
した場合では決して得られなかった優れた性能を有する
光拡散性アクリル樹脂成形体を提供するものである。
本発明の特徴の1つは光拡散剤として用いられる架橋ポ
リマーの製造方法およびその生成粒子径の規制である。
リマーの製造方法およびその生成粒子径の規制である。
即ち架橋ポリマーは懸濁重合により得られる粒子径10
〜500μ、好ましくは35〜200μのものが用いら
れる。粒子径が500μを超える架橋ポリマーではたと
えその組成やゲル含有量、膨潤度が本発明で規制する範
囲内であってもメチルメタクリレート系重合体に添加し
又成形してもその成形体表面は粗い状態となり、照明カ
ッ(−等の素材とl、では好ましくないものとなる。逆
に粒子径が10μ未満の架橋ポリマー、特に乳化重合で
得られる様な1μ以下の粒子径のものでは十分な光拡散
効果は得られない。
〜500μ、好ましくは35〜200μのものが用いら
れる。粒子径が500μを超える架橋ポリマーではたと
えその組成やゲル含有量、膨潤度が本発明で規制する範
囲内であってもメチルメタクリレート系重合体に添加し
又成形してもその成形体表面は粗い状態となり、照明カ
ッ(−等の素材とl、では好ましくないものとなる。逆
に粒子径が10μ未満の架橋ポリマー、特に乳化重合で
得られる様な1μ以下の粒子径のものでは十分な光拡散
効果は得られない。
本発明で用いられる架橋ポリマーを構成する七ツマー類
にも適正な組成域が存在し、それ以外の組成では光拡散
効果が不十分だったり、光線透過率が不十分だったりす
るか、あるいはこれを配合、成形して得られる成形体表
面が粗(・ものとなるとか美しい1オーツくル調#を示
さないものとなるなど商品価値の低いものしか得られな
い。
にも適正な組成域が存在し、それ以外の組成では光拡散
効果が不十分だったり、光線透過率が不十分だったりす
るか、あるいはこれを配合、成形して得られる成形体表
面が粗(・ものとなるとか美しい1オーツくル調#を示
さないものとなるなど商品価値の低いものしか得られな
い。
本発明で用いられる架橋ポリマーを構成するモノマー類
は非架橋性モノマーと架橋性モノマーに大別される。
は非架橋性モノマーと架橋性モノマーに大別される。
非架橋性モノマーとしては芳香族ビニルモノマー40〜
90重量%、アルキル基の炭素数が1〜8のアルキルア
クリレ−)10〜40重量%、アルキル基の炭素数が1
〜4のアルキルメタクリレート0〜40重量%、その他
のモノエチレン性不飽和モノマー0〜20重量係からな
るモノマー混合物が用いられる。
90重量%、アルキル基の炭素数が1〜8のアルキルア
クリレ−)10〜40重量%、アルキル基の炭素数が1
〜4のアルキルメタクリレート0〜40重量%、その他
のモノエチレン性不飽和モノマー0〜20重量係からな
るモノマー混合物が用いられる。
芳香族ビニルモノマーとしてはスチレン、α−メチルス
チレン、ビニルトルエン、ハロゲン化スチレン等を用い
ることが可能であるがスチレ/が特に好ましい。芳香族
ビニルモノマーの使用量は40〜90重量%、好ましく
は50〜70重量%である。
チレン、ビニルトルエン、ハロゲン化スチレン等を用い
ることが可能であるがスチレ/が特に好ましい。芳香族
ビニルモノマーの使用量は40〜90重量%、好ましく
は50〜70重量%である。
アルキル基の炭素数が1〜8リアルキルアクリレートと
してはメチルアクリレート、エチルアクリレート、プロ
ピルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エチルへ
キシルアクリレート’7;t:どを単独で又は混合し1
用いることが出来るが、ブチルアクリレート、2−エチ
ルペキンルアクリレート等ガラス転移温度が低いものが
好ましい。アルキルアクリレートの使用量は10〜40
重量%、好ましくは15〜30重t%である。
してはメチルアクリレート、エチルアクリレート、プロ
ピルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エチルへ
キシルアクリレート’7;t:どを単独で又は混合し1
用いることが出来るが、ブチルアクリレート、2−エチ
ルペキンルアクリレート等ガラス転移温度が低いものが
好ましい。アルキルアクリレートの使用量は10〜40
重量%、好ましくは15〜30重t%である。
アルキル基の炭素数が1〜4のアルキルメタクリレート
としてはメチルメタクリレート、エチルメタクリレート
、プロピルメタクリレート。
としてはメチルメタクリレート、エチルメタクリレート
、プロピルメタクリレート。
ブチルメタクリレート等乞単独で又は混合して用いるこ
とが出来るがメチルメタクリレートが特に好ましい。ア
ルキルメタクリレートの使用量はO〜40重惜%、好ま
しくは15〜30重量%である。
とが出来るがメチルメタクリレートが特に好ましい。ア
ルキルメタクリレートの使用量はO〜40重惜%、好ま
しくは15〜30重量%である。
その他のモノエチレン性不飽和モノマーは特には用いる
必要はないが、20重量係を超えない範凹で用いること
は可能である。具体例としてはフマール酸、マレイン酸
および共重合可能なカルボン酸とそのエステル類、アク
リル酸。
必要はないが、20重量係を超えない範凹で用いること
は可能である。具体例としてはフマール酸、マレイン酸
および共重合可能なカルボン酸とそのエステル類、アク
リル酸。
メタクリル酸、アクリロニトリル、ハロゲン化ビニル、
ビニルエステル類等が使用可能である。
ビニルエステル類等が使用可能である。
架橋性モノマーとしては分子内に2個以上の不飽和結合
をもつ化合物が用いられるが、特にその2個以上の不飽
和結合のうちの少なくとも1個がアリル基である様な化
合物であることが好ましい。この様なアリル基含有架橋
性モノマーを用いることにより本発明の特徴の1つであ
る架橋ポリマーの膨潤度、ゲル含有紙のコントロールが
容易になるばかりでなく、架橋ポリマー内部に適度な架
橋分布を与えるので良好な特性が得られやすくなる。ア
リル基を含有する架橋性モノマーとしてはアリルメタク
リレート。
をもつ化合物が用いられるが、特にその2個以上の不飽
和結合のうちの少なくとも1個がアリル基である様な化
合物であることが好ましい。この様なアリル基含有架橋
性モノマーを用いることにより本発明の特徴の1つであ
る架橋ポリマーの膨潤度、ゲル含有紙のコントロールが
容易になるばかりでなく、架橋ポリマー内部に適度な架
橋分布を与えるので良好な特性が得られやすくなる。ア
リル基を含有する架橋性モノマーとしてはアリルメタク
リレート。
トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート
がその代表的なものであり、アリルメタクリレートが特
に好ましい。
がその代表的なものであり、アリルメタクリレートが特
に好ましい。
さらにこれら以外のその他の架橋性モノマーとしてはエ
チレングリコールジメタクリレート等のアルキレングリ
コールの不飽和カルボ/酸エステル類;プロピレングリ
コールジアリルエーテル等のアルキレングリコールの不
飽和アルコールエーテル;ジビニルベンゼン等の多価ビ
ニルベンゼン等をあげることが出来る。架橋性モノマー
の添加量は、前記非架橋性モノマーの合計量100重量
部あたり0.5〜5重量部であり、特に1.0〜4重量
部であることが好ましい。
チレングリコールジメタクリレート等のアルキレングリ
コールの不飽和カルボ/酸エステル類;プロピレングリ
コールジアリルエーテル等のアルキレングリコールの不
飽和アルコールエーテル;ジビニルベンゼン等の多価ビ
ニルベンゼン等をあげることが出来る。架橋性モノマー
の添加量は、前記非架橋性モノマーの合計量100重量
部あたり0.5〜5重量部であり、特に1.0〜4重量
部であることが好ましい。
本発明のもう1つの特徴はある特定のゲル含有量および
膨潤度を有する架橋ポリマーを光拡散剤として用いると
いう事である。
膨潤度を有する架橋ポリマーを光拡散剤として用いると
いう事である。
下記に示す測定法で得られたゲル含有量の値が40〜9
0重量係、好ましくは55〜85重量%でかつ膨潤度が
3〜25.好ましくは7〜20である様な架橋ポリマー
を用いた場合にのみ優れた特徴を有するオーバル調の光
拡散板が得られる。
0重量係、好ましくは55〜85重量%でかつ膨潤度が
3〜25.好ましくは7〜20である様な架橋ポリマー
を用いた場合にのみ優れた特徴を有するオーバル調の光
拡散板が得られる。
ゲル含有量が40重量%未満の架橋ポリマーあるいは膨
潤度が25を超える架橋ポリマーを用いた場合には十分
な光拡散効果が得られないばかりか全体的にヘイズイに
なり光線透過率も低下するので好ましくない。逆にゲル
含有量90重量係を超えるか、あるいは膨潤度が3未満
の架橋ポリマーを用いた場合には光拡散効果は得られて
も成形体表面がザラザラした荒れた感じになり、特殊な
場合ケ除き照明カバー等の用途には向かないものとなる
。
潤度が25を超える架橋ポリマーを用いた場合には十分
な光拡散効果が得られないばかりか全体的にヘイズイに
なり光線透過率も低下するので好ましくない。逆にゲル
含有量90重量係を超えるか、あるいは膨潤度が3未満
の架橋ポリマーを用いた場合には光拡散効果は得られて
も成形体表面がザラザラした荒れた感じになり、特殊な
場合ケ除き照明カバー等の用途には向かないものとなる
。
(ゲル含有量・膨潤度の測定法)
所定量の架橋ポリマーを秤是ビンに秤ハ1し。
約100 倍散のメチルエチルケトン(MEK ) 中
に48時間浸漬する。浸漬後余分のMEKをデカンテー
ションにより、十分に除去しMEKで膨潤状態にある試
料の重儀馨求める。
に48時間浸漬する。浸漬後余分のMEKをデカンテー
ションにより、十分に除去しMEKで膨潤状態にある試
料の重儀馨求める。
次いで減圧乾燥によりMEKを乾燥除去し。
試料の絶乾重量を求める。
算出は次式に従う。
架橋ポリマーのゲル含有量、膨潤度の調整は主に用いる
架橋性七ツマ−の種類、量の調整および適量の連鎖移動
剤の使用により行なう。連鎖移動剤としては炭素数2〜
20のアルキルメルカプタン、エステル系メルカプタン
等)171 常用いられるものを用いることが出来る。
架橋性七ツマ−の種類、量の調整および適量の連鎖移動
剤の使用により行なう。連鎖移動剤としては炭素数2〜
20のアルキルメルカプタン、エステル系メルカプタン
等)171 常用いられるものを用いることが出来る。
架橋ポリマーの懸濁重合は通常行なわれる方法で行なう
ことが出来、用いる開始剤、懸濁安定剤等については4
′¥に制限はないが1粒子径。
ことが出来、用いる開始剤、懸濁安定剤等については4
′¥に制限はないが1粒子径。
ゲル含有しN等が好ましい範囲から逸脱しない様その使
用量等につい壬は注意が必要である。
用量等につい壬は注意が必要である。
本発明におけるメチルメタクリレート系重合体トはメチ
ルメタクリレートの単独重合体、もしくはメチルメタク
リレートと他のコモノマー例えばメチルアクリレート、
エチルアクリレート、n−ブチルアクリレート、エチル
メタクリレート等との共重合体でメチルメタクリレート
成分が85%以上のものを言う。
ルメタクリレートの単独重合体、もしくはメチルメタク
リレートと他のコモノマー例えばメチルアクリレート、
エチルアクリレート、n−ブチルアクリレート、エチル
メタクリレート等との共重合体でメチルメタクリレート
成分が85%以上のものを言う。
本発明における架橋ポリマー系光拡散剤の使用量はメチ
ルメタクリレート系重合体100重量部に対し1〜30
重量部、好ましくは5〜15重晴部である。
ルメタクリレート系重合体100重量部に対し1〜30
重量部、好ましくは5〜15重晴部である。
メチルメタクリレート系重合体と架橋ポリマー系光拡散
剤との混合はへンンエルミキサーを用いる等通常の方法
で行なうことが出来る。
剤との混合はへンンエルミキサーを用いる等通常の方法
で行なうことが出来る。
メチルメタクリレート系重合体と架橋ポリマー系拡散剤
との混合物は通常のメチルメタクリレート系重合体と同
様の方法、すなわち押出し法、射出成形法等の方法によ
り容易に成形体とすることが出来る。
との混合物は通常のメチルメタクリレート系重合体と同
様の方法、すなわち押出し法、射出成形法等の方法によ
り容易に成形体とすることが出来る。
なお2本発明の目的を達成する範囲内で、商品価値を高
める為、微量の染顔料、ブルーイング剤、蛍光増白剤、
光安定剤、その他の添加剤を別に配合添加することは差
しつかえない。
める為、微量の染顔料、ブルーイング剤、蛍光増白剤、
光安定剤、その他の添加剤を別に配合添加することは差
しつかえない。
本発明の成形体はオーバル調の高い光拡散性と高い光線
透過率を具備しており、照明カバー等の素材として好適
なものである。
透過率を具備しており、照明カバー等の素材として好適
なものである。
以下実施例により更に詳細に説明するが1本発明はこれ
ら実施例に限定されろものではない。
ら実施例に限定されろものではない。
実施例1
(1) 架橋ポリマーの製造
攪拌器、還流冷却器、チッ素ガス導入口等のついた反応
容器に次の化合物を仕込んだ。
容器に次の化合物を仕込んだ。
スチレン 55 重量部n−ブチ
ルアクリレート20 重量部メチルメタクリレート
25 重fk 部アリルメタクリレート
3.0重量部t−ドデシルメル力プタ10.2型費
部アゾビスイソブチロニトリル 0.5重量部ホリビニ
ルアルコール し0重量部水
200 重量部反応容器内を十分にチッ素置
換した後、上記化合物の混合物を攪拌しながら75℃に
加熱した。:3時間後85 ’Cに昇温し、85°”C
で更に3時間重合した後95℃で1時間熱処理し重合を
完了させた。
ルアクリレート20 重量部メチルメタクリレート
25 重fk 部アリルメタクリレート
3.0重量部t−ドデシルメル力プタ10.2型費
部アゾビスイソブチロニトリル 0.5重量部ホリビニ
ルアルコール し0重量部水
200 重量部反応容器内を十分にチッ素置
換した後、上記化合物の混合物を攪拌しながら75℃に
加熱した。:3時間後85 ’Cに昇温し、85°”C
で更に3時間重合した後95℃で1時間熱処理し重合を
完了させた。
次いで脱水・水洗・乾燥してビーズ状の架橋ボリマータ
得た。この架橋ポリマーの平均粒子径は100μ、ゲル
含有計は60重−t%。
得た。この架橋ポリマーの平均粒子径は100μ、ゲル
含有計は60重−t%。
膨潤度は13であった。
(2) アクリル樹脂成形体の製造
メチルメタクリレート系重合体(三菱レイヨン(株)製
、アクリベットMDK)100重量部に対しく1)で得
られた架橋ポリマー10重量部を配合し、ヘンシェルミ
キサーを用いてよく混合した後、押出機を用い又ペレッ
ト化した□ 得うれたベレットを80℃で一昼夜乾燥しTこ後、同じ
押出機を用い220℃で押出し。
、アクリベットMDK)100重量部に対しく1)で得
られた架橋ポリマー10重量部を配合し、ヘンシェルミ
キサーを用いてよく混合した後、押出機を用い又ペレッ
ト化した□ 得うれたベレットを80℃で一昼夜乾燥しTこ後、同じ
押出機を用い220℃で押出し。
2.5朋厚の押出板を成形した。
得られた成形板の全う”0gl透過率、曇価を積分球式
ヘーズメーターで測定した。また60度鍵部光沢度をデ
ジタル変角光沢計(スガ試験機製)で測定した。更に成
形板の表面状態を目視で観察するとともに、後方の蛍光
ランプのランプイメージが認められるかどうかについ又
も観察した。
ヘーズメーターで測定した。また60度鍵部光沢度をデ
ジタル変角光沢計(スガ試験機製)で測定した。更に成
形板の表面状態を目視で観察するとともに、後方の蛍光
ランプのランプイメージが認められるかどうかについ又
も観察した。
この成形板の全光線透過率は72%、曇価は95%、6
0度瞬間光沢度は30であった。
0度瞬間光沢度は30であった。
また成形体の表面状態は均一できめ糾かく。
目視判定によっても元拡散度は十分であり。
後方の蛍光ランプのランプイメージは認められなかった
〇 参考例1 ポリビニルアルコールの量を0.3重量部にする他は実
施例1.−(11と同様にして架橋ポリマーを得た。得
られた架橋ポリマーのゲル含有量および膨潤度は実施例
I−(す、で得られた架橋ポリマーとほぼ同じであった
が、その平均粒子径は約600μとかなり太きかった。
〇 参考例1 ポリビニルアルコールの量を0.3重量部にする他は実
施例1.−(11と同様にして架橋ポリマーを得た。得
られた架橋ポリマーのゲル含有量および膨潤度は実施例
I−(す、で得られた架橋ポリマーとほぼ同じであった
が、その平均粒子径は約600μとかなり太きかった。
こ〕架橋ポリマーを篩別し、その32メツシユ(500
μ)通過分乞実施例1−(11で得た架橋ポリマーのか
わりに用いる他は実施例1−+21と同様の手順で押出
板を製造し同様に評価した。
μ)通過分乞実施例1−(11で得た架橋ポリマーのか
わりに用いる他は実施例1−+21と同様の手順で押出
板を製造し同様に評価した。
この成形板は光拡散性は十分であったが1表面は非常に
ザラザラした荒れた感じであり、照明カバー等の用途に
は好ましくないものであった。
ザラザラした荒れた感じであり、照明カバー等の用途に
は好ましくないものであった。
参考例2
実施例1−(11で用いたのと同様の反応容器に次の化
合物を仕込んだ。
合物を仕込んだ。
スチレン 55重量部n〜ブチ
ルアクリレート20重量部 メチルメタクリレート 25 重量部アリル
メタクリレート 3 m−、fljBt−
ドデシルメルカプタン 過硫酸カリウム 0.3重殺部スルフ
オコハク酸のエステルソーダ塩1.5ー,HE:51部
水 250 重量部
容器内を十分にチッ素ガスで置換した後,上記化合物の
混合物を攪拌しながら7 0 ℃まで昇温し,そのまま
5時間保持し又重合を完了させた。得られたラテックス
中のポリマー粒子の粒子径は約0. 2μであった(光
透過法で測足)。
ルアクリレート20重量部 メチルメタクリレート 25 重量部アリル
メタクリレート 3 m−、fljBt−
ドデシルメルカプタン 過硫酸カリウム 0.3重殺部スルフ
オコハク酸のエステルソーダ塩1.5ー,HE:51部
水 250 重量部
容器内を十分にチッ素ガスで置換した後,上記化合物の
混合物を攪拌しながら7 0 ℃まで昇温し,そのまま
5時間保持し又重合を完了させた。得られたラテックス
中のポリマー粒子の粒子径は約0. 2μであった(光
透過法で測足)。
このラテックスを5′f1.骨部の塩化カルシウムヶ用
いて塙析し,さらに脱水・水洗・乾燥して粉末状の架橋
ポリマーを得た。
いて塙析し,さらに脱水・水洗・乾燥して粉末状の架橋
ポリマーを得た。
この乳化重合により得られた架橋ポリマーを実。施例1
−(1.1で得た架橋ポリマーのかわりに用いる他は全
〈実施例1−+21と同様にして押出板を製造し同様に
評価した。
−(1.1で得た架橋ポリマーのかわりに用いる他は全
〈実施例1−+21と同様にして押出板を製造し同様に
評価した。
この成形板は60度咬而面沢度が98と高くまた光拡散
性も不十分であり.照明カバー等の用途には不向きなも
のであった。
性も不十分であり.照明カバー等の用途には不向きなも
のであった。
実施例2
実施例1.−(11で用いfこのと同じ反応容器に次の
化合物を仕込み.実施例1−11+と同様の手順でビー
ズ状の架橋ポリマー粒子た。
化合物を仕込み.実施例1−11+と同様の手順でビー
ズ状の架橋ポリマー粒子た。
スチレン 60 重量部2−
エチルへキシルアクリレ−) 15 重量部メチル
メタクリレート 25 重量部アリルメタ
クリレート 2.0重量部エチレングリコ
ールジメタクリレー) 0.5 重.tJn−オク
チルメルカプタン 0.2重量部ラウロイルパ
ーオキザイド 1.5重役部第三り/酸カルシウ
ム 1.0重量部界面活性剤
0.01重量部水
200 重量部得られた架橋ポリマーの平均
粒子径は約80μであり,ゲル含有量は81重量%,膨
潤度は10であった。
エチルへキシルアクリレ−) 15 重量部メチル
メタクリレート 25 重量部アリルメタ
クリレート 2.0重量部エチレングリコ
ールジメタクリレー) 0.5 重.tJn−オク
チルメルカプタン 0.2重量部ラウロイルパ
ーオキザイド 1.5重役部第三り/酸カルシウ
ム 1.0重量部界面活性剤
0.01重量部水
200 重量部得られた架橋ポリマーの平均
粒子径は約80μであり,ゲル含有量は81重量%,膨
潤度は10であった。
この架橋ポリマーを実施例1−(11で製造した架橋ポ
リマーのかわりに用いる他は.実施例1−(2)と同様
の手順で押出板を製造し同様に評価した。
リマーのかわりに用いる他は.実施例1−(2)と同様
の手順で押出板を製造し同様に評価した。
この押出板の全光線透過率は75%,曇価は97であり
,60度鏡面光沢度は18であった。
,60度鏡面光沢度は18であった。
この押出板の表面状態は均一できめ細かく,また光拡散
性も良好で後方の蛍光ランプのランプイメージも認めら
れなかった。
性も良好で後方の蛍光ランプのランプイメージも認めら
れなかった。
参考例3
アリルメタクリレートおよびエチレングリコールジメタ
クリレートを用いない他は実施例2と同様にしてビーズ
状の未架橋ポリマーを得た。
クリレートを用いない他は実施例2と同様にしてビーズ
状の未架橋ポリマーを得た。
この未架橋ポリマーを実施例1111で製造した架橋ポ
リマーのかわりに用いる他は実施例】−(2)と同様の
手順で押出板を製造し同様に評価した。
リマーのかわりに用いる他は実施例】−(2)と同様の
手順で押出板を製造し同様に評価した。
この成形板はある程度乳白化しているが,60度鐘而面
沢度は95と高(、光拡散度も不十分で後方の蛍光ラン
プのランプイメージが認められるなど照明カバー等の素
材としては不適当なものであった。
沢度は95と高(、光拡散度も不十分で後方の蛍光ラン
プのランプイメージが認められるなど照明カバー等の素
材としては不適当なものであった。
匈考例4
アリルメタクリレートは用いずエチレングリコールジメ
タクリレートを6重量部用いる他は実施例2と同様にし
又粒状の架橋ポリマーを得た0 得られた架橋ポリマーの平均粒子径は約90μであり、
ゲル含有穢は99電線チ、膨潤度は2.1であった。
タクリレートを6重量部用いる他は実施例2と同様にし
又粒状の架橋ポリマーを得た0 得られた架橋ポリマーの平均粒子径は約90μであり、
ゲル含有穢は99電線チ、膨潤度は2.1であった。
この架橋ポリマーを実施例1−(11で得た架橋ポリ々
−のかわりに用いる他は実施例1−(21と同様にして
押出板を製造し同様に評価した。
−のかわりに用いる他は実施例1−(21と同様にして
押出板を製造し同様に評価した。
この成形板は表面が荒れてザラついており。
光拡散性も不均一でムラがある等照明カバー等の累月と
しては不適当なものであった。
しては不適当なものであった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 メチルメタクリレート系重合体100重量部に対し下記
の架橋ポリマーを1〜30重量部配合した樹脂組成物を
成形して得られる光拡散性アクリル樹脂成形体。 架橋ポリマー: 芳香族ビニルモノマー 40〜90重量%アル
キル基の炭素数が1〜8の アルキルアクリレート 10〜40重量%アルキル
基の炭素数が1〜4の アルキルメタクリレート 0〜40重量%その他の
モノエチレン性不飽和 モノマー 0〜20重量%からなる
非架橋性モノマー100重量部と架橋性モノマー0.5
〜5重量部を懸濁重合して得られる粒子径10〜500
μ、ゲル含有量40〜90重清チ、膨潤度3〜25なる
架橋ポリマー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14887682A JPS5938252A (ja) | 1982-08-27 | 1982-08-27 | 光拡散性アクリル樹脂成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14887682A JPS5938252A (ja) | 1982-08-27 | 1982-08-27 | 光拡散性アクリル樹脂成形体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5938252A true JPS5938252A (ja) | 1984-03-02 |
JPH0153901B2 JPH0153901B2 (ja) | 1989-11-16 |
Family
ID=15462695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14887682A Granted JPS5938252A (ja) | 1982-08-27 | 1982-08-27 | 光拡散性アクリル樹脂成形体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5938252A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5237004A (en) * | 1986-11-18 | 1993-08-17 | Rohm And Haas Company | Thermoplastic and thermoset polymer compositions |
DE19731710A1 (de) * | 1997-07-23 | 1999-02-18 | Bwf Kunststoffe Gmbh & Co Kg | Lichtleiter mit Vorwärtsstreuung |
JP2009084468A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Gantsu Kasei Kk | 光拡散剤及びそれを用いた光拡散フィルム、シート又は成型物 |
JP2012057177A (ja) * | 2011-12-20 | 2012-03-22 | Nippon Shokubai Co Ltd | 光拡散媒体用有機粒子 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5714650A (en) * | 1980-07-01 | 1982-01-25 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Matted thermoplastic resin composition |
-
1982
- 1982-08-27 JP JP14887682A patent/JPS5938252A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5714650A (en) * | 1980-07-01 | 1982-01-25 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Matted thermoplastic resin composition |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5237004A (en) * | 1986-11-18 | 1993-08-17 | Rohm And Haas Company | Thermoplastic and thermoset polymer compositions |
US5346954A (en) * | 1986-11-18 | 1994-09-13 | Rohm And Haas Company | Thermoplastic and thermoset polymer compositions |
DE19731710A1 (de) * | 1997-07-23 | 1999-02-18 | Bwf Kunststoffe Gmbh & Co Kg | Lichtleiter mit Vorwärtsstreuung |
JP2009084468A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Gantsu Kasei Kk | 光拡散剤及びそれを用いた光拡散フィルム、シート又は成型物 |
JP2012057177A (ja) * | 2011-12-20 | 2012-03-22 | Nippon Shokubai Co Ltd | 光拡散媒体用有機粒子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0153901B2 (ja) | 1989-11-16 |
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