JPS5938140Y2 - 観賞魚用水槽 - Google Patents
観賞魚用水槽Info
- Publication number
- JPS5938140Y2 JPS5938140Y2 JP1980130630U JP13063080U JPS5938140Y2 JP S5938140 Y2 JPS5938140 Y2 JP S5938140Y2 JP 1980130630 U JP1980130630 U JP 1980130630U JP 13063080 U JP13063080 U JP 13063080U JP S5938140 Y2 JPS5938140 Y2 JP S5938140Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- glass
- side glass
- protrusion
- bottom frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は上枠と底枠と支柱と四側面ガラスとからなる観賞
魚用水槽に係り、組立作業を簡易にして水洩れのしない
強固な水槽を廉価に供給することを目的とした考案であ
る。
魚用水槽に係り、組立作業を簡易にして水洩れのしない
強固な水槽を廉価に供給することを目的とした考案であ
る。
金属体で枠組し西側面にパテを用いてガラスを嵌装した
観賞魚用水槽は古くより実施されている。
観賞魚用水槽は古くより実施されている。
併し近時プラスチックの開発により従来の金属枠に代り
プラスチック製の枠を用いた水槽が普及されつつある。
プラスチック製の枠を用いた水槽が普及されつつある。
例えば実公昭４９−１７４３８号のように直角対向にし
たガラス１，１の接合部の内側と外側に接着剤を塗布し
、接着剤の乾燥前に四隅の外角に三角形の樹脂柱３埋め
込んだもの、或は実公昭５３−３１２７７号のようにガ
ラスの切口を直角状に衝接対向して、接着剤を充填した
支柱を用いない角部の外側に保護柱（実質的にはカバー
）を被着したもの等が有る。
たガラス１，１の接合部の内側と外側に接着剤を塗布し
、接着剤の乾燥前に四隅の外角に三角形の樹脂柱３埋め
込んだもの、或は実公昭５３−３１２７７号のようにガ
ラスの切口を直角状に衝接対向して、接着剤を充填した
支柱を用いない角部の外側に保護柱（実質的にはカバー
）を被着したもの等が有る。
併し前者は樹脂柱３を埋め込むことが面倒で製作費がか
さばる欠点が有り、後者はガラスの切口を直角対向に衝
接した角部に接着剤を盛り外側に単に保護柱カバーな被
着しただけであるので最も力の掛る四ノ角に実質的な柱
がなく大容量の水槽では水圧によって接合部が外側に湾
曲したり、或は接合部に亀裂が生じ漏水の原因となるば
かりでなく、製作時にガラスの位置ぎめが面倒で量産に
適しない欠点がある。
さばる欠点が有り、後者はガラスの切口を直角対向に衝
接した角部に接着剤を盛り外側に単に保護柱カバーな被
着しただけであるので最も力の掛る四ノ角に実質的な柱
がなく大容量の水槽では水圧によって接合部が外側に湾
曲したり、或は接合部に亀裂が生じ漏水の原因となるば
かりでなく、製作時にガラスの位置ぎめが面倒で量産に
適しない欠点がある。
又先願である実願昭５１−９２８９６号は柱上下の差込
片１０を単に上下枠に挿入するだけであるので実質的に
支柱としての強変に欠げることが発見された。
片１０を単に上下枠に挿入するだけであるので実質的に
支柱としての強変に欠げることが発見された。
本案は上記に鑑みて上枠と底枠と四ツ隅部の支柱との接
合を強固にし水槽角部の水圧を支柱と支柱に接着したガ
ラスの切口とで綜合的に耐圧力を増強し且つ枠組及びガ
ラスの嵌込みを簡易ならしめたのである。
合を強固にし水槽角部の水圧を支柱と支柱に接着したガ
ラスの切口とで綜合的に耐圧力を増強し且つ枠組及びガ
ラスの嵌込みを簡易ならしめたのである。
本案の実施例図を図面に従って説明すると、第１図に於
てＡは上枠でありＢは底枠でありＣは下部底枠Ｂに固定
し上枠Ａを支承する支柱であり、Ｄは四側面ガラスであ
る。
てＡは上枠でありＢは底枠でありＣは下部底枠Ｂに固定
し上枠Ａを支承する支柱であり、Ｄは四側面ガラスであ
る。
上枠Ａは第２図第３図のように外縁１と平面部２と突条
縁３と突条縁３より低い蓋受４とで凹溝５を形成し該凹
溝５の一部を欠削して排水口６を設け、外縁１と突条縁
の下部７とでガラスの挿入溝８を設ける、第４図は上枠
Ａの角隅を仮線イで切断した場合の裏面図であり、ガラ
ス挿入溝８が直角に交る各角隅の外側に後記する支柱の
差込片を挿入する挿入部９が形成しである。
縁３と突条縁３より低い蓋受４とで凹溝５を形成し該凹
溝５の一部を欠削して排水口６を設け、外縁１と突条縁
の下部７とでガラスの挿入溝８を設ける、第４図は上枠
Ａの角隅を仮線イで切断した場合の裏面図であり、ガラ
ス挿入溝８が直角に交る各角隅の外側に後記する支柱の
差込片を挿入する挿入部９が形成しである。
底枠Ｂは第５図及び第６図で示すように外縁１０と上げ
底板１１とにより四周にガラス挿入溝１２を凹設し、該
ガラス挿入溝１２が直角に交る溝１２角内に角形の突起
１３を形成し該突起１３を有するガラス挿入溝１２０四
ツ角に支柱の差込片を挿入する挿入部１４が設けである
。
底板１１とにより四周にガラス挿入溝１２を凹設し、該
ガラス挿入溝１２が直角に交る溝１２角内に角形の突起
１３を形成し該突起１３を有するガラス挿入溝１２０四
ツ角に支柱の差込片を挿入する挿入部１４が設けである
。
第７図は支柱Ｃを内側から見た平面図であり第８図はへ
〜ハ部分の横断面図であり第９図は二〜二部分の横断面
図であり第１０図は支柱の側面図である。
〜ハ部分の横断面図であり第９図は二〜二部分の横断面
図であり第１０図は支柱の側面図である。
該支柱は側面ガラスの外側に接触する接触面１５と１５
が９０ｖの角変に開き、接触面ｉｓ、ｉｓから中心部寄
りに接触面１５と直角を為す段１６．１６を上下の全長
に亘り設げ両段１６，１６の中心上部に突子１７を設げ
、支柱Ｃの上下両端に底枠Ｂと上枠Ａの外縁１及び１０
の厚さだけ内側にして差込片１８．１８が突設しである
。
が９０ｖの角変に開き、接触面ｉｓ、ｉｓから中心部寄
りに接触面１５と直角を為す段１６．１６を上下の全長
に亘り設げ両段１６，１６の中心上部に突子１７を設げ
、支柱Ｃの上下両端に底枠Ｂと上枠Ａの外縁１及び１０
の厚さだけ内側にして差込片１８．１８が突設しである
。
上記の上枠Ａ、底枠Ｂ、支柱Ｃ及び側面ガラスＤを用い
て水槽を組立る場合は底枠Ｂの挿入溝１２にプラスチッ
ク製の接着剤をガラスＤを嵌込んだ場合に流出しない程
度に充填し四ツ隅の挿入部１４に支柱Ｃの下部差込片１
８を挿入立設し、支柱ＣとＣの間に側面ガラスＤを嵌め
込むと両側面ガラスの直角に対向する切口Ｄ′の中間に
突子１７が突出し、側面ガラスの下部は突起１３によっ
て隔離されるため直角に対向する側面ガラスの切口Ｄ′
は互に離れて段１６に近接する。
て水槽を組立る場合は底枠Ｂの挿入溝１２にプラスチッ
ク製の接着剤をガラスＤを嵌込んだ場合に流出しない程
度に充填し四ツ隅の挿入部１４に支柱Ｃの下部差込片１
８を挿入立設し、支柱ＣとＣの間に側面ガラスＤを嵌め
込むと両側面ガラスの直角に対向する切口Ｄ′の中間に
突子１７が突出し、側面ガラスの下部は突起１３によっ
て隔離されるため直角に対向する側面ガラスの切口Ｄ′
は互に離れて段１６に近接する。
此の状態で四隅の支柱の外側よりエンドレスのゴムバン
ドの如きを桂１げて支柱Ｃ側に側面ガラスの切口を引き
寄せ、段１６と側面ガラスの切口Ｄ′との隙間より接着
剤を注入し、更に上枠Ａを裏返しにして挿入溝８に接着
剤を塗り込み反転して挿入溝８に側面ガラスの上縁が又
挿入部９に支柱の差込片１８が嵌合するように載置する
と、上下枠と支柱及側面ガラスは一工程により完全に接
着固定するのでゴムバンドを取外して製品とする。
ドの如きを桂１げて支柱Ｃ側に側面ガラスの切口を引き
寄せ、段１６と側面ガラスの切口Ｄ′との隙間より接着
剤を注入し、更に上枠Ａを裏返しにして挿入溝８に接着
剤を塗り込み反転して挿入溝８に側面ガラスの上縁が又
挿入部９に支柱の差込片１８が嵌合するように載置する
と、上下枠と支柱及側面ガラスは一工程により完全に接
着固定するのでゴムバンドを取外して製品とする。
前記の如く本案水槽は組立てが極めて簡易であるので量
産に適し、上下枠の四ツ隅に支柱の差込片１８を挿入す
る挿入部９及び１４を凹設したので組立中に支柱Ｃが倒
れる虞れがなく、又側面ガラスの直角対向部間に突子１
７及び突起１３が介在するので側面ガラスの直角対向部
が完全に隔離されるため、暖気によりガラスが膨張して
も互に接触する虞れがなくガラスの損傷を未然に防止す
る効果が有り、支柱の上下は上下枠の挿入部９゜１４に
より固着されているので水正のために支柱が外れる虞れ
がなく水洩れを防止する効果があり、支柱上下の差込片
１８を上下枠の外縁１及１０の厚さだけ内側にしたので
組立後の上下枠外面と支柱の外面との間に段ができない
ため外観優美であると同時に、ガラスの直角対向部間に
突子１７及び突起１３が介在するので側面ガラスの直角
対向部の接着剤を注入する隙間が正確となり、そのため
四つ隅の支柱部分を同量の接着剤で側面ガラスと支柱と
を固定することになり、水槽の四隅の耐圧性が増強化さ
れた。
産に適し、上下枠の四ツ隅に支柱の差込片１８を挿入す
る挿入部９及び１４を凹設したので組立中に支柱Ｃが倒
れる虞れがなく、又側面ガラスの直角対向部間に突子１
７及び突起１３が介在するので側面ガラスの直角対向部
が完全に隔離されるため、暖気によりガラスが膨張して
も互に接触する虞れがなくガラスの損傷を未然に防止す
る効果が有り、支柱の上下は上下枠の挿入部９゜１４に
より固着されているので水正のために支柱が外れる虞れ
がなく水洩れを防止する効果があり、支柱上下の差込片
１８を上下枠の外縁１及１０の厚さだけ内側にしたので
組立後の上下枠外面と支柱の外面との間に段ができない
ため外観優美であると同時に、ガラスの直角対向部間に
突子１７及び突起１３が介在するので側面ガラスの直角
対向部の接着剤を注入する隙間が正確となり、そのため
四つ隅の支柱部分を同量の接着剤で側面ガラスと支柱と
を固定することになり、水槽の四隅の耐圧性が増強化さ
れた。
又上枠の蓋受４に排水口６を設けたので水温の保持とゴ
□の透穴を防ぐために蓋を載置した場合に凹溝５に水滴
が溜らず水滴による吸着性がなく蓋の取外しに便利であ
る等各種の効果が有る。
□の透穴を防ぐために蓋を載置した場合に凹溝５に水滴
が溜らず水滴による吸着性がなく蓋の取外しに便利であ
る等各種の効果が有る。
第１図は水槽の斜視図であり、第２図は上枠の斜視図、
第３図は上枠を口〜口で縦断した端面図、第４図は上枠
の四ツ隅を仮線イで切断した裏面図、第５図は底枠の平
面図、第６図は底枠をハ〜ハで縦断した部分図、第７図
は支柱を内側から見た平面図、第８図は支柱をへ〜ハで
横断した断面図、第９図は支柱を二〜二で横断した断面
図、第１０図は支柱の側面図、第１１図は側面ガラスの
切口が支柱の突子で隔離された状態を示す部分図、第１
２図は側面ガラスの切口が支柱の段で係止された状態を
示す部分図、第１３図は支柱を立て側面ガラスを嵌合し
た場合の底枠の角部を示す部分図、第１４図は水槽の角
部を示す斜視図である。 Ａ：上枠、Ｂ：底枠、Ｃ：支柱、Ｄ：側面ガラス １：
外縁、２：平面部、３：突条縁、４：蓋受、５：凹溝、
６：排水口、７：下部、８：挿入溝、９：挿入部、１０
：外縁、１１：底板、１２：挿入溝、１３：突起、１４
：挿入部、１５：接触面、１６：段、１７：突子、１８
：差込片。
第３図は上枠を口〜口で縦断した端面図、第４図は上枠
の四ツ隅を仮線イで切断した裏面図、第５図は底枠の平
面図、第６図は底枠をハ〜ハで縦断した部分図、第７図
は支柱を内側から見た平面図、第８図は支柱をへ〜ハで
横断した断面図、第９図は支柱を二〜二で横断した断面
図、第１０図は支柱の側面図、第１１図は側面ガラスの
切口が支柱の突子で隔離された状態を示す部分図、第１
２図は側面ガラスの切口が支柱の段で係止された状態を
示す部分図、第１３図は支柱を立て側面ガラスを嵌合し
た場合の底枠の角部を示す部分図、第１４図は水槽の角
部を示す斜視図である。 Ａ：上枠、Ｂ：底枠、Ｃ：支柱、Ｄ：側面ガラス １：
外縁、２：平面部、３：突条縁、４：蓋受、５：凹溝、
６：排水口、７：下部、８：挿入溝、９：挿入部、１０
：外縁、１１：底板、１２：挿入溝、１３：突起、１４
：挿入部、１５：接触面、１６：段、１７：突子、１８
：差込片。
Claims (1)
- 上枠と底枠と支柱と側面ガラスとから成る観賞魚用水槽
に於て、外縁１０と底板１１とで形成した挿入溝１２が
四ツ隅で直角に交る角内に角形の突起１３と、各突起の
外側に凹設した挿入部１４を設けて挿入溝１２に接着剤
を充填せる底枠Ｂと、９０度の角変で開く接触面１５．
１５に対し直角を為す段１６．１６を上下の全長に亘り
設げ、両段の中心上部に突子１Ｔを有する支柱Ｃの上下
両端に上枠及び底枠の外縁の厚さだけ内側にして設けた
差込片１８．１８の下部差込片１８を底枠四隅の挿入部
１４に挿入起立し、起立した各支柱間に挿入せる側面ガ
ラスの下縁を挿入溝１２に挿入して各側面ガラスの切口
が直角に対向する切口間に底枠の突起１３と支柱の突子
１１を介在して側面ガラスの切口と支柱の段１６の隙間
より接着剤を注入し、接着剤を充填した上枠Ａの挿入溝
８に側面ガラスの上縁を又挿入部９に支柱の上部差込片
１８を各挿入固定して成る観賞魚用水槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980130630U JPS5938140Y2 (ja) | 1980-09-12 | 1980-09-12 | 観賞魚用水槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980130630U JPS5938140Y2 (ja) | 1980-09-12 | 1980-09-12 | 観賞魚用水槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5754273U JPS5754273U (ja) | 1982-03-30 |
| JPS5938140Y2 true JPS5938140Y2 (ja) | 1984-10-23 |
Family
ID=29490939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980130630U Expired JPS5938140Y2 (ja) | 1980-09-12 | 1980-09-12 | 観賞魚用水槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5938140Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS486477U (ja) * | 1971-06-04 | 1973-01-24 | ||
| JPS5311397B2 (ja) * | 1973-02-27 | 1978-04-21 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5311397U (ja) * | 1976-07-13 | 1978-01-30 |
-
1980
- 1980-09-12 JP JP1980130630U patent/JPS5938140Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS486477U (ja) * | 1971-06-04 | 1973-01-24 | ||
| JPS5311397B2 (ja) * | 1973-02-27 | 1978-04-21 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5754273U (ja) | 1982-03-30 |
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