JPS5937960A - 泡消火薬剤の強化方法 - Google Patents

泡消火薬剤の強化方法

Info

Publication number
JPS5937960A
JPS5937960A JP14648082A JP14648082A JPS5937960A JP S5937960 A JPS5937960 A JP S5937960A JP 14648082 A JP14648082 A JP 14648082A JP 14648082 A JP14648082 A JP 14648082A JP S5937960 A JPS5937960 A JP S5937960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foam
fire extinguishing
fire
extinguishing agent
fluorine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14648082A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0245463B2 (ja
Inventor
小松 永裕
鳥飼 隆尚
斎藤 靆一
根津 正昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANAI SEKIYU KK
Original Assignee
SANAI SEKIYU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANAI SEKIYU KK filed Critical SANAI SEKIYU KK
Priority to JP14648082A priority Critical patent/JPS5937960A/ja
Publication of JPS5937960A publication Critical patent/JPS5937960A/ja
Publication of JPH0245463B2 publication Critical patent/JPH0245463B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fire-Extinguishing Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は泡消火薬剤の使用時にフッ素系界面活性剤を添
加して、より消火効果を高める方法に関する。
近年の化学工業の発達に伴ない、泡消火薬剤によって消
火すべき火災の種類も多様化し、ま友人規模化している
現在用いられている泡消火薬剤をその用途に着目して大
別すると、原油、ガソリン、灯油。
重油などt対象とした一般油火災用泡消火薬剤と、アル
コール類、ケトン類、エーテル類、エステル類などの、
−穀油火災用泡消火薬剤では泡が消滅してしまうような
特殊な液体可燃物上消化する耐アルコール泡消火薬剤と
の2つに分けられる。そして、双方についてそれぞれ、
たんばく費泡消火薬剤1合成界面活性剤泡消火剤および
水成膜泡消火薬剤がある。これらは優れた特性を有する
ものの、−面において欠点を内包しており、たんばく泡
消火薬剤は耐火性、耐液性は&ばが泡の流動性が悪いの
で消火が遅く。
合成界面活性剤□泡消火薬剤は逆に流動性があるので泡
の展開が速くそれだけ消火も速いが、耐火性2耐液性の
点で劣る。また、水成膜泡消火薬剤は1合成界面活性□
剤泡消火薬剤よりさらに流動性が良くノックダウンが速
いものの泡の安定性がない。     □ 本2発明はこのように一長一短をもつ従来の泡消火薬剤
を用いて消火するに際し、この泡消火薬剤の使用時に、
フッ素系界面活性剤の種類あるいは添加□量を火災に応
じて適宜設定して混合ることにより、消火剤の性質を火
災に対して効□果的なものとし、消火効果を高めること
を目的とする。
すなわち1本発明の泡消火薬剤の強化方法は。
泡消火薬剤を使用する際に、消火すべき火災に応じてフ
ッ素系界面活性剤を泡消火薬剤に添加することを特徴と
する。
第1図は不発8Aを実施するためのフロー図の一例でお
り、水がライン11から混合器17に供給8れ、一方、
消火薬剤はライン13からバルブ15を介して混合器1
7に供給されて泡がライン23から圧送される。すでに
説明したように火災の性質ないし種類は多岐に亘9.効
果的に消火を行なうには個々の火災を想定してそれぞれ
消火薬剤を用意することが必要となるが。
これは極めて煩雑である。しかしながら1本発明によれ
ばライン19からパルプ21’i(介してフッ素系界面
活性44 k混合添加し、消火薬剤の特性を変化せしめ
て2火災に即応させる仁とができる。
たとえば、従来の一般油火災用泡消火薬剤を用意してお
き、仮にアルコール類の火災が発生した場合は耐アルコ
ール用のフッ素系界面活性剤を使用時に混合添加すれば
十分な消火性能を発揮することができQ0フッ素系界面
活性剤は泡消火、−剤の改質剤として添加されるもので
あり、添加量は泡消火薬剤に対して5重址係以下程度で
十分であり、−穀油火災用泡消火薬剤と耐アルコール泡
消火薬剤との双方を常設することに比べて至便である。
また、その添加するフッ素系界面活性剤の種類や添加激
音火災の種類に応じて即応させることができるので、効
果的に消火を行なうことができる。
また、たんば〈泡消火薬剤はそれ自体すぐれた特性?有
するものであるが、大型タンクの防油堤のような広い場
所や流出油の火災時に使用し友場合表面張力が他の泡消
火薬剤エフも大きいため、泡の流動性(展開〕が悪いの
で液表面の被覆や消火に時間を要する。このような場合
でもフッ素界面活性剤を混合添加することにより1表面
張力が低下して泡の流動性が良くなり。
すばやく液表面からの引火性蒸気を抑制したり。
燃焼大向を覆って消火でき、る。したがって、7?:ん
ば〈泡消火薬剤の他に、フッ素系罷面活性剤を別途用意
し、必要によりこれを混合添加することにより、たんば
〈薬消火薬剤の、消火効果を強化しfcv、使途範囲?
拡大し尺9.することができる・ さらに、直径が100mもあるような大型タンク火災に
たんば(泡消火薬剤全使用しても。
エアーフオームチャンバーで発泡させた泡ハ30m程度
しか流動しないといわれ、中心部には泡が連判しないこ
ともある。このような問題等を考慮して5SI(液面下
池放射〕消火、システムが開発されたが、これに従来の
たんば〈泡消火薬剤を適用する場合においても、使用時
にフッ素系界面活性剤を混合添加することにより。
フッ素系!ff−面活性剤のもつ撥油性あQい、は表面
張力を低下させ0作用が有効に働き、大型タンクの火災
でも十分な消火効果を発揮する−ことができる。
SSI消火システムに合成界面活性剤泡消火薬剤を添加
しても泡が汚染されて消火効果を得ることができなかつ
友が、フッ素系界面活性剤を混合添加することにより撥
油性を付与せしめ。
この結果、SSI消火システムでの使用が可能となる。
また、フッ素系界面活性剤は水成膜泡消火薬剤の密封性
を改善して再燃を防止し、この消火薬剤のもつノックダ
ウンが早いなどの特性を効果的に発揮せしめることもで
きる。
以上のように、フッ素系界(2)活性剤は泡消火薬剤の
添加剤として優れたものであるが、なかには泡消火薬剤
との混合安定性が悪く、保存中に沈澱などが発生して使
用上問題がある場合もあり、この結果、フッ素系界面活
性剤の選択の自由度が減少したり、泡消火薬剤の保存寿
命が短、くなる。しかしながら1本発明では両者を使用
時に混合するので上記のような心配もなく。
フッ素系界面活性剤を性能本位で選択することができる
また1通常の几んば〈泡消火薬剤の寿命は長〈て5年位
といわれ、特に固定設備用では3〜5年程匪で交換して
いる。仮に、フッ化たんば〈泡消火薬剤を固定設備用と
して購入した場合。
同様にして3〜5年程度で交換すると、たんば〈泡消火
薬剤よりかなり割高となる。これに対してフッ素系界面
活性剤のみを別に貯蔵しておけばlO年程度は保存が十
分に可能であり、使用時も必要量だけで済むので非常に
経済的である。フッ化たんば〈泡消火薬剤にさらにフッ
素系界面活性剤を使用時に混合添加することにより、消
火効果を強化することもでき00以上の説明から明らか
なように、フッ素系界面活性剤は、火災の性質5に応じ
て泡消火薬剤に混1合添加されるものであり、その種類
は#5に限定されない。また、フッ素系界面活性剤は、
泡消火薬剤の改質用の添加剤として用いられるものであ
り、一般に多量に用いQ必要はなく2泡消火薬剤の53
&童チ程度以下を混合添加すればよい。
以上のように1本発明によれば、火災に応じてフッ素系
界面活性剤の種類や添加量を設定して泡消火薬剤に使用
時に混合添加することにより、泡消火薬剤の消火能力を
強化しi#)、適用範囲を拡大することができる・また
、フッ素系界面活性剤は泡消火剤と別途保存させること
になるので、活性剤の選択の自由度が増すと共に経済的
である。
実施例1および2 第1表に示したたんば〈泡消火薬剤を用い。
昭yf050年自治省令第26号によって足められた低
発泡消火試験方法に準じて試験した。
(以下余白〕 実施例3および4 4y/の角型オイルノぞンにアセトン’1200J、投
入し、予燃1分後に、、、第2表に示した泡消火薬剤お
よび活性剤番用い、200ノ/mの泡ノズルで消火を行
なった。
(以下余白) 第2表 *リ 深田工業(株)製、型式番号:泡第52−6号 *リ ダイキン工業(株)製 *リ 水に希釈した状態(10倍水溶液)での使用泡消
火薬剤に対する添加量 実施例5および6 第3表に示した消火薬剤および活性剤を用い。
次の条件でSSI消火方式による消火試験を行なった。
タンク: 直   径   970箇 高    さ   1520+mn 燃焼表面積 0.7387 消火条件: タンク容量l−にn−ヘゾタンを8ooノ投入し、予燃
15分後に発泡を開始した。
(以下余白)
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を夾施する。ための−例を示すフロー図
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 泡消火薬剤を使用する際に、消火すべき火災に応
    じてフッ素系界面活性剤を泡消火薬剤に添加することt
    特徴とする泡消火薬剤の強化方法。         
           ・□
JP14648082A 1982-08-24 1982-08-24 泡消火薬剤の強化方法 Granted JPS5937960A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14648082A JPS5937960A (ja) 1982-08-24 1982-08-24 泡消火薬剤の強化方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14648082A JPS5937960A (ja) 1982-08-24 1982-08-24 泡消火薬剤の強化方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5937960A true JPS5937960A (ja) 1984-03-01
JPH0245463B2 JPH0245463B2 (ja) 1990-10-09

Family

ID=15408587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14648082A Granted JPS5937960A (ja) 1982-08-24 1982-08-24 泡消火薬剤の強化方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5937960A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5270572A (en) * 1991-06-26 1993-12-14 Hitachi, Ltd. Liquid impingement cooling module for semiconductor devices
JP2002325858A (ja) * 2001-02-16 2002-11-12 Miyake Engineering Kk 建造物の消火方法及び消火設備ユニットを設置した建造物

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53125397A (en) * 1977-03-30 1978-11-01 Hoechst Ag Method and agent for extinguishing fire
JPS53145397A (en) * 1977-05-24 1978-12-18 Fukada Kougiyou Kk Method of extinguishing polar solute fire

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53125397A (en) * 1977-03-30 1978-11-01 Hoechst Ag Method and agent for extinguishing fire
JPS53145397A (en) * 1977-05-24 1978-12-18 Fukada Kougiyou Kk Method of extinguishing polar solute fire

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5270572A (en) * 1991-06-26 1993-12-14 Hitachi, Ltd. Liquid impingement cooling module for semiconductor devices
JP2002325858A (ja) * 2001-02-16 2002-11-12 Miyake Engineering Kk 建造物の消火方法及び消火設備ユニットを設置した建造物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0245463B2 (ja) 1990-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2063992C (en) Alcohol resistant aqueous film forming firefighting foam
CA1082905A (en) Fire-fighting compositions
US12048857B2 (en) Method for addition of fire suppression additive to base foam solutions
US5434192A (en) High-stability foams for long-term suppression of hydrocarbon vapors
EP0609827B1 (en) Aqueous film forming foam concentrates for hydrophilic combustible liquids and method for modifying viscosity of same
EP0049958B1 (en) Fire-fighting compositions
CA2270537C (en) Biodegradable foam compositions for extinguishing fires
US4536298A (en) Aqueous foam fire extinguisher
Sheng et al. Study of environmental-friendly firefighting foam based on the mixture of hydrocarbon and silicone surfactants
US11712592B2 (en) Wetting agent composition for extinguishing fires
CN102886114A (zh) 通用型易降解a类泡沫灭火剂
KR20040068144A (ko) 불소계 계면활성제를 함유하지 않은 포말 소화제
WO1996004961A9 (en) Synergistic surfactant compositions and fire fighting concentrates thereof
US20010001478A1 (en) Fire-fighting agents containing polysaccharides and fluorochemical oligomeric surfactants
US20030141081A1 (en) Fire extinguishing or retarding material
CN107029377A (zh) 一种浓缩高效灭火剂及其制备方法
CN104801002A (zh) 低氯水成膜泡沫灭火剂
JP4636665B2 (ja) たん白泡消火薬剤及び泡水溶液
JPS5937960A (ja) 泡消火薬剤の強化方法
US3578590A (en) Fire-extinguishing composition comprising ethoxylated alkylphenol and ethylene glycol mono lower alkyl ether
JP3647710B2 (ja) 泡沫消火剤
WO2018124968A1 (en) Water-based fire extinguisher formulation
US3541010A (en) Ethoxylated alkylphenol and alkyl carbonate fire extinguishing composition
JPS643505B2 (ja)
JPH0549711A (ja) イオウ系化合物を含む消火剤