JPS5937589Y2 - 冷却用循環水タンク - Google Patents
冷却用循環水タンクInfo
- Publication number
- JPS5937589Y2 JPS5937589Y2 JP1979041250U JP4125079U JPS5937589Y2 JP S5937589 Y2 JPS5937589 Y2 JP S5937589Y2 JP 1979041250 U JP1979041250 U JP 1979041250U JP 4125079 U JP4125079 U JP 4125079U JP S5937589 Y2 JPS5937589 Y2 JP S5937589Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- temperature
- water
- low
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
Landscapes
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、転炉排ガスのように間欠的に発生する熱負荷
に対して冷却水を循環させるための循環系に設けるタン
ク溝造に関する。
に対して冷却水を循環させるための循環系に設けるタン
ク溝造に関する。
例えば、転炉の吹錬時に発生する排ガスの熱を回収する
水冷ダクトにおいては、従来の工業用水から純水に変更
して、水冷ダクトの寿命延長を図るようにしており、こ
のため純水循環用のタンクを設置している。
水冷ダクトにおいては、従来の工業用水から純水に変更
して、水冷ダクトの寿命延長を図るようにしており、こ
のため純水循環用のタンクを設置している。
元来、転炉の吹錬は間欠的に行われるものであるため、
受熱部から排出される冷却水も吹錬時は高温水となるが
、装入、測温、出鋼、排滓などを行う非吹錬時には昇温
しないので低温水となる。
受熱部から排出される冷却水も吹錬時は高温水となるが
、装入、測温、出鋼、排滓などを行う非吹錬時には昇温
しないので低温水となる。
このため、高温タンクと低温タンクとを別々に設けて用
水を貯溜し、用水の冷却効率を上げている。
水を貯溜し、用水の冷却効率を上げている。
一般に、既設転炉工場の周辺には多くの付帯設備が設置
されているため、高温タンクと低温タンクとを設置する
スペースの確保が困難であって、このため転炉本体から
相当に離れた場所に設置される。
されているため、高温タンクと低温タンクとを設置する
スペースの確保が困難であって、このため転炉本体から
相当に離れた場所に設置される。
したがって、配管のための設備費用が増大し、また、長
い配管に伴なって圧力損失が生じて省エネルギ上でも好
筐しくない欠点があった。
い配管に伴なって圧力損失が生じて省エネルギ上でも好
筐しくない欠点があった。
本考案の目的は、従来の循環水タンクにおけるこれらの
欠点を排除することであり、既設設備の狭いスペースに
対して安価に設置しうる循環水タンクを提供することに
ある。
欠点を排除することであり、既設設備の狭いスペースに
対して安価に設置しうる循環水タンクを提供することに
ある。
本考案の主眼は、従来の高温タンクと低温タンクとの合
計水量が一定であることと、水の温度差による比重量差
（すなわち、７０℃では９７７．８ｈｇ／ポ、４０℃で
は９９２．３ｋＲ／ポ）に着目して、高温タンクと低温
タンクの機能を１基のタンクで果たしうるようにしたこ
とであって、タンク自体の構成に特徴がある。
計水量が一定であることと、水の温度差による比重量差
（すなわち、７０℃では９７７．８ｈｇ／ポ、４０℃で
は９９２．３ｋＲ／ポ）に着目して、高温タンクと低温
タンクの機能を１基のタンクで果たしうるようにしたこ
とであって、タンク自体の構成に特徴がある。
以下、図面を参照して冷却水循環設備の構成と、本考案
タンクの構成とについて説明する。
タンクの構成とについて説明する。
冷却水循環設備は、例えば転炉の水冷ダクトなどの受熱
部Ａにおいて熱交換を受けた冷却水を、温度検出器Ｂに
よって温度検出し、その検出信号によって制御器Ｃから
所定の作動指令を電磁開閉弁りおよびＥに対して出させ
る。
部Ａにおいて熱交換を受けた冷却水を、温度検出器Ｂに
よって温度検出し、その検出信号によって制御器Ｃから
所定の作動指令を電磁開閉弁りおよびＥに対して出させ
る。
例えば、冷却水における高低の限界温度を４００として
おき、検出温度が４１”Ｃ以上である場合には高温水用
の開閉弁りだげを開弁して高温タンク部１１に冷却水を
送り、４０℃以下の場合には、低温水用の開閉弁Ｅだげ
を開弁して低温タンク部１２に冷却水を送る。
おき、検出温度が４１”Ｃ以上である場合には高温水用
の開閉弁りだげを開弁して高温タンク部１１に冷却水を
送り、４０℃以下の場合には、低温水用の開閉弁Ｅだげ
を開弁して低温タンク部１２に冷却水を送る。
これらの冷却水は所定の放熱冷却工程を経て再び受熱部
Ａに循環される。
Ａに循環される。
さて、前述の循環系路に設置される本考案のタンクは、
従来のタンクと同じ容量のタンクもしくハ多少容量の大
きいタンク１をｌ基だけ設置し、タンク１の中央部に仕
切板１３を垂設してタンク内の２つの空間に分割し、そ
の一方を高温タンク部１１とし・他の一方は低温タンク
部１２とする高温タンク部１１には、高温冷却水の導入
管路１１０が接続され、ｌた、低温タンク部１２には低
温冷却水の導入管路１２０が接続されている。
従来のタンクと同じ容量のタンクもしくハ多少容量の大
きいタンク１をｌ基だけ設置し、タンク１の中央部に仕
切板１３を垂設してタンク内の２つの空間に分割し、そ
の一方を高温タンク部１１とし・他の一方は低温タンク
部１２とする高温タンク部１１には、高温冷却水の導入
管路１１０が接続され、ｌた、低温タンク部１２には低
温冷却水の導入管路１２０が接続されている。
それぞれのタンク部１１および１２には、別々のレベル
で制流板１４を設げてあり、タンク内の温水が対流を生
じないようにしである。
で制流板１４を設げてあり、タンク内の温水が対流を生
じないようにしである。
従来より、高温タンクに集溜させた高温水は、これを純
水冷却器などの放熱部Ｆを通過させて熱交換させたのち
低温タンクに送り、先に低温タンクに集溜されている低
温冷却水と共に再び受熱部値へ循環させるようにしてい
るが、本考案のタンクにおいては前述の放熱部Ｆを経由
して両タンクを結ぶ管路とは別に、高温タンク部１１の
底部と低温タンク部１２の上部とを直接に結ぶ連通管２
を設けておいて、高温タンク部１１内の自然冷却水が、
低温タンク部１２へ自然に流動するようにしである。
水冷却器などの放熱部Ｆを通過させて熱交換させたのち
低温タンクに送り、先に低温タンクに集溜されている低
温冷却水と共に再び受熱部値へ循環させるようにしてい
るが、本考案のタンクにおいては前述の放熱部Ｆを経由
して両タンクを結ぶ管路とは別に、高温タンク部１１の
底部と低温タンク部１２の上部とを直接に結ぶ連通管２
を設けておいて、高温タンク部１１内の自然冷却水が、
低温タンク部１２へ自然に流動するようにしである。
連通管２には、低温タンク１２の底部とも連通する管路
を設け、これに逆止弁３を設けておいて、高温タンク部
の液面レベルと低温タンク部の液面レベルとを調整でき
るようにしておくことが好ましい。
を設け、これに逆止弁３を設けておいて、高温タンク部
の液面レベルと低温タンク部の液面レベルとを調整でき
るようにしておくことが好ましい。
本考案の１基タンクシステムと従来の２基タンクシステ
ムとの経済性を比較した結果は第１表の通りである。
ムとの経済性を比較した結果は第１表の通りである。
本考案の循環水タンクは、従来のタンク構成に比較して
著しく経済的であり、また、配管長に付随する圧力損失
も少ないため省エネルギ効果も高く、転炉の冷却水循環
タンクのほか間欠的に発生する熱水のタンク構造として
広く応用が可能□である。
著しく経済的であり、また、配管長に付随する圧力損失
も少ないため省エネルギ効果も高く、転炉の冷却水循環
タンクのほか間欠的に発生する熱水のタンク構造として
広く応用が可能□である。
本考案の循環水タンクは、従来の単一膨張タンクと、は
マ同一の容量でありながら、高温水と低温水とを分離集
溜することができる。
マ同一の容量でありながら、高温水と低温水とを分離集
溜することができる。
したがって、高温水が保有する熱を、例えばフロン・タ
ービンの熱源として有効に活用した後、低温水タンクへ
返流させ得る機能が得られる。
ービンの熱源として有効に活用した後、低温水タンクへ
返流させ得る機能が得られる。
また、高温水の熱を利用しない場合においても、高温水
を低温水と分離して冷却することができるため、高温水
と低温水とを混合集溜する場合にくらべて、本考案の循
環水タンクは冷却効率を格段に大きくすることができ、
熱交換器の伝熱面積を／ｊ〈さくするととができるなど
、タンク２基構成の冷却系と同一の効果を上げ、経済的
に極めて優れている。
を低温水と分離して冷却することができるため、高温水
と低温水とを混合集溜する場合にくらべて、本考案の循
環水タンクは冷却効率を格段に大きくすることができ、
熱交換器の伝熱面積を／ｊ〈さくするととができるなど
、タンク２基構成の冷却系と同一の効果を上げ、経済的
に極めて優れている。
添付図面は本考案に係る循環水タンクを設けた冷却水循
環系の配管系統図。 １：′タンク、１１：高温タンク部、１２：低温タンク
部、１３：仕切板、１４：制流板、２：連通管、３：逆
止弁。
環系の配管系統図。 １：′タンク、１１：高温タンク部、１２：低温タンク
部、１３：仕切板、１４：制流板、２：連通管、３：逆
止弁。
Claims (1)
- 冷却用循環水タンクにおいて、タンク内部に仕切板を垂
設して分割し高温タンク部と低温タンク部とを１つのタ
ンクに形成し、高温タンク部の底部と低温タンク部の上
部とを連通管によって連通し高温タンク部内の冷却水を
低温タンク部内へ比重量差によって流動させ、各タンク
部内にはそれぞれ整流板を設けて対流を防止したこと奪
特徴とする冷却用循環水タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979041250U JPS5937589Y2 (ja) | 1979-03-29 | 1979-03-29 | 冷却用循環水タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979041250U JPS5937589Y2 (ja) | 1979-03-29 | 1979-03-29 | 冷却用循環水タンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55141789U JPS55141789U (ja) | 1980-10-09 |
| JPS5937589Y2 true JPS5937589Y2 (ja) | 1984-10-18 |
Family
ID=28911488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979041250U Expired JPS5937589Y2 (ja) | 1979-03-29 | 1979-03-29 | 冷却用循環水タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5937589Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5174000B2 (ja) * | 2009-12-24 | 2013-04-03 | 三菱重工業株式会社 | 船舶用蓄熱装置および船舶 |
-
1979
- 1979-03-29 JP JP1979041250U patent/JPS5937589Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55141789U (ja) | 1980-10-09 |
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