JPS5937484Y2 - 安全蓋を具えた容器 - Google Patents

安全蓋を具えた容器

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Publication number
JPS5937484Y2
JPS5937484Y2 JP16039279U JP16039279U JPS5937484Y2 JP S5937484 Y2 JPS5937484 Y2 JP S5937484Y2 JP 16039279 U JP16039279 U JP 16039279U JP 16039279 U JP16039279 U JP 16039279U JP S5937484 Y2 JPS5937484 Y2 JP S5937484Y2
Authority
JP
Japan
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lid
container
opening
inner lid
safety
Prior art date
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Expired
Application number
JP16039279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56100358U (ja
Inventor
正之 伊東
Original Assignee
東罐興業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は所謂安全蓋又はセイフテイキャップと呼ばれる
蓋体を具える容器であって、劇薬等の薬品類の容器に関
するものである。
薬品等の容器に付する螺子蓋等は、幼児が持った場合に
容易に開封できないようにしなければならない。
それ故従来から種々の機構のものが考案されている。
しかし、従来のこの種の安全蓋は構造が複雑にして成形
が容易でない等の欠点が有った。
本考案は構造が簡単にして製作が容易であり且つ幼児に
は容易に開封できない安全キャップを提供するものであ
ること以下の通り。
本考案は第1図に示す如く嵌め込み式蓋体である内蓋2
1を囲周する如く外蓋31を具えるものである。
即ち、内蓋21は通常の嵌め込み式蓋体であって、側壁
23内側には容器口部11に設けた突起12と係合すべ
き凹陥部26を有し、側壁23下端24に外方への突出
部25を設け、開口時の指掛りとする。
尚、該内蓋21の側壁23の高さは比較的低い方が開口
を容易とするので好ましい構造である。
他方、容器口部11の高さは内蓋21の高さより高く、
該口部11の中部より低い位置に外蓋31を取り付ける
溝状嵌合部13を周囲に設ける。
外蓋31は円筒状にして周壁33は容器口部11に設け
た嵌合部13から内蓋頂板22に至る高さである。
周壁33の下端に内方へ水平環状部34を設け、該環状
部34をもって前記嵌合部13に外蓋31を固着し、外
蓋頂部32を内蓋頂板22とほぼ同一高さとする。
尚、該外蓋31は弾力性を有する合成樹脂等をもって成
形し、周壁33には1%内至2%の適宜間隔をもって数
本の切り込み線36を周壁上端から下方へ設は開口舌片
35を形成する。
本考案は上述の如く、嵌め込み式蓋体である内蓋21を
囲む様に内蓋頂板22とほぼ同一高さの周壁33を具え
る外蓋31を設けた故、内蓋側壁23を直接的に摘むこ
とができないので、内蓋側壁23に設けた突出部25に
指を掛けて内蓋21を開口することができない。
従って本件考案においては不用意に蓋が開く虞れは全く
ない。
開口に際しては第2図に示す如く親指等を外蓋31に設
けた開口舌片35の内側に挿入し、内蓋突出部25に指
を掛けると容易に内蓋21を開くことができる。
この様に開口に際しては開口舌片35の内方に指を挿入
しなければならないので幼児には開口が困難である。
開口後にも・いては、外蓋31が弾力性を有する合成樹
脂等により作成されている故、開口舌片35は内蓋21
又は容器口部11を覆う位置に復帰する。
蓋を閉じる場合には内蓋21が嵌め込み式であり、且つ
外蓋31は上部が開口した円筒状である故、外蓋による
何らの支障を受けることもなく容易に蓋を嵌着すること
ができる。
又、本考案に係る安全蓋20は嵌め込み式内蓋21を囲
む外蓋31として数本の切り込み線36により区割され
た開口舌片35を有する円筒状の周壁33と水平環状部
34とを弾力性を有する合成樹脂等にて成形し容器口部
11に固着するのみであるから製造が容易且つ簡単であ
り安価に作成することができる6尚、外壁31は水平環
状部34にて容器口部11に固着するものに限ることな
く、周壁33下端を直接容器肩部14に固着する場合も
ある。
要は弾力性のある開口舌片35を具える周壁33であっ
て、内蓋頂板22の高さに至る外蓋31により内蓋21
周囲を囲むものであれば足りる。
本考案は上述の如く、二重構造の蓋体において、内蓋2
1は容器口部11の上部を覆う嵌着式であり、外蓋は円
筒状にしてその上端が内蓋頂板22と同高にして且つそ
の下端は容器口部の中部より低い位置で容易に固着せし
めると共に、外蓋側壁31は上端から適宜下方へ延びる
切込線36を設けることによって放射方向へ弾性的に拡
大する構造を特徴とする安全蓋20を具える容器である
から製造が容易であって、且つ不用意に開口する虞れが
ない等種々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る安全蓋を具える容器の要部半1新
面図にして、第2図は開口時の状態を示す図である。 11−容器口部、12−突起、13=嵌合部、14=肩
部、2〇−安全蓋、21=内蓋、22=頂板、23−側
壁、24=側壁下端、25=突出部、26=凹陥部、3
1−周壁、32−頂部、33−周壁、34−水平環状部
、35=開口舌片、36−切込み線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二重構造の蓋体において、内蓋は容器口部の上部を覆う
    嵌着式であり、外蓋は円筒状にして、その上端が内蓋頂
    部と同高にして且つその下端は容器口部の中部より低い
    位置で容器に固着せしめると共に、外蓋側壁は上端から
    適宜下方へ延びる適宜間隔の切込線を設けることによっ
    て放射方向へ弾性的に拡大する構造を特徴とする安全蓋
    を具えた容器。
JP16039279U 1979-11-21 1979-11-21 安全蓋を具えた容器 Expired JPS5937484Y2 (ja)

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JP16039279U JPS5937484Y2 (ja) 1979-11-21 1979-11-21 安全蓋を具えた容器

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JP16039279U JPS5937484Y2 (ja) 1979-11-21 1979-11-21 安全蓋を具えた容器

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Publication Number Publication Date
JPS56100358U JPS56100358U (ja) 1981-08-07
JPS5937484Y2 true JPS5937484Y2 (ja) 1984-10-17

Family

ID=29671533

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JP16039279U Expired JPS5937484Y2 (ja) 1979-11-21 1979-11-21 安全蓋を具えた容器

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JPS56100358U (ja) 1981-08-07

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