JPS5937249B2 - バス車体の二系列乗降構造 - Google Patents
バス車体の二系列乗降構造Info
- Publication number
- JPS5937249B2 JPS5937249B2 JP743481A JP743481A JPS5937249B2 JP S5937249 B2 JPS5937249 B2 JP S5937249B2 JP 743481 A JP743481 A JP 743481A JP 743481 A JP743481 A JP 743481A JP S5937249 B2 JPS5937249 B2 JP S5937249B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- commuter pass
- boarding
- bus
- passengers
- alighting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N5/00—Arrangements or devices on vehicles for entrance or exit control of passengers, e.g. turnstiles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はバス車体の構造、特に乗客運賃支払いに便利な
乗客乗降構造に関するものである。
乗客乗降構造に関するものである。
近時多人数の人員を任意目的地に輸送する手段としてバ
ス車体が数多く利用されているが、このバス車体にはそ
の用途によって観光等遠距離輸送を目的とするもの、或
いは毎日の通勤・通学等比較的近距離を目的とするもの
、又は市街地等を定時運行する都市用バス等の種類があ
り、しかもこれらはこの様な各用途によって乗客の乗降
形態もそれぞれ異なり、例えば一箇所の出入口で乗降を
兼用するものや当該車体の前方乗車口から乗車して後方
に降車する形式のもの、或いは中央乗車口から乗車して
例えば前方に降車するもの、後方から乗車して前方に降
車するもの等各種の方式形態のものが使用者の仕様を含
めて製作され、販売されて使用の用に供されている。
ス車体が数多く利用されているが、このバス車体にはそ
の用途によって観光等遠距離輸送を目的とするもの、或
いは毎日の通勤・通学等比較的近距離を目的とするもの
、又は市街地等を定時運行する都市用バス等の種類があ
り、しかもこれらはこの様な各用途によって乗客の乗降
形態もそれぞれ異なり、例えば一箇所の出入口で乗降を
兼用するものや当該車体の前方乗車口から乗車して後方
に降車する形式のもの、或いは中央乗車口から乗車して
例えば前方に降車するもの、後方から乗車して前方に降
車するもの等各種の方式形態のものが使用者の仕様を含
めて製作され、販売されて使用の用に供されている。
しかもこれらの各種乗降方式を備えたバス車体の運賃支
払い方式は、ワンマン即ち運転者−人以外乗務員を乗せ
ない現代バス形式においては着席運転者の周囲に大型料
金箱やつり銭機、それに離れて乗車整理券発行機や区間
運転表示器等を配置すると共に、特にこの運転者の付近
は乗降ステップを含めて支柱や仕切棒を用いて乗客通路
を狭め、乗客の運賃支払いを容易ならしめると共に不払
い事故を防止するという共通の対策が講じられている。
払い方式は、ワンマン即ち運転者−人以外乗務員を乗せ
ない現代バス形式においては着席運転者の周囲に大型料
金箱やつり銭機、それに離れて乗車整理券発行機や区間
運転表示器等を配置すると共に、特にこの運転者の付近
は乗降ステップを含めて支柱や仕切棒を用いて乗客通路
を狭め、乗客の運賃支払いを容易ならしめると共に不払
い事故を防止するという共通の対策が講じられている。
然しなから今日かかる便利な乗客対策・車体構造にもか
かわらず、最も需要の多い都市バス・通勤・通学バス等
においては予め設定されたコースを定時間運行する即ち
時間表通り運行するということが極めて困難、且つ不規
則なために利用者個人が所望する定時間輸送が守られず
、このため乗客のバス離れがあとを絶たないという経営
に係わる致命的欠点が生づる。
かわらず、最も需要の多い都市バス・通勤・通学バス等
においては予め設定されたコースを定時間運行する即ち
時間表通り運行するということが極めて困難、且つ不規
則なために利用者個人が所望する定時間輸送が守られず
、このため乗客のバス離れがあとを絶たないという経営
に係わる致命的欠点が生づる。
この不規則運行の大きな原因となるものに、道路の混雑
もさることながら乗客要望に合致しないバス車体の構造
がある。
もさることながら乗客要望に合致しないバス車体の構造
がある。
即ちこれら乗客には既発性された乗車券・定期券を利用
する者、乗車の都度運賃を車中で備えられた料金箱に現
金支払いする者等が混在するが、これらは前述する様に
各停留所に停車の都度総て運転席横の狭められた通路を
一列になって乗降せねばならず、特に現金支払い乗客が
つり銭授受その細手間どった支払い行為があると、これ
を完了しない限りあとの後続乗客は定期券利用者を含め
てその通路を塞さがれ乗降出来ないということになる。
する者、乗車の都度運賃を車中で備えられた料金箱に現
金支払いする者等が混在するが、これらは前述する様に
各停留所に停車の都度総て運転席横の狭められた通路を
一列になって乗降せねばならず、特に現金支払い乗客が
つり銭授受その細手間どった支払い行為があると、これ
を完了しない限りあとの後続乗客は定期券利用者を含め
てその通路を塞さがれ乗降出来ないということになる。
従って乗客数の多少のみならず前記その都度生づる支払
い乗客種別の組合せによってバスの停車時間が大きく左
右され長短変化し、路上の混雑とは別に当然定時間運行
が出来なくなるというものである。
い乗客種別の組合せによってバスの停車時間が大きく左
右され長短変化し、路上の混雑とは別に当然定時間運行
が出来なくなるというものである。
本発明はこの問題を特に車体と装置の組合せ構造の上か
ら解決せんとしてなされたものである。
ら解決せんとしてなされたものである。
以下図面の例を用いて本発明を説明する。
１はバスの車体、２は客室に配置された乗客用座席、３
は運転者用座席、４はこの車体１の客室を含む床である
。
は運転者用座席、４はこの車体１の客室を含む床である
。
５は乗客乗降口で、６，６′はこの乗客乗降口５に組込
まれた大型左右二枚折開閉扉、７は客室に通じ且つ乗客
乗降通路８に含まれるステップである。
まれた大型左右二枚折開閉扉、７は客室に通じ且つ乗客
乗降通路８に含まれるステップである。
９ 、９’、 ９“はいずれもこの乗客乗降通路８を囲
う仕切棒で、特に仕切棒９は乗客乗降通路８を乗客乗降
口５に向って通路Ａと通路Ｂに三方する様組込まれる。
う仕切棒で、特に仕切棒９は乗客乗降通路８を乗客乗降
口５に向って通路Ａと通路Ｂに三方する様組込まれる。
１０はこの乗客乗降通路８の運転者用座席３側、即ち通
路Ａに取付けられた料金回収機で、又１１は他の側即ち
通路Ｂ側に設置された定期券改札装置である。
路Ａに取付けられた料金回収機で、又１１は他の側即ち
通路Ｂ側に設置された定期券改札装置である。
この定期券改札装置１１には定期券挿入口１２と同様取
出口１３が設けられており、車体１が使用される路線の
料金支払方式によって例えば、降車時料金払い車の場合
にはこの定期券取出口１３が定期券挿入口１３となり、
従って定期券挿入口１２は同様取出口１２となる。
出口１３が設けられており、車体１が使用される路線の
料金支払方式によって例えば、降車時料金払い車の場合
にはこの定期券取出口１３が定期券挿入口１３となり、
従って定期券挿入口１２は同様取出口１２となる。
１４は通路Ｂ側にあって仕切棒９に向って、その一方端
が上下に９０度面回転動する様定期券改札装置１１に組
付けられた不正券使用者遮断腕である。
が上下に９０度面回転動する様定期券改札装置１１に組
付けられた不正券使用者遮断腕である。
尚これら定期券改札装置１１並に不正券使用者遮断腕１
４の各装置は、特別の構造機能のものでなくとも一般電
車・汽車が運行する国鉄・私鉄駅等に見られる自動改札
装置を安価に改修して利用出来る。
４の各装置は、特別の構造機能のものでなくとも一般電
車・汽車が運行する国鉄・私鉄駅等に見られる自動改札
装置を安価に改修して利用出来る。
斯くの如き構造の車体で、しかも此の様な装置を組込ん
で構成されたこの車体は前記乗客の乗降を処理する場合
、従来になく整然と短時間敏速に捌くことが出来る。
で構成されたこの車体は前記乗客の乗降を処理する場合
、従来になく整然と短時間敏速に捌くことが出来る。
即ち以下にその作用効果を説明する。
例えば短区間を運行するバス車体の場合には、通常その
運賃支払い方式は乗車時料金支払い方式となるが、この
場合定期券を利用しない一般乗客は通路Ａを通って乗車
料金乃至は乗車券を料金回収機１０に投入して客室に入
ることが出来、又定期券利用者は乗客乗降口５から通路
Ｂを通って手持ち定期券を定期券挿入口１２に入れ、不
正券使用者遮断腕１４の開腕によってここを通り定期券
取出口１３で自らの定期券を受取ったのち客室に通るこ
とが出来る。
運賃支払い方式は乗車時料金支払い方式となるが、この
場合定期券を利用しない一般乗客は通路Ａを通って乗車
料金乃至は乗車券を料金回収機１０に投入して客室に入
ることが出来、又定期券利用者は乗客乗降口５から通路
Ｂを通って手持ち定期券を定期券挿入口１２に入れ、不
正券使用者遮断腕１４の開腕によってここを通り定期券
取出口１３で自らの定期券を受取ったのち客室に通るこ
とが出来る。
又以上とは逆に多区間を運行するバス車体の場合には、
通前この運賃支払い方式は降車時料金支払い方式となる
が、この場合も前者同様定期券を利用しない一般乗客は
通路Ａを通って料金回収機１０を用いて支払い業務を終
えて降車し、一方定期券利用者は通路Ｂ側、定期券挿入
口１３を利用し同様定期券取出口１２で定期券を回収し
たのち降車出来る。
通前この運賃支払い方式は降車時料金支払い方式となる
が、この場合も前者同様定期券を利用しない一般乗客は
通路Ａを通って料金回収機１０を用いて支払い業務を終
えて降車し、一方定期券利用者は通路Ｂ側、定期券挿入
口１３を利用し同様定期券取出口１２で定期券を回収し
たのち降車出来る。
本発明は以上の様にバス車体１に乗車する乗客又は降車
する乗客を、通勤者や学生等定期券を利用する者と乗車
券や現金支払いする者とに、通路Ａと通路Ｂを用いて三
方し、又この三方した乗客をこれが各通路に設置した料
金回収機並に定期券改札装置によって同時に処理するこ
とが出来るので、従来の様に車内で一列の渋滞を作るこ
となく、しかもつり銭支払い業務等容乗降客によって取
扱い者の判断業務を必要とする乗客はこれを運転者近く
導ひいてその確認を得たるのちワンマンで処理出来るの
で、従来以上に正確で敏速な乗降客捌きが出来る。
する乗客を、通勤者や学生等定期券を利用する者と乗車
券や現金支払いする者とに、通路Ａと通路Ｂを用いて三
方し、又この三方した乗客をこれが各通路に設置した料
金回収機並に定期券改札装置によって同時に処理するこ
とが出来るので、従来の様に車内で一列の渋滞を作るこ
となく、しかもつり銭支払い業務等容乗降客によって取
扱い者の判断業務を必要とする乗客はこれを運転者近く
導ひいてその確認を得たるのちワンマンで処理出来るの
で、従来以上に正確で敏速な乗降客捌きが出来る。
又特にこの場合、降車時料金支払い方式のバス車体にあ
ってはこの定期券取出口を車内位置ではなく車体の外側
、例えば扉脇１５等に取付けると車内定期券挿入口１３
に定期券を挿入した乗客はこれを受取るためす早く車体
外に出るので、通路Ｂ滞溜時間を極端に減少さすことが
出来るという効果が生づる。
ってはこの定期券取出口を車内位置ではなく車体の外側
、例えば扉脇１５等に取付けると車内定期券挿入口１３
に定期券を挿入した乗客はこれを受取るためす早く車体
外に出るので、通路Ｂ滞溜時間を極端に減少さすことが
出来るという効果が生づる。
かくて本発明はこの車内二系列乗降即ち区別した料金授
受や定期券の改札構造によって乗降客の「客の流れ」が
平滑になり、このため停留所での停車時間が大幅に短縮
出来、しかも定期券の改札を機械化出来るので運転者の
これら業務に係わる緊張感・疲労感を極端に軽減せしめ
ることが出来る。
受や定期券の改札構造によって乗降客の「客の流れ」が
平滑になり、このため停留所での停車時間が大幅に短縮
出来、しかも定期券の改札を機械化出来るので運転者の
これら業務に係わる緊張感・疲労感を極端に軽減せしめ
ることが出来る。
かくてその運転者に車体安全運転のための余裕を与える
ことが出来ると共に、当該車輌の定時運行時間の確保に
大きく役立つ効果はまことに犬なるものがある。
ことが出来ると共に、当該車輌の定時運行時間の確保に
大きく役立つ効果はまことに犬なるものがある。
第１図は本発明を実施したバス車体の構造を説明する平
面図、第２図は同バス車体の側面外観図である。 １・・・・・・バス車体、３・・・・・・運転者用座席
、４・・・・・・床、５・・・・・・乗客乗降口、６，
６′・・・・・・大型左右二枚折開閉扉、８・・・・・
・乗客乗降通路、９・・・・・・仕切棒、１０・・・・
・・料金回収機、１１・・・・・・定期券改札装置、１
２・・・・・・定期券挿入口、１３・・・・・・定期券
取出口、１４・・・・・・不正券使用者遮断装置、１５
・・・・・・外側扉脇。
面図、第２図は同バス車体の側面外観図である。 １・・・・・・バス車体、３・・・・・・運転者用座席
、４・・・・・・床、５・・・・・・乗客乗降口、６，
６′・・・・・・大型左右二枚折開閉扉、８・・・・・
・乗客乗降通路、９・・・・・・仕切棒、１０・・・・
・・料金回収機、１１・・・・・・定期券改札装置、１
２・・・・・・定期券挿入口、１３・・・・・・定期券
取出口、１４・・・・・・不正券使用者遮断装置、１５
・・・・・・外側扉脇。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 車体の乗客乗降口に大型左右二枚折開閉扉を組付け
、これに続く乗客乗降通路はこれを二列分けして、その
一方列の運転者席近くに料金回収機を、又他方列には談
判に沿って定期券挿入口と同取出口とを有する定期券改
札装置、並にこれに連動する不正巻使用者遮断腕を組込
んでなるバス車体の二系列乗降構造。 ２ 前記定期券挿入口が車内の乗降通路に又同取出口が
車外の前記扉脇に配置された、特許請求の範囲第１項記
載のバス車体の二系列乗降構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP743481A JPS5937249B2 (ja) | 1981-01-20 | 1981-01-20 | バス車体の二系列乗降構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP743481A JPS5937249B2 (ja) | 1981-01-20 | 1981-01-20 | バス車体の二系列乗降構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57121941A JPS57121941A (en) | 1982-07-29 |
| JPS5937249B2 true JPS5937249B2 (ja) | 1984-09-08 |
Family
ID=11665753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP743481A Expired JPS5937249B2 (ja) | 1981-01-20 | 1981-01-20 | バス車体の二系列乗降構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5937249B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007133462A (ja) * | 2005-11-08 | 2007-05-31 | Railway Technical Res Inst | 車載改札機 |
| US11498281B2 (en) | 2016-08-22 | 2022-11-15 | Stratasys, Inc. | Multiple axis robotic additive manufacturing system and methods |
| US11577404B2 (en) * | 2016-11-14 | 2023-02-14 | Concept Laser Gmbh | Unpacking device for unpacking an additively manufactured three-dimensional object from the surrounding construction material |
-
1981
- 1981-01-20 JP JP743481A patent/JPS5937249B2/ja not_active Expired
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007133462A (ja) * | 2005-11-08 | 2007-05-31 | Railway Technical Res Inst | 車載改札機 |
| US11498281B2 (en) | 2016-08-22 | 2022-11-15 | Stratasys, Inc. | Multiple axis robotic additive manufacturing system and methods |
| US11571858B2 (en) | 2016-08-22 | 2023-02-07 | Stratasys, Inc. | Method of printing an unsupported part with a robotic additive manufacturing system |
| US11642851B2 (en) | 2016-08-22 | 2023-05-09 | Stratasys, Inc. | Multiple axis robotic additive manufacturing system and methods |
| US11577404B2 (en) * | 2016-11-14 | 2023-02-14 | Concept Laser Gmbh | Unpacking device for unpacking an additively manufactured three-dimensional object from the surrounding construction material |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57121941A (en) | 1982-07-29 |
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