JPS5937226B2 - 化粧板を接着した化粧角材の連続製造方法 - Google Patents

化粧板を接着した化粧角材の連続製造方法

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JPS5937226B2
JPS5937226B2 JP55055887A JP5588780A JPS5937226B2 JP S5937226 B2 JPS5937226 B2 JP S5937226B2 JP 55055887 A JP55055887 A JP 55055887A JP 5588780 A JP5588780 A JP 5588780A JP S5937226 B2 JPS5937226 B2 JP S5937226B2
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decorative
cutting
roller
polishing
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清太郎 五味
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WASHU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は短尺な木材を接合して長尺木材とした集成材の
芯材や低廉木材の角材(以下芯材という)に化粧板を接
着する方法において糊付、仮留め、接着、切削、面取り
、研摩等の作業を連続流れ作業により自動的に行なうも
のであり、最少限の人員で作業効率を最大限に高めるも
のである。
従来、集成材の芯材に化粧板を接着して化粧角材を製造
する方法としては材料の搬送から、化粧単板の芯材への
仮留接着、ホットプレス、芯材に接着した化粧単板の突
出部分の切削、化粧芯材の研摩、木口の面取といつた化
粧単板を芯材に接着し、化粧角材を連続的に製造するこ
とは従来の方法では到底考えられないことであつた。
しかし本発明者はこれらの製造工程を分析し、従来より
自動化できない理由は化粧単板の芯材への仮留接着の工
程と化粧角材の面取工程が殆んど手加工によりなされて
いることにあると考え、両工程の自動化機械を発明する
ことにより芯材の搬送から芯材への化粧単板の接着、化
粧角材の切削、研摩、面取、さらには包装工程まで自動
化に成功したものである。従来はこれらの工程に10Å
以上の人員を要しており、生産性のすこぶる悪い工程で
あつたが本発明による製造方法は加工のため人員を全く
要さず、ただ機械のトラブル防止のための要員を1人お
けば十分であるシステムである。即ち、芯材に化粧板を
接着し、化粧角材を製造する方法において、第1図に示
す順序、即ち芯材の両側面に接着剤を塗布ローラーによ
り塗布する工程a、化粧板を空気の流入、流出による吸
着押圧盤により吸着して持上げ、空気圧で芯材に圧着仮
留めする工程b、芯材と仮留めされた化粧板を高周波又
はホットプレスで完全接着する工程c芯材より突出した
化粧板の長手部側縁の耳を上下の回転切削刃により切削
する工程d)化粧板が接着された化粧芯材の両木口を回
転鋸により切削する工程e、化粧芯材の長手面を両側面
又は4面を研摩ロールにより研摩する工程f、化粧芯材
の長手部の4角部に45度の角度で接する研摩ロールを
4方より設けて面取りする工程g、化粧芯材の両木口の
周縁をロール状研摩材により面取りする工程hの各加工
を前述の順序に従つて場合によつては芯材が各工程を移
動するためのローラー又はベルトで連絡し、すべて自動
的に連続流れ作業により行なうことを最小限有する化粧
板を接着した化粧角材の連続製造方法である。
次に本発明を1実施例を第1図に従つて詳述すると第1
図は本発明による化粧板を接着した化粧角材の連続製造
方法の加工工程の順序を示すもので1は芯材搬入装置の
側面概略図で芯材搬入装置2は第2図(同装置の正面図
)に示す如く、仕切板52を挟んで一方にはベルトコン
ベア53を仕切板52方向へ回転するように設け、他方
には芯材1搬送用ローラー4を仕切板52に沿つて第1
図に示す装置2の右方向へ移動するように設ける。
さらに搬送用ローラー4の側面の仕切板52の反対側面
より柱体64を設け、該柱体64の上部よりベルトコン
ベア53方向のベルトコンベア53入口上方まで延長し
て芯材吸引盤3支持梁65を固設し、該支持梁65にレ
ール(図示せず)を設け、芯材吸引盤3をモーター51
により移動可能にレールに嵌合し、芯材吸引盤3はエア
シリンダ50により上下し、芯材1を吸引する構造とす
る。ローラー4は重量がかかると電気信号により回動す
るまた塗布ローラー6,f1は稼動中常時回転させてお
く。
aは接着剤塗布工程の装置の側面概略図であるが接着剤
塗布装置5は第3図(同装置の正面図)に示す如くロー
ラー7を挟んで接着剤54を収容した接着剤容器66を
設置し、該谷器66内に傘型をした接着剤塗布ローラー
6の傘型部の一端が接着剤54に接し反対端部がローラ
ー7の上部に垂直に位置するよう設置し、接着剤塗布ロ
ーラー6の軸67はモーター(図示せず)で回動し、そ
の先端は傘歯車軸68を介してシヤフト69で連通し、
ローラー7を挟んで2つの傘歯車6,6/を同時に回転
させ、該傘歯車6,6/はローラー7を挟んで2対設置
する。
ローラー7は、芯材、搬入装置2のローラー4と同高と
し、芯材搬入装置2のローラー4と接着剤塗布装置5の
ローラー7は出入口を向き合わせて隣接される。ローラ
ー7は重量がかかると電気信号により回動する。bは化
粧単板仮留接着装置の側面概略図で化粧単板仮留接着装
置8は第4図(同装置の側面図)、第5図(同装置の正
面図)、第6図(同装置の部分拡大正面図)に示す如く
、化粧単板11を吸引して持上げ接着剤を塗布した芯材
1に押圧し仮接着する装置であるが、その構造は水哨こ
置かれた化粧単板11を吸引して上方に持上げた後、こ
れをエアシリンダー57によりシヤフト70を介して9
0度旋回させ芯材1の側面に押圧した後、空気圧にて化
粧単板11を芯材1に圧着するようにした化粧単板仮留
接着装置8と芯材1の載置と移送を行なうベルトコンベ
ア9の両側に設けてなるものである。
当該装置8をさらに詳細に説明すると芯材18の載置と
移送を行なうベルトコンベア9を中央に設置し、その両
サイドに化粧単板11を水平に積載しておき化粧単板1
1の側部にそれぞれ仮留接着装置8を設置する。
仮留接着装置8は支持枠71にシヤフト70を介して長
手板状の駆動板13を水平に設置し、駆動板13は支持
枠71の上部に設けられたエアシリンダー57によりシ
ヤフト70を支点に90度旋回する。一方駆動板13の
中央に挿通孔(図示せず)を設け、該部に主軸72を挿
通し、主軸72の先端に長尺の仮留押圧盤12を固設し
、他端に押圧シリンダー73を設置する。
さらに駆動板13の両端にラツク挿通孔74を設け、該
部74にラツク機構75を有する支持軸76を挿通し、
該支持軸76の先端を仮留押圧盤12に固設しておく。
支持軸76は駆動板13のベルトコンベア9に面する反
対面の両端部に設けたピニオンJモVにより支持軸76の
ラツク機購75を介して駆動板13の両端部を支持して
いる。ピニオンJモVは駆動板13の裏面に設けたピニオ
ン軸78に挿着しておく。仮留押圧盤12は長尺の化粧
単板17を吸引押圧するに適した平面が長方形をした内
部が空洞の箱状体79とし、該箱状体79の前面を開放
し、開放された前面の横方向に数個所に空気流出孔80
を有するラバ一等のクツシヨン材81(第5図参照)を
密着固設し、該箱状体79の裏面の2ケ所に空気流入孔
82(第4図参照)を設け、該部82に可撓性のある空
気流入ホース55を設置する。仮留押圧盤12は前述し
たように2本の支持軸76により支持され、主軸72に
より前進後退をする。なお図中10は芯材1の進行を停
止させるストツパ一で、ストツパ一用シリンダー56に
より上下する。83(第4図参照)は補助押圧プレスで
仮留押圧盤12が芯材1を押圧する際、芯材1端部の押
圧を補助するものである。
なおベルトコンベア9、ストツパ一10、仮留押圧盤1
2、補助押圧プレス83はすべて電気信号により連絡さ
れており各作動順序によつて作動する。またローラー9
は前工程の接着斉?布装置5のローラー7と、同高とし
、互にローラー7,9は出入口が向き合つて隣接してい
る。cは化粧単板と芯材の熱圧装置の側面概略図で熱圧
装置14は第7図(同装置の正面1部断面図)に示す如
くベルトコンベア15の両側部上方にロール59でベル
トコンベア15方向に前進後退するゴム板58をベルト
コンベア15方向の側面と固着した押圧体84を設け、
該押圧体84のゴム板58の反対側面にエアシリンダ6
0を設置する。
さらにベルトコンベア15の両側部とその上方に高周波
発生器16を設けてなる熱圧装置14である。該熱圧装
置のベルトコンベγ15は、仮留接着装置8のローラー
9と同高とし、ベルトコンベア15とローラー9の出入
口は向き合い隣接させる。なお熱圧装置は高周波発生器
によるものでもホツトプレスでもどちらでもよいが、加
工時間短縮のため高周波発生器の熱圧装置を採用した。
dは、芯材に接着した化粧単板11の長手方向側縁端部
の切削装置の側面概略図で切削装置17は第8図(同装
置の側面断面図)、第9図(同装置の正面拡大部分図)
に示す如く、化粧単板11を接着した芯材1の化粧単板
11が芯材1よりはみ出した長手方向側縁端部を導くガ
イド溝84(第9図参照)を芯材1入口に設けた構造で
あつてその後部には移送ロール18を設け、その上部に
は発条35を介して移送兼芯材支持ロール61を設け、
上下各ロール61,18の各間部任意の位置にそれぞれ
1個の回転切削刃19,20を設けてなる構造である。
なお移送ロール18は熱圧装置14のベルトコンベア1
5と同高であつて移送ロール18とベルトコンベア15
は出入口を向き合い隣接させる。なお移送ロール18は
稼動中常時回転している。jは化粧芯材横転装置(以下
横転装置と略す)23の側面概略図で横転装置23は第
10図(同装置の正面図)に示す如く、ベツド36上に
芯材受入ロール24と芯材移送ロール27を平行して設
置し、芯材受入ロール24の第1図に示す横転装置23
の右端部にストツパ一25(第10図参照)を設け、そ
の側部に正面L字型の横転機構26を設ける。
なお芯材受入ロール24及び芯材移送ロール27は切削
装置17の移送ロール18と同高であつて横転機構26
の芯材受入ロール24と切削装置17の移送ロール18
の出入口は向き合い隣接させる。a′は接着剤塗布装置
、vは化粧単板仮留接着装置、c′は化粧単板と芯材の
熱圧装置、d′は芯材に接着した化粧単板の長手方向側
縁端部の切削装置で第1図に示すa′,b′,C′,(
pはいずれも側面概要図でその構造は先述したそれぞれ
接着剤塗布装置a、化粧単板仮留接着装置b、化粧単板
と芯材の熱圧装置dの構造と同一のものである。
eは化粧芯材木口面の切削機の側面概要図であつて化粧
芯材木口面切削機28は第11図(同装置の斜視図)に
示す如くベツド87上に芯材受入ロール29と芯材移送
ロール33を平行で、かつ同高に設置し、ベツド87の
前後部側面の両ロール29,33の中間部に円盤鋸32
,3?を設置し、さらにベツド87の前後部側面にチエ
ーン30にて芯材受入ロール29より芯材移送ロール3
3方向へ回動する芯材押圧移送具31を設置してなる構
造である。
なお芯材受入ロール29と前工程の切削装置17の移送
ロール(図示せず)は同高とし、出入口を向き合わせ隣
接させる。fは化粧芯材の長手面研摩装置(以下長手面
研摩装置と略す)の側面概要図で長手面研摩装置34は
第12図(同装置の側面断面図)に示す如くベルトコン
ベア35を進行方向の前部、後部に分けて設け、該ベル
トコンベア35を挟んで研摩口ール36a,36bを位
置をずらせて設置し、2つのベルトコンベア35の中間
部に研摩ロール36cを設け、その上方にも上部研摩ロ
ール36dを設けてなる構造である。ベルトコンベア3
5は化粧芯材木口面の切削機28の移送ロール33と同
高とし、出入口を向き合わせ隣接させる。図中88は研
摩した木粉の吸塵パイプ、89は化粧芯材支持ロールで
ある。gは化粧芯材長手部分の面取機(以下長手面取機
と略す。
)の側面概要図で長手再取機37は第13図(同装置の
斜視図)に示す如く中間部に間隙を設けたベツド90上
にローラー38を設置し、ベツド90の間隙部に斜め上
方向に伸びるモーター39にて回動する4個の研摩ロー
ラー40a,40b,40c,40dを段違いに交差し
て設け、2個の研摩ローラー40a,40dはベツド9
0の一方の長手側面方向から設置し、他の2個の研摩ロ
ーラー40b,40cは他方の長手側面方向から設置し
てなる構造である。図中62a,62bは、化粧芯材1
′支持ロールである。hは化粧芯材の木口面取機41の
側面概要図であつて第14図(同装置の側面図)、第1
5図(同装置の部分斜視図)に示す如く長手状のベツド
91の上面にローラー42を設け、これを移送装置92
とし、この移送装置92の両端側部にモーター100に
て回転する円盤46の一面に複数の針47を固定し、こ
れを円盤用アーム44先端に設け、円盤用アーム44は
シリンダー63によりローラー42の軸と平行方向に回
動可能とし、シリンダー63およびアーム44は上下に
駆動する垂直に立設した上下シリンダー45上に載置し
てなるアーム機構93を設けると共に、化粧芯材1′の
木口が位置する上方に先端にモーター94にて回動する
研摩ハブ49を設けた研摩アーム95を化粧芯材1′の
木口面に接するよう角度調整可能に椀木96に連接し、
その椀木96の一端は支持枠97に軸支すると共に他端
を発条48にて懸引してなる研摩機構98を前記アーム
機構93の内側に設けてなる構造である。図中43はス
トツパ一でシリンダー(図示せこず)により上下し、普
段はローラー42上に先端部が位置し、化粧芯材1′が
第1図に示す木口面取機41の右方向より移送されてき
てローラー42上を進み化粧芯材1′が該ストツパ一4
3に突当ると下降し、化粧芯材1′の面取が終了し、ロ
ーラー 342上を通過した後再び上昇する。
99は光電管で化粧芯材1′がローラー42上に移送さ
れてきて光電管99が光線を発し、化粧芯材1′をキヤ
ツチするとストツパ一43の下降後、アーム回動用シリ
ンダー63を作動させる信号を送るためのもの 4であ
る。
なお研摩ハブ49はハブを重ねてリング状にしたものが
最適である。以上各加工工程の機械について述べたが各
工程の各ローラー4(第2図)、7(第3図)、18(
第8図)、24(第10図)、27(第10図)、29
(第11図)、33(第11図)、42(第14図)、
は各機械毎にチエーン(各工程共図示せず)で連絡され
、モーター(各工程共図示せず)で回動する。
また各加工工程の各ベルトコンベア一9(第4図)、1
5(第7図)、も同様にモーター(各工程共図示せず)
にて回動する。以上本発明に係る化粧板を接着した化粧
角材の連続製造方法の各工程の機械について述べたが次
にその作動方法について述べると、まず芯材1を第1図
に示す芯材搬入工程1の材料搬入装置2(第2図参照)
のベルトコンベア一53上に載置する。
ベルトコンベア一53土に載置された芯材1はベルトコ
ンベア53の回動により仕切板52寄りへ移動する。そ
の後支持梁65に懸垂された芯材吸引盤3がレール(図
示せず)を伝つて移動し芯材1上で停止する。該芯材吸
引盤3はシリンダー50により下降し、芯材1の平面を
密接押圧し、吸引し、芯材1を持上げ支持梁65を伝つ
て移動し、ローラー4上で停止し、下降した後、芯材1
をローラー4上へ載置する。ローラー4は電気信号によ
り回動し芯材1を隣接している接着剤塗布装置5(第3
図参照)のローラー7上へ移送される。該装置15のロ
ーラー7上へ載置された芯材1はローラー7上を進み常
時回転している傘型の接着剤塗布ローラ6,6′の接着
剤の付着している端面に接し、芯材1の両側面に接着斉
りが塗布されることになる。
芯材1はローラー7上を前進し、2ケ所の塗布ローラー
6,6′で接着剤の塗布を受け、接着剤塗布工程を通過
し隣接している次工程の化粧単板仮留接着装置8(第4
、第5、第6図参照)のベルトコンベア9上へ移行され
る。芯材1が完全にベルトコンベア9上に載置されると
芯材1の先端がストツパ一10に接触しストツパ一10
とベルトコンベア9を連動した電気信号によりベルトコ
ンベア9の回転は停止する。その間第6図に示す如く仮
留押圧盤12のクツシヨン材81(第5図参照)面がシ
リンダー73の押圧力で下降し、あらかじめベルトコン
ベア9の両サイドに積載載置された化粧単板11上に密
接し、仮留押圧盤12の内部空洞の空気をエアシリンダ
ー(図示せず)ホース55(第4図参照)を通して吸引
すると化粧単板11は仮留押圧盤12のクツシヨン材3
1面に吸着される。化粧単板11を吸着した仮留押圧盤
12は押圧シリンダー73によつて上方へ引き上げられ
る。仮留押圧盤12が上方へ引き上げられると支持枠7
上にあるエアシリンダー57の力により駆動板13が支
点のシヤフト70を介してベルトコンベア9方向に90
度回転し、それに伴ない仮留押圧盤12も90度回転し
、停止する仮留押圧盤12面が垂直になると同時に芯材
1の側面方向に水平に前進し、芯材1の両側面に密接す
る。次に仮留押圧盤12の内部が空洞な箱状体79(第
5図参照)内にエアシリンダー(図示せず)よりホース
55を通して空気を送り込み押圧シリンダー73よりの
押圧力と空気の押圧力で化粧単板11を芯材1に押圧す
る。この際クツシヨン材81は押圧シリンダー73によ
る主軸23の押圧力と弾性をもつて加圧する効果と箱状
体79内の空気圧をクツシヨン材2の空気流出孔80(
第5図参照)より直接に化粧単板11に伝え、空気の漏
洩を防止する効果を有する。主軸72により化粧単板1
1を吸引した仮留押圧盤12を芯材1に押圧すると同時
に仮留押圧盤12の両端部に補助プレス83が押圧し、
化粧単板11の芯材1への端部の押圧を補助し、主軸2
3と2つの補助プレス16と空気圧により化粧単板11
を押圧することになる。30秒程度押圧した後、それぞ
れ電気信号によりストツパ一10はストツパ一用シリン
ダー56の力でやはり上昇し、補助プレス83はシリン
ダーにより後退し、芯材1又は仮留押圧盤12より脱離
する。
それと同時に仮留押圧盤12内の空気の送付は停止し、
仮留押圧盤12は押圧シリンダー73により後退する。
この際2本の支持軸76はピニオンJモVに沿つて後退す
るが、,駆動板13は後退しない。以上の動作を完了し
た後、ベルトコンベア一9は第1図に示す仮留接着装置
8の右方向へ移動し、化粧単板付芯材1′は次工程の熱
圧工程cへ移送される。
仮留接着装置8より移送されてきた化粧単板付芯材1′
(以下化粧芯材と略す)は熱圧装置14のベルトコンベ
ア15上へ移送され、同コンベア15上へ完全に載置さ
れるとストツパ一(図示せず)により同コンベア15は
停止する。
それと同時に化粧芯材1′の両側方よりシリンダー60
によりゴム板58を前面に固着した押圧体84がロール
59を介して接近し、ゴム板58は化粧芯材1′の両側
面を押圧する。
その後高周波発生器16より高周波が発生し30秒程度
で芯材1と化粧単板11の接着げ完了する。接着完了後
化粧芯材15は次工程の化粧芯材1′よりはみ出した化
粧単板11の長手方向側縁端部の切削装置17の移送ロ
ール18上へ移送される。前工程より移送されてきた化
粧芯材1′は切削装置17のガイド溝84(第9図参照
)へ化粧単板11が嵌入しながら移送ロール18上を進
行する。
該ロール18上を進行中、上下の回転切削刃19,20
により芯材1よりはみ出した化粧単板11の上下の端縁
部を切削し、次工程の横転装置23の芯材受入ロール2
4上へ移送される。
前工程より移送されてきた化粧芯材vは、横転装置23
の芯材受入ロール24上を進行しストツパ一25(第1
0図参照)に突当り芯材受入口ール24の回転を停止す
る。その後L字型の横転機構26が90度旋回し、化粧
芯材1′を隣接した芯材移送ロール27上へ90度回転
させて載置する。芯材移送ロール27に載置された化粧
芯材1′は化粧単板11接着個所が上下に位置し、両側
面に化粧単板11の接着していない個所が位置する。横
転した化粧芯材1′は次工程の接着剤塗布装置a′のロ
ール(図示せず)へ移送される。以後、先述した装置と
同じ機構の機械を連接した接眉斉リ塗布装置a′、化粧
単板仮留接着装置v、化粧単板と芯材の熱圧装置c′、
芯材に接着した化粧単板の長手方向側縁端部の切削装置
d′の工程を通し、芯材1の四面に化粧単板11を接着
した化粧芯材1″が移送されてくる。
以上の工程を通過した後、次工程の化粧芯材木口面の切
削工程eへ移送される。
切削工程の切削機28の芯材受入ロール29へ移送され
てきた化粧芯材1″は芯材受入ロール29上を進行し、
完全に該ロール29上に載置されると該ロール29は停
止する。その後ベツト87の両側面に設けたチエーン3
0が回転し、そ相こ伴なつて芯材押圧移送具31が回動
を始め化粧芯材1′を芯材受入口ール29に隣接してい
る芯材移送ロール33方向へ押進め化粧芯材Yの両端部
がベツド87の両側面に設けた円盤鋸32,3Tに突当
り化粧芯材1′の両端部は切削される。芯材押圧移送具
31によりさらに押し進められた化粧芯材1′は芯材移
送ロール33上へ載置される。その後芯材押圧移送具3
1はチエーン30に沿つて下方へ回動していく。化粧芯
材1′が芯材移送ロール33上へ載置後、該ロール33
は回転を始め化粧芯材1′は次工程の化粧芯材の長手面
研摩工程fへ移送される。長手面研摩装置34のベルト
コンベア35上へ移送されてきた化粧芯材1′は、ベル
トコンベア35上を進行し、その間、ベルトコンベア3
5の上下両側面に設けた研摩ロール36a,36b,3
6c,36dに4面を研摩されながら進行し、長手面の
研摩は終了し、次工程の化粧芯材長手部分の面取工程g
へ移送される。
長手面取機37のローラー38上へ移送されてきた化粧
芯材1′は進行し、ローラー38の中間部に設けられた
斜め上方に伸びる研摩ローラー40a,40b,40c
,40dにより化粧芯材1′の長手部の4角の面取を行
なわれ、長手部面取工程を終了し、次工程へ移送される
前工程より移送されてきた化粧芯材は木口面取工程hの
第14,15図に示す木口面取機41のローラー42上
へ移送される。
化粧芯材1′はローラー42上を進行し、その先端はス
トツパ一43に突当り電気信号によりローラー12は停
止し、ストツパ一43が下降する。それと同時にアーム
44が側方からシリンダー63によりローラー42と平
行方向に旋回して化粧芯材1′の木口面に接触する。そ
の際アーム44先端の円盤46の針47が化粧芯材1′
の両木口面を突刺す。針47が化粧芯材vの両木口面を
突刺すと同時に上下シリンダー45がシリンダー63・
アーム44・モーター100共同時に持上げ、それに従
つて化粧芯材1′も上方へ持上げられる。化粧芯材vの
木口が支持枠97と発条48により懸引されている研摩
ハブ49に接した時点で上下シリンダー45は停止し、
それと同時に研摩ハブ49は研摩ハブ用モーター94に
より回動し、アーム44の円盤46および針47は円盤
46用モーター100により回転する。従つて研摩ハブ
49は比較的高速で回転した化粧芯材1′の木口周面を
研摩することになる。化粧芯材1′が1〜2回回転した
ところで研摩作業は終了し、上下シリンダー45が作動
して化粧芯材1′はローラー42上に下降し、載置され
る。その後アーム44はシリンダー63の牽引力により
側方へ旋回し、従つて針47は化粧芯材vより脱抜し、
電気信号によりローラー42がモーター(図示せず)に
より回転し、化粧芯材1′は第14図に示すベツド91
の右方向へ移動して次工程の包装工程(図示せず)へ移
送される。包装工程は周知の連続自動包装機を使用し、
木口面取工程の後部へ隣接すればよい。
以上により、本発明による化粧角材の連続製造方法の工
程は終了するが、芯材1の両側面にのみ化粧単板11を
接着したい場合は第1図に示す化粧芯材1′横転工程J
以後の芯材への接着剤塗布工程a′、化粧芯材仮留接着
工程b′、化粧芯材熱圧工程c(化粧単板長手部分側縁
耳の切削工程d′を削除すればよい。
本発明は以上の如くフルオートメーシヨンシステムによ
り従来芯材に化粧板を接着する工程から切削、研摩、面
取りまでの工程に10数人の人員を要していたものが人
員は全く必要とせず、ただトラブル防止のための人員を
1人つけておけば問題はなく処理できる。
しかも特に人手をかけていた工程、即ち芯材へ化粧単板
を仮留接着する工程や木口面取工程の機械化に成功した
ため、高周波接着機械の導入と共に共産性が極めて良く
なり連続生産すれば30秒に一本の割合で生産すること
ができる。本発明は以上の如く従来の業界の常識を打ち
破つた画期的な化粧単板を接着した化粧角材の製造方法
である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の製造工程の流れを示す側面
概略図、第2図は同実施例の芯材移送機正面図、第3図
は接着機正面図、第4図は化粧単板仮留接着後の側面図
、第5図は同正面図、第6図は第5図要部部分拡大図、
第7図は高周波接着機の正面断面図、第8図は切削機の
側面断面図、第9図は第8図正面部分拡大図、第10図
は化粧芯材横転機の正面図、第11図は化粧芯材木口切
削機斜視図、第12図は化粧芯材研摩機側面断面図、第
13図は化粧芯材の長手方向の面取機斜視図、第14図
は木口面取機側面図、第15図は同部分斜視図である。 a・・・・・・接着剤塗布工程、b・・・・・・仮留め
工程、c・・・・・・接着工程、d・・・・・・切削工
程、e・・・・・・木口切削工程、f・・・・・・研摩
工程、 g・・・・・・化粧芯材の長手方 向の面取工程、 h・・・・・・木口面取工程。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 芯材に化粧板を接着し、化粧角材を製造する方法に
    おいて、芯材の両側面に接着剤を塗布ローラーにより塗
    布する工程a、化粧板を空気の流入、流出による吸着押
    圧盤により吸着して持上げ、空気圧で芯材に圧着仮留め
    する工程b、芯材と仮留めされた化粧板を高周波又はホ
    ットプレスで完全接着する工程c、芯材より突出した化
    粧板の長手部側縁の耳を上下の回転切削刃により切削す
    る工程d、化粧板が接着された化粧芯材の両木口を回転
    鋸により切削する工程e、化粧芯材の長手面の両側面又
    4面を研摩ロールにより研摩する工程f、化粧芯材の長
    手部の四角部に45度の角度で接する研摩ロールを四方
    より設けて面取りをする工程g、化粧芯材の両木口の周
    縁をロール状研摩材により面取りする工程hの各加工工
    程を前述の順序に従つて自動的に連続流れ作業により行
    なうことを特徴とする化粧板を接着した化粧角材の連続
    製造方法。
JP55055887A 1980-04-25 1980-04-25 化粧板を接着した化粧角材の連続製造方法 Expired JPS5937226B2 (ja)

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