JPS5937203B2 - 水硬性無機質成形物の製造方法 - Google Patents

水硬性無機質成形物の製造方法

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JPS5937203B2
JPS5937203B2 JP767481A JP767481A JPS5937203B2 JP S5937203 B2 JPS5937203 B2 JP S5937203B2 JP 767481 A JP767481 A JP 767481A JP 767481 A JP767481 A JP 767481A JP S5937203 B2 JPS5937203 B2 JP S5937203B2
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JP
Japan
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mold
hydraulic inorganic
suction
excipient
undercut
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JP767481A
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English (en)
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JPS57120405A (en
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久 笹川
一雄 田中
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Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水硬性無機質成形物の製造方法1こ関する。
従来、セメント、石膏、珪酸カルシウム形成材料等の水
硬性無機物を主体とする成形材料を使用して側面1こア
ンダーカット部を有する成形物を製造する1こは、型を
分割型とするか、アンダーカット部に相当する型側面を
移動可能1こして、型開きの際1こ水硬性無機質成形が
損傷しないようにしていた。
しかしながら、これらの従来の成形型は構造が複雑とな
って、高価なものとなり、成形材料の脱水を行なう場合
の沢材の目詰りの発生、沢材の損耗時の交換が容易でな
い。
又凹凸部1こ沿うp材の製作が極めて困難であった。
本発明は上記従来の製造方法1こおける欠点を解消し、
分割型、移動機構のある型などを用いる必要のない簡単
な型と製作、交換の容易な伸張注炉材を使用し、安価で
表面状態の良いアンダーカット部を有する水硬性無機質
成形物の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一例を図面を参照しながら詳細1こ説明する。
成形型1は雄型2と雌型3とからなる。
成形型1は金属から形成されてもよいし、ガラス繊維強
化熱硬化性合成樹脂などで形成してもよい。
雌型3の型面には多数の水抜き孔4が設けられており、
第1図の右側に当る立上がった型側面1こアンダーカッ
トになる凸部5が型内に向けて突出されている。
水抜き孔4,4は吸引機61こ接続されている。7は排
気管であり、8は排水管であり、9は排水管8の弁であ
る。
雄型2の型面1こは成形材料供給管10が開口されてい
る。
成形材料供給管10はタンク11内の成形材料をポンプ
121こより型窩13内に圧入する。
タンク111こは水硬性無機物が過剰の水と共1こ貯え
られている。
雄型2、雌型3が閉合わされると、目的の成形物の形状
に対応する型窩13が形成されるが、型窩13内1こは
伸張性材料からなるp材14が設けられている。
伸張性材料とは力が加えられた時1こ寸法が沖び面積が
拡張される材料のことであり、例えば捲縮糸を使用した
布地、多孔質ゴム等が適する。
P材14の周縁部!こは枠15が入れられ雌型3の型面
より外側1こ設置される。
枠15は炉材14が縮まって雌型3の型面を覆うことが
できなくなってしまうことを防ぐもので、p材14を周
縁からや5引張って形を整えている。
P材14は伸張性材料からなるので流動性のある水硬性
無機物成形材料が上1こ供給されると伸張して一方の型
面1こ密着し、成形材料が除去されると、直に炉材14
は元の形状1こ復元する。
仮1こ、炉材tこ伸張性のない金網等の材料を用いた場
合1こは、一方の型面tこ炉材を密着させたま5で炉材
が伸張したり元1こ復元することは殆んど不可能になる
本発明1こおける水硬性無機物)ま、セメント、石膏、
珪酸カルシウム形成材料等水和反応1こよって硬化する
無機物である。
該水硬性無機物1こは必要に応じて鉱物繊維、ガラス繊
維等の無機質繊維、動植物繊維、合成繊維、半合成繊維
等の有機質繊維、骨材として砂、砂利等、その他急硬剤
、顔料などが混合されている。
そしてこれらの混合物1こ流動性を与えるための水和反
応tこ必要な址より過剰の水が加えられて、水硬性無機
質成形材料16とされている。
水硬性無機質酸、形材料16はタンク11内で混合され
ている。
第1図fこ示すようfこ成形型1が閉合わされた後、水
硬性無機質成形材料16はポンプ12によって成形材料
供給管10を通じて雄型2の開口部12から型窩13内
に圧入される。
水硬性無機質成形材料16は第2図に示すように、雄型
2の型面と炉材14の間tこ充填され、型窩13の削進
流動して行く。
炉材14は伸張し雌型3の型面1こ密着し、雌型3のア
ンダーカット1こなる凸部51こもぴったり沿うようE
こなる。
水硬性無機質成形材料161こも凸部5は対応したアン
ダーカット凹部18が形成された。
水硬性無機質成形材料16が成形型1の型窩131こ充
填され終る前後より、雌型3側の吸引機6を始動させ、
雌型3の下から吸引して水硬性無機質成形材料16から
炉材14を介して脱水させる。
水硬性無機質成形材料16は雌型31こ吸引されてより
密着し、脱水1こよって流動性は失ない、水硬反応のた
めの水分は保持する水硬性無機質成形材料の賦形物17
となる。
更1こ、雌型3の吸引を継続して賦形物17を雌型31
こ密着させながら、型1を開く、賦形物17は雌型3に
密着し、雄型2と賦形物17は離型する。
型1を開いた後、雌型3の吸引を停止する。そして、弁
9を開き、排水管8より水硬性無機質成形材料16から
脱水した水を排出させる。
雄型2と賦形物17の離型は本来困難であるが、本発明
1こおいては型1を開く際1こ雌型3より吸引して賦形
物17を密着させているから雄型2と賦形物17は容易
1こ離型する。
次1こ、外形が雄型2とほぼ同じ形状をした取出治具1
9を雌型3と閉合わせる。
該取出治具191才吸引孔20が設けられている。
21は吸引管である。
取出治具19の吸引孔20からの吸により、賦形物17
は取出治具191こ密着する。
そして、賦形物17を密着させたま\取出冶具19を引
上げる。
賦形物17は:雄型3の密着から解放され、賦形物17
と雌型3の型面の間の伸張性材料からなる炉材14が、
雌型3のアンダーカット1こなる凸部5と賦形物17の
アンダーカットの凹部18の間の滑りを増す働きをなし
、しかも炉材14の収縮1こ伴って賦形物17の外面を
覆い、とりわけアンダーカットの凹部18を保護するこ
とにより、賦形物17のアンダーカットの凹部18が雌
型3のアンダーカット1こなる凸部5との摩擦で崩れる
ことを防止する。
取出治具19の引上げの後、炉材14は賦形物17から
剥離して雌型3の上端部)こ残留するよう1こしてもよ
いし、炉材14を付着性のよい材料tこして賦形物17
と共1こ取出治具191こ付着していってもよい。
P材14は伸張した状態から収縮することにより手でも
って容易1こ剥離することができる。
しかして、p材14を雌型3に残留させて、賦形物1T
を何度も成形させてもよいし、賦形物17と共1こ引上
げて一回の成形毎に炉材14を洗浄してもよい。
後、未硬化の賦形物17は取出治具19から養生型1こ
移され、公知の手段1こより養生され、水和反応1こよ
り水硬性無機質成形物が得られる。
本発明製造方法1こよれば、成形材料の型窩内への圧入
(こ伴ない炉材を伸張させて、複雑な形状の型面1こも
沿わせることができ、水硬性無機質成形材料の賦形物[
こも、成形型の型面1こ設けられた凹凸部lこ対応して
、アンダーカットの凹凸部を形成することができる。
そして、成形型が開型1こ際して、他方の型の吸引を継
続すること1こより、一方の型と賦形物の離型は容易1
こなされ、型くずれ等が生じることがないのである。
更1こ、一方の型とはゾ同じ形状をなし吸引孔が設けら
れた取出治具の吸引1こよって、他方の型の吸引が停止
されて、他方の型の密着から解放された賦形物を他方の
型から取出すことtこより、炉材の伸張状態からの復元
で賦形物の外面が保護され、p材が他方の型の型面と賦
形物の滑りを生じさせ水硬性無機質成形材料の賦形物の
アンダーカットの凹凸部が他方の型の型面との摩擦で崩
れてしまうことがなく、表向状態の良好な水硬性無機質
成形物が製造されうるのである。
〈実施例〉 第1図〜第4図に示される成形型1において雄型2、雌
型3をガラス繊維補強不飽和ポリエステル樹脂iこよっ
て製作し、雌型3のはゾ垂直tこなっている型面1こ、
型面から約6mm突出し、下部に45°の角度の面取が
された凸部5を設けた。
雄型2と雌型3の間に金網線の枠の151こよりやS張
られた状態で、合成繊維の捲縮糸を使用した布よりなる
炉材14を設置した。
型窩13内1こポルトランドセメント100重量部、石
綿繊維25重量部、水400重量部からなる混合した水
硬性無機質成形材料16をポンプ101こより雄型2と
炉材14の間に2kg/crILの圧力で供給し、炉材
14を伸張させて雌型3の型面1こ密着させた。
吸引機6で雌型3内を一500mmHgで2分間吸引し
、水硬性無機質成形材料16を保形性が得られる迄脱水
し、その賦形物17を形成した。
次いで雌型3の吸引を継続しながら、成形型1を開き、
雄型2を賦形物1Tから離型し、雌型3の吸引を停止し
た。
雌型3内1こ残留した賦形物17は、雄型2とほぼ同じ
外形を有し、吸引孔20が設けられた取出治具19によ
って吸引しながら、雌型3から上1こ引上げられた。
r材14の滑りと保護によって賦形物17はアンダーカ
ットの凹部18もくずれたりすることなく、成形型1か
ら取出すことができ、同時1こ炉材14も容易1こ剥す
ことができた。
P材14は水洗して次の工程で再使用した。
賦形物17は取出治具19から適当な養生型1こ移し、
常温水蒸気雰囲気下で約4週間養生し、水和反応で硬化
させた。
得られた水硬性無機資成形物は、表面状態はよく、アン
ダーカットの凹部1こも全く、欠けや粗い面はなく、曲
げ強度は160kg/fflであり、機械的強度も良好
なものであった。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図)j本発明水硬性無機質成形物の製造方
法の工程の一例を示す、縦断面図である。 1・・・・・・成形型、2・・・・・・雄型、3・・・
・・・雌型、4・・・・・・水抜きJL 5・・・・
・・アンダーカット1こなる凸部、6・・・・・・吸引
機、7・・・・・・排気管、8・・・・・・排水管、9
・・・・・・弁、10・・・・・・成形材料供給管、1
1・・・・・・タンク、12・・・・・・ポンプ、13
・・・・・・型窩、14・・・・・・p材、15・・・
・・・枠、16・・・・・・水硬性無機質成形材料、1
7・・・・・・賦形物、18・・・・・・アンダーカッ
トの凹部、19・・・・・・取出治具、20・・・・・
・吸引JL21・・・・・・吸引管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一方の型と、型面の多数の水抜き孔を有し、立上が
    った型側面)こアンダーカット1こなる凹凸部を有する
    他方の型によって形成される閉合された型窩内1こ伸張
    性材料からなるp材を設け、前記一方の型と炉材の間に
    水硬性無機物成形材料を圧スし、沢材を伸張させて他方
    の型に沿わせ、他方の型から吸引させて前記材料1こ脱
    水を生じさせて賦形し、該他方の型から吸引を継続して
    賦形物を他方の型に密着させながら型を開き、該他方の
    型からの吸引を停止し、一方の型とはゾ同じ形状をなし
    吸引孔が設けられた取出治具1こよって未硬化の賦形物
    を吸着して該他方の型より取出すことを特徴とする水硬
    性無機質成形物の製造方法。
JP767481A 1981-01-21 1981-01-21 水硬性無機質成形物の製造方法 Expired JPS5937203B2 (ja)

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