JPS5937097B2 - 真空式濾過装置 - Google Patents

真空式濾過装置

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Publication number
JPS5937097B2
JPS5937097B2 JP56169553A JP16955381A JPS5937097B2 JP S5937097 B2 JPS5937097 B2 JP S5937097B2 JP 56169553 A JP56169553 A JP 56169553A JP 16955381 A JP16955381 A JP 16955381A JP S5937097 B2 JPS5937097 B2 JP S5937097B2
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JP
Japan
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vacuum
tank
oil
valve
filtration
Prior art date
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Expired
Application number
JP56169553A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5869515A (ja
Inventor
克介 下川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAN PURANTO KOGYO KK
Original Assignee
SAN PURANTO KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SAN PURANTO KOGYO KK filed Critical SAN PURANTO KOGYO KK
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  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Frying-Pans Or Fryers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、食用油の真空式濾過装置に係り、さらに詳し
くは、植物性食用天プラ油を真空装置からの真空を利用
する事によって濾過精製・貯留・移送・給油・排油等の
操作を可能ならしめた真空式濾過装置に関する。
従来、一般的に油を移送する際に使用するポンプの代表
的なものとしては、ギヤポンプ、プランヂャーポンプ、
ベーンポンプ等が有り、それらは高温時又は油中に不溶
物が浮遊している状態での移送するには油によるバッキ
ングの経時劣化、ポンプ本体と配管接続箇所のバッキン
グ間隙からの油の漏れ、ポンプ内部の損傷等の障害があ
り、液体を直接ケーシングに流入させる方式は直接利用
出来ないという欠点が指摘されている。
一方調理作業者側の観点からは、食料品を油揚げするた
めの容器に食用油を注ぐ作業がその貯油されている容量
が犬で、且つ重い場合が多く、作業動作が不安定となり
その結果事故の生じる虞れが犬であった。
他力、食用油の観点からは、揚カス、水分を含有する食
用油は、繰り返しの加熱〜冷却サイクル使用によって本
来が植物油であり、他の鉱物油に比して自動酸化され易
く、さらに不飽和結合切断の結果、生成する揮発性のア
ルデヒド、ゲント、脂肪酸等が油の臭みを劣化させる酸
敗が生じ易い傾向がある。
時には遊離酸含有量が増大し始め、この遊離酸の食物経
由からの摂取は、人体特に肝臓に悪い影響を及ぼす事が
知られている。
本願発明では斜上の事情に鑑みて、創作されたものであ
る。
以下、本願発明の詳細な説明を第1図に従って説明する
第1図は、本願発明の真空式濾過装置に関する概略フロ
ーシート図の一例である。
食料品の油揚げはフライヤー1によって行なわれ、フラ
イヤー1と使用後の未精製食用油を濾過精製される真空
フィルタータンク2とはバルブv1 を介して配管8に
連結されている。
該真空フィルタータンク2の上方又は近傍に真空フィル
タータンク2によって濾過精製された精製油と補充用新
規食用油とを貯留・移送させるための真空タンク3を設
けて、該真空フィルタータンクは真空タンク3とをバル
ブ■2を介して配管・連結させる。
真空タンク3からはT字管にて次に分岐配管される。
即ち一力はバルブv4 を介してフライヤー1へ、他力
は排油口6へ配管させる。
−力真空タンク3と真空装置4(真空ポンプ)とは逆流
防止弁VIOを介して排気管7で接続し、途中常圧復帰
弁v3をT字管にて分岐配管させる。
真空タンク容量はフライヤー容量の略2倍を有している
次に本願発明の実施例を遂次説明すれば、 囚8食用油流過精製方法 真空フィルタータンク2と真空タンク3の内部が真空で
ある場合は全バルブ■1.■2・・・■9を閉にした後
びルブ■3を開にする事によって真空フィルタータンク
及び真空タンク内部とを常圧復帰出来、その後真空フィ
ルタータンク内部の濾過層21を交換する。
バルブv3の閉の後、真空タンク内の真空度が略60m
mH2O到達時点に於て二つのバルブv1.v2を徐々
に開く事によって、フライヤー内の未精製食用油は配管
8内をバルブv1から真空フィルタータンクに流入する
フィルタータンク内部での食用油の濾過速度は食用油の
温度、粘度特性、即ち粘度は温度が高くなる程対数的に
減少する性質に影響される。
真空フィルタータンクにて精製濾過された食用油は直ち
に配管17内をバルブV2から真空タンク3へと導かれ
る。
真空タンクの内部は第1図に示す如く、真空フィルター
タンクからの配管8が真空タンクの略底部18に迄貫入
し、さらに排気管7は真空タンク頂部に貫設しているの
で、油は排気管7に迄到達し得ない。
この時食用油中に水が混在している場合は、食用油に比
して沸騰点が低い特性上、真空減圧下に於ては水が蒸気
となって排気管7から外気へと排出される。
フライヤー内油は所望量フィルタータンクに移送され、
暫時の経過後、バルブV1.v2を閉にし、真空装置の
運転を停止する事に依り、真空タンク内の精製油は、真
空条件の下に貯留される。
[F] フライヤーへの給油方法 次にフライヤー1への真空タンクからの移送はバルブv
5の閉を確認した後、バルブ■3を開にして真空タンク
を常圧復帰させ、バルブ■4の開により真空タンク内の
貯留池をフライヤーに注ぐ、その後にバルブV3.v4
を閉に戻す。
ここにフライヤーの使用時に於て給油を行なう場合は、
上記中のバルブv4の弁開度を適宜抑制する。
(Cル廃油の排出力法 ■ バルブv3を開は真空タンク3内の圧力を常圧に復
帰させた後、真空タンク最底部に貫設されているバルブ
v6を開にすることによって真空タンク内の油は排出さ
れる。
真空タンク内の油を全量排出後はバルブ■6を閉に戻す
■ 次に、バルブ■8.■9を開にすることによって配
管8と真空フィルタータンク2内の廃油を、またバルブ
V4.V1及びバルブ■5を開にする事によってフライ
ヤー内及び配管9内の廃油を排出し得る。
廃油の真空式濾過装置全体からの排出操作完了後、バル
ブv1.■2・・・■9の全てを閉に戻す。
(Dル新規食用油補給方法 全バルブV1.V、、・・・v9の閉を確認後、新規食
用油の入ったドラム缶11と新規油補給口23とをケミ
カルホース12で接続せしめ、真空装置4の運転を開始
する。
真空タンク3内の真空度が略60m1H20到達時点に
於て、バルブV7を徐々に開く事によって上記ドラム缶
内の食用油を真空タンク内に移送される。
所望量の食用油を真空タンク内に貯留した後、バルブ■
7を閉にし、その後真空装置の運転を停止させる。
以上の如く、おのおの所望の目的に沿った運転操作に対
応出来うる。
真空フィルタータンクに内設された濾過部5は濾過材2
2と濾過層21とに構成されている。
固相、液相の二相から成る液体を分離・精製を行なうの
は本例にのみ制限を受けず、食品工業、水処理工原、化
学工業、製紙工業等の分野にも広く応用され得る。
濾過材として金属製網、プラスチック製網、多孔状陶器
、又濾過層としてP紙、戸布、活性炭、発泡プラスチッ
ク材料、ガラス、および硅藻土等の中から1つあるいは
2つ以上の中から目的、用途に応じて選択することかで
きうる。
以上はバルブv1.■2・・・■、の全てが手動操作に
よって食用油を濾過精製・移送・貯油・給油・排出する
方法であるが、上記バルブV1. V、、・・・鳩の全
てを電磁バルブに置き換えることも可能である。
この場合、フライヤーには油温を検出するサーモスタッ
ト20.ヒータ19及び液面検出スイッチ13を、真空
タンクには上限液面スイッチ14、下限液面スイッチ1
5、及び圧力スイッチ16、を設ける。
上記サーモスタットと各スイッチ13・・・16からの
検出信号を制御盤に組込まれた制御リレー、限時リレー
、電磁開閉器等の各制御機器を介して被制御対象物であ
るバルブV11■2・・・V、並びに真空装置4を制御
する事によって、前述のA乃至り迄の各操作が電気的に
且つ安全確実に遂次制御される。
上記実施例は、本発明の真空式濾過装置の構成の一例を
示したもので、食用油の種類、物性が上記実施例に限定
されるものではないが、この他にも真空タンク、フライ
ヤー、真空装置、真空フィルタータンクの個数、種類、
形状、並びに連結方法を適宜変更し得るもので、要はそ
れ等の機構が一体に組み込まれてシステム化されている
ところに本発明の真空式濾過装置の特徴がある。
以上の構成から成る本発明の真空式濾過装置の効果を、
次に詳述する。
第1に、食用油の濾過精製・貯留・移送・給油の各系統
を真空状態下に置く事によって空気との接触を遮断出来
、前述の食用油の空気との接触による酸敗・劣化の促進
を抑制させること。
この事は医学的にも影響が懸念されている食用油への抗
酸化剤への添加を軽減ならしめると共に、油揚げされた
食品を長期に渡って摂取する場合の人体に及ぼす影響の
危惧を払拭する役割を果すものである。
第2に、食用油の濾過精製・貯留・移送・給油・排油の
系統をバルブ操作を介して真空の物理的特性によって可
能ならしめ、調理作業の省力化、安全性、作業性及び能
率の向上に継がるものである。
第3に、水・油との二成分糸から成る混和液中の水分及
び食用油中に不溶性の浮遊物を真空下の濾過精製工程に
於て除去し得る事である。
この事は、フライヤー−真空フィルタータンク〜真空タ
ンク〜タンイヤーの食用油の循環、即ちリサイクル運転
が可能であることを意味し、前記第2に挙げた省力化等
の増進と共に、省資源と経済性に多大に貢献するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は真空式濾過装置のフローシート図。 図面の符号:1・・・・・・フライヤー、2・・・・・
・真空フィルタータンク、3・・・・・・真空タンク(
一部切欠断面)、4・・・・・・真空装置、5・・・・
・・濾過部、6・・・・・・排油口、7・・・・・・排
気管、11・・・・・・食用油入りドラム缶、12・・
・・・・ケミカルホース、13・・・・・・液面検出ス
イッチ、14・・・・・・上限液面スイッチ、15・・
・・・・下限液面スイッチ、16・・・・・・圧力スイ
ッチ、17・・・・・・配管、18・・・・・・真空タ
ンク略底部、19・・・・・・ヒーター、20・・・・
・・サーモスタット、21・・・・・・濾過層、22・
・・・・・濾過材、23・・・・・・新規油補給口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 食料品を油揚げするためのフライヤー1と、該フラ
    イヤーで使用済みの食用油を濾過部5によって真空濾過
    精製し貯留・移送するための1つ又は複数の真空フィル
    タータンク2と、該真空フィルタータンクの上部又は近
    傍には濾過精製された食用油並びに補充用新規食用油を
    貯留・移送させるための1つ又は複数の真空タンク3と
    、上記真空フィルタータンク2と真空タンク3とを真空
    にさせるための真空装置4を設け、一方上記フライヤ−
    1と真空フィルタータンク2の間、及び真空フィルター
    タンク2と真空タンク3の間、さらに真空タンク3と真
    空装置4の間とをそれぞれ配管・連結し、フライヤー1
    と真空フィルタータンク2との間の配管8にはバルブ■
    1 を、真空フィルタータンク2と真空タンク3との間
    の配管17にはバルブv2を、真空タンク3と真空装置
    4との間の排気管7には常圧復帰弁■3を設けた事を特
    徴とする真空式沢過装a 2 濾過部5が、金属製網・プラスチック製網・多孔状
    陶器等からなる濾過材23と、P紙・F布・活性炭・発
    泡プラスチック材料・ガラス・および硅藻土等の中から
    選ばれた1つあるいは2つ以上のものから成る濾過層2
    2とであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の真空式濾過装置。
JP56169553A 1981-10-22 1981-10-22 真空式濾過装置 Expired JPS5937097B2 (ja)

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JP56169553A JPS5937097B2 (ja) 1981-10-22 1981-10-22 真空式濾過装置

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JP56169553A JPS5937097B2 (ja) 1981-10-22 1981-10-22 真空式濾過装置

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Publication Number Publication Date
JPS5869515A JPS5869515A (ja) 1983-04-25
JPS5937097B2 true JPS5937097B2 (ja) 1984-09-07

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ID=15888597

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JP56169553A Expired JPS5937097B2 (ja) 1981-10-22 1981-10-22 真空式濾過装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5022883B2 (ja) * 2007-12-04 2012-09-12 株式会社玄 食品の油揚げ装置

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