JPS5936702Y2 - 電気点火式の強制空冷エンジン - Google Patents
電気点火式の強制空冷エンジンInfo
- Publication number
- JPS5936702Y2 JPS5936702Y2 JP2588279U JP2588279U JPS5936702Y2 JP S5936702 Y2 JPS5936702 Y2 JP S5936702Y2 JP 2588279 U JP2588279 U JP 2588279U JP 2588279 U JP2588279 U JP 2588279U JP S5936702 Y2 JPS5936702 Y2 JP S5936702Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- unit
- coil
- ignition unit
- ignition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は電気点火式の強制空冷エンジンに関する。
近年、エンジンの点火装置に、断続制御用又は増幅用の
回路構成部品を合成樹脂中にモールドし、−個のユニッ
トとしたものが使用されている。
回路構成部品を合成樹脂中にモールドし、−個のユニッ
トとしたものが使用されている。
この電子点火ユニットは、エンジンの搭載対象によりそ
の取付位置が異る。
の取付位置が異る。
例えば、エンジン発電機又はエンジン揚水ポンプなどの
一般産業機械では、点火ユニットの保護及び冷却のため
、同ユニットがファンケース内に収容されるが、多塵環
境下で使用されるコンバイン、バインダなどの農用作業
機では、点火ユニットに塵埃が付着堆積し、ファンケー
ス内の冷却風路が狭められるのを防ぐために、同ユニッ
トをシリンダ周面やクランクケース外面などに配設して
いる。
一般産業機械では、点火ユニットの保護及び冷却のため
、同ユニットがファンケース内に収容されるが、多塵環
境下で使用されるコンバイン、バインダなどの農用作業
機では、点火ユニットに塵埃が付着堆積し、ファンケー
ス内の冷却風路が狭められるのを防ぐために、同ユニッ
トをシリンダ周面やクランクケース外面などに配設して
いる。
そのため従来では、パルサコイルと点火ユニットを一体
に形成した一体型ユニットと、両者を分離した分離型ユ
ニットとの二種の点火装置を用意し、これらをエンジン
の用途に応じて使い分けていたが、これではコスト的に
不利があるうえ、部品管理が煩雑であった。
に形成した一体型ユニットと、両者を分離した分離型ユ
ニットとの二種の点火装置を用意し、これらをエンジン
の用途に応じて使い分けていたが、これではコスト的に
不利があるうえ、部品管理が煩雑であった。
この考案は、上記の欠点を解消するために、電子点火ユ
ニットを一体型の点火ユニットとしても、分離型の点火
ユニットとしても使用できるようにし、これをファンケ
ース内とエンジン外面壁とのいずれにも取付けられるよ
うにした点に特徴を有する。
ニットを一体型の点火ユニットとしても、分離型の点火
ユニットとしても使用できるようにし、これをファンケ
ース内とエンジン外面壁とのいずれにも取付けられるよ
うにした点に特徴を有する。
以下この考案の実施例を図面に基き説明する。
第1図は電気点火式の強制空冷エンジンの要部破断正面
図である。
図である。
図においてエンジンの前面には、クランクケース1及び
シリンダ2と、これらを覆うファンケース3とで導風室
4が区画され、その内部にクランク軸5で駆動される冷
却ファン6が収容されている。
シリンダ2と、これらを覆うファンケース3とで導風室
4が区画され、その内部にクランク軸5で駆動される冷
却ファン6が収容されている。
このエンジンの点火装置は、第2図に示すように、発電
コイル7とパルサコイル8とを点火ユニット9に接続し
、パルサコイル8からの信号電流が印加された時のみ、
点火ユニット9から昇圧コイル10に一次電流を供給さ
せ、同コイル10で昇圧された二次電流を高圧コード1
1を介して点火プラグ12に供給するようにしである。
コイル7とパルサコイル8とを点火ユニット9に接続し
、パルサコイル8からの信号電流が印加された時のみ、
点火ユニット9から昇圧コイル10に一次電流を供給さ
せ、同コイル10で昇圧された二次電流を高圧コード1
1を介して点火プラグ12に供給するようにしである。
13はストップスイッチである。
上記の点火ユニット9はトランジスタ・ダイオードなど
の電子部品、及び抵抗、コンデンサ等で断続回路を構成
し、回路構成部品をプラスチック担持体内にモールドし
て構成されている。
の電子部品、及び抵抗、コンデンサ等で断続回路を構成
し、回路構成部品をプラスチック担持体内にモールドし
て構成されている。
また、発電コイル7と昇圧コイル10とはコイルユニッ
トCとして一体化され、第1図に示すように、冷却ファ
ン6に付設した磁鋼14の回動軌跡に臨んで配設されて
いる。
トCとして一体化され、第1図に示すように、冷却ファ
ン6に付設した磁鋼14の回動軌跡に臨んで配設されて
いる。
第1図及び第3図に示すように、導風室4の主出口4a
の前面下部と、同出口4aの外面下部との二個所には、
等径のネジ穴を有し、ボス間隔を等長に設定した2個一
対のネジボス(取付部)15゜16がそれぞれ形成され
ている。
の前面下部と、同出口4aの外面下部との二個所には、
等径のネジ穴を有し、ボス間隔を等長に設定した2個一
対のネジボス(取付部)15゜16がそれぞれ形成され
ている。
また、主出口4aとネジボス15との間には点火ユニッ
ト9を冷却ファン6の冷却風送出圏外に位置させて収容
するユニット収容凹部17が形成されており、これの奥
端壁にリード線導出穴18を通設している。
ト9を冷却ファン6の冷却風送出圏外に位置させて収容
するユニット収容凹部17が形成されており、これの奥
端壁にリード線導出穴18を通設している。
前に述べたパルサコイル8は、横長状に形成されるコア
8aの中央にコイル8bを巻装し、その両端部にそれぞ
れボルト挿通穴8cを通設して構成されている。
8aの中央にコイル8bを巻装し、その両端部にそれぞ
れボルト挿通穴8cを通設して構成されている。
また、点火ユニット9は正面視矩形に形成され、その下
辺両隅部にボルト挿通穴9aを通設するとともに、その
取付面側にパルサコイル8の外郭線に沿う段違い状の凹
部9bを形成している。
辺両隅部にボルト挿通穴9aを通設するとともに、その
取付面側にパルサコイル8の外郭線に沿う段違い状の凹
部9bを形成している。
上記の各ボルト挿通穴8c、9aの間隔は、ネジボス1
5.16の間隔と同長に設定されている。
5.16の間隔と同長に設定されている。
上記の点火ユニット9は、原則として、パルサコイル8
に凹部9bを外嵌させた状態で、同コイル8とともにネ
ジボス15にビス19で固定され、体型のユニットとし
て使用される(第4図参照)。
に凹部9bを外嵌させた状態で、同コイル8とともにネ
ジボス15にビス19で固定され、体型のユニットとし
て使用される(第4図参照)。
そして、エンジンが多塵環境下で使用される場合は、第
3図及び第5図に想像線で示すように点火ユニット9を
ネジボス16にビス20で固定し、パルサコイル8のみ
を導風室4内のネジボス15に固定し、分離型のユニッ
トとして使用する。
3図及び第5図に想像線で示すように点火ユニット9を
ネジボス16にビス20で固定し、パルサコイル8のみ
を導風室4内のネジボス15に固定し、分離型のユニッ
トとして使用する。
尚、パルサコイル8及び点火ユニット9は第6図A、
Bに示すように変更しても良い。
Bに示すように変更しても良い。
また上記の両部材8,9は、必ずしも2個一対のネジボ
ス15、16で固定する必要はなく、■個のネジ式固定
具と位置決め具とで取付部を構成しても良い。
ス15、16で固定する必要はなく、■個のネジ式固定
具と位置決め具とで取付部を構成しても良い。
また、点火ユニット9は容量放電型のものでも良く、フ
ルトランジスタ型には限らない。
ルトランジスタ型には限らない。
以上説明したように、この考案では、一つの電子点火ユ
ニットを一体型としてファンケース内に収容して使用す
ることも、分離型としてクランクケース外面に固定して
使用することもできるようにしであるので、エンジンの
用途に応じて二種の電子点火ユニットを用意しなければ
ならなかった従来のものに較べて、一種類の電子点火ユ
ニットをエンジン用途に応じて使いわけることができ、
その分だけエンジンの製造コストを低減することができ
うえ、部品管理上の煩雑さを解消することができる。
ニットを一体型としてファンケース内に収容して使用す
ることも、分離型としてクランクケース外面に固定して
使用することもできるようにしであるので、エンジンの
用途に応じて二種の電子点火ユニットを用意しなければ
ならなかった従来のものに較べて、一種類の電子点火ユ
ニットをエンジン用途に応じて使いわけることができ、
その分だけエンジンの製造コストを低減することができ
うえ、部品管理上の煩雑さを解消することができる。
図面はこの考案の実施例を示し、第1図はエンジンの要
部破断正面図、第2図は点火装置の概略を示す電気回路
図、第3図及び第4図はそれぞれ第1図lll−1線及
び同図■−■線に沿う断面図、第5図は第3図■−V線
断面図、第6図A、 Bは変形実施例を示す要部正面図
である。 3・・・・・・ファンケース、4・・・・・・導風室、
4a・・・・・・4の主出口、8・・・・・・パルサコ
イル、9・・・・・・点火ユニット、15.16・・・
・・・取付部(ネジボス)、8c、9a・・・・・・ボ
ルト挿通穴。
部破断正面図、第2図は点火装置の概略を示す電気回路
図、第3図及び第4図はそれぞれ第1図lll−1線及
び同図■−■線に沿う断面図、第5図は第3図■−V線
断面図、第6図A、 Bは変形実施例を示す要部正面図
である。 3・・・・・・ファンケース、4・・・・・・導風室、
4a・・・・・・4の主出口、8・・・・・・パルサコ
イル、9・・・・・・点火ユニット、15.16・・・
・・・取付部(ネジボス)、8c、9a・・・・・・ボ
ルト挿通穴。
Claims (1)
- エンジンの固定壁とファンケース3とで区画される導風
室4の周壁に、パルサコイル8を固定する取付部15を
形成し、導風室4外のエンジン固定壁に点火ユニット9
を固定する取付部16を形成し、点火ユニツl−9を取
付部15に取付可能に両取付部15、 16の取付構造
を共通させ、同ユニット9を両取付部15.16に選択
的に取付は可能で、取付部15にパルサコイル8と共締
め固定可能に構成した事を特徴とする電気点火式の強制
空冷エンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2588279U JPS5936702Y2 (ja) | 1979-02-28 | 1979-02-28 | 電気点火式の強制空冷エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2588279U JPS5936702Y2 (ja) | 1979-02-28 | 1979-02-28 | 電気点火式の強制空冷エンジン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55125976U JPS55125976U (ja) | 1980-09-06 |
JPS5936702Y2 true JPS5936702Y2 (ja) | 1984-10-09 |
Family
ID=28867083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2588279U Expired JPS5936702Y2 (ja) | 1979-02-28 | 1979-02-28 | 電気点火式の強制空冷エンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936702Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-28 JP JP2588279U patent/JPS5936702Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55125976U (ja) | 1980-09-06 |
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