JPS5936676B2 - 建築用成形シ−ル材の製造方法 - Google Patents
建築用成形シ−ル材の製造方法Info
- Publication number
- JPS5936676B2 JPS5936676B2 JP50104199A JP10419975A JPS5936676B2 JP S5936676 B2 JPS5936676 B2 JP S5936676B2 JP 50104199 A JP50104199 A JP 50104199A JP 10419975 A JP10419975 A JP 10419975A JP S5936676 B2 JPS5936676 B2 JP S5936676B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing material
- rubber
- molded
- beads
- construction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は建築用成形シール材の製造方法に関するもので
ある。
ある。
建築物の機能が高度化するにつれ、建物の水密性、気密
性を向上させるために、各種のシール材 −が重視され
るに至り、特に、最近のように建築物のプレハブ化、軽
量化が進むに従い、建築部材の接合箇所に充填するシー
ル材の重要性は、一層に高められている。
性を向上させるために、各種のシール材 −が重視され
るに至り、特に、最近のように建築物のプレハブ化、軽
量化が進むに従い、建築部材の接合箇所に充填するシー
ル材の重要性は、一層に高められている。
かゝるシールに使用する成形シール材として、断熱性向
上のために、ゴム等に発泡剤を混練し、該発泡剤が発泡
しない温度で成形し、而るのちに、この成形体を加熱し
て発泡させるものが公知であり、発泡剤には加熱により
分解してガスを発生するものが使用されている。
上のために、ゴム等に発泡剤を混練し、該発泡剤が発泡
しない温度で成形し、而るのちに、この成形体を加熱し
て発泡させるものが公知であり、発泡剤には加熱により
分解してガスを発生するものが使用されている。
しかしながら、かゝる発泡剤使用のものでは、分解ガス
が成形体表面を被つて逸散することが避けられず、外部
水が気泡内面に接触し、その接触面積が大であるため、
発泡剤添加なしのベース材のゴムに較べて吸水性が著し
く低下し、従つて、厳重な止水性が要求される場所での
シール材、例えば浴室のシール材としては不適当である
。
が成形体表面を被つて逸散することが避けられず、外部
水が気泡内面に接触し、その接触面積が大であるため、
発泡剤添加なしのベース材のゴムに較べて吸水性が著し
く低下し、従つて、厳重な止水性が要求される場所での
シール材、例えば浴室のシール材としては不適当である
。
本発明はベース材のゴムと同等の耐吸水性を確保できる
断熱性良好な建築用成形シール材の製造方法を提供する
ことにあり、従来の発泡剤に代えてポリスチレンビーズ
等の発泡性ビーズを使用することにある。本発明に係る
建築用成形シール材の製造方法は、上述の点に鑑みて案
出されたものであり、粘着性を有するゴム、および/ま
たは樹脂成形体を製造する場合、ゴムおよび/または樹
脂コンパウンドに発泡性ビーズを混練し、該混練物を成
形し、該成形体を加熱して、発泡性ビーズのみを発泡さ
せることを特徴とするものである。
断熱性良好な建築用成形シール材の製造方法を提供する
ことにあり、従来の発泡剤に代えてポリスチレンビーズ
等の発泡性ビーズを使用することにある。本発明に係る
建築用成形シール材の製造方法は、上述の点に鑑みて案
出されたものであり、粘着性を有するゴム、および/ま
たは樹脂成形体を製造する場合、ゴムおよび/または樹
脂コンパウンドに発泡性ビーズを混練し、該混練物を成
形し、該成形体を加熱して、発泡性ビーズのみを発泡さ
せることを特徴とするものである。
本発明においてゴム、または樹脂コンパウンドとしては
、ゴムまたは樹脂に例えば、アスファルト等を混合した
ものが用いられる。
、ゴムまたは樹脂に例えば、アスファルト等を混合した
ものが用いられる。
発泡性ビーズとしては、ポリスチレンビーズ、ABS樹
脂発泡材が用いられる。
脂発泡材が用いられる。
本発明を実施するには、ゴムまたは樹脂コンパウンド1
00重量部に発泡性ビーズを10〜30重量部投入し、
これをニイーダー、パンバリ−ミキサー等により、発泡
性ビーズの発泡開始温度以下の温度(好ましくは50〜
60℃以下の温度)で混練し、この混練物をカレンダー
ロール、押出機等により、例えば棒状、シート状に成形
し、この成形体を80〜100℃で5〜10分加熱して
発泡性ビーズのみを発泡させる。
00重量部に発泡性ビーズを10〜30重量部投入し、
これをニイーダー、パンバリ−ミキサー等により、発泡
性ビーズの発泡開始温度以下の温度(好ましくは50〜
60℃以下の温度)で混練し、この混練物をカレンダー
ロール、押出機等により、例えば棒状、シート状に成形
し、この成形体を80〜100℃で5〜10分加熱して
発泡性ビーズのみを発泡させる。
図面は本発明により得られる成形シール材を示し、粘着
性を有するゴム、または樹脂の連続相A中に、発泡倍率
が20〜30倍の発泡ビーズBの単独相が一様に分散さ
れている。
性を有するゴム、または樹脂の連続相A中に、発泡倍率
が20〜30倍の発泡ビーズBの単独相が一様に分散さ
れている。
この成形シール材は、発泡倍率が20〜30倍の発泡ビ
ーズを一様に含有しているので、断熱性に著しく優れて
いる。
ーズを一様に含有しているので、断熱性に著しく優れて
いる。
また、ゴム、または樹脂コンパウンドと発泡性ビーズと
の混練時、発泡性ビーズはせん断され難い球形であるた
めに、発泡性ビーズの細断、粉砕が殆んどなく、比重の
ばらつき、断熱効果のばらつき等もない。更に、発泡ビ
ーズは、圧縮荷重が小さいので、成形シール材は僅かの
力でも塑性変形され、成形シール材の複雑な目地への充
填も至つて簡単に行い得る。
の混練時、発泡性ビーズはせん断され難い球形であるた
めに、発泡性ビーズの細断、粉砕が殆んどなく、比重の
ばらつき、断熱効果のばらつき等もない。更に、発泡ビ
ーズは、圧縮荷重が小さいので、成形シール材は僅かの
力でも塑性変形され、成形シール材の複雑な目地への充
填も至つて簡単に行い得る。
次に、本発明の実施例について説明する。
ゴムコンパウンドの配合は下記の通りである。
エチレンプロピレンターポリマ一 100部ブチル再生
ゴム 20部プロンアスフアルト
50部ポリイソブデン
10部炭酸カルシウム(充填材) 50
部上記原料をミキシングロールにより、10〜15分混
練し、この混練の最終時期に発泡性スチレンビーズを上
記ゴJ・コンパウンド230部に対して50部混入する
。この時の混練温度はロールを水冷して、50〜60′
C以下に保持する。このようにして、発泡性ビーズ混入
のゴムコンパウンドを得た後は、このコンパウンドを押
出機により、押出速度500mm/分で厚さ5mu1巾
300m7nのシート状に成形する。この際、押出温度
は上記と同様に50〜60℃以下に保持する。次いで、
このシート状成形体を約90〜100℃で20〜25分
加熱して発泡性ビーズのみを発泡させる。この発泡によ
りシートは厚さ方向、巾方向、並びに長さ方向のそれぞ
れに対し、1.5倍に膨脹される。このようにして得た
成形シール材の吸水性は約0.5%以下(たKし、20
℃×24時間の条件下)で、良好な止水効果を有するも
のであつた。
ゴム 20部プロンアスフアルト
50部ポリイソブデン
10部炭酸カルシウム(充填材) 50
部上記原料をミキシングロールにより、10〜15分混
練し、この混練の最終時期に発泡性スチレンビーズを上
記ゴJ・コンパウンド230部に対して50部混入する
。この時の混練温度はロールを水冷して、50〜60′
C以下に保持する。このようにして、発泡性ビーズ混入
のゴムコンパウンドを得た後は、このコンパウンドを押
出機により、押出速度500mm/分で厚さ5mu1巾
300m7nのシート状に成形する。この際、押出温度
は上記と同様に50〜60℃以下に保持する。次いで、
このシート状成形体を約90〜100℃で20〜25分
加熱して発泡性ビーズのみを発泡させる。この発泡によ
りシートは厚さ方向、巾方向、並びに長さ方向のそれぞ
れに対し、1.5倍に膨脹される。このようにして得た
成形シール材の吸水性は約0.5%以下(たKし、20
℃×24時間の条件下)で、良好な止水効果を有するも
のであつた。
なお、発泡性ビーズ無添付の場合の吸水性は0.2〜0
.3%であつた。一方、比較例としてベース材として前
記のゴム組成(エチレンプロピレンターポリマ一100
部、ブチル再生ゴム20部、プロンアスフアルト50部
、ポリイソブデン10部、炭酸カルシウム50部)を用
い、発泡剤として通常のN−マーヂニトロペンタメチレ
ンテトラミンを用いて実施例とほぼ同一の発泡倍率(3
,5倍)の成形シール材を得た。
.3%であつた。一方、比較例としてベース材として前
記のゴム組成(エチレンプロピレンターポリマ一100
部、ブチル再生ゴム20部、プロンアスフアルト50部
、ポリイソブデン10部、炭酸カルシウム50部)を用
い、発泡剤として通常のN−マーヂニトロペンタメチレ
ンテトラミンを用いて実施例とほぼ同一の発泡倍率(3
,5倍)の成形シール材を得た。
このシール材の吸水性は約2.5%以上(At2O℃×
24hrs)であり、充分な止水効果が得られなかつた
。このように、本発明によれば、発泡倍率(従つて、断
熱性)が従来品と同一のもとで、秀れた止水性を有する
シール材を製造できる。
24hrs)であり、充分な止水効果が得られなかつた
。このように、本発明によれば、発泡倍率(従つて、断
熱性)が従来品と同一のもとで、秀れた止水性を有する
シール材を製造できる。
なお、本発明において、発泡ビーズとゴム、または樹脂
体との接着性を向上させるために、ゴム、または樹脂の
溶剤溶液を発泡性ビーズにプライマーとしてコートし、
これをゴム、または樹脂コンパウンドに混入することも
できる。
体との接着性を向上させるために、ゴム、または樹脂の
溶剤溶液を発泡性ビーズにプライマーとしてコートし、
これをゴム、または樹脂コンパウンドに混入することも
できる。
図面は本発明によつて製造される成形シール材を示す説
明図である。 図において、Aはゴムまたは樹脂の連続相、Bは発泡ビ
ーズである。
明図である。 図において、Aはゴムまたは樹脂の連続相、Bは発泡ビ
ーズである。
Claims (1)
- 1 粘着性を有するゴムおよび/または樹脂成形体を製
造する方法において、ゴムおよび/または樹脂コンパウ
ンドに発泡性ビーズを混練し、該混練物を所定の形状に
成形し、該成形体を加熱して、発泡性ビーズのみを発泡
させることを特徴とする建築用成形シール材の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50104199A JPS5936676B2 (ja) | 1975-08-27 | 1975-08-27 | 建築用成形シ−ル材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50104199A JPS5936676B2 (ja) | 1975-08-27 | 1975-08-27 | 建築用成形シ−ル材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5227468A JPS5227468A (en) | 1977-03-01 |
JPS5936676B2 true JPS5936676B2 (ja) | 1984-09-05 |
Family
ID=14374292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50104199A Expired JPS5936676B2 (ja) | 1975-08-27 | 1975-08-27 | 建築用成形シ−ル材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936676B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6172736U (ja) * | 1984-10-15 | 1986-05-17 | ||
JPS63187490U (ja) * | 1987-05-22 | 1988-11-30 | ||
JPH0432862Y2 (ja) * | 1985-10-22 | 1992-08-06 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5714675A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-25 | Nissan Motor Co Ltd | Sealing agent composition and sealing method |
-
1975
- 1975-08-27 JP JP50104199A patent/JPS5936676B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6172736U (ja) * | 1984-10-15 | 1986-05-17 | ||
JPH0432862Y2 (ja) * | 1985-10-22 | 1992-08-06 | ||
JPS63187490U (ja) * | 1987-05-22 | 1988-11-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5227468A (en) | 1977-03-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2973295A (en) | Process of incorporating foamable materials in corrugated paperboard and the article derived therefrom | |
US8779016B2 (en) | Spray-in latex foam for sealing and insulating | |
JPS5936676B2 (ja) | 建築用成形シ−ル材の製造方法 | |
US20080281007A1 (en) | Foamable Composition for Production of Foamed Plastics | |
US4046846A (en) | Method of producing hard foamed materials | |
KR20020063904A (ko) | 압출 발포물 | |
CN104763862B (zh) | 一种真空隔热板及其制备方法 | |
JPH0569068B2 (ja) | ||
JP2003171490A (ja) | シール用ゴム発泡体 | |
JPS6365238B2 (ja) | ||
JPH04320432A (ja) | 発泡剤組成物 | |
JPH0120177B2 (ja) | ||
JPS5833445A (ja) | 籾殻建築材料とその製造方法 | |
JP2003171489A (ja) | シール用ゴム発泡体 | |
JP3637188B2 (ja) | 発泡体の製造方法 | |
JPS5819688B2 (ja) | ヒフクホウホウ | |
JPS5938998B2 (ja) | シ−ル材組成物 | |
JPS5848576B2 (ja) | ハツポウセイポリエチレンビ−ズノセイゾウホウ | |
JPS61113629A (ja) | 発泡性組成物およびその発泡体 | |
JP3163588B2 (ja) | 連続気泡体の製造方法 | |
JPH11349720A (ja) | 無機質系発泡体の製造方法 | |
JPS6321122A (ja) | 低発泡硬質塩化ビニル樹脂押出成形品の製法 | |
JPS63117068A (ja) | 高吸水性樹脂組成物製造法 | |
JPS5821712Y2 (ja) | 複合積層緩衝シ−ト | |
JPS6257432A (ja) | ポリエチレン類連続気泡体の製造方法 |