JPS5936378Y2 - 気動締着工具におけるトルク制御装置 - Google Patents
気動締着工具におけるトルク制御装置Info
- Publication number
- JPS5936378Y2 JPS5936378Y2 JP1023578U JP1023578U JPS5936378Y2 JP S5936378 Y2 JPS5936378 Y2 JP S5936378Y2 JP 1023578 U JP1023578 U JP 1023578U JP 1023578 U JP1023578 U JP 1023578U JP S5936378 Y2 JPS5936378 Y2 JP S5936378Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air supply
- switching valve
- timer
- pneumatic
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はナツトランナー、インパクトレンチ等気動締付
工具におけるトルク制御装置に関するものである。
工具におけるトルク制御装置に関するものである。
従来、タイマーとエアーにより作動するスイッチとを用
いた此種トルク制御装置としては、特公昭45−113
54号があるが、これは、エアーレンチ2′の手許バル
ブを開くと、タイマー7′により設定された所定時間給
気を行なって、所定トルク値にてボルト、ナツト等を締
め着けることができ、所定時間経過後、主給気路を遮断
することができるのであり、この動作は、タイマー7′
により設定された所定時間、手許バルブを開き続け、し
かも一度締め着けを終えて次の締め着けを行なう迄の間
に充分な時間をおけば何ら不都合なく、行なうことがで
きる。
いた此種トルク制御装置としては、特公昭45−113
54号があるが、これは、エアーレンチ2′の手許バル
ブを開くと、タイマー7′により設定された所定時間給
気を行なって、所定トルク値にてボルト、ナツト等を締
め着けることができ、所定時間経過後、主給気路を遮断
することができるのであり、この動作は、タイマー7′
により設定された所定時間、手許バルブを開き続け、し
かも一度締め着けを終えて次の締め着けを行なう迄の間
に充分な時間をおけば何ら不都合なく、行なうことがで
きる。
しかし、用途によって、例えばナツトを着座するまで仮
締めするのみの場合には、ナツトの着座を確認した上で
手許バルブを閉じるのであるが、タイマー7′は作動し
続け、切換弁3′を側路する絞り部4′の前後における
圧力差が発生しない為、スイッチ6′は閉路されたよ・
の状態であり、次に手許バルブを開放した際、スイッチ
6′が開路されることとなり、タイマー7′が作動して
も切換弁3′は遮断状態のままであるから、前記の如き
正常な動作をさせ得ないのである。
締めするのみの場合には、ナツトの着座を確認した上で
手許バルブを閉じるのであるが、タイマー7′は作動し
続け、切換弁3′を側路する絞り部4′の前後における
圧力差が発生しない為、スイッチ6′は閉路されたよ・
の状態であり、次に手許バルブを開放した際、スイッチ
6′が開路されることとなり、タイマー7′が作動して
も切換弁3′は遮断状態のままであるから、前記の如き
正常な動作をさせ得ないのである。
また、タイマーによって設定された所定時間の締め着は
後においても、絞り部4′の前後における圧力が等しく
なるまでは手許バルブを開いてもエアーレンチは作動せ
ず、いたずらに絞り部4の前後における圧力が等しくな
るまでの時間を引き延ばす結果となり、著しく作業能率
を低下させる原因となっていたのである。
後においても、絞り部4′の前後における圧力が等しく
なるまでは手許バルブを開いてもエアーレンチは作動せ
ず、いたずらに絞り部4の前後における圧力が等しくな
るまでの時間を引き延ばす結果となり、著しく作業能率
を低下させる原因となっていたのである。
(第2図参照)本願考案は、気動締着工具を停止させて
も直ちに始動させ得るようにして上記の諸欠点を解消し
たものである。
も直ちに始動させ得るようにして上記の諸欠点を解消し
たものである。
以下、本考案のトルク制御装置について添付の図面によ
って説明する。
って説明する。
第1図は、本考案のトルク制御装置を気動締着工具と連
結した状態を示しており、気動締着工具6の給気ロアと
、圧縮空気供給源(図示せず)とを連通ずる給気管路1
中に給気圧力を調整する減圧弁2と、該給気管路1を連
通、遮断する切換弁3とを介挿し、気動締着工具6の排
気口8に空気圧により作動される空電リレー9を連通し
ている。
結した状態を示しており、気動締着工具6の給気ロアと
、圧縮空気供給源(図示せず)とを連通ずる給気管路1
中に給気圧力を調整する減圧弁2と、該給気管路1を連
通、遮断する切換弁3とを介挿し、気動締着工具6の排
気口8に空気圧により作動される空電リレー9を連通し
ている。
また前記給気管路1には切換弁3を側路するよう小径の
側管路5を設けている。
側管路5を設けている。
前記切換弁3はソレノイド4と連結されて、ソレノイド
4に通電され、或は通電停止されることにより給気管路
1を連通或は遮断する。
4に通電され、或は通電停止されることにより給気管路
1を連通或は遮断する。
電源端子間に前記空電リレー9およびタイマー10を直
列接続するとともに、該タイマー10により作動される
常閉型スイッチ11と、ソレノイド4との直列回路を前
記タイマー10と並列に接続している。
列接続するとともに、該タイマー10により作動される
常閉型スイッチ11と、ソレノイド4との直列回路を前
記タイマー10と並列に接続している。
前記タイマー10は、通電されると時間を刻み、所定時
間経過すると、常閉型のスイッチ11を開路し、通電が
停止されると直ちに時間零位置に復帰する。
間経過すると、常閉型のスイッチ11を開路し、通電が
停止されると直ちに時間零位置に復帰する。
尚、図中符号12は、ボール弁(図示せず)を押動して
給気ロアを開通するレバーである。
給気ロアを開通するレバーである。
以上の構成になる本案トルク制御装置の作用は以下のと
おりである。
おりである。
圧縮空気供給源からの空気は減圧弁2によって一定圧力
に保持されて側管路5および給気管路1を通って気動締
着工具6の給気7に送られる。
に保持されて側管路5および給気管路1を通って気動締
着工具6の給気7に送られる。
レバー12を操作することにより、常時は給気ロアを閉
塞する気動締付工具6に内蔵されたボール弁を押動して
給気ロアを開通する為、側管路5の内径により制限され
た小量の空気は給気ロアから気動締着工具6に内蔵され
た給気路(図示せず)、ローター等を内蔵する原動室(
図示せず)、排気路(図示せず)を通って排気口8に送
られ、空電リレー9を閉路させる。
塞する気動締付工具6に内蔵されたボール弁を押動して
給気ロアを開通する為、側管路5の内径により制限され
た小量の空気は給気ロアから気動締着工具6に内蔵され
た給気路(図示せず)、ローター等を内蔵する原動室(
図示せず)、排気路(図示せず)を通って排気口8に送
られ、空電リレー9を閉路させる。
該空電リレー9が閉路されることによりタイマー10に
通電されて時間を刻み、同時に常閉型のスイッチ11に
よりソレノイド4に通電される為、切換弁3が作動され
て給気管路1を連通し、圧縮空気供給源から減圧弁2を
通って送られる空気は、何ら流量を制限されることなく
、気動締着工具6に送られて、該気動締着工具6を駆動
し、ボルト、ナツト等の締め着けを行なうことができる
。
通電されて時間を刻み、同時に常閉型のスイッチ11に
よりソレノイド4に通電される為、切換弁3が作動され
て給気管路1を連通し、圧縮空気供給源から減圧弁2を
通って送られる空気は、何ら流量を制限されることなく
、気動締着工具6に送られて、該気動締着工具6を駆動
し、ボルト、ナツト等の締め着けを行なうことができる
。
予め設定された時間が経過するとタイマー10によりス
イッチ11が開路される為、ソレノイド4への通電が停
止され、切換弁3が作動して給気管路1を遮断し、再び
側管路5により流量を制限された空気が気動締着工具6
に流入するのみとなり、ローター等作動部を作動させる
には不充分な程に流入空気量が極めて少なくなって気動
締着工具6の締付動作を停止し、減圧弁2による調整圧
力とタイマー10の設定時間とにより正確に締め着はト
ルクを制御することができる。
イッチ11が開路される為、ソレノイド4への通電が停
止され、切換弁3が作動して給気管路1を遮断し、再び
側管路5により流量を制限された空気が気動締着工具6
に流入するのみとなり、ローター等作動部を作動させる
には不充分な程に流入空気量が極めて少なくなって気動
締着工具6の締付動作を停止し、減圧弁2による調整圧
力とタイマー10の設定時間とにより正確に締め着はト
ルクを制御することができる。
ボルト、ナツト等が回転しなくなったことを確かめてレ
バー12を解放すれば、空電リレー9が開路されて元の
状態に復帰し、再び上記動作を反復できるようにする。
バー12を解放すれば、空電リレー9が開路されて元の
状態に復帰し、再び上記動作を反復できるようにする。
ナツトが着座する迄、仮締めを行なう場合には、レバー
12を操作して気動締着工具6を作動させ、ナツトが着
座したことを確認してレバー12を解放すれば、タイマ
ー10による設定時間以前であるにも拘わらず、気動締
着工具6への給気が停止される為、空電リレー9が開路
し、タイマー10は時間零位置に復帰し、ソレノイド4
への通電も停止される為、切換弁3が作動して給気管路
1を遮断して元の状態に復帰する。
12を操作して気動締着工具6を作動させ、ナツトが着
座したことを確認してレバー12を解放すれば、タイマ
ー10による設定時間以前であるにも拘わらず、気動締
着工具6への給気が停止される為、空電リレー9が開路
し、タイマー10は時間零位置に復帰し、ソレノイド4
への通電も停止される為、切換弁3が作動して給気管路
1を遮断して元の状態に復帰する。
タイマー10による設定時間経過後は、レバー12を解
放するのみで速やかに空電リレー9を開路するとともに
タイマー10を時間零位置に復帰させることができ、ま
たタイマー10による設定時間経過前におけるレバー1
2の解放によっても速やかに空電リレー9を開路して、
タイマー10を時間零位置に復帰させるとともにソレノ
イド4への通電を停止して切換弁3により給気管路1を
遮断するので極めて短時間で次の締め着は動作を行なう
ことかで゛きる。
放するのみで速やかに空電リレー9を開路するとともに
タイマー10を時間零位置に復帰させることができ、ま
たタイマー10による設定時間経過前におけるレバー1
2の解放によっても速やかに空電リレー9を開路して、
タイマー10を時間零位置に復帰させるとともにソレノ
イド4への通電を停止して切換弁3により給気管路1を
遮断するので極めて短時間で次の締め着は動作を行なう
ことかで゛きる。
以上のようになる本考案のトルク制御装置は次の実用的
効果を奏する。
効果を奏する。
■ レバーを解放すると速やかにスイッチが開路される
為、締め着は終了から元の状態の復帰が短時間である。
為、締め着は終了から元の状態の復帰が短時間である。
差圧ではなく、排気の有無によって作動させるので動作
が確実である。
が確実である。
■ 前記の通り復帰時間が短いので連続作業でき、作業
能率が著しく向上する。
能率が著しく向上する。
■ タイマーによる設定時間より短い時間で締め着けを
停止しても速やかに且つ確実に次の締め着けを行なうこ
とができる。
停止しても速やかに且つ確実に次の締め着けを行なうこ
とができる。
第1図は本考案のトルク制御装置を示す簡略図。
第2図は従来例を示す簡略図。1・・・・・・給気管路
、2・・・・・・減圧弁、3・・・・・・切換弁、4・
・・・・・ソレノイド、5・・・・・・側管路、6・・
・・・・気動締着工具、7・・・・・・給気口、8・・
・・・・排気口、9・・・・・・空電リレー、10・・
・・・・タイマー、11・・・・・・スイッチ、12・
・・・・・レバー
、2・・・・・・減圧弁、3・・・・・・切換弁、4・
・・・・・ソレノイド、5・・・・・・側管路、6・・
・・・・気動締着工具、7・・・・・・給気口、8・・
・・・・排気口、9・・・・・・空電リレー、10・・
・・・・タイマー、11・・・・・・スイッチ、12・
・・・・・レバー
Claims (1)
- 気動締着工具の給気口と圧縮空気供給源とを連通ずる給
気管路に、該給気管路を連通、遮断する切換弁を介挿す
るとともに、該切換弁を側路する小径の側管路を設け、
気動締着工具の排気により、切換弁を開通させ、所定時
間経過後、或は排気の停止により切換弁を閉塞させるタ
イマー機構を設けて戊る気動締着工具におけるトルク制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1023578U JPS5936378Y2 (ja) | 1978-01-30 | 1978-01-30 | 気動締着工具におけるトルク制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1023578U JPS5936378Y2 (ja) | 1978-01-30 | 1978-01-30 | 気動締着工具におけるトルク制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54114196U JPS54114196U (ja) | 1979-08-10 |
JPS5936378Y2 true JPS5936378Y2 (ja) | 1984-10-06 |
Family
ID=28822452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1023578U Expired JPS5936378Y2 (ja) | 1978-01-30 | 1978-01-30 | 気動締着工具におけるトルク制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936378Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-01-30 JP JP1023578U patent/JPS5936378Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54114196U (ja) | 1979-08-10 |
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