JPS5936344Y2 - 放電加工機用噴流加工液供給器 - Google Patents
放電加工機用噴流加工液供給器Info
- Publication number
- JPS5936344Y2 JPS5936344Y2 JP2563378U JP2563378U JPS5936344Y2 JP S5936344 Y2 JPS5936344 Y2 JP S5936344Y2 JP 2563378 U JP2563378 U JP 2563378U JP 2563378 U JP2563378 U JP 2563378U JP S5936344 Y2 JPS5936344 Y2 JP S5936344Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- machining
- machining fluid
- supply device
- jet
- fluid supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は放電加工機に吸着して用いる噴流加工液供給器
に係る。
に係る。
加工用電極と被加工体を加工液中に於て微小加工間隙で
対向せしめてこの微小加工間隙に、電極または被加工体
の間隙部に開口する噴流孔から、または別に設けた加工
間隙を指向する複数の加工液噴射ノズルから加工液を噴
流せしめながら、加工用電極と被加工体間にパルス通電
を行って被加工体の加工を行うことは周知である。
対向せしめてこの微小加工間隙に、電極または被加工体
の間隙部に開口する噴流孔から、または別に設けた加工
間隙を指向する複数の加工液噴射ノズルから加工液を噴
流せしめながら、加工用電極と被加工体間にパルス通電
を行って被加工体の加工を行うことは周知である。
しかして被加工体の加工形状に複雑な彎曲部が多かった
り、深いスリットや角隅部等を有する異形底付穴等であ
ったりして単純でない形状の加工を行う必要がある場合
等には、加工で生じたチップやタール、ガス等が耐着残
留等して電極を加工送り方向に上下してジャンプさせ、
或いはさらに電極、被加工体の噴流孔から振動を与えた
加工液を噴射させる程度では勿論のこと除去できず、複
数の加工液噴射ノズルから噴流加工液を噴射せしめるこ
とにより、加工間隙のチップやガスをある程度吹きとば
すことができるが、それでもしばしばチップやガスが残
ってしまう。
り、深いスリットや角隅部等を有する異形底付穴等であ
ったりして単純でない形状の加工を行う必要がある場合
等には、加工で生じたチップやタール、ガス等が耐着残
留等して電極を加工送り方向に上下してジャンプさせ、
或いはさらに電極、被加工体の噴流孔から振動を与えた
加工液を噴射させる程度では勿論のこと除去できず、複
数の加工液噴射ノズルから噴流加工液を噴射せしめるこ
とにより、加工間隙のチップやガスをある程度吹きとば
すことができるが、それでもしばしばチップやガスが残
ってしまう。
このような点を考慮して本考案は放電加工機の適宜位置
に吸着せしめ振動エネルギを有する加工液を加工間隙の
周囲から集中或は分散噴流せしめるために複数個の噴射
ノズルを有する噴流加工液供給器の提案に係るもので、
噴流液を装置の分配槽に−たん貯え、該貯えた加工液を
加工穴の周囲に配置した可撓性で屈曲配置自在なホース
部の先端に設けたノズルを介して分配噴流せしめて、更
に該噴流加工液に超音波等の振動エネルギーを与えるこ
とによりチップ等を除去を促進し、ガス等も排除するも
のである。
に吸着せしめ振動エネルギを有する加工液を加工間隙の
周囲から集中或は分散噴流せしめるために複数個の噴射
ノズルを有する噴流加工液供給器の提案に係るもので、
噴流液を装置の分配槽に−たん貯え、該貯えた加工液を
加工穴の周囲に配置した可撓性で屈曲配置自在なホース
部の先端に設けたノズルを介して分配噴流せしめて、更
に該噴流加工液に超音波等の振動エネルギーを与えるこ
とによりチップ等を除去を促進し、ガス等も排除するも
のである。
さらに本考案では放電加工機のテーブルや外筐の任意の
位置に吸着せしめた噴流加工液供給器から可撓性のホー
ス部を介した複数個のノズルの先端を種々な位置に配置
及び種々な方向に向けて噴流させ得るようにし、形状に
よっては出にくく、除去しにくいところに集中的にかつ
強制的に噴流と振動エネルギーをもった加工液を与える
ことによりチップやガスを除去し性能を向上させたもの
である。
位置に吸着せしめた噴流加工液供給器から可撓性のホー
ス部を介した複数個のノズルの先端を種々な位置に配置
及び種々な方向に向けて噴流させ得るようにし、形状に
よっては出にくく、除去しにくいところに集中的にかつ
強制的に噴流と振動エネルギーをもった加工液を与える
ことによりチップやガスを除去し性能を向上させたもの
である。
本考案を図の実施例装置の側面図に従って説明すると、
1は噴流加工液供給装置で、3a、3b。
1は噴流加工液供給装置で、3a、3b。
3Cは3個の可撓性で屈曲配置自在なホース部3a’、
3b’、 3c’を有する噴射ノズルである。
3b’、 3c’を有する噴射ノズルである。
2は加工液の分配槽で、振動付与槽を兼ね、この分配槽
2に外部より図示しない加工液供給装置より清浄化処理
した加工液4を加圧供給し、ノズル3a。
2に外部より図示しない加工液供給装置より清浄化処理
した加工液4を加圧供給し、ノズル3a。
3b、3Cを通じて、これも図示しないが加工電極と被
加工体と対向してなる微小加工間隙に噴流せしめるもの
で、必要に応じ、各噴射ノズルの一部のものにその基部
分配槽2部に調整バルブを取りつけ噴流の停止や調整を
行うことができる。
加工体と対向してなる微小加工間隙に噴流せしめるもの
で、必要に応じ、各噴射ノズルの一部のものにその基部
分配槽2部に調整バルブを取りつけ噴流の停止や調整を
行うことができる。
又5は吸着マグネットで、供給装置1の下端に設は供給
装置1を被加工体を設置する加工テーブルまたはその周
辺或いは鉄製外筐7等に固定せしめるためのものであり
、コイル5aを設けて電磁石の形をとっているが、励磁
の接断可能な永久磁石としても可である。
装置1を被加工体を設置する加工テーブルまたはその周
辺或いは鉄製外筐7等に固定せしめるためのものであり
、コイル5aを設けて電磁石の形をとっているが、励磁
の接断可能な永久磁石としても可である。
更に本考案では振動用マグネット8を分配槽2の下底部
近くに設けて分配槽2底板を振動させることにより振動
槽としても用いるようにしたもので、コイル8aには発
振器を含む励磁電源装置9より所定周波数の励磁電流を
与えるようにする。
近くに設けて分配槽2底板を振動させることにより振動
槽としても用いるようにしたもので、コイル8aには発
振器を含む励磁電源装置9より所定周波数の励磁電流を
与えるようにする。
励磁電源装置9はこれも省略したが、交流電源よりの電
圧を定電圧回路より整流回路をへて一定直流電圧として
コイル5aに励磁分として与えておく一方、発振回路を
設けて所望周波数の振動電流を発生せしめてコイル8a
に供給するもので、回路としては通常用いているもので
可である。
圧を定電圧回路より整流回路をへて一定直流電圧として
コイル5aに励磁分として与えておく一方、発振回路を
設けて所望周波数の振動電流を発生せしめてコイル8a
に供給するもので、回路としては通常用いているもので
可である。
又この場合分配槽2内に磁歪または電歪振動子を挿設す
るようにしても良い。
るようにしても良い。
9a。9bはコイル5aとコイル8aの励磁スイッチで
ある。
ある。
次に本考案装置の動作説明を行うと、先ず供給装置1を
加工テーブル又はその周辺の鉄製外筐7上に置いてスイ
ッチ9aを入れ、吸着マグネット5を磁化して外筐7に
吸着固定せしめておく。
加工テーブル又はその周辺の鉄製外筐7上に置いてスイ
ッチ9aを入れ、吸着マグネット5を磁化して外筐7に
吸着固定せしめておく。
つづいて操作者が加工電極と被加工体とよりなる微小加
工間隙をセットしたら各噴射ノズル3a、3b、3Cの
ホース部3a’、 3b’、 3c’適宜屈曲させ各ノ
ズル3a、3b、3Cを適宜の位置に位置せしめて加工
間隙の適宜の位置へ噴射を指向させる。
工間隙をセットしたら各噴射ノズル3a、3b、3Cの
ホース部3a’、 3b’、 3c’適宜屈曲させ各ノ
ズル3a、3b、3Cを適宜の位置に位置せしめて加工
間隙の適宜の位置へ噴射を指向させる。
ついで図示しない加工供給ポンプを作動させ、加工液を
分配槽2に供給し、各ノズル3a。
分配槽2に供給し、各ノズル3a。
3b、3Cから噴射させ、噴射位置等を調整した後その
まままたは加工間隙部が加工液中に浸漬状態となるよう
加工液を加工タンク内に溜める。
まままたは加工間隙部が加工液中に浸漬状態となるよう
加工液を加工タンク内に溜める。
更に、本考案では励磁装置9に電源スィッチを入えて振
動用マグネット8のコイル8aに振動超音波電流を流す
ことにより、分配槽2に超音波等所望周波数の振動を与
えるので、内部の加工液4も超音波等の振動エネルギー
を与えられることとなり、ノズル3a、3b、3Cから
各噴射加工液は振動しながら加工液4は微小間隙より被
加工体の加工穴内に電極との隙間から集中しであるいは
分散して噴射せしめられ、加工にともなって生ずるチッ
プや、ガス等を間隙から排出除去することができるもの
で、複数のノズルの配置と指向及び超音波等振動エネル
ギーの附与により効率よくチップを取り除くことができ
る。
動用マグネット8のコイル8aに振動超音波電流を流す
ことにより、分配槽2に超音波等所望周波数の振動を与
えるので、内部の加工液4も超音波等の振動エネルギー
を与えられることとなり、ノズル3a、3b、3Cから
各噴射加工液は振動しながら加工液4は微小間隙より被
加工体の加工穴内に電極との隙間から集中しであるいは
分散して噴射せしめられ、加工にともなって生ずるチッ
プや、ガス等を間隙から排出除去することができるもの
で、複数のノズルの配置と指向及び超音波等振動エネル
ギーの附与により効率よくチップを取り除くことができ
る。
更に本考案供給器では吸着マグネットを装置の下端に設
け、各ノズル3a、3b、3Cによる加工液噴射位置が
最も適した位置に任意に選べるように、該供給器を放電
加工機等の外部の鉄製筐体等に簡単に吸着固定せしめる
ことができ、又供給器としても分配槽と振動槽を兼ねて
1個の槽として多数の噴射ノズルに加工液を供給してチ
ップの除去を効率よく行うことができるものである。
け、各ノズル3a、3b、3Cによる加工液噴射位置が
最も適した位置に任意に選べるように、該供給器を放電
加工機等の外部の鉄製筐体等に簡単に吸着固定せしめる
ことができ、又供給器としても分配槽と振動槽を兼ねて
1個の槽として多数の噴射ノズルに加工液を供給してチ
ップの除去を効率よく行うことができるものである。
図は本考案装置の実施例側断面図である。
図で1は供給器、2は分配槽、3a、 3b、 3
Cは噴射ノズル、4は加工液、5は吸着マグネット、8
は振動用マグネット、9は励磁電源装置。
Cは噴射ノズル、4は加工液、5は吸着マグネット、8
は振動用マグネット、9は励磁電源装置。
Claims (1)
- 加工液が加圧供給される分配槽と、該分配槽に供給され
る加圧加工液を振動させる振動装置と、分配槽に連結し
先端に噴射ノズルを有する屈曲配置自在な複数のホース
部と、吸着マグネットを有する加工液の供給器であって
、該供給器を加工テーブル又はその周辺の鉄製外筐の磁
性体部分に吸着設置し、複数のホースを適宜屈曲させホ
ース部先端のノズルを加工間隙の適宜の位置へ噴射ノズ
ルを指向させた後、振動エネルギを有する加圧加工液を
加工間隙に集中的にあるいは分散的に噴射せしめること
を特徴とする放電加工機用噴流加工液供給器。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2563378U JPS5936344Y2 (ja) | 1978-03-02 | 1978-03-02 | 放電加工機用噴流加工液供給器 |
DE19792901712 DE2901712A1 (de) | 1978-01-17 | 1979-01-17 | Fluessigkeitsstrahlsystem fuer die elektrische bearbeitung von werkstuecken |
FR7901144A FR2414365B1 (fr) | 1978-01-17 | 1979-01-17 | Dispositif d'injection de fluide pour usinage de type electrique |
US06/004,987 US4289947A (en) | 1978-03-02 | 1979-01-19 | Fluid jetting system for electrical machining |
IT7947788A IT1162265B (it) | 1978-03-02 | 1979-01-26 | Sistema di eiezione di un fluido per la lavorazione a scarica elettrica |
GB7902927A GB2015407B (en) | 1978-03-02 | 1979-01-26 | Fluid jetting device for electrical machining |
US06/202,232 US4408113A (en) | 1978-03-02 | 1980-10-30 | Electrical machining apparatus |
US06/222,763 US4386256A (en) | 1978-01-17 | 1981-01-06 | Machining method and apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2563378U JPS5936344Y2 (ja) | 1978-03-02 | 1978-03-02 | 放電加工機用噴流加工液供給器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54129895U JPS54129895U (ja) | 1979-09-08 |
JPS5936344Y2 true JPS5936344Y2 (ja) | 1984-10-06 |
Family
ID=28866371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2563378U Expired JPS5936344Y2 (ja) | 1978-01-17 | 1978-03-02 | 放電加工機用噴流加工液供給器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936344Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-03-02 JP JP2563378U patent/JPS5936344Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54129895U (ja) | 1979-09-08 |
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