JPS5936001Y2 - 真空窓と導波管の接続構造 - Google Patents

真空窓と導波管の接続構造

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JPS5936001Y2
JPS5936001Y2 JP12009779U JP12009779U JPS5936001Y2 JP S5936001 Y2 JPS5936001 Y2 JP S5936001Y2 JP 12009779 U JP12009779 U JP 12009779U JP 12009779 U JP12009779 U JP 12009779U JP S5936001 Y2 JPS5936001 Y2 JP S5936001Y2
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JP
Japan
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waveguide
vacuum window
vacuum
flange
window
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JP12009779U
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JPS5639702U (ja
Inventor
勇 土屋
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日本電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、真空窓、特にマイクロ波用の真空窓と導波管
の接続構造に関する。
一般にマイクロ波用真空窓は、円筒形導波管内に電磁波
を通過させ、かつ、気密保持性のあるたとえばセラミッ
ク誘電体板を封着して構成されている。
この真空窓の誘電体板の一方は真空側、他方は大気側と
なるために通常各部の接続はろう付で封着されている。
ろう付で封着された真空窓は、一方はたとえばマイクロ
波管の入出力導波管に接続される。
この時、真空窓の熱履歴による誘電体板の割れ、変形等
による特性の劣化を防ぐため、真空窓と導波管とに薄肉
の鍔部を設け、その部分をアーク溶接等により封着して
真空を保持する場合がある。
この様な構造では、真空窓と導波管とは薄肉の鍔部だけ
で固定されているために、機械的に強く固定されていな
い。
一方鍔部の肉厚を厚くすると、アーク溶接の際に溶接部
の金属が均一に溶融しないという不都合が生じる。
したがって鍔部は通常1〜1.5mm程度の肉厚で、強
固な接続ができる程肉厚を厚くすることはできない。
真空窓が導波管に薄肉の鍔部だけで固定された構造では
、真空窓に力が加わると薄肉の鍔部は容易に変形し、真
空窓と導波管のずれ、また構造によっては真空窓の寸法
変化が生じる。
また著しい場合は、鍔部よりリークし、気密が保持でき
ないこともある。
真空窓と導波管のずれ、あるいは真空窓の寸法変化は、
整合特性の悪化をひきおこし、導波管内を伝搬する電力
の反射が増大する。
本考案の目的は、このような従来形の欠点を取り除き、
真空窓を導波管に強固に接続し電力伝送系の不具合がな
く、かつマイクロ波管の気密を容易に保持しうる、真空
窓と導波管との接続構造を提供することにある。
本考案によれば、円筒導波管内に誘電体板が気密にろう
付され、一端に薄肉の鍔部が設けられた真空窓と、一端
に薄肉の鍔部が設けられた導波管とを、その鍔部で気密
に封着してなる真空窓と導波管の接続構造において、真
空窓又は、導波管あるいは両者に支持部を設け、それら
支持部に固定された1つ又は複数個の支持体を介して真
空窓と導波管とを連結固定したことを特徴とする真空窓
と導波管の接続構造が得られる。
以下に図面に用いて説明する。
第1図は従来のマイクロ波管の真空窓と導波管の接続を
示す一例の断面図である。
第1図において、円筒導波管1内に気密保持性のある誘
電体板2をろう付は封着してなる真空窓3に、導波管4
が接続しである。
真空窓3には大気側導波管が接続出来るようにフランジ
5が付加されている。
さらに真空窓3の一端には薄肉の鍔部6が設けられてお
り、かつ導波管4の真空窓3に接続される側の一端には
薄肉の鍔部7が設けられている。
鍔部6および7は例えばアーク溶接等により気密に封着
される。
このような真空窓と導波管の接続で、真空窓3に力が加
わると、鍔部6,7が薄肉であるため容易に変形し導波
管4と真空窓3との間にすきまが生じ、寸法dが変わっ
てしまう。
また導波管4の中心軸と真空窓3の中心軸とがずれてし
まうことがある。
真空窓3の寸法dの変化及び中心軸のずれは電力伝送系
の整合特性に著しい悪影響を及ぼす為に、寸法dの変化
、中心軸のずれ、すきまの発生によりマイクロ波管の特
性が悪化した。
また真空窓3に著しい力が加わった場合は、薄肉の鍔部
がやぶれてマイクロ波管の気密が保持できなくなること
もあった。
第2図に本考案によるマイクロ波管の真空窓と導波管の
接続の一例の断面を示す。
第2図において、円筒導波管1内に気密保持性のある誘
電体板2をろう付封着してなる真空窓3に導波管4が接
続してあり、真空窓3には大気側導波管が接続出来るよ
うフランジ5が付加されている。
また真空窓の一端には鍔部6が導波管の一端には薄肉の
鍔部7が設けられている。
つば部6,7はアーク溶接等により気密に封着されてい
る。
更に導波管には第1の支持体8を固定するための支持部
9が、真空窓には第2の支持体10を固定するための支
持部11が設けられている。
鍔部6,7を気密に封着した後、第1の支持体8を導波
管に設けられた支持部9に固定する。
第2の支持体10を真空窓3に設けられた支持部11に
当てて止めネジ12で第1の支持体8に固定する。
このような構造においては、真空窓は導波管に強固に連
結固定され、真空窓に力が加わった場合でも薄肉の鍔部
6,7に直接力が加わらない。
この為導波管と真空窓の接続部にずれが生じて整合特性
が悪化し、伝送電力の反射が増加することもなくなる。
またマイクロ波管の気密を保持している薄肉の鍔部に力
が加わり、やぶれてリークすることを防止している。
以上述べたように、本考案によれば、真空窓を導波管に
強固に連結固定し、電力伝送系の整合特性が悪化するこ
とを防ぎ、マイクロ波管の気密を容易に保持することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の真空窓と導波管の接続構造を示す断面図
、第2図は本考案実施例の断面図である。 1・・・・・・円筒導波管、2・・・・・・誘電体板、
3・・・・・・真空窓、4・・・・・・導波管、5・・
・・・・フランジ、6,7・・・・・・鍔部、8・・・
・・・第1の支持体、9・・・・・・導波管に設けられ
た支持部、10・・・・・・第2の支持体、11・・・
・・・真空窓に設けられた支持部、12・・・・・・止
めネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導波管内に誘電体板が気密にろう付され、一端に薄肉の
    鍔部が設けられた真空窓と、一端に薄肉の鍔部が設けら
    れた導波管とを、その鍔部で気密に封着してなる真空窓
    と導波管の接続構造において、前記真空窓と前記導波管
    の外周にそれぞれ支持体を設け、これら支持体を介して
    前記真空窓と導波管とを固定したことを特徴とする真空
    窓と導波管の接続構造。
JP12009779U 1979-08-31 1979-08-31 真空窓と導波管の接続構造 Expired JPS5936001Y2 (ja)

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JP12009779U JPS5936001Y2 (ja) 1979-08-31 1979-08-31 真空窓と導波管の接続構造

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JPS5639702U JPS5639702U (ja) 1981-04-14
JPS5936001Y2 true JPS5936001Y2 (ja) 1984-10-04

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ID=29352285

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5914521A (ja) * 1982-07-16 1984-01-25 Iseki & Co Ltd トラクタにおける前部作業動力取出ギヤ機構の給油装置
JPS5929516A (ja) * 1982-08-07 1984-02-16 Iseki & Co Ltd トラクタにおける前部作業動力取出ギヤ機構の給油装置
JPS6376601A (ja) * 1986-09-19 1988-04-06 Sharp Corp 入力フランジ

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JPS5639702U (ja) 1981-04-14

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