JPS5935991A - 転写作像方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はインク層をもつ作像媒体から所要の作像パター
ンに従って印字物上にインクを転写することによって、
印字物に作像を行なう転写式の作像方法に関するもので
ある。

従来例の構成とその問題点 ２ページ 従来の転写式作像方法の代表的なものに感熱転写方式が
ある。これはベースの上に熱転写性インク層を塗布した
転写作像媒体を用い、この転写作像媒体に、熱衝撃を加
えるための感熱ヘッドを相対させ、上記感熱ヘッドに通
電して加熱することにより、上記転写作像媒体の熱転写
性インク層の所要部分を溶融あるいは昇華し、印字物上
に転写させようとするものである。

このような転写方式では感熱ヘッド作像パターンに従っ
て通電・加熱する過程が直接熱転写性インクを印字物上
に転写する過程になっているため。

たとえば１作像を続けるに従って感熱ヘッドに熱が蓄積
され、転写作像の条件が乱される。あるいは、感熱ヘッ
ドは通常複数画素を形成するため複数の発熱体を有して
いるが、この複数発熱体間で転写条件が異なる々どの問
題がちや、これを防止するために作像速度を遅くして感
熱ヘッドへの熱蓄積を少くするか、あるいは感熱ヘッド
の温度を検出して作像のためのヘッド加熱条ｆ＋を制御
するなどの手段を講じる必要があった。

３ページ 発明の目的 本発明は」１記従来例の欠点を除去でき、作像速度の速
い転写作像方法を提供するものである。

発明の構成 本発明は、加熱された部分が印字物に転写される熱転写
性インク層および電気信号が印加されると、その部分が
透光性になる表面層を有して成る転写作像媒体を用い、
上記電気信号によって上記表面層に所要のパターンの透
光性部分を形成し、しかる後に、光を照射することによ
り上記透光性パターンに対応する熱転写性インク層部分
を加熱し、もって印字物」−に上記所要のパターンの画
像を形成することにより１作像パターンを作像媒体」二
に形成する過程と、その作像パターンを印字物上に転写
する過程とを分離した新しい転写作像方法である○ 実施例の説明 以下、本発明を図示の実施例に基いて説明する。

第１図は本発明で使用する転写作像媒体の一実施例を示
す断面図、第２図は本発明の転写作像方法に従って上記
転写作像媒体に所要の作像パターンを形成する方法の一
実施例を示す模式図、第３図は」二記作像パターンが形
成された転写作像媒体を示す断面図である。

本実施例の転写作像媒体１は第１図に示すように導電性
物質より成る表面層２と、その表面層２」二に塗布され
た熱転写性インク層３とで構成されている。この転写作
像媒体１を用いて１本発明の転写作像方法に従って作像
する過程は、所要の作像パターンを表面層２に形成する
過程と、上記作像パターンに対応する熱転写性インク層
３を印字物に転写する過程とに分けられる。作像パター
ンを」−配光面層２に形成する方法の一例とｌ〜で、第
２図に示すように、導電体より成る表面層２と。

その表面層２に相接して設けられた針状電極４との間に
通電し、所要の作像パターンに対応する表面層２′ｆ：
通電のジュール熱によって溶融除去する方法がある。

第３図は」二記方法によって作像パターンが形成された
転写作像媒体を示し２表面層２の一部か所６ページ 要の作像パターンに従って溶融除去され、上記作像パタ
ーンに対応する透光部６が形成されている。

第４図は」二記のようにして形成された作像パターンを
印字物上に転写する方法の一例を示すもので、上記作像
パターンに対応する透光部５が形成された転写作像媒体
と印字用紙６とが重ねて装着され、」１記転写作像媒体
の側に設けられた発光体７により光照射が行なわれる０
上記透光部６に対応する熱転写性インク層３は上記発光
体７から照射される光によって加熱され１重ねられた印
字用紙６」二に転写されて上記印字用紙６」二に所要の
作像パターン８を形成する０ 上記実施例では表面層２を導電体で形成し、針状電極４
どの間に通電することにより、上記表面層２を溶融して
除去し、透光部５を形成したが。

透光部６の形成方法は上記のよう彦表面層２の除去法に
限らず１発光体７からの照射光に対する不透明体で表面
層２を形成し、電気化学的に表面層２を上記照射光に対
する透明体に変化させるなど、′他の方法も有効である
。壕だ、上記発光体７とし６ベ、−二２ てはフランジクランプなどを用い１時間あたりの光エネ
ルギーの高い照射光を用いることが適当であるが、上記
照射光は可視光のみに限定されるものではなく、また電
子線やイオンビーム庁どの応用も有効である。

発明の効果 上述のように本発明の転写作像方法では、加熱された部
分が印字物に転写される熱転写性インク層および電気信
号が印加されると、その部分が透光性と々る表面層によ
り構成された転写作像媒体を用い、上記転写作像媒体の
表面層に所要の作像パターンを形成する過程と、その作
像パターンを印字物に転写する過程とを分離しているた
め、従来の感熱転写式などの転写作像方法が有する。感
熱ヘッドへの熱の蓄積などによる転写条件の乱れなどの
問題点が除去でき、かつ作像速度の速い新しい転写作像
方法が実現できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の転写作像方法に用いる転写作像媒体の
一実施例の断面図、第２図は本発明に係７ペ１．、ジ る作像方法の一実施例を示す模式図、第３図は本発明に
よって処理された転写作像媒体の一例を示す断面図、第
４図は熱転写性インクを印字物上に転写する方法の一実
施例を示す模式図である。 １・・・・・転写作像媒体、２・・・・・・表面層、３
・・・・・熱転写性インク層、４・・・・・針状電極、
６・・・・・・透光部。 ６・・・・印字用紙、７・・・・・・発光体、８・・・
・・作像パターンＯ 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 加熱された部分が印字物に転写される熱転写性インク層
   および電気信号が印加されると、その部分が透光性に々
   る表面層を有して成る転写作像媒体を用い、上記電気信
   号によって上記表面層に所要のパターンの透光性部分を
   形成し、しかる後に。 光を照射することにより上記透光性パターンに対応する
   熱転写性インク層部分を加熱し、もって印字物上に上記
   所要のパターンの画像を形成するようにしたことを特徴
   とする転写作像方法。