JPS593579B2 - 波状開口織機における緯糸インサ−タに緯糸を供給するための装置 - Google Patents

波状開口織機における緯糸インサ−タに緯糸を供給するための装置

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JPS593579B2
JPS593579B2 JP50124848A JP12484875A JPS593579B2 JP S593579 B2 JPS593579 B2 JP S593579B2 JP 50124848 A JP50124848 A JP 50124848A JP 12484875 A JP12484875 A JP 12484875A JP S593579 B2 JPS593579 B2 JP S593579B2
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weft
chain
carrier
inserter
spring
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JP50124848A
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ペヒ ヨセフ
ラペシユ フランチシエク
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BIZUKUMUNII USUTABU BAURUNARUSUKII
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BIZUKUMUNII USUTABU BAURUNARUSUKII
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/12Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms wherein single picks of weft thread are inserted, i.e. with shedding between each pick
    • D03D47/26Travelling-wave-shed looms
    • D03D47/261Preparation of weft

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は波状開口織機における緯糸インサータに緯糸を
供給するための装置に関するものである。
波状開口織機において緯糸インサータに緯糸を供給する
ための装置は既に知られている。
この公知の装置は織機の片側に配置され、そしてターン
・テーブルを備えている。
このターン・テーブルの周囲上にワインディング・ユニ
ットが配設される。
ワインディング・ユニットの下方に案内路が形成され、
この案内路内にエンド・レス・チェインが移動可能に配
置され、それはウィービングライン(織前において回転
液の軸線に平行な仮想線)に沿ってそして前記ターン・
テーブルの下側を通る閉じた巡回路をなす径路に沿って
移動する。
エンドレス・チェインはボビンを有する取り外し可能に
設けられた緯糸インサータを支承し、前記ボビンの軸は
緯糸インサータがターン・テーブルの下方を移動する際
にはワインディング・ユニットのワインディング・エレ
メントの回転軸と一致する。
ワインディング・ユニットの緯糸ワインディングエレメ
ントの駆動はモータによって行うか或はターン・テーブ
ルの駆動装置から又はターン・テープルの固定の円筒形
部分から集中的に行われる。
緯糸はクロス巻ボビンを保持するクリールから巻戻され
る。
このクリールの数はワインディング・ユニットの数に対
応する。
最適な割合でワインディングの最大必要容量を得るため
に、ターン・テーブルはその周@1に最大限のワインデ
ィング・ユニットが設けられるように比較的大きな直径
とされる。
従ってターン・テーブルの下方のエンド・レス・チェイ
ンの径路の曲率半径も同じく大きくなる。
緯糸インサータ用のエンドレス・チェインがあまり大き
な場所を取らないようにするために、例えばチェコスロ
バキア発明者証第148507号(英国特許明細書第1
336371号)では、反対側の端即ち織機の他側にお
いてエンドレス・チェインの曲率半径は減少され、そし
てウィービング・ラインに沿ったその径路の直線部分は
ウィービング・ラインを越えて延びているその径路の直
線部分、例えば織製された織物の巻取装置に沿った部分
、に平行であり、1つの直線部分がワインディング・ユ
ニットを備えたターン・テーブルの下方の円形径路へと
移り変る箇所においてその径路はターン・テーブルのま
わりのエンドレス・チェインの径路の曲率に対して或程
度相いれない彎曲をすることになる。
このような実例では次の様な欠点がある。
エンドレス・チェインの案内路が直線径路から円形のタ
ーン・テーブルのまわりの円形径路へと変わる点におけ
る彎曲のために、エンドレス・チェインに対する抵抗が
増加させられ、その結果必要とされる消費エネルギーも
増加する。
摩擦の増大と共に案内路およびエンドレス・チェインの
摩滅もまた増大する。
その他にも、前記径路の変化点において緯糸インサータ
に望ましくない振動が起こり、この振動はエンドレス・
チェインにも伝達されてしまう。
従って、これらの欠点を除去するために既に他の解決手
段が提案されている。
その1つの改良された解決手段は特願昭46−2732
7号明細書(特公昭53−29746号公報)に開示さ
れており、次の様である。
弓形の細長く延びた案内路内を案内されるエンドレス・
インサーティング・チェインの上方にエンドレス・キャ
リング・チェイインが楕円形状の案内路内に設けられる
このエンドレス・キャリング・チェインのリンク上にワ
インディング・ユニットが取着され、その楕円形径路の
1つの彎曲中心はエンドレス・インサーティング・チェ
インの楕円形径路の彎曲中心の上方に位置し、一方エン
ドレス・キャリング・チェインの楕円形径路の他の彎曲
中心はエンドレス・インサーティング・チェインの楕円
形径路の内部空間の上方に位置する。
エンドレス・キャリング・チェインとエンドレス・イン
サーティング・チェインの両者に駆動機構に連結された
駆動部材が係合する。
駆動部材は共通の駆動シャフト上に固着された2つの歯
車から構成され、前記歯車の一方の上側のものはエンド
レス・キャリング・チェインと係合し、他方の下側の歯
車はエンドレス・インサーティング・チェインと係合し
、そして前記共通の駆動シャフトは駆動機構に連結され
る。
エンドレス・キャリング・チェイン・リンクの連結ピン
の延長部分には楕円形案内路のT型溝の拡大部分内を案
内される口=うが設けられている。
しかしながら、繊維関係の技術的観点から前述したよう
な改良された実例ではいくつかの欠点があり、そしてそ
れは殊にその製作と組立に関する限り非常に複雑である
即ち、前述したような公知のものにおいては、楕円形状
のターン・テーブル上のクリール即ち、ワインディング
・ヘッドを運行するチェーンとは異なる軌跡を運行する
クリールに載置された緯糸供給ボビンから緯糸が供給さ
れるが、この緯糸供給は各ワインディング・ヘッドに最
も近いクリールのクリール側供給端部にある最終緯糸ガ
イドアイから供給される。
そしてこの最終緯糸がイドアイから対応するワインディ
ング・ヘッドの緯糸導入部にある最初の緯糸ガイドアイ
に緯糸が導かれるのであるが、緯糸供給ボビン側の緯糸
ガイドアイが上方の楕円通路に沿って動くのに対し、緯
糸供給ボビンから大きく隔たっているワインディング・
ヘッド側ガイドアイは、下方楕円通路に沿って動き、上
下両楕円通路の半円形位置は相互連絡がないので、チェ
ーンリンクの与えられた長さからみて、楕円に形成され
た枠上を回転するガイドアイとワインディング・ヘッド
のガイドアイとは幾何学的に等しい通路をとらない。
従って、それによって起因する緯糸のゆるみ発生と好ま
ざるループの形成が緯糸切断の増大を招いていた。
また、ワインディング・ユニット、緯糸パッケージを有
するボビン、ガイドおよび楕円形径路に沿ったブレーキ
を支承するチェインは充分な剛性を有しておらず、この
ことは振動を引起すことになる。
各ワインディング・ユニットは個々にキャリング・チェ
インに取付けられ、固定ピンによって固着されていた。
このような装置ではキャリング・チェインのリンク上の
ワインディング・ヘッドを交換することが出来ず、そし
てキャリング・チェイン上のワインディング・ヘッドの
位置は殊に組立てに関する限りやっかいであった。
本発明の波状開口織機における緯糸インサータに緯糸を
供給するための装置によれば前述の欠点を除去すること
ができる。
本発明の特徴は緯糸供給ユニットの各々が楕円形案内路
に沿って運ばれるキャリング・チェインの引張り駆動リ
ンク(すなわち駆動装置と係合して駆動装置から運動を
伝達するためのリンク)をなすことである。
本発明による装置の好ましい実施例は次の様である。
各緯糸供給ユニットは両側でチェインの連結リンクに連
結され且つワインディング・ヘッドの取外し可能な取付
は手段およびワインディング・ヘッドに向ってボビンか
ら緯糸を案内する手段を備えたワインディング・ヘッド
と、緯糸のパッケージであるボビンとを連行するキャリ
アによって形成される。
前記キャリアはチェインの楕円形径路に向ってエキセン
の揺動部の連続した押圧力を発生させるためのスプリン
グで付勢された偏心移動可舵輪を有している。
更に発展させた実施例として次の様にすることが出来る
すなわち、各緯糸供給ユニットのキャリアは楕円形案内
路に沿って回動する少くとも3つの回転自在なローラを
備えており、そのうちの楕円形案内路の内側に接触する
ローラはスプリングで付勢された偏心移動可舵輪である
前記偏心移動可舵輪の軸は前記ローラの軸に平行である
本発明の装置の特に好ましい実施例は次の様である。
すなわち、各緯糸供給ユニットのキャリアがワインディ
ング・ヘッドのホルダーを受容するための溝状案内路お
よびワインディング・ヘッドのホルダーの凹部に係合す
るような自由端をもったスプリングで付勢された爪を備
えていることである。
有利には、特に装置が受ける機械的ストレスという観点
からすると本発明の装置の次の様な実施例が好ましい。
すなわちチェインの引張り、駆動リンクを構成する各緯
糸供給ユニットのキャリアは駆動スプロケットと係合す
る面取りした面を有する突出部を具備する。
このシステムの剛性を増大するために好都合な解決方法
がある。
それの特徴は各緯糸供給ユニットがそれの各側部におい
てチェインの少くとも2つの積重ねられた連結リンクに
連結され、前記ローラはこれらのリンクの外側の側部に
設けられる。
同様に好適な解決手段が提案される。
それによれば連結リンクと緯糸供給ユニットのキャリア
とから成るチェインのローラのための楕円形案内路がそ
れの外側の側部上に少くとも二重にされる。
以下図面に示した実施例に基いて本発明の装置を詳細に
説明する。
第1図は波状開口織機の全体の配置状態を示す図で、イ
ンサータに緯糸を供給するための装置の配列状態が示さ
れている。
第2図は第1図の平面図である。
第3図は緯糸インサータに緯糸を供給するためのユニッ
トの断面図で、ユニットとインサーティング・チェイン
の移動用軌道および前記両者のための駆動手段が示され
ている。
第4図は連結リンクおよび緯糸供給ユニットのキャリア
からなるキャリイング・チェインとそれの駆動スプロケ
ットを示す平面図である。
第5図は緯糸インサータに緯糸を供給するためのユニッ
トのキャリアを示す断面図であり、ローラ、スプリング
で付勢された偏心ピンおよびワインディング・ヘッドの
ホルダ(図示せず)用のスプリングで付勢された爪の位
置が示されている。
第6図は第5図に示したキャリアの別の実施例であり、
一対のローラが2つの外側案内路に沿って回動するもの
が示されている。
第7図は第5図におけるP方向から見た2つのチェイン
・リンクの図であり、キャリア上の多数のローラのうち
の1つにおける偏心ピン用のスプリングの配置状態が示
されている。
第8図は第5図におけるS方向から見た緯糸供給ユニッ
トのキャリアの断面図で、又第10図のA−A線に沿っ
た断面図であり、ワインディング・ヘッドのホルダ用の
スプリングで付勢された爪手段の一実施例が示されてい
る。
第9図はローラを支承するスプリングで付勢されたレバ
ーを有するキャリアとチェイン・リンクの配列状態を示
す図である。
第10図はワインディング・ヘッドとキャリアの係脱説
明図である。
本発明の装置は織機の片側即ち経糸が形成する波状開口
内にインサータが入る方の側に配置される。
フレーム1にプレート2が固定され、前記プレート2の
上方に上側プレート3が配置され、この上側プレート3
は支柱4によってフレーム1に連結固定される。
フレーム1、プレート2および上側プレート3は一緒に
固定部を構成する。
上側プレート3と下側プレート2の間に2つの駆動スプ
ロケット6.7に共通のシャフト5が取着されており、
それの下側スプロケット6は個々のインサータ9を運ぶ
インサーティング・チェイン8を駆動するように設計さ
れている。
一方上側スプロケット7は連結リンク11とキャリア1
2から交互に組立てられたチェイン10を駆動するよう
に設計されている。
連結リンク11とキャリア12はピン15によって連結
される。
上側プレート3上に楕円形状の内側および外側案内路1
3,14がそれぞれ形成される。
外側案内路14内に合うようにローラ16がチェイン1
0のピン15上に固定され、内側案内路13内に合うよ
うにローラ17がスプリングで付勢された偏心ピン18
上に固定される。
偏心ピン18はキャリア12内に揺動可能に設置され、
ヘア・ピン形状のスプリング19によって付勢される。
前記スプリング19の一端はキャリア12の一部をなす
ピン20に引掛けられ、他端は前記偏心ピン18内に固
定され、従ってスプリング19は常時偏心ピン18を一
方向に揺動させようとする傾向がある。
そして偏心ピン18はその初期位置において偏心率eで
偏心させられているので、偏心ピン18がゆるくなった
時、例えば案内路13又は14のそれぞれの摩滅のため
にゆるくなった時、スプリング19はその上に配置され
たローラ17を案内路13に向って常に付勢し、それに
よって織機の作動の結果として生ずる全ての遊びは除去
される。
そしてローラ17がピン15上のローラ16に向う方向
に動くという事実のため、キャリア12が振動したり或
はそれが上側プレート3における案内路13゜14から
飛び出したりするということは起こらず、従って装置全
体は円滑に走行し、そして付加的な悪影響もなくなる。
偏心ピン18に代えて中央にローラ17を受入れるため
の溝41を有するスプリングで付勢された揺動レバー4
0を用いてもよい(第9図参照)。
レバー40はその一側でピン42上に取着され、他側に
おいてスプリング43によって付勢される。
ピン42とスプリング43とはキャリア12の面に固着
される。
スプリングで付勢された揺動レバー40の機能はローラ
17を支承するスプリングで付勢された偏心ピン18の
機能と同じである。
キャリア12はその上下各面で積重ねられた少くとも2
つの連結リンク11に連結され、そしてピン15上に設
けられたローラ16は前記連結リンク11の少くとも一
方でその外側の面上に配置される。
チェイン10用の上側プレート3上の外側案内路14が
二重の場合(第6図参照)、ローラ16は2つの重ねら
れた連結リンク11の両者の各外側面に設けられる。
このような配列状態によれば、チェイン10の剛性およ
び不都合な振動の発生に対する抵抗が実質的に増加する
更に、キャリア12の側面には面取りされた面を有し且
つ駆動スプロケット7と噛合うような突出部21が設け
られる。
(第4図および第7図参照)。
突出部21の面取りされた面は、織機の作動中特別過度
の圧力を受けることなく、前記スプロケット7と係合す
るような大きさとされる。
次にキャリア12によるワインディング・ヘッドの保持
ならびに離脱機構について説明する。
第3.8.10図に示すように、キャリア12の下面に
はワインディング・ヘッド25のホルダー24用のスト
ッパ23を有する溝状案内路22が設けられている。
図で明らかなようにストッパ23はキャリア12の部材
として設けられているが、キャリア部材に固定してもよ
い。
この実施例では溝状案内路22の入口側でキャリア12
の穴に嵌入されたピン29に爪26が旋回可能に設けら
れ、ばね30で付勢されている。
この爪26は手動で制御するようにされており、その自
由端27はワインディング・ヘッド25のホルダー24
がその押込位置にある時にホルダー24の窪み28内に
係合する。
(特に第8,10図参照)。
即ちホルダー24が押込位置にあるときにワインディン
グ・ヘッド25のホルダー24に作られた窪み28に爪
26の端部27が嵌入される。
この作用位置において、このようにホルダー24は押込
位置(作業位置)に固定される。
そしてこの爪26の尾部を手でY方向におしさげること
によって、ホルダーは自由となり、ワインディング・ヘ
ッド25はX方向にワインディング・ユニットから離脱
可能となる。
第10図に示すように、ホルダー24の窪み28の壁E
が水平方向となす角度は爪26の端部27が壁Eに掛止
されている際の水平方向となす角度よりも小となるよう
に壁Eの傾斜面が形成されている。
この壁Eと端部27間の角度関係より生ずる摩擦は、こ
の装置の作動中に付勢ばね30によってホルダー24が
ゆるむことのないように、爪26を固定位置に保持する
のに役立つ。
そして第3,10図で明らかなように、ホルダー24の
上部は、ホルダー24の押込位置でストッパー23と爪
26の端部27の間につかまれる。
第3図に示すようにキャリア12の上部には緯糸33の
パッケージを有するボビン32の取付は用の彎曲したホ
ルダー31を備えている。
更に前記ホルダー31にはバルーン・リミタ34、上方
および中間の緯糸ガイド35、およびブレーキ36が取
付けられ、そして緯糸33の走行方向において更に前方
にキャリア12上に設けられた他の緯糸ガイド37があ
り、また任意に種々の張力調整手段、停止装置、その他
(図示せず)が設けられる。
次に緯糸33はキャリア12と同期して移動するワイン
ディング・ヘッド25に取着されたガイド38によって
案内される。
前述の装置を作動状態にした後、2つのチェイン即ち緯
糸インサータ9用のインサーティング・チェイン8と緯
糸33供給ユニツトを備えたチェイン10とは駆動機構
39とそれぞれ対応するスプロケット6.7によって楕
円形径路に沿ってそれぞれの案内路内を同期しながら移
動を開始する(第1,2,3.4図参照)。
スプロケット7はキャリア12上の突出部21に係合し
、前記キャリア12がチェイン10の一部を成すことは
既に述べた通りである。
前記キャリア12はワインディング・ヘッド25に緯糸
を供給するのに必要な他の全ての付属品を支承運搬し、
前述の駆動手段は全く位相がずれることなく同期するよ
うに決められ、従って緯糸インサータ9の真上に位置す
る全てのユニットにおいてボビン32から緯糸33が均
一に即ち糸張力等が変動することなく巻戻される。
偶然に失敗した場合、例えばワインディング・ヘッド2
5が故障した場合、ヘッド25はスプリングで付勢され
た爪26を解舒してキャリア12の下部の溝状案内路2
2からホルダー24をはずすことによって簡単に交換す
ることが出来る。
キャリア12と連結リンク11から組立てられるチェイ
ン10の配列はキャリア12のそれぞれのローラ16,
17用の案内路13,14を備えた使用される上側プレ
ート3に応じて短かくしたり或は長くしたりすることが
出来る。
その理由はキャリアの長さを変更してもキャリア12の
突出部21と駆動スプロケット7との確実な係合には何
ら影響を与えないからである。
本発明の装置は楕円形案内路において、或は特に円形又
は任意形状の径路において活動力のない物体が可変的に
加速されるような場合にも広く利用することが出来る。
本発明は前述した実施例に限定されることなく、種々の
変更が可能なことは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は波状開口織機の簡略全体図である。 第2図は第1図の平面図である。 第3図は緯糸インサータに緯糸を供給するためのユニッ
トおよび前記ユニットとインサーティング・チェインの
移動用軌道および両者の駆動手段を示す一部断面図であ
る。 第4図は連結リンクおよび緯糸供給ユニットのキャリア
からなるキャリイング・チェインと駆動スプロケットを
示す平面図である。 第5図は緯糸供給ユニットのキャリアを示す断面図であ
る。 第6図はキャリアの別の実施例を示す断面図である。 第7図は第5図のP方向から見た図である。第8図は第
5図のS方向から見た図である。 第9図はスプリングで付勢されたレバーを有する別の実
施例のキャリアとチェイン・リンクの配列状態を示す平
面図である。 第10図は、第5図に示した緯糸供給ユニットのキャリ
アに於けるストッパとホルダーの関係を示す拡大断面図
である。 1・・・・・・フレーム、2・・・・・・下側プレート
、3・・・・・・上側プレート、4・・・・・・支柱、
5・・・・・・シャフト、6゜7・・・・・・スプロケ
ット、8・・・・・・インサーティング・チェイン、9
・・・・・・緯糸インサータ、10・・・・・・チェイ
ン、11・・・・・・連結リンク、12・・・・・・キ
ャリア、13.14・・・・・・案内路、15・・・・
・・ピン、16゜17・・・・・・ローラ、18・・・
・・・偏心ピン、19・・・・・・スプリング、21・
・・・・・突出部、22・・・・・・溝状案内路、24
・・・・・・ホルダー、25・・・・・・ワインディン
グ・ヘッド、26・・・・・・爪、28・・・・・・凹
部、31・・・・・・ホルダー、32・・・・・・ボビ
ン、33・・・・・・緯糸、34・・・・・・バルーン
・リミタ、35・・・・・・緯糸ガイド、36・・・・
・・ブレーキ、38・・・・・・緯糸ガイド、39・・
・・・・駆動機構、40・・・・・・揺動レバー、41
・・・・・・溝、42・・・・・・ピン、43・・・・
・・スプリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 チェインに組立てられ且つ緯糸インサータ用エンド
    レス・インサーティング・チェインの上方で楕円形案内
    路内に移動可能に配置された多数のユニットから構成さ
    れ、前記ユニットは共通のシャフトを有する駆動スプロ
    ケットによって前記インサーティング・チェインと同期
    させられているような波状開口織機における緯糸インサ
    ータに緯糸を供給するための装置であって、緯糸ボビン
    32を搬送する緯糸供給ユニットは、ワインディング・
    ヘッド25と、緯糸33のパッケージであるボビン32
    とのキャリア12を具備し、該キャリアに連結リンク1
    1と交互に連結されてチェイン10を形成する引張駆動
    リンクであり、前記キャリアは駆動スプロケットIと係
    合する面取りした面を有する突出部21を具備しそして
    更にワインディング・ヘッド25を係合解舒可能に取付
    けるための溝状案内路22とスプリングで付勢された爪
    26を具備し、ワインディング・ヘッド25に向ってボ
    ビン32から緯糸33を案内するための手段35,36
    ,37,38、およびチェイン10の楕円形案内路13
    .14に向ってキャリアの回転可能部分16.17を常
    時押圧する力を発生させるためのスプリングで付勢され
    た手段18又は40を有していることを特徴とする緯糸
    インサータに緯糸を供給するための装置。
JP50124848A 1974-10-16 1975-10-16 波状開口織機における緯糸インサ−タに緯糸を供給するための装置 Expired JPS593579B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CS708174 1974-10-16
CS747081A CS192201B1 (en) 1974-10-16 1974-10-16 Apparatus for supplying weft threads to weft inserters of travelling wave shedding looms

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Publication Number Publication Date
JPS5164063A JPS5164063A (ja) 1976-06-03
JPS593579B2 true JPS593579B2 (ja) 1984-01-25

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Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50124848A Expired JPS593579B2 (ja) 1974-10-16 1975-10-16 波状開口織機における緯糸インサ−タに緯糸を供給するための装置

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Country Link
US (1) US4034783A (ja)
JP (1) JPS593579B2 (ja)
BE (1) BE832611A (ja)
CH (1) CH601536A5 (ja)
CS (1) CS192201B1 (ja)
DE (1) DE2539506C2 (ja)
ES (1) ES440549A1 (ja)
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