JPS5935617A - 金属の焼入れ浴及び焼入れ法 - Google Patents

金属の焼入れ浴及び焼入れ法

Info

Publication number
JPS5935617A
JPS5935617A JP58134238A JP13423883A JPS5935617A JP S5935617 A JPS5935617 A JP S5935617A JP 58134238 A JP58134238 A JP 58134238A JP 13423883 A JP13423883 A JP 13423883A JP S5935617 A JPS5935617 A JP S5935617A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bath
quenching
starch
nonferrous
hydrolyzed hydrogenated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58134238A
Other languages
English (en)
Inventor
セルジユ・ゴセ
ミシエル・ユシエツト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roquette Freres SA
Original Assignee
Roquette Freres SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Roquette Freres SA filed Critical Roquette Freres SA
Publication of JPS5935617A publication Critical patent/JPS5935617A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D1/00General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
    • C21D1/56General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering characterised by the quenching agents
    • C21D1/60Aqueous agents

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Heat Treatment Of Articles (AREA)
  • Compounds Of Iron (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鉄金属、非鉄金属及び鉄非鉄合金の焼入れ用水
性浴を対象とする。本発明はまた、前記浴を用いた金4
の焼入れ法並び番こ浴の構成成分を金属焼入れに適用す
る仁七をも目指す。
ある種の金属又は合金の高い(μ繊的特性の研究は、高
温下でのみ存在ずろ結晶111又は結晶学的立体配置を
凝結させ、あるいは高温下の安定相))八らのみ形成し
得る結晶(目又は結晶学的立体配置を得さしめる。
このためには、この凝結(又は変形)を可能ならしめる
浴内で焼入れを行うことが必要である。即ち所望の構造
が形成される@度領域内にあらかじめ達せしめておいた
金属又は合金を光現象を防ぐようはかることが必要であ
る。
変形の法則は次のよう化示すことができる。
R口ち焼入れが起こるためには前記の冷却に先立つ加熱
による変形の最後に対応する臨界点が越えられること、
さらに金属が全体的に熱安定状態にあるような温度を得
ていることが是非とも必要である。
銅鍍の場合は、加熱によって得られる炭素分布の均一性
がこの焼入れにより固定されねばならない。景終焼入れ
状態で、金属はマルテンサイト構造(又はベイナイト構
造)を特徴とするう金属を最大均質状態に保持するため
には、冷却が充分に迅速でなければならない。焼入れ面
の脆性によって限界が課ぜられる。この脆性は硬度が増
1.l:同時に増加ずろ、何故なら迅速すぎる?)劫は
望まない割れや変形ヰもたらす分子張力を生ぜしめるか
らである。
また同じ<*鉄の場合充分な弾力と結びついたできるか
ぎり高い弾性限打が追求される。軽合金の%r%合は、
所望の′m造に対応する、即ちさまざまな構成元素の溶
解度(+(Q、大となるような釣合点に対応する温度範
囲は、しばしばきわめて4−まい限打内にある。この合
金を、所望の状四を得るために必要な温度に達せしめた
後で、いわゆる焼入れ、聞ち合金及び部材の種類に従っ
て多かれ少なかれ迅速な?冷却に着手する。このように
して加熱状態で安定な分子分布が常温で維持され、合金
の機械的特性を有利に修正することが可能となる。処m
fべき金属又は合金の性質及び組成に従って、焼入れの
方法及びこの作業1こ最適な媒質はさまざまであり得る
。焼入れに用いられる液体はこのだカ゛)きわめて多様
である。即ち冷水、塩化ナトリウム又はソーダ(Naα
()を添加した水、石灰水、酸性の水、熱水、石油、油
、獣脂が考えられる。また最近では水とポリビニがルア
ルコールや水とポリアルキレン−グリコールが用いられ
る。
以上の事実から焼入れは多大の注意を要求する綿密な作
業であることがわかる。特に所望の特性を得るため、冷
却速度を望みの限界内で変化させることができる適当な
焼入れ浴を使用するのが有利である。
それ故、上に挙げた現在使用されているいくつかの製品
が欠点をまぬがれていないだけに、一層新しい焼入れ浴
を備え得ることは有利であった。欠点とは塩の腐食作用
と石油製品のコスト高のことである。
ところで鉄金属、非鉄金属及び鉄非鉄合金の焼入れに関
し、重合度(DP)1及び2の成分を1乃至90%の間
の百分率(乾燥状態で測定)点して有する〜う扮の加水
分解氷添物を適用するこ2=−こよって特4こ有r++
な結果を獲得し、さらにとりわけ??(財)速度の噂正
が可能−eあろこ々を発見したことは本出願人の℃hs
aυある。但しこの塙会、100チへの浅部は31こ等
しいか又はそれ+′J、、ヒの重合度の成分によっ仁゛
攬Fvされろっi治−丁C本発明に従・)焼入れ浴は上
記加水分解物を0.2乃至80重を愕含有することを特
徴点4−ろ、 ・Pた本発明に従う゛焼入れの方法は、所望の構造ζこ
対l54−ろ温度範囲にあらかじy)達せられたrff
l FIi3の金部を、前記の殿、* +’+)卯7に
分解水添物を0.2乃至80重量%含有1ろIk浴内に
浸漬1−ることを特徴ノー1−る、。
澱粉(、?酸1生去、e素去又4J酸性−酵11昆自′
法(こ71二″、)(六まざまfJオ呈度番?二加水t
)解さイ1.るr二とメパi″き、加1に分解の程度は
一般に加水分解生成物の還尤力表しく°定義され、乾燥
状態で測定され、D−グルコースの形で示されるデキス
トロース当s (T) E )によって特徴づけられる
澱粉の加水分解が進めば進む程、さらにりEが高くなれ
ばなる程、加水分解の最終期は実際は理論上デ゛キス1
−D−スのみを含有する加水分解物になる。使用される
加水分解法(例えば酵素法)とさらに加水分解の程度と
匿従って、さまざまなI) Eの、またさまざまな重合
度の物質のさまざまな分布を示す澱粉の加水分解物を得
ることができる。即ちグルコース(1)PL)。
マルトース及びイソマルトーズ(DP2)、マルトトリ
オーズ(1)P3)、オリゴ糖及び多糖が挙げられる。
従ってこのようにして獲得された各種の組成の澱粉の加
水分解物は公知の方法で一般に高水素圧高温下で、例え
ばラネーニッケルのような触媒の存在下で水素化される
ことができる。澱粉の加水分解物を構成するさまざまな
糖は、このようにして対応する多価y゛ルクール形に変
形される。。
本発明に従う水焼入れ浴を構成するために使用される澱
粉の加水分解水添物の還元糖の割合は5%未満(乾燥状
態で測定して)、好ましくは2%未満さらに好ましくは
0.5−未満である。
さらに本発明に従って適用される澱粉の加水分解水添物
は、l) P 1及びI) P 2の成分を2乃至75
チの回分率として含み、さらに望ましくは2乃至659
G含み、100への残部は3に等しいか又はそれ以上の
DPを有4−る成分により構成される。
好ましい澱粉の加水分解水添物は15乃至70のl)E
を持つ澱粉の加水分解物の水素添加によって得られる。
以後水素添加された澱粉の加水分解物は、略号1(A 
Hで表わto 上記のHA Hを本発明に従い適用することにより水焼
入れ浴に与えられる有利な特性は、特に焼入れされた試
料の経時的温度変化(即ちθ=f(t))を研究するこ
とによってさらに時間Δθ じて(即ち、、=f(θ))焼入れされた試料の冷却速
度の変化を研究することによって明らかにされた。
このようにして特に本発明に従う焼入れ浴はソルビトー
ル、マンニトール、マンニトール及びラクチトールによ
り構成されるグループから選定された多価アルコールを
含む先行技術の水焼入れ浴を超える性能を持つ。これら
の浴は以前には満足すべきものと考えられていた。
本発明をこ従う焼入れ浴の特性は、I−TAHの選ばれ
た濃度に従って変化する。
このため用いられる濃度次第で水だけの浴に比較して焼
入れの遅延効果又は燐入れの促進効果を得ることができ
る。
促進効用を持つ浴はHA Hを0.2乃至40重Fr1
チ、特に好ま1.<は0.5乃至35重任チ含む。
水と比較して冷却速度の遅延効果を持つ浴は、HAIf
を40乃:l/5.80俤、特に好ましくは40乃芋7
5チ含む。
本発明1こ従う前記のへ粉の加水分解水添物の適用が量
も有利であることは、水と比較した冷却速度の促進によ
って明らかとなる。得られた促進効果は実際にかなりJ
(好であり、これまで用いられていた無機塩の場合より
優れてさえいろ。
決定的な利点はさらに上記のllA[を本発明に従って
適用すること匿より浴に付与される促進効果がほぼ3乃
至25重険チの比較的広い濃度範囲内でほぼ一定である
ことである。従って浴は蒸発ないし消耗現象lどもかか
わらず優れて安定した作動を確保する、実際に無機基を
含む先行技術の焼入れ浴1ついてはぎ1度の変化がはる
かに敏感な効果を及ぼすから必ずしもこの通りではない
[(AHを0.2乃至80%含む本発明に従う焼入れ浴
は、特に4乃至60℃、好ましくは4乃至50℃、及び
さらに好ましくは10乃至45℃で変化する温度下で使
用されろ仁とができる。
本発明に従って本発明による焼入れ浴の構成に適用され
るT(A)Iは、上述の如く焼入れ金属の冷却速度を修
正するばかりでなくさらに別の利点をも提供する。先ず
草−にこの物質は金8及び金属合金に対して侵食性(a
greqstvtt−)を示さず、逆に表面の保護効果
を与えさえする、この物質は特にアルミニウム合金の粒
状腐食を防ぐ。この腐食は特に、鉄合金及び軽合金の双
方に対する侵食性が大きいす) IJウム誘導体又はカ
リウム誘導体のような鉱物起源の化合物を含有する焼入
れ浴中で生じる。
特番こrルミーウ11及びアルミニウム合金の場合、本
発明に従つ゛C処理される部材に付与される硬度は、例
えば+S習的Zこ水・暁入れ#こより処理される部材の
硬度を1;廻わ7)1、 別rr1ft1点は本発明1ζ従つ7I使用六れる澱粉
σ)加水分解水添物の4JJf4毒性、これ「ちの生成
物の完壁ブーC生を1分解性及びこれらの生成物の不燃
性゛である。
本発明の1つの特徴によれば、特に冷却速度に作用する
ため、澱粉の加水分解水添物に対し、Irンにポウ床、
スズ、ゲルマニr71..テルルヒ素のグル・−ブから
選定した1スは数個の」−キシ゛rニオン塩を添加する
ことができ、こオtらの塩は水溶性の錯体を上記のr1
粉の加水分解水添物と共に形成することができる。
好ましいオキシアニオンはホウ素より成り、特に好んで
用いられる塙はホウ酸塩である。
これらのオキシアニオン塩は利用側こさし)して実際は
その水溶解度により限定されるかなり広い濃度範囲内で
添加されることができる。但し好ましくはH’AH(乾
燥状部)/塩の比は100/1乃至l/2、特に好まし
くは30/1乃至1/1 の間で選定される。
特にこれらの塩は澱粉の加水分解水添物のシロップ内に
溶解し、浴の構成に先立ってこれらの塩きシロップとを
反応させる。
本発明に従う焼入れ浴は、さらに酸化防止剤、防食剤、
殺菌剤,その他のさまざまな補助薬を含有することがで
きる.、また同様にもし必要があればその性能を最適化
するため金属の冷却速度の修正特性がすでに把握された
物質を浴に添加することを考えることもできる。
本発明は、次の実施例からさらに良く理解されよう。
実権1列1、 本発明による焼入れ浴の性能を検討し、さらにこれらの
性能を現在用いられているいくつかの浴の性能に比較す
るため、以下の作朶方法に従って急激性((lrast
icit+< )の測定が行われた、 5ENIjlS−1i″i”ANBW憬械工業技術セン
ターが製作したC I4 ’1’ I M急激性測定器
(トラスティ7メータ、 draSt 1cirn6t
rp )は直径8戸胃、長さ241の鋼製の回転シリン
ダより成り 4f4シリンダは800”(ユまで加熱さ
れ、次に200 nn’の非1d拌・席入れ浴内に急激
に浸漬される。このドラステイシメータ叩ちセンサが浴
に浸漬されろとすぐに時間t(単位秒)の関数としての
温度θ(中位℃)の記録を開始し、次にカーブθ−=f
(tlを措く。
同tiにカーブ40−t tθ)をも描く。このカーt ブは、温度θの関数としての冷却速度の変化、1−n−
(単位”C/f’++)をあられ1−0Δt まず填−に30℃の蒸留水のろ、により構成される浴に
ついて対照カーブを描く。
得られた2つのカーブθ= f (t)及びされる。
これらのカーブを検討すれば、蒸留水による冷却は強い
不規則性を示すことが認められる。
また温発泡(calc!faction)、沸騰及び対
流区域間の転移点は測定の度毎にすべて外なることが強
調される。このことは蒸留水中での冷却が不安定かつ再
現性が欠除することをあられし、これらは明らかに部材
の硬度に対してかなりの不均質性を与える原因となる。
同様に急激性の測定も先と同じ条件の下で行われた。焼
入れ流体は、今後はθ粉の加水分解水添物(fIA、H
l )の乾燥物質の蒸留水中5チ溶液で構成される。
この加水分解物■I A 111は、水素添加前のDE
値が55に等しい澱粉の加水分解物から調製された。こ
の澱粉の加水分解物自体はあらかじめαアミラーゼ次に
βアミラーゼによる二重酵素加水分解(こより藺ぶりし
てオ;く。
加水分解物HA)tlの還元糖の百分率は0.20未満
であり、その組成(乾燥状態でmFI定しチで表わす)
は次の如くであろう 1)P 17,0 Ill’ 252.5 I)iゝ 3   10.0 1)I’  4    1,0 f)i’ 5     ]、、7 IMP  6    2.4 1)r 7    4.n r)[’Q     2・8 1)I’ 9     (1,Fl ■〕11月+)     Q、11 100.0 加水分屑物)jAJ(lをベースと−した癌入れ浴につ
いて記録されたカーブθ=f(t)及び示す。
カーブC8及びC!とカーブC8及びc4との比較から
、)IAHの存在が焼入れの過程で冷却速度のきわめて
明瞭な促進をうながすことが確認され得る。
実施例2゜ この実施例は、加水分解物HAHIについて得られた性
能と他の2つの加水分解水添物HA H2及びHAH3
について得られた性能との比較実施例である。この2つ
の加水分解水添物は、水素添加前のDE値をそれぞれ3
3及び30とする異なる組成の澱粉の加水分解物の水素
添加によって生成される。
加水分解物■(人[I2及びHA H3の組成は次の如
くである。
HA、J(211A、H3 11r’  1     6.5   14.3DP2
26     9 DP  3   20     12 DP4    10     6.9 DI)  5    7    10.1T)P6  
  3    13.0 1)P7     3     3.71)P  9 
    2     21)P91     2 100.0   100.0 加水分解物HA、 H2及びHAH3の還元糖の百分率
(乾燥状態での)は0.20未満であった。
テストの条件は実施例1の場合と同一であり、テストさ
れた焼入れ浴はHAll 、2及び3を乾燥状態でそれ
ぞれ5チずつ含有し、浴の@度は30℃であった。
得られた結果は、第2図のカーブCI 、e。
CIIAIII ) 、c、 、C,(HAH2)及び
cYecA(HAll3)によって現す。
これらのカーブを検討することにより、これら3種の澱
粉の加水分解水添物は冷却速度の著るしい促進を可能な
らしめることが確認される。
またHAH2(水素添加前のDFI値=33)について
得られた促進は、HAHI(水素添加前のDPI値=5
5)について得られた促進より著るしい。
加水分解物HAH2及びHAH3について得られたカー
ブを比較することによって、DFI値30から調製した
加水分解物(HAH3)につい値 で得られた促進はDH33から調製した加水分解物(H
AH2)について得られた促進はど大きくないことがわ
かる。
この結果は本発明に従って適用された加水分解物内の水
素添加されたオリゴ糖及び多糖の存在及び分布の重要性
を明らかにし、さらにIIAHの分布をさまざまな重合
度の物質に変化させることによって焼入れ浴の特性を変
化させることを可能ならしめる。これは特に酵素法によ
り澱粉の加水分解技術が現在進歩したことにより可f(
目となるものである。
実施例3 この実施例は、一方では本発明に従う焼入れ浴の場合に
、また他方では先行技術に従う2つの焼入れ浴の場合に
冷却速度の促進を目指して記録された性能を比較するた
めに実施した。
本発明に従う焼入れ浴は、Aζ留水中lこ加水分′n物
11 AH2を乾燥状態で5%の比率で溶かした溶液に
より構成された。
2つの先行技術による焼入れ浴は 一5%(乾燥状態で)ソルビトール水溶液−5チ(乾燥
状態で)ナトリウム塩水溶液によって構成される。
3つの浴の温度は30℃であった。
第3図には得られた急激性カーブを示す。即ち、 −HAH2の浴1.. C3及びC7 −ソルビトール浴、・・C,及びC1゜−ナトリウム塩
浴、・・C11及びC1゜である。
加水分解物HAH2は、 −ソルビトールの場合よりはるか化大きく、はるかに規
則的に冷却速度に対し作用し、−無機塩を含む浴の性能
にきわめて等しい性能を示すl ことが確認される。
実施例4 この実施例では、加水分解物HAH3の場合屹得られた
性能を同じ加水分解物であるがホウ砂をデカヒドロホウ
砂の形でio*の比率(加水分解物の乾燥状態での百分
率で表わす)であらかじめ分散しておいた生成物の性能
と比較する。
先の実施例と同様に、焼入れ浴は乾燥状態の加水分解物
濃度5チ、浴温30℃であった。
得られた角、微性カーブは埴4図に示す。
即ち −rrAt1aのみの浴、・・C0及びC8−4(AI
13プラスホウ砂の浴・・・cI3及びC14である。
ホウ砂の添加により加水分解物だけの場合に得られる冷
却速度が僅かに修正されることが確認された。
実施例5 この実施例では、本発明に従う焼入れ浴の加水分解物濃
度シバ焼入れ速度に与える影響を検討する。
この研究は工業的運転売件の下でこのパラメータが例え
ば蒸発によって簡学に変化するという事実に動機イ1け
されている。
従って先の実施例と同じく加水分解物t(AIT3をそ
れぞれ5%、10%及び20チ(乾燥状態で)音む焼入
れ浴について急激性カーブが描かれた。
第5図には得られたカーブを示す。即ち、−HAH35
チ浴・・・Clff + C16−HAH310%浴−
CB*Cts −HA)’(320%浴”・Cto + C10である
乾燥物質5%乃至20チの間の濃度変化は、カーブの形
状にごく僅かな変化を与えるのみであった。
これは、本発明の焼入れ浴の性能が蒸発及びa度の連続
的変化に対しそれほど敏感でなりことから、本発明の浴
の決定的利点である。
実施例6 確かに焼入れ浴の温度はほぼ30℃に維持され1停る。
但し実際は温度を有効に偶節しなければ新しい浴の場合
のおよそ10℃から、多く使用した焼入れ浴の場合のお
よそ60℃までの範囲で温度の変動が生じる。
加水分解物11AJ■3を使用して同じ方法により浴温
を20℃、40℃、50℃及び60℃に換えて急激性の
σjl定を行った。浴の加水分解物濃度は同じく乾燥状
態で5チである。
第6図ζこカーブによ−って現わした結果を示す。
p(1ち、 浴温20℃でカーブ’t+ RCθ−,4(tll及び
(:t+ h Cボッ−f(θす# 40(、:’ /
’  (:Q7R/I  If  j’、、p1+  
 、1//  50”C” ”  C,、、N  //
  C,、l、   #”  60””’  ”  ”
!tR”  (’p4b   #Cある。
灯よそ40Cから温発泡区域が出現する。
50℃及び60℃では抑制効果、が出現し、しだいに顕
著fにする。
それ故、促進浴の温度をぶよそ40”C以上にあまり昇
りすぎないようにル1節することが望ましい。
実施例7 この実施例は、本発g+1に従う浴を使用することによ
ってアルミニウム又はアルミニウム合金製の部材の焼入
れlここれらの浴を適用する場合に得られるさまざまな
利点を説明することを目的としている。
ここで使用された澱粉の加水分解水添物は実施例2のH
AH3と同一のものであり、乾燥物質4.5−の水中濃
度で使用される。
いわゆる陶器製造法(poteyage )により処理
される部材は、AU5GT  タイプのアルミニウム合
金の成形部品である。浴は室温1こある。
焼入れ時に厚さ全体が一様な温度を示すよう焼入れ以前
にほぼ3時間にわたり525℃に部品を維持する。浸漬
時間は8分である。硬度は、この焼入れにより焼入れ前
は不ぞろいな7〇−78BH(P:10D2規烙による
ブリネルかたさ)であったが、焼入れ後9O−94J3
Hの均−値に変る。
1117に・;尭入れ部品に要求される硬度は少くきも
8011Hであり、この値は従来形の水焼入れによって
71)られろ値と全く同じ値である。
実施例8 この実施例は、本発明に従う浴の濃度が高い時これらの
浴の示す遅延効果を説明することを目的とする。
一方では蒸留水について、他方では実施例4に記載のホ
ウ砂を始めは添加せず次に添加したlJN水分解物11
AJT3をベースとする乾燥物質50チの焼入れ浴につ
いて得た急激性カーブ(それぞれ?)却速度と温度変化
の)を比較する。浴温は常時30℃きされた。第7図に
得られたカーブを示す。即ち、 一蒸留水・・・C2,及びC26 −IJA)13 =、Czy及びCps−ホウ砂を添加
したIJAH3・・・C2n及びC3゜である。これら
のカーブを検討すれば、一時間の関数きしての温度変化
は、特に県発泡区域に於いて加水分91(AH3の抑制
作用を明らかにし、 一ホウ砂の作用は、カーブの第二部分即ち主としておよ
そ550℃乃至ioo℃の間で冷却速度を著るしく低下
させる ことが確昭される・ 以上の説明からも明らかな如く、本発明は特定の適用例
並びに具体例にのみ限定されない。
すべての変形例が本発明の範囲Iこ包含されるものとす
る。
【図面の簡単な説明】
fs1図乃至第7図は本発明に従うさまざまな組成の浴
について時間の関数としての浴温の変化状態及び浴温の
関数としての冷却速度の変化状態をあられすグラフであ
る。 手続ン11正糊 1.事イ′1の表示   昭和58汗特訂願第13/1
238号2、発明の名称   金属の焼入れ浴及び焼入
れ法3、補正をVる者 事イ9との関係  特許出願人 名 称   ルケツ]〜・フレール 4、代 理 人   東京都新宿区新宿1丁目1番14
号 山田ビル5、補正命令の[1イ]   自 発 6、補i[により増加する発明の数 (2)正式図面を別紙の通り補充する。(内容に変更4
【シ)尚、同IEI fNJにて優先権主張証明囚差出
古を提出致しました。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乾燥状態で、重合度1及び2の成分を1乃至90
    %含み、残部が3以上の重合度の成分により構成される
    澱粉の加水分解水添物の鉄、非鉄金4及び鉄非鉄合金の
    焼入れに於ける適用。
  2. (2)使用される澱粉の加水分解水添物の還元糖の割合
    が5%未満、好ましくは2チ未満、さらに好ましくは0
    .5チ未満であることを特徴とするf特許請求の範囲第
    1項に記載の適用。
  3. (3)使用される澱粉の加水分解水添物が重合度1及び
    2の成分を百分率で2乃至フ5、好ましくは2乃至65
    有し、100への残部は3以上の重合度の成分により構
    成されることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第
    2項のいずれかに記載の適用。
  4. (4)特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記
    載の澱粉の加水分解水添物の水溶液を含んでおり、前記
    の水溶液の加水分解水添物の濃度は0,2乃至80重通
    −であることを特徴とする鉄金属、非鉄金4及び鉄非鉄
    合金を焼入れするための浴。
  5. (5)冷却速度の促進効果を持ち、0.2乃至40重歌
    チ、好ましくは0.5乃至35重量%の澱粉の加水分解
    水添物を含有する特許請求の範囲第4項に記載の浴。
  6. (6)冷却速度の遅延効果を持ち、40乃至80重量%
    、好ましくは40乃至75重欧チの澱粉の加水分解水添
    物を含有する特許請求の範囲第4項に記載の浴っ
  7. (7)澱粉の加水分解水添物の他に、ホウ素、スズ、ゲ
    ルマニウム、テルル及びヒ素から成るグループから選定
    された少くとも1個のオキシアニオン塩を含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第4項乃至第6項のいずれかに
    記載の浴。
  8. (8)特許請求の範囲第4項乃至第7項のいずれかに従
    う% 10乃至60℃の浴温の水性浴中込所望の構造を
    得さしめる温度にあらかじめ達しさせておいた金属を浸
    漬することを特徴とする鉄金属、非鉄金属及び鉄非鉄合
    金の焼入れ法。
JP58134238A 1982-07-23 1983-07-22 金属の焼入れ浴及び焼入れ法 Pending JPS5935617A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8212921A FR2530668B1 (fr) 1982-07-23 1982-07-23 Application d'un hydrolysat d'amidon hydrogene a la trempe des metaux
FR8212921 1982-07-23

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5935617A true JPS5935617A (ja) 1984-02-27

Family

ID=9276275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58134238A Pending JPS5935617A (ja) 1982-07-23 1983-07-22 金属の焼入れ浴及び焼入れ法

Country Status (11)

Country Link
US (1) US4441937A (ja)
EP (1) EP0100280B1 (ja)
JP (1) JPS5935617A (ja)
AT (1) ATE25110T1 (ja)
AU (1) AU542742B2 (ja)
BR (1) BR8303929A (ja)
CA (1) CA1232828A (ja)
DE (1) DE3369345D1 (ja)
ES (1) ES8403973A1 (ja)
FR (1) FR2530668B1 (ja)
ZA (1) ZA835377B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2671103B1 (fr) * 1990-12-27 1994-05-13 Roquette Freres Composition, bain et procede de trempe des metaux.
JP3621101B2 (ja) * 1993-05-18 2005-02-16 アルミナム カンパニー オブ アメリカ 溶解ガスを含む冷却液による金属の熱処理方法
US6689227B2 (en) * 2001-01-23 2004-02-10 Tata Consultancy Services, Division Of Tata Sons Ltd Eco-friendly starch quenchants

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5373406A (en) * 1973-12-17 1978-06-29 Kanto Yakin Kogyo Kk Quenching media for steel

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US710452A (en) * 1902-05-15 1902-10-07 Mary J R Greenman Process of hardening metals.
US2115828A (en) * 1935-04-13 1938-05-03 Bell Telephone Labor Inc Electron emitting cathode and method of preparation
US2770564A (en) * 1954-07-06 1956-11-13 Gordon Mack Method of quenching metals
FR1167785A (fr) * 1956-11-13 1958-11-28 Procédé pour la trempe des métaux
US3022205A (en) * 1958-05-14 1962-02-20 Gen Motors Corp Method of quenching and quenching liquid
US3220893A (en) * 1963-11-29 1965-11-30 Union Carbide Corp Metal quenching medium
FR1384244A (fr) * 1963-12-26 1965-01-04 Union Carbide Corp Milieu de trempe d'un métal
US3475232A (en) * 1966-11-23 1969-10-28 Houghton & Co E F Method of quenching
US3526551A (en) * 1968-01-17 1970-09-01 Herbert Sargent Process for heat treating metals
JPS5130695B2 (ja) * 1972-08-25 1976-09-02
US4192764A (en) * 1977-11-03 1980-03-11 Western Electric Company, Inc. Stabilizing composition for a metal deposition process
DE2909697A1 (de) * 1978-03-14 1979-09-20 Centre Rech Metallurgique Verfahren zur oberflaechenbehandlung von metallband

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5373406A (en) * 1973-12-17 1978-06-29 Kanto Yakin Kogyo Kk Quenching media for steel

Also Published As

Publication number Publication date
CA1232828A (en) 1988-02-16
BR8303929A (pt) 1984-02-28
AU1726283A (en) 1984-01-26
DE3369345D1 (en) 1987-02-26
FR2530668B1 (fr) 1987-05-07
AU542742B2 (en) 1985-03-07
FR2530668A1 (fr) 1984-01-27
ATE25110T1 (de) 1987-02-15
EP0100280B1 (fr) 1987-01-21
EP0100280A1 (fr) 1984-02-08
ES524360A0 (es) 1984-04-16
ES8403973A1 (es) 1984-04-16
ZA835377B (en) 1985-02-27
US4441937A (en) 1984-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4087290A (en) Process for the controlled cooling of ferrous metal
US3022205A (en) Method of quenching and quenching liquid
CN102417955A (zh) 用于热模具钢的水溶性淬火介质
KR840008922A (ko) 폴리옥사졸린 함유 수성 켄칭 매제
JPS5935617A (ja) 金属の焼入れ浴及び焼入れ法
Mataya et al. Effect of hot working on structure and strength of type 304L austenitic stainless steel
JPS58501433A (ja) 急冷方法
US4200476A (en) Process for the thermal treatment of thick products made of copper-containing aluminum alloys of the 7000 series
US2770564A (en) Method of quenching metals
SU664570A3 (ru) Способ изготовлени листового материала из сплава на основе алюмини
US3390021A (en) Metal treatment
Senatorova et al. Low distortion quenching of aluminium alloys in polymer medium
US3271207A (en) Heat treating process
RU2640702C1 (ru) Способ деформационно-термической обработки аустенитных коррозионностойких сталей
Qi et al. Dynamic Recrystallization of Mg-8Gd-3Y-1Nd-0.5 Zr Alloy during Hot Deformation
SU1516496A1 (ru) Способ изотермической закалки изделий
CN108441607A (zh) 环保型轧制淬火液
US792070A (en) Process of hardening and tempering copper.
US1520744A (en) Bath for heat-treating metals
KR0167364B1 (ko) 금속 담금질용 조성물, 용액 및 금속의 담금질 방법
US1241112A (en) Process for the treatment of iron or steel.
EP3751012A1 (en) Quenching coolant
US2429129A (en) Tempering of fabricated glass articles
SU1423605A1 (ru) Закалочна среда
US1981718A (en) Process for the hardening or tempering of copper