JPS5935585A - モ−タ駆動回路 - Google Patents

モ−タ駆動回路

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JPS5935585A
JPS5935585A JP57147102A JP14710282A JPS5935585A JP S5935585 A JPS5935585 A JP S5935585A JP 57147102 A JP57147102 A JP 57147102A JP 14710282 A JP14710282 A JP 14710282A JP S5935585 A JPS5935585 A JP S5935585A
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signal
voltage
motor
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Kazuo Arai
荒井 和男
Makoto Goto
誠 後藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/08Arrangements for controlling the speed or torque of a single motor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コイルへの供給電力に応じた力を発生するモ
ータ駆動回路に関するものである。
従来例の構成とその問題点 モータの発生力が界磁マグネットの生じる磁束とコイル
に供給する電流の積によって与えられることは広く一般
に知られている。一般に界磁マグネットの発生磁束は場
所によって変動している。
そのため、一定の電流をコイルに通電した場合の発生力
は、マグネットとコイルの相対位置の変化に伴なって変
化し、結果的に発生力のむらを生じるため問題となって
いた。特に、音響・映像機器に広く使用されているブラ
シレス形のモータにおいては、機器の性能を向上させる
ために発生力のむらを極力小さくすることが要望されて
いる。
本出願人は、そのよう々問題に対して、特願昭52−6
7671号に発生力の均一な有鉄芯構造のモータを提案
している。この提案は、スロットを有する有鉄芯構造の
モータにおいては極めて有効である。しかし、スロット
レスモーフやコアレスモータ等のようにスロットのない
平滑鉄芯を使用する場合には、均一な発生力を得ること
が極めて難かしかった。
発明の目的 本発明は、上記のような点を考慮してなされ、各種の構
造のモータにおいて、コイルに供給スる電力(電流また
は電圧)を部分的に変調することにより、界磁磁束の場
所的な変動をキャンセルし、むらの小さい均一な発生力
を得るようにしたモータ駆動回路を提供することを目的
とするものである。
発明の構成 本発明は、固定的な磁極を形成する界磁手段と、複数相
のコイルと、位置検出手段と、前記位置検出手段の出力
で前記複数相のコイルの適当な相に電流を供給する電力
供給手段と、前記位置検出手段の出力に同調し前記電力
供給手段で前記複数相のコイルを切換える周波数と同じ
周波数の変調信号を形成して指令信号を前記変調信号で
変調する変調手段を具備し、前記変調手段の出力を前記
電力供給手段へ与えることにより前記複数相のコイルへ
の供給電力を制御するようにして所期の目的を達成した
ものである。
実施例の説明 以下1本発明についてブラシレス形のモータを例にとり
、図示の実施例に基づいて説明する。第1図は本発明を
応用して好適なモータの断面図を示したものであり、第
2図はとのモータの界磁磁石とコイルの平面図である。
第1図において、軸1は軸受6とスラスト受7で回転自
在に位置を固定されており、軸1には永久磁石3が取付
けられたロータ2が固定されている。スラスト受7は基
板4で固定されており、基板4上にはロータに取付けら
れた永久磁石3と面対向してコイル5が取付けられてい
る。すなわち、永久磁石3はコイル5と面対向しなから
軸1を中心に回転するように構成されている。永久磁石
3は第2図(a)に示すように軸を中心とした角度方向
に着磁されている。
また、コイル3は第2図(b)に示すようにスラスト受
7を中心に軸対称に配置されている。第2図に図示の例
ではコイルXi、X2とコイルY1.Y2とコイルZ+
、Z2の3対が各々直列に接続された3相構造となって
いる。さらに第2図において、コイルX1.Y+、Z+
の巻かれた中央の空間にホール素子A、B、Cが配置さ
れ、界磁の永久磁石3の回転位置を検出できるようにな
している。
以上の第1図、第2図に示した構成において、永久磁石
3.コイル6(第2図ではXl、X2゜Yl、Y2.Z
l、Z2  )、ホール素子A、B、Cは特許請求の範
囲で言う界磁手段、複数相のコイル。
位置検出手段にそれぞれ相当する。
第3図に、以上の構造のモータを駆動する本発明の一実
施例の回路図を示す。第3図において、13は直流電源
、3はロータに取付けられた界磁用の永久磁石、82.
83.84は永久磁石3の発生磁束と鎖交する3相のコ
イル(第2図のX1X2 、 YIY2 、 ZlZ2
 に相当)、14は指令信号である。破線で囲まれた部
分1oは位置検出器、11は指令信号14を位置検出器
1oの出力信号で変調する変調器、86は変調器12の
出力信号、12は変調器11の出力86によりコイル8
2゜83.84へ電力を供給する電力供給器である(第
4図参照)。
以上の構成において、変調器11.電力供給器12、特
許請求の範囲で言う変調手段、電力供給手段にそれぞれ
相当する。
次に、破線で囲まれた部分の構成について説明する。位
置検出器10は抵抗器16.16とホール素子17,1
8.19(第2図のA 、B 、Cに相当)とから成り
、直流電源13から電力を受けて位置情報の信号を出力
する。変調器11は、電源20と、抵抗器21.22と
24〜30とトランジスタ23と31〜37とからなる
電流源と。
この−電流源とトランジスタ38〜43と抵抗61〜6
6から成る前置増幅器200と、前記電流源とトランジ
スタ44〜49から成る変調信号形成回路202と、前
記電流源とトランジスタ60と抵抗器57とから成る変
調比較信号形成器203と、指令信号14を電流に変換
する電流変換器69(第6図参照)と−トランジスタ6
6〜67と抵抗器68〜70とから成り電流変換器69
の出力電流を一定比で分流する分流回路204と、トラ
ンジスタ72〜76から成り変調信号形成回路202と
変調比較信号形成器203の出力で前記分流回路204
の出力の一方を変調する電流変調器206と、ダイオー
ド61と抵抗器71から成る合成器205とから成って
いる。゛電力供給器12(第4図参照)は、抵抗86.
87と92〜94と101〜103とトランジスタ88
〜91と96〜100から成り、前置増幅器200(第
3図)の出力からコイルへの電力供給切換信号を作る切
換信号形成器207と、電源104.131と、電源1
31とコイルの電流路に直列に挿入された抵抗器116
と、抵抗器116の電圧と変調器11の出力85の差に
応じた電流を出力する指令比較器106と、指令比較器
105の出力の位相補償をするコンデンサ107と抵抗
器108と、トランジスタ109〜111から成る電流
指令切換器208と、コイルに電流を供給するトランジ
スタ112〜114と、ダイオード118〜120と抵
抗器127から成り最も低いコイル電圧和を検出する回
路と、電圧源117と、最も低いコイル電圧と電圧源1
17の電圧差に応じた出力電流を出力する電圧比較器1
16と、電圧比較器116の出力の位相補償をするコン
デンサ122と抵抗器123と、トランジスタ124〜
126から成る電圧差指令切換器209と、コイルに電
流を供給するトランジスタと、コイル82〜84と並列
に接続されたコンデンサ136〜136と抵抗器132
〜134の直列回路とから成っている。
次に、その動作について第8図の動作波形図を参照しな
がら説明する。なお、第8図の横軸はモータの回転角度
である。第3図において、ホール素子17.18.19
は永久磁石3の回転に伴ない、その磁束の変化を検出し
て第8図(イ)のように位相が1200ずれた信号電圧
を発生する。この信号は前置増幅器200を構成する差
動トランジスタ38,39.40,41,42.43の
それぞれのベースに印加され、これらのトランジスタの
コレクタに増幅された信号電圧が発生する。トランジス
タ38,40.42のコレクタに得られる増幅出力は第
8図(ロ)のようなものである。トランジスタ39.4
1.43のコレクタには第8図(ロ)と1800位相の
ずれた波形出力が得られる(図示せず)。変調信号形成
回路202は前置増幅器200中の差動トランジスタペ
ア38,39.40.41=42.43の各コレクタ電
圧の全波整流を行なう回路であり− トランジスタ44
゜46.46.47.48.49の各差動トランジスタ
ベアの共通となったエミッタには第8図(ホ)のa 、
b 、cのような信号波形が得られる。
一方、電流源を成すトランジスタ31〜37は全て同一
の電流を流すように、それらのエミッタ面積比、抵抗器
24〜30の抵抗値を等しくしてあり、かつ、抵抗器6
1〜56の値は全て等しく、抵抗器67の値の4倍に設
定しである。そのためトランジスタ44〜60のベース
・エミッタ電圧降下(以後vBxと略称する)は全て等
しくなる。
トランジスタ31〜37の流す電流を工、抵抗器61〜
66の抵抗値をR、トランジスタ44〜50 ノVBR
ヲVD −電源20 (7)電圧をV2Oとすると+ 
l・ランジスタ3B 、39,40.41−42゜43
の各コレクタの電圧ばV20〜(V2O−I R)の間
で変化する。従って、全波整流後のトランジスタ44,
45.46,4了、48.49の共通となったエミッタ
電圧は (V2O−Vo )〜(V2O−VD −−−IR)の
間で変化する。一方、トランジスタ60のエミッタ電圧
を考えると、抵抗器57の抵抗値は^Rと設定されてい
るため、v28−VD−^IRとなる。
従って、第8図(ホ)のdに示す直線でトランジスタ6
0のエミッタ電圧は表わされる。
また、第3図においてトルク指令14は、たとえば周波
数発電機と速度電圧変換器等により得られる永久磁石3
0回転速度(第1図におけるロータ2の回転速度)に対
応して変化する電圧信号であり、速度の遅い時にはその
電圧値が小さく、速度が速い時には電圧値は大きくなる
。指令信号14は電流変換器69に入力され、電圧源5
8との差に応じた電流に変換されて出力されるO第5図
に電流変換器59の具体的な回路例を示す。指令信号1
4及び電圧源68の電圧は差動回路を構成するトランジ
スタ143.144(7)ペースに印加され、その両者
の差電圧に応じて電流源142の電流14は抵抗器14
0.141を介してそれぞれのコレクタに分配される。
トランジスタ143,144のコレクタ電流はトランジ
スタ145.146から成るカレントミラーによって合
成され、その差電流に応じた電流11がトランジスタ1
47を介して出力(吸込)される0電流変換器69の出
力電流11は抵抗器68〜70と、トランジスタ66〜
67とから構成される分流回路204に入力され、トラ
ンジスタ66と67に一定比の電流を流す。ここで、抵
抗器69と了Oの抵抗値を1;6とし、トラン・ジスタ
ロ6と67のエミツタ面積比を6=1としであるためト
ランジスタ66と67のコレクタ電流は6:1の比率と
なる。すなわち、トランジスタ66と67のコレクタ電
流を合計した埴に比べ、その6/7  はトランジスタ
66へ流れ、残りの1/7がトランジスタ67に流れる
。トランジスタ67のコレクタ電流は電流変調器206
を構成するトランジスタ72〜76の共通エミッタに流
れる。トランジスタ72〜74めべ7−スは、変調信号
形成回路202の出力であるトランジスタ44.45.
46.47.48.49の共通エミッタに接続され、ト
ランジスタ76のペースはトランジスタ60のエミッタ
に接続されている。従って、トランジスタ72〜740
ペースには第8図(ホ)のalb、cの信号電圧が印加
され、トランジスタ了5のペースには第8図(ホ)のd
の電圧が印加されるため、共通となったトランジスタ7
2〜74のコレクタ電流は変調され、トランジスタ66
のコレクタ電流に加算されてダイオード61と抵抗器7
1の直列回路から成る合成器205に流れる。その結果
、抵抗器子1に発生する電圧Eは第8図(へ)のような
モータ回転角度に同期したものとなる。この第8図(へ
)の信号波形は、位置検出手段であるホール素子出力信
号電圧〔第8図(イ)〕の脈動の内で出力が零となるど
の時点においても、その前後において時間的に対称な信
号波形となっている(第8図中に同時刻の破線Gと一点
鎖線Hで例示した)。
また、第8図(へ)の信号波形においては、直流分と脈
動分が存在するが、その比率は分流回路204の分流比
でほぼ定まり、前述のようにほぼ6:1となっている。
すなわち、脈動分は全体電圧の7 (、、、、p )−
!14%p−pとなり、電圧Eは指令信号14に15%
p−pの脈動を加えたものとなる。
電力供給器12は上記の合成器206の出力すなわち、
変調器11の出力に応じた電力をモータコイル82〜8
4に流す回路であるが、第4図にのっとり動作を説明す
る。第3図における前置増幅器200の出力信号76〜
81を入力とする切換信号形成器207は、抵抗器86
,87.92〜94とトランジスタ89〜91から成る
電流源とトランジスタ96.96.97,98.99゜
100の3つの差動トランジスタペアと、電流合成用の
抵抗器101〜103から成っている0抵抗器ioiに
はトランジスタ96と98のコレクタ電流が加わって流
れ、同様に抵抗器102゜103にはトランジスタ97
,100.96゜99のそれぞれのコレクタ電流の和が
流れる。その結果、第8図(ハ)に示す信号電圧波形が
抵抗器101.102.103のトランジスタ95へ1
00のコレクタに接続される側に発生し、切換用の信号
となって出力され、電流指令切換器208と電圧差指令
切換器209に印加される。
一方、第3図における合成器206の出力信号85は指
令比較器1o6に印加される。第6図に指令比較器10
6の具体的な構成例を示す。合成器206の出力電圧を
ペース側に、コイル82〜84の電流を検出する抵抗器
116の検出信号をエミッタ側に接続されたトランジス
タ148とトランジスタ149 、150から成るカレ
ントミラー回路によって構成されており、トランジスタ
148のベース・エミッタ間電圧に応じた出力電流12
を得ている。
指令比較器105の出力電流12は、電流指令切換器2
0Bの共通エミッタ電流となり、切換信号形成器207
の出力によりトランジスタ109〜111のトランジス
タのどのトランジスタに流れるか選択される。第4図の
例τはベース電圧が最モ低いトランジスタが導通し、他
のトランジスタは不活性となる。パワートランジスタ1
12〜114の内、導通したトランジスタのコレクタが
そのベースに接続されたものが導通して巻線82〜84
へ電流を流す。この時、パワートランジスタ112〜1
14を流れるエミッタ電流は全て抵抗器116に流れて
電圧を発生し、指令比較器106に帰還される。指令比
較器10.5はトランジスタ148のVBI+とダイオ
ード61の順方向電圧降下が等しいため、抵抗器116
の電圧と合成器206内の抵抗器に発生する電圧Eとが
等しくなる状態で安定する。すなわち、抵抗器116の
抵抗値をR115とすると、コイル82〜84にはE/
R115の電流が供給され、指令信号14に第8図(へ
)の脈動信号を加えた電圧Eに比例した電流が流れる。
なお、コンデンサ107と抵抗器ioaは指令比較器を
含む帰還ループの安定性を保つための位相補償用であり
、コンデンサ136〜137と抵抗132〜134のコ
イル間の3つの直列回路は通電するコイルの切換えに伴
なうスパイク状電圧を低減するものである。
また、パワートランジスタ112〜114のコレクタ電
圧の内、最も低い電圧が抵抗器127とダイオード11
8〜120によって検出されて電圧比較器116に印加
される。電圧比較器116の具体的な構成例を第7図に
示す。第7図において、電圧比較器116は電流源15
1,152と差動的に働くトランジスタ153,164
とトランジスタ155,156から成るカレントミラー
回路で構成されている。パワートランジスタの最も低い
コレクタ電圧はダイオード118〜120を介してトラ
ンジスタ1640ベースに印加すれ、また、電圧源11
7が差動の対を乃、すもう1つのトランジスタ163の
ベースに接続されて定電圧が印加されている。そのため
、電圧源117とトランジスタ164のペース電圧の差
に応じた電流源152の電流i6がトランジスタ154
に分流し、カレットミラー(トランジスタ165.16
6)を介して電流源161の電流値15と比較され、そ
の差電流13が出力される。すなわち、パワートランジ
スタ112〜114の内、導通しているトランジスタが
電流を多く流そうとして、そのコレクタ電圧を下げれば
、トランジスタ154のペース電圧も降ドしてトランジ
スタ164のコレクタ電流が増し、て出力電流j、3も
増加するように動作する。この出力電流13は電圧差指
令切換209に入力され、切換信号形成器207の出力
信号で3相コイル82〜84のどの相に通電するか切換
えられる。すなわち、トランジスタ124〜126の最
もペース電圧の高いものが導通してパワートランジスタ
128〜130の内で導通したトランジスタのコレクタ
の接続されているものを導通させる。パワートランジス
タ128〜130のコレクタは、パワートランジスタ1
12〜113のコレツ、りに接続されていて、コイル8
2〜84に電流を流すように接続されている。例えば、
パワートランジスタ112〜114の中で、パワートラ
ンジスタ112が導通している時、パワートランジスタ
128〜130の中ではパワートランジスタ129,1
30のどちらかが導通するが、パワートランジスタ12
9が導通したとすると、電圧比較器116はパワートラ
ンジスタ112のコレクタ電圧とダイオード118の電
圧を加えたものが電圧源117と等しくなるように、パ
ワートランジスタ129のベース電流となるi3を出力
して安定する。すなわち、パワートランジスタ112〜
114のコレクタ電圧の最も低い電圧にダイオード電圧
を加えたものが電圧源117に等しくなるような帰還ル
ープが構成されておシ、抵抗器123とコンデンサ12
2はこの帰還ループの位相補慣用である。
、以上の説明から明らか なように、コイル82〜84にはパワートランジスタ1
12〜114と128〜130とにより双方向に電流が
流れる。第8図を参照しながら様子をもう少し詳しく説
明すると、第8図に)の82C〜84Cは、モータ回転
に伴って発生するコイル82〜84の発電電圧であり、
切換信号形成器207の出力信号である第8図e→の3
相信号と同位相である。パワートランジスタ112〜1
14と128〜13Qは第8図に)に示した順番で導通
し、コイル82〜84に電流を流すため、どのコイルに
も双方向の電流が流れることになる。すなわち、第8図
に)と(へ)から明らかなように、パワートランジスタ
112〜114と128〜130の切換る周波数は一変
調信号形成回路で変調されて合成器205に発生した変
調信号の周波数に等しいO また−第8図に)で示される導通トランジスタは第8図
09の切換信号で実際には電流指令切換器と電圧差指令
切換器を切換えて行なわれるOこの切換わりのタイミン
グは第8図に同一時刻を示す破線Gと一点鎖線Hでわか
るようにホール素子出力〔第8図(イ)〕の脈動の内で
ちょうど出力が零となるタイミングに一致するように構
成されている。
以上の本実施例の動作を簡単にまとめると、■ 変調器
11は約14%p−pのモータ回転角度に同期した変調
成分を含む信号を発生する。
■ 電力供給器12は、変調器11の出力に比例した電
流をモータコイルに流す。
のように表現することができる。
このように、コイルへの供給電流をモータの回転に同期
した変調信号に応動して変化させるならば均一な発生力
のモータを得ることができる。
次に、これについて今少し詳しく第8図の動作波形図で
説明する。第8図に)は前述したようにモータコイル8
2〜84がモータ回転に伴なって発生する発電電圧であ
るが、はぼモータコイルに加わる、永久磁石3の発生す
る磁束密度に比例するものであり、コイルと永久磁石の
相対位置によって周期的に変化する。同一方向への連続
的な回転力を得るため、回転位置を位置検出器10で検
出し、切換信号形成器207と電流指令切換′器208
と電圧差指令切換器209で通電すべきコイルを選択し
て電流を供給するようにしている。その通電区間は第8
図に)に示している。いま、一定の電流をコイルに供給
すると仮定すると、フレミングの法則により発生力は磁
束密度と電流の積に比例するため、第8図に)からモー
タの発生力は第8図(ト)のように回転角度で変動する
ものとして与えられる。この変動幅はモータ構造によっ
て多少変わるが、大体13〜14%p−p程度となる。
しかし、モータ構造が決まれば、その波形や変動率は決
まり、量産時においてもほとんどばらつかない。従って
、本発明のようにコイルへの供給電流を永久磁石3の回
転に同期した発生トルクと逆位相で変化させるならば均
一な発生力を得ることができる。
第8図(へ)は電力供給器へ入力される信号であるが、
これは前述したように指令信号14に14%p−pの変
調信号が加えられており、その位相は定電流時の発生ト
ルク〔第8図(ト)〕と逆位相関係にあり、また変動割
合はほぼ等しい。従って第8図(へ)に示す信号に比例
する電流がコイルに流されるため、発生トルクは変動分
がほとんどキャンセルされて、極めて均一な発生力を得
ることができる。
ここで、変調器11により変調を受けた信号すなわち、
第8図(へ)について必要な性質を列挙すると。
■ コイルの切換えられる周波数と同周波数であるO ■ ホール素子の出力が零となる時刻の前後において時
間的に対称な波形である。
■ 発生トルクの変動と逆位相、同一割合である。
の点である。特に−上記■の項目について説明を加える
と、一般にホール素子の出力は均一な出力電圧ではない
。本実施例の如く、3つのホーノV−g子(第2図参照
)を用いた場合に3つのホー/L、素子間でばらつきが
発生しがちである。しかし、本実施例によればホール素
子の零出力時を基準に回路が働らくようにしたため、ホ
ール素子間の出力差が波形の時間的ずれを発生させない
。すなわちホール素子出力のばらつきに対して、回路は
かなり許容範囲があり、量産にも好適である。また、前
述のように、第8図に)に示した各トランジスタの切換
わりタイミングはホール素子出力〔第8図(イ)〕の出
力零のタイミング(一致しており、このことはモータ発
生トルクの回転角度によるバラツキはホール素子出力が
零の時点においてその前後が時間的に対称となることを
意味する。すなわち。
コイルの切換わりタイミングをホール素子の出力が零と
なるタイミングに合わせることによって2さらに発生ト
ルクの均一性を上げ、ホール素子出力のばらつきに強く
することができる。
また、変調器11はコンデンサを含まず、回路のばらつ
きを抑えやすい集積回路に、好適な回路であり、集積回
路化による量産化への効果も大きい。
さらに、前述の実施例に示すように、変調器11は指令
信号14を変調する割合を分流回路204で決まる一定
割合となし、電力供給器12U調器11の出力に比例し
た電流を流すように構成するならば、本発明のモータ駆
動回路によるモータの発生力は極めて均一なものとなる
発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明のモータ駆動回路
は、発生力のむらが著しく小さくできる大きな利点を有
する。従って、本発明にもとづいて、音響・映像機器用
のブラシレスモータを構成するならば、安定かつ高性能
の装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図(a) 、 (b)は本発明が適用しう
るモータの一例の断面図と主要部の平面図、第3図は本
発明の一実施例の回路図、第4図は電力供給器の具体的
な構成例を示す回路図、第6図は電流変換器の具体構成
例を示す回路図、第6図と第7図はそれぞれ指令比較器
と電圧比較器の具体構成例を示す回路図、第8図は(イ
)、(ロ)、H,に)、(ホ)、(へ)。 (ト)は動作波形図である。 3・・・・・・永久磁石、10・・・・・・位置検出器
、11・・・・・・変調器、12・・・・・・電力供給
器、82 、83 。 84・・・・・・コイル。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 、5  4  7 第5図 第6図 05 第7図 /β

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定的な磁極を形成する界磁手段と、複数相のコ
    イルと、位置検出手段と、前記位置検出手段の出力で前
    記複数相のコイルの適当な相に電流を供給する電力供給
    手段と、前記位置検出手段の出力に同調し前記電力供給
    手段で前記複数相のコイルを切換える周波数と同じ周波
    数の変調信号を形成して指令信号を前記変調信号で変調
    する変調手段を具備し、前記変調手段の出力は、前記電
    力供給手段に与えられ、前記複数相のコイルへの供給電
    力が制御されるようにしたことを特徴とするモータ駆動
    回路。
  2. (2)複数相のコイルの切換りタイミングは位置検出手
    段の出力信号の脈動の内、ちょうど出力が零となるタイ
    ミングに一致させるように、前記位置検出手段を構成し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のモ
    ータ駆動回路〇(3)変調手段で形成される変調信号は
    、位置検出手段の出力信号の脈動の内、ちょうど出力が
    零となるタイミングにおいて、その前と後の信号波形が
    時間的に対称となるように前記変調手段が構成されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載のモ
    ータ駆動回路。
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