JPS5935268B2 - 静電塗装装置 - Google Patents

静電塗装装置

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JPS5935268B2
JPS5935268B2 JP12649080A JP12649080A JPS5935268B2 JP S5935268 B2 JPS5935268 B2 JP S5935268B2 JP 12649080 A JP12649080 A JP 12649080A JP 12649080 A JP12649080 A JP 12649080A JP S5935268 B2 JPS5935268 B2 JP S5935268B2
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air
paint
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electrostatic coating
coating device
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俊行 門脇
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、静電塗装装置の改良に関するもので、その要
旨は、回転軸4に対して着脱自在に取付けた塗料噴出用
のカップ状の内筒体2に外筒体3を着脱自在に被装して
静電気と噴射エアーとにより塗装を霧化する回転カップ
1を構成し、外筒体3の内周面と内筒体2の外周面との
間を上記噴射エアーが噴射される空気噴出間隙34とし
、内筒体2の外周面と外筒体3の内周面とに全周にわた
つて弾接せるコイルばね38を空気噴出間隙34に配設
して成ることを特徴とする静電塗装装置にあり、その目
的とするところは、内筒体と外筒体との着脱が容易であ
つて内筒体と外筒体との分解洗浄が簡便であり、しかも
空気噴出間隙からの空気が全周にわたつて均等に噴出さ
せることができる静電塗装装置を提供するにある。
以下本発明を実施例によつて説明する。
第1図において1は静電気と噴射エアーとにより塗料を
霧化するアルミニウムのような金属製の回転カップであ
つて、回転カップ1は内筒体2に外筒体3を被装して形
成せられるものであり、内筒体2の後部(すなわち噴射
エアーの噴射方向の後部のことである)中心に一体突設
した筒軸2aを回転軸4の先端部に螺合して取付けてあ
る。内筒体2は奥底面中心より前方に向つて順次テーパ
状に連続的に拡径した内周面を有し、内筒体2の奥底面
中心には塗料出口5を穿孔してあつて、この塗料出口5
は筒軸2aの透孔を介して回転軸4の軸心部に軸方向に
亘つて穿設してある塗料供給路6に連通してある。また
内筒体2の先端にはテーパ傾斜を更に急な傾斜としてナ
イフエッジ部Tを設けてある。一方外筒体3は後底部と
、内筒体2の後底部との間に環状エアー室8を形成して
あつて、この環状エアー室8は内筒体2の筒軸2aの後
部を螺合せる回転軸4の先部外周に周設した鍔体4aに
等間隔に複数個穿設した連通路9に連通させてある。ま
た、この時内筒体2の外周面の後部に円周等間隔で突設
された突リブ39が外筒体3の内周面にがたなく嵌り込
んで内筒体2の外周面と外筒体1の内周面との間にスリ
ット状の空気噴出間隙34を形成してある。さらに内筒
体2の外周面、一と外筒体2の内周面の前部(すなわち
噴射エアーの噴射方向の前部のことである)に相対向し
て凹溝40,40が全周にそれぞれ凹設してあり、この
凹溝40,40内にコイルばね38を全周に嵌入してあ
る。
また、内筒体2には後底部から突リブ39を越えて外周
面に至る連通孔41を多数個一定間隔で穿孔してある。
本体10は第1図イのように前部体11と後部体12と
をボルト等の固定手段で一定固定して形成せられるもの
で、前部体11と後部体12とで囲まれる駆動室13が
本体10内に形成してある。駆動室13は上、下方向に
広がりを有するもので、前部体11の上側前面開口部1
5より,駆動室13の上部内に通すことによつて回転軸
4は回転自在に本体10に取付けられているので、駆動
室13の両側位置に設けたボールベアリングのような軸
受14,14を本体10と回転軸4との間に介設するこ
とにより、回転軸4を軸受14,14で軸支している。
前部体11の上側前面開口部15は回転軸4の鍔体4a
の後部を回転自在に嵌込んで、この鍔体4aの後部と、
駆動室13の環状隔壁13aとの間にエアー溜り16を
形成してある。このエアー溜り16は外部より圧縮エア
ー供給パイプ17を通じてエアーが供給され、前記鍔体
4aの連通路9を介して回転カツプ1の環状エアー室8
へエアーを送り込むことができるようになつている。ま
た上側前面開口部15の内周面と鍔体4aの外周面との
間には微小間隙18aが、また同様に環状隔壁13aの
内周面と回転軸4の外周面との間にも微小間隙18bを
夫々形成してあつてエアー溜り16からエアーの一部が
これらの微小間隙18a,18bを通過するようになつ
ていて、この通過するエアーで回転軸4と本体10と冷
却して回転による摩擦熱で回転軸4が膨張するのを抑え
ることによつて回転軸4の高速回転駆動を維持すること
ができるようにし、更にごみの侵入による回転軸4の回
転阻害をごみをエアーによつて吹き飛ばすことにより防
止することができるようにしてある。19は駆動室13
の下部内に後部体12を通して挿通され、駆動室13の
下前部に設けたボールベアリングのような軸受20に先
端部を軸支された駆動軸で、この駆動軸19は電動モー
タによつて高速回転,駆動され、先端部のプーリ21と
伝動ベルト22とを介して回転軸4を1000〜600
00rpmで高速回転させるようになつている。
23は絶縁アーム、24はアーム支持部でこの内部に電
動モータが内蔵せられている。
さて回転軸4の塗料供給路6の後端開口部は本体10の
後部体12に形成した塗料溜り25にのぞんでおり、塗
料供給パイプ26を介して供給される水性塗料のような
塗料は塗料溜り25、塗料供給路6を通つて回転カツプ
1に設けた塗料出口5へ供給されるようになつている。
27は塗料供給路6の中心軸方向には一端が塗料溜り2
5で固定され、他端が塗料出口5より内筒体2内にやや
突出した軸体で、この軸体27の先端にはワツシヤのよ
うな塗料拡散板28を取付けてあつてこの塗料拡散板2
8で塗料出口より出てくる塗料を内筒体2の内周面に沿
うように拡散できるようになつている。
塗料供給パイプ26は塗料ポンプ及び塗料タンク等より
なる塗料供給部29に連通連結され、連続的に塗料が供
給される。なお塗料として水性塗料のような導電性の高
い塗料を用いる場合、上記塗料供給部29は高耐圧の絶
縁処理が施されたものを用いる。また30は圧縮エアー
供給パイプ17に接続した高圧エアー発生源である。3
1は高電圧発生源で、被塗装物体32と回転カツプ1や
本体10との間に高電圧を印加するものである。
次に本発明装置の動作を説明する。塗料供給部29より
塗料チユーブ33を介して塗料供給パイプ26に塗料が
供給され、塗料供給パイプ26の先端の開口より本体1
0内の塗料溜り25に連続的に少量ずつ供給さへ塗料溜
り25内に供給された塗料は軸体27に沿つて回転軸4
内の塗料供給路6内に流れ込む。一方回転軸4は駆動軸
19により回転が伝達され1000〜60000rpm
の高速で回転しており、この回転軸4の回転に伴なつて
回転カツプ1も高速で回転される。ここで塗料供給路6
を通つて内筒体2の塗料出口5に流れ出た塗料は回転カ
ツプ1の遠心力が働き、また塗料拡散板28に当つて内
筒体2の内周面に広がり乍ら同時に内筒体2の内周面の
テーパーに沿って先端方向に薄膜状になりつつ移動し、
ナイフエツジ部7に供給される。この塗料が通常の油性
塗料である場合、導亀性が低いため容易に帯市させるこ
とができるから、回転カツプ1等に印加された高電圧に
起因する高電界の作用により静電的に霧化さへさらにこ
の電界の作用により接地電位に保たれた被塗装物体32
方向への霧化塗料の飛翔が開始される。一方上記の塗料
である場合、内筒体2外周面と外筒体3先端内周面との
間の空気噴出間隙34の巾を2m71L以下に狭くする
とともに該空気噴出間隙34の位置をナイフエツジ部7
の後方10mm以内の位置にし、高圧エアー発生源30
より圧縮エアー供給パイプ17、エアー溜り18を介し
て環犬エアー室8に供給された圧縮エアーを空気噴出間
隙34から噴出させ、空気噴出間隙34から渦巻状に流
れる環筒状のジニット気流の流速を高め、空気噴出間隙
34から噴出される該ジニット気流の風圧によりナイフ
エツジ部7に供給された水性塗料を霧化するとともにこ
の霧化水性塗料に初速度を与え、さらに前記電界の作用
により霧化水性塗料を被塗装物体32方向に飛翔せしめ
る。上述のようにして高電界の作用または、高電痒とジ
ニット気流との相乗作用により霧化された霧化塗料は、
ジニット気流により初速度が与えられるとともに高電界
の作用により加速され、被塗装物体32方向に飛翔する
のであるが、同時に前記の渦巻状に流れる環筒状のジニ
ット気流により上記霧化塗料は包囲されることとなり、
霧化塗料の不必要な方向への飛散が防止され、霧化塗料
の飛翔方向が被塗装物体方向に均一化せられるものであ
る。また、この時空気噴出間隙34は突リブ39及びコ
イルばね38の存在により全周にわたつて均一に保持さ
れ、また、連通孔41の存在により突リブ39の存在に
も拘らず空気噴出間隙34に圧縮エアーが均一に供給さ
れ、さらにコイルばね38の各コイルの隙間から圧縮エ
アーが空気噴出間隙34の全周から均一に噴出するもの
である。ところで塗料が通常の油性塗料である場合、静
電霧化が容易にできるものであるから、前記渦巻状に流
れる環筒状のジニット気流の役割は、霧化塗料のさらな
る微粒子化と、霧化塗料の広がりを一定範囲に規制する
ためだけになり、特に高速のジニット気流を形成する必
要はなく、むしろ内筒体2に対して外筒体3を後進せし
めてジニット気流の噴出口となる空気噴出間隙34の巾
を広げ、環筒状となるジニット気流の筒厚を厚くし、飛
翔する霧化塗料の広がりを適確に規制し得るようにした
方が良いものである。尚上記実施例では回転軸4の回転
駆動力は電動モータによつて得るようにしてあるが、圧
縮エアーを利用してもよいのは勿論である。
第6図はかかる実施例を示す断面図であつて、駆動室1
3内にて回転軸4の外周に取付けられたシロツコフアン
のような羽根35に、5駆動室13内にノズル36にて
吹込まれる圧縮エアーを当て回転軸4を高速回転させる
ようにしてある。37はエアー排気路である。
尚この実施例において軸受14の左右のエアー圧力のバ
ランスを取つて軸受14内のグリースが,駆動室13の
加圧状態により流出することを防止するようにするため
に軸受14の駆動室13の反対側にエアー溜りを設け、
このエアー溜りと駆動室13とを連通孔によつて連通さ
せるようにしてもよい。次に、内筒体2と外筒体3とを
洗浄する場合について説明する。内筒体2の筒軸2aを
回転軸4から外すと外筒体3も内筒体2と共に外れる。
然るのち、コイルばね38を撓ませるようにして内筒体
2を外筒体3から引き抜き、分解して洗浄する。洗浄が
終るとコイルばね38を内筒体2の凹溝40又は外筒体
3の凹溝40内に嵌め込んでから外筒体3内に内筒体2
を嵌め込み、両凹溝40,40内にコイルばね38が嵌
り込むように組立てる。次いで、内筒体2の筒軸2aを
回転軸4に再螺看する。本発明は、叙上のように、回転
軸に対して看脱自在に取付けた塗料噴出用のカツプ状の
内筒体に外筒体を着脱自在に被装して静電気と噴射エア
ーとにより塗料を霧化する回転カツプを構成し、外筒体
の内周面と内筒体の外周面との間を上記噴射エアーが噴
射される空気噴出間隙とし、内筒体の外周面と外筒体の
内周面とに全周にわたつて弾接せるコイルばねを空気噴
出間隙に配設してあるので、圧縮エアは空気噴出間隙の
全周にわたつて均一に存在するコイルばねのコイル間を
通つて噴出することになり、空気噴出間隙の全周にわた
つて均一に圧縮エアーを噴き出させることができて内筒
体から噴出せる塗料を均一に霧化させることができ、さ
らに、単に内筒体を引き抜き方向に力を加えてコイルば
ねを撓ませることにより、内筒体を簡単に外筒体より引
き抜くことができ、内筒体と外筒体との分解、洗浄作業
が容易であるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図イは本発明の一実施例の断面図、第1図口は第1
図イに示すX部拡大縦断面図、第2図は同上の全体を示
す縮小正面図、第3図は同上の回転カツプの拡大断面図
、第4図は同上の回転軸の一部破断せる拡大側面図、第
5図は同上の回転軸の拡大正面図、第6図は本発明の他
の実施例の断面図、第7図は本発明の回転カツプの他の
実施例の拡大断面図であり、2は内筒体、3は外筒体、
34は空気噴出間隙、38はコイルばねである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転軸に対して着脱自在に取付けた塗料噴出用のカ
    ップ状の内筒体に外筒体を着脱自在に被装して静電気と
    噴射エアーとにより塗料を霧化する回転カップを構成し
    、外筒体の内周面と内筒体の外周面との間を上記噴射エ
    アーが噴射される空気噴出間隙とし、内筒体の外周面と
    外筒体の内周面とに全周にわたつて弾接せるコイルばね
    を空気噴出間隙に配設して成ることを特徴とする静電塗
    装装置、2 コイルばねを1個所に配設して成ることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の静電塗装装置
    。 3 内筒体の外周面の空気噴出方向の後部に突設した突
    リブを外筒体の内周に着脱自在に嵌着すると共に空気噴
    出間隔の空気噴出方向の前部にコイルばねを嵌着して成
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の静電
    塗装装置。 4 コイルばねを空気噴出間隙の空気噴出方向の前後に
    複数箇所配設して成ることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の静電塗装装置。
JP12649080A 1980-09-11 1980-09-11 静電塗装装置 Expired JPS5935268B2 (ja)

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JPS5750568A JPS5750568A (en) 1982-03-25
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KR100204973B1 (ko) * 1995-12-28 1999-06-15 스즈키 이사무 회전무화두

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JPS5750568A (en) 1982-03-25

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