JPS5934934B2 - 空調システムの夏冬自動判定方式 - Google Patents

空調システムの夏冬自動判定方式

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JPS5934934B2
JPS5934934B2 JP55158160A JP15816080A JPS5934934B2 JP S5934934 B2 JPS5934934 B2 JP S5934934B2 JP 55158160 A JP55158160 A JP 55158160A JP 15816080 A JP15816080 A JP 15816080A JP S5934934 B2 JPS5934934 B2 JP S5934934B2
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JP
Japan
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air conditioning
memory
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JP55158160A
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JPS5782638A (en
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潤一 上野
寛 福島
彬男 小林
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Azbil Corp
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Azbil Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、中央制御装置と局部制御装置とからなり、両
者間の信号授受に基づいて室温の制御を行なう空調シス
テムにおいて、中央制御装置から与えられる夏および冬
いずれかの季節情報が、これを格納する局部制御装置の
メモリから消滅した場合、局部制御装置が独自に季節の
判定を行なうものとする夏冬自動判定方式に関するもの
である。
従来、中央制御装置の故障、中央制御装置と局部制御装
置とを連絡する伝送回路の障害、あるいは停電等により
、局部制御装置内メモリの季節情報が消滅した場合には
、室温を測定する温度センサの出力に応じ、24℃以上
であれば夏、22℃以下であれば冬と判定し、これにし
たがって冷房または暖房制御を行ない、22〜24℃の
ときには空調制御を停止するものとしていた。
しかし、室内に熱発生源があれば、季節に関係なく室温
が上昇するため、単に室温によってのみ季節の判定を行
なうのは不正確であり、ときには誤判定により制御出力
が反対方向へ生ずる欠点を有するものであった。
すなわち、空調制御は空気ダクトのダンパー開閉、熱交
換器に対する循環水の流通を規制する三方弁の開閉等に
より行なわれ、冷房時には、室温の上昇によりダンパー
の開度を犬とし、あるいは、三方弁の開時間を長くする
のに対し、暖房時には、室温の上昇によりダンパーの開
度を小とし、あるいは三方弁の開時間を短くしなければ
ならず、夏と冬とでは、これら空調設備の制御方向を反
対とする必要があり、判定を誤れば、過剰に室温が上昇
し、あるいは、過剰に室温が下降する結果となり、在室
者に不快感を与えるおそれが生ずる。
本発明は、従来のか5る欠点を根本的に排除する目的を
有し、局部制御装置においてメモリの季節情報が消滅し
た場合、所定の制御動作を自動的に試行のうえ室温の変
化を監視し、これに基づいて正確かつ速やかに夏、冬の
季節判定を行なう極めて効果的な、空調システムの夏冬
自動判定方式を提供するものである。
以下、実施例を示す図によって本発明の詳細な説明する
第1図は全システムの構成図であり、夏または冬の季節
に応じて冷水または温湯の貯留される水槽WTからポン
プPにより給送される循環水は、各室の熱交換器SC1
〜S Cnおよび電磁制御の三方弁v1〜Vnを介して
環流するものとなっており、熱交換器SC3〜SCnへ
流通する循環水は、三方弁v1〜Vnの開閉により規制
され、三方弁v1〜Vnは局部制御装置LC,〜LCn
からの制御出力により制御されるものとなっている。
また、中央制御装置CCと各局部制御装置LC。
〜LCnとの間は伝送回路TLにより接続さIc中央制
御装置CCから周期的に送出される信号により、季節情
報、設定温度等が局部制御装置へ与えられ、これらの情
報と室温センサTS、〜TSnの出力とに応じ、局部制
御装置LC,〜LCnが三方弁V、〜Vnに対し開閉制
御を行なうと共に、室温の変化状況にしたがって局部制
御装置LC,〜LCnがポンプPの運転に対する要求情
報を信号として送出し、これに応じて中央制御装置CC
がポンプPに対し運転状況の制御信号を送出している。
なお、伝送回路TLには障害検出装置TDが接続されて
おり、中央制御装置CCからの信号が消滅すれば、中央
制御装置CCの故障と判断し、同制御装置CCに代えて
ポンプPに対する制御信号を送出するものとなっている
第2図は、局部制御装置LC,〜LCnの構成を示すブ
ロック図であり、マイクロプロセッサ等のプロセッサC
P Uを中心とし、母線を介して固定メモIJROM・
可変メモIJRAMおよび入出力回路■101〜■10
4が配され、固定メモリROMへ格納された命令に基づ
いてプロセッサCPUが動作し、入出力回路I10.〜
■103からの情報を処理のうえ、必要とするデータの
可変メモリRAMに対するアクセスを行ないながら制御
出力を生じ、これを入出力回路I / 04を介して送
出するものとなっている。
なお、ディジタルスイッチ等の温度設定器STにより局
部的な温度設定がなされ、これが入出力回路■101を
介してプロセッサCPUへ与えられるものとなっており
、これによる設定温度も参照しながら制御出力の決定が
行なわれる。
したがって、中央制御装置CCから与えられる夏および
冬いずれかの季節情報は、可変メモリRAMへ格納され
、これに基づいて室温センサTS、〜TSnの出力に応
する匍]御出力が定められ、上述のとおり三方−9fV
、〜Vnの開閉による室温制御が行なわれる。
たX゛シ、中央制御装置CCまたは伝送回路TLの障害
発生、あるいは停電等により、可変メモリRAM内の季
節情報が消滅した場合には、これをプロセッサCPUが
認識のうえ、あらかじめ固定メモ!JROM内へ格納さ
れている自動判定命令にしたがい、第3図のフローチャ
ートに示す判定動作を実行し、自動的に季節を判定のう
え、これに応じた季節情報を可変メモ’JRAMへ格納
し、以降は、これを基準として室温制御を行なうものと
なっている。
すなわち、まず室温センサTS、〜TSnの出力により
゛室温θ?″の判断を行ない、これの結果が6224℃
であれば、゛「夏」と仮決定し「夏」情報をメモリへ格
納′”し、θ≦22℃であれば′“「冬」と仮決定し「
冬」情報をメモリへ格納パすることにより、室温に応じ
て季節の仮決定を行なったうえ、この仮決定した季節情
報を可変メモリRAMへ格納する。
ついで、′°「夏」さ仮決定シたときには゛°一定時間
全力運転″により、三方弁V、〜Vnを開状態として空
調設備を一定時間全力運転させ、室温の変化が予想され
る方向の所定値以上となったか否かを“室温が所定値以
上下降したか″により判断し、若し夏であれば循環水と
して冷水が給送されているため、判断結果がYESとな
ることにより、夏と仮決定した季節情報を゛「夏」と本
決定パシ、可変メモIJRAMの季節情報をそのま\と
したうえ、“「夏」情報と局部設定値とにより温度制御
”′を行なう。
また、予想に反し循環水として温湯が給送されており、
゛一定時間全力運転”°の後に、パ室温が所定値以上下
降したか″の結果がNoとなったうえ、“室温が所定値
以上上昇したか″がYESとなり、室温変化が予想され
る方向に対し逆方向の所定値以上となれば、゛仮決定を
「冬」とし「冬情報をメモリへ格納“により、仮決定の
季節情報を反対の季節状報へ修正して冬の修正季節情報
を可変メモIJRAMへ格納し、季節情報を更新し、三
方弁■1〜Vnを閉として空調設備の“運転停止″を行
ない、゛室温が22°C以下になったかパのYESによ
り、室温が規定値に達すれば、今度は、′°[−冬」と
仮決定“した側の′°一定時間全力運転゛により三方弁
v1〜Vnを開としたまS空調設備を全力運転させ、こ
のときには循環水として温湯が給送されているため、室
温の変化が予想される方向の所定値以上となることによ
り、パ室流が所定値以上土昇したかパの結果がYES
きなり、“「冬」と本決定シて修正季節情報をそのまX
としたうえ、゛「冬」の情報と局部設定値とにより温度
制御゛′を行なう。
なお、最初に゛室温θ?′”がθ≦22°Cであり、パ
「冬」と仮決定し「冬」情報をメモリへ格納“したとき
にも同嗟の動作が実行され、結果的には循環水が温湯か
冷水かに応じて冬または夏の自動判定が確実になされ、
この結果が季節情報として可変メモIJRAMへ格納さ
れる。
したがって、特に別途の装置、機器を設けることなく、
単に固定メモリROMの命令を若干追加するのみにより
、室温センサTS、〜TSnをそのま\利用して季節の
判定が確実かつ自動的に行なわれ、障害発生時にも局部
制御装置LC,〜LCnが正常であれば、正確に室温が
制御される。
なお、局部制御装置LC,〜LCnにプロセッサCPU
を用いず、論理回路の組み合せにより専用の制御および
判定回路を構成のうえ用いても同様であり、“室温θ?
′°の判断基準、室温の所定値および規定値は条件に応
じて選定すればよい等、種々の変形が自在である。
以上の説明により明らかなとおり本発明によれば、局部
制御装置が正常な限り、他のilJ御系に障害が発生し
ても季節判定が確実かつ自動的になされ、これに基づい
た室温制御が直ちに行なわれるため、各種用途の空調シ
ステムにおいて顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し、第1図はシステムの構成図
、第2図は局部制御装置のブロック図、第3図は判定動
作のフローチャートである。 CC・・・・・・中央制御装置、LC,〜LCn−・・
・・局部制御装置、■1〜Vn・・・・・・三方弁、T
S、〜TSn・・・・・・室温センサ、CPU・・・・
・・プロセッサ、ROM・・・・・・固定メモリ1.F
i、AM・・・・・・可変メモリ、■101〜■104
・・・・・・入出力回路、ST・・・・・・調度設定器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 中央制御装置から与えられる夏および冬いずれかの
    季節情報を格納するメモリを有し、該季節情報と局部設
    定温度とに応じて室内の温度制御を行なう局部制御装置
    を備える空調システムにおいて、前記メモリの季節情報
    が消滅した場合、室温に応じて季節の仮決定を行なった
    うえ、該仮決定の季節情報を前記メモリへ格納し、空調
    設備を一定時間全力運転させ、前記室温の変化が予想さ
    れる方向の所定値以上となったときに前記仮決定の季節
    情報を本決定とし、前記一定時間全力運転後の室温変化
    が予想される方向に対し逆方向の所定値以上となったと
    きには前記仮決定の季節情報を反対の季節情報へ修正し
    て該修正季節情報を前記メモリへ格納し、前記空調設備
    の運転を停止のうえ前記室温が規定値に達した後に前記
    空調設備を再度全力運転させ、前記室温の変化が前記修
    正季節情報に基づいて予想される方向の所定値以上とな
    ったときに前記修正季節情報を本決定とすることを特徴
    とした空調システムの夏冬自動判定方式。
JP55158160A 1980-11-12 1980-11-12 空調システムの夏冬自動判定方式 Expired JPS5934934B2 (ja)

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JPS5782638A JPS5782638A (en) 1982-05-24
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JPS63306344A (ja) * 1987-06-04 1988-12-14 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機器の制御装置
JPH0460332A (ja) * 1990-06-28 1992-02-26 Toshiba Corp 空気調和装置

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