JPS5934772Y2 - バタフライ弁の保守点検装置 - Google Patents

バタフライ弁の保守点検装置

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JPS5934772Y2
JPS5934772Y2 JP12336679U JP12336679U JPS5934772Y2 JP S5934772 Y2 JPS5934772 Y2 JP S5934772Y2 JP 12336679 U JP12336679 U JP 12336679U JP 12336679 U JP12336679 U JP 12336679U JP S5934772 Y2 JPS5934772 Y2 JP S5934772Y2
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JP
Japan
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valve
valve box
box
upper frame
frame
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JP12336679U
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English (en)
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JPS5639680U (ja
Inventor
徹 森脇
Original Assignee
株式会社 栗本鉄工所
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Description

【考案の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 この考案は公共用水、特に上水道に用いるバタフライ弁
の保守点検装置に関するものである。
(2)従来の技術 従来、保守点検が可能なバタフライ弁として、第1図に
示すものがある。
このものは、外弁箱1の上部に開口4を設け、この開口
4より外弁箱1内に内弁箱2を昇降可能にはめ入れ、こ
の内弁箱2に上下方向の弁軸7を回転自在に設け、この
弁軸7に弁体8を固定して、弁の保守点検の際に、内弁
箱2を弁体8や弁軸7とともに引上げ、掃除・調整・修
理等の保守点検作業を行なうようにしたものである。
しかしながら、上記バタフライ弁は、保守点検の際には
、この弁の上流側に設置されている別の弁により止水し
た後に、内弁箱を取出す必要があるため、弁の保守点検
作業中はバタフライ弁より下流はもとより、上流側の止
水中の弁までの区間が長時間断水することになり、上水
道利用者に多大の迷惑をかけるという欠点がある。
(3)発明が解決しようとする問題点 この発明は、弁の保守点検作業を行なうに際し、はとん
ど断水させることなくこの作業を行ない得るようにする
ことにある。
(4)問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するために講じた技術的手段は、外
弁箱内に内弁箱を昇降可能にはめ込み、この内弁箱に回
動自在に取付けた縦方向の弁軸に弁体を固定し、外弁箱
上部には内弁箱を弁体とともに引上げるための開口を設
け、この開口に着脱自在に取付ける本体カバーの上部に
は弁軸の駆動装置を設けた弁体離脱型バタフライ弁の保
守点検装置において、前記本体カバーを外したあとの外
弁箱上部の開口に着脱自在に取付ける中間フレームを設
けるとともに、この中間フレーム上に外弁箱から外した
内弁箱を収容する上部フレームを着脱自在に取付け、こ
の上部フレームに開閉自在の点検窓を設け、上部フレー
ムと中間フレームの間には上部フレームと外弁箱を連通
または遮断する仕切弁を設け、上部フレーム内には下端
をカップリングにより弁軸に着脱自在に連結する中間軸
を設け、上部フレーム上には上部カバーと、中間軸の駆
動装置を着脱自在に取付けた構成としたことである。
(5)作用 上記技術的手段の作用は次のとお・りである。
すなわち、弁の保守点検時には、仕切弁を開いて内弁箱
を弁体とともに上部フレーム内に引上げた後、上部フレ
ームの点検窓を開いて内弁箱や弁体の保守点検を行なう
したがって、バタフライ弁の点検に際して上流側を止水
する必要がなくなり、また内弁箱の取出しの際に弁体を
一時全開にする必要があったとしても、内弁箱を上部フ
レーム内に引上げると同時に水が通りはじめるので断水
の影響は殆んど無視でき、仕切弁の保守点検作業を水道
管本管の通水を止めずに行なうことができる。
(6)実施例 次に、この考案の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図において、Aは公知の弁体離脱型バタフライ弁で
あって、外弁箱1と環状の内弁箱2を有し、内弁箱2の
両側が外弁箱1内両側のガイド3に摺動自在に係合して
いる。
外弁箱1の上部には内弁箱2を引上げるための開口4を
設け、この間口4を閉じる本体カバー5が取付けである
本体カバー5は、開口4の外側のフランジにボルト止め
によって着脱自在に固定され、このカバー5のねじ孔に
ねじ込んだボルト6で内弁箱2の上部両側を押下するこ
とによって両弁箱1,2を一体に結合している。
また、内弁箱2の一端面は第3図のように傾斜して内弁
箱2が最下位まで下ったとき内弁箱2の両端面が外弁箱
1内の接触面に密着して水密を保つようになっている。
7は内弁箱2に回動自在に取付けた縦方向の弁軸で、こ
の弁軸7に円板状の弁体8を固定し、内弁箱2内には全
開時に弁体8の外周が密着するラバーシート8′ が取
付けである。
内弁箱2の中央上部にはスタンドケース9をボルト止め
により固定し、弁軸7の上端はこのスタンドケース9上
に突出している。
10はスタンドケース9上にボルト止めにより着脱自在
に固定した駆動装着で、ウオームギヤのような減速機と
モータあるいはハンドルがらなっており、その出力軸を
キー止めなどの手段により弁軸7の上端に着脱自在に連
結する。
なお、弁軸7が内弁箱2の上部を貫通する部分にはグラ
ンドパツキンを取付けて水密を保つようにしである。
第2図、第3図にお・いて、11は中間フレームで、下
部夕H則のフランジを、本体カバー5を外した外弁箱1
の開口外周のフランジにボルト止めにより着脱自在に固
定するが、この中間フレーム11内の開口は外弁箱1の
開口4と一致する。
また、この中間フレーム11の上部に上部フレーム12
をボルト止めにより着脱自在に取付けるが、この上部フ
レーム12の下部と中間フレーム11の間には仕切弁B
を設ける。
仕切弁Bは中間フレーム11の上部り9則から張出した
受台13上に上部フレーム12の下部に形成した下部開
放の弁箱14を重ねてボルトにより着脱自在に結合し、
この弁箱14内に横方向に摺動する弁体15を取付ける
前記弁箱14の一端、すなわち第3図の左側は仕切弁B
が開放の場合は弁体15の収納部として外方へ張出し、
他端には左右一対の水平の弁軸16が回転自在で軸方向
に移動しないように取付けである。
この両弁軸16の間隔は第2図のように内弁箱2より広
く各弁軸16端に固定したスプロケット17を無端チェ
ノ18で連動させ、このチェノ18により左右の弁軸1
6を同期回転させるようにする。
また、この両弁軸16に設けた雄ネジは前記弁体15に
設けた雌ネジにねじ込んで、左右の弁軸16の同期回転
によって弁体15が横方向に摺動し、弁体15が最も右
へ移動した場合は、弁体15の上部傾斜面がこれに対応
する弁箱14に形成した弁座19に密着することによっ
て、中間フレーム11内の開口を閉鎖することができる
上部フレーム12は第3図に鎖線で示すように引上げた
内弁箱2を収容できる大きさの扁平箱状でその両側壁に
は弁体8の外径より大径の円形の窓20が形成され、こ
の窓20を閉じる蓋21が着脱自在に取付けである。
22は上部フレーム12の上部にボルトなどで着脱自在
に固定した上部カバー、23は軸スリーブである。
この軸スリーブ23は前記スタンドケース9上にボルト
によって着脱自在に固定したもので、その下端内部に前
記弁軸7の上端が突出しており、また、軸スリーブ23
の上端は上部カバー22のグランドパツキン取付部24
を摺動自在に貫通して上部カバー22上に突出する。
25は前記弁軸7の上端に筒状のカップリング26によ
り着脱自在に連結した中間軸で、カップリング26と軸
7,25はキー止めなどにより一体に結合しである。
この中間軸25は軸スリーブ23内を同心に貫通して、
軸スリーブ23の上端にボルト止めした駆動装置受台2
7の軸受に回動自在に支承されている。
この受台27上には前記の駆動装置10がボルト止めに
より着脱自在に固定され、その出力軸がキー片めなどの
手段によって中間軸25の上端に着脱自在に連結される
この考案は上記の構造であり、通常は第1図の状態で地
下埋設配管に取付けて使用する。
次に内弁箱2、弁体8などの保守点検にさいしては、最
初に駆動装置10を弁軸7お・よびスタンドケース9か
ら外し、さらに本体カバー5、押ボルト6なども外す。
次に弁軸7の」―端にカップリング26を介して中間軸
25を連結し、さらにその夕H則に被せた軸スリーブ2
3の下端をボルト止めによりスタンドケース9上に固定
する。
次に中間フレーム11および上部フレーム12、弁箱1
4を順次ボルトにより結合し、さらに上部フレーム12
上に上部カバー22を固定するとともにそのグランドパ
ツキン取付部24上に軸スリーブ23の上端を突出させ
、この軸スリーブ23の上端に受台27、駆動装置10
を取付ける。
こうして外弁箱1上に点検作業に必要な全ての機器を取
付けたのち、駆動装置10にて中間軸25を介して弁軸
7を回し、弁体8を全開とし、次いで受台27に設けた
吊孔(図示せず)などを利用して内弁箱2、弁体8、駆
動装置10、軸スリーブ23などの一式を起重機などを
利用して吊上げる。
吊上げた内弁箱2などが完全に上部フレーム12内に収
納された状態で仕切弁Bの左右の弁軸16を回し、弁体
15を閉鎖方向に摺動させ、弁体15を弁座19に密着
させて外弁箱1と上部フレーム12を水密的に遮断した
のち、上部フレーム12の下部適所にある排水口の栓を
披き上部フレーム12内の水を排水し、蓋21を外して
窓20を開く。
次いで駆動装置10により弁体8を開放位置に回し、内
弁箱2、ラバーシート8′、弁体8などを点検して補修
やOリングなどの消耗品の取替を懸垂状態で行なう。
また仕切弁Bを閉じた状態で上部カバー22を上部フレ
ーム12から外すと内弁箱2や弁体8などの弁体アッセ
ンブリーを外部に引出してオーバーホールすることがで
きる。
こうして保守点検が終了すると前記の逆の順序で内弁箱
2、軸スリーブ23などを下げ、内弁箱2が外弁箱1内
に完全に収まったのち、上部フレーム12、中間フレー
ム11.軸スリーブ23、中間軸25などを外し、外弁
箱1上に本体カバー5を取付け、押ボルト6により内弁
箱2を押下し、スタンドケース9上に駆動装置10を取
付けて元に戻す。
(7)効果 この考案は、外弁箱上部に中間フレームを設け、この中
間フレームの上部に内弁箱を収容する上部フレームを設
け、この上部フレームに開閉自在の点検窓を設け、上記
中間フレームと上部フレームの間には上部フレームと外
弁箱を連通または遮断する仕切弁を設けたことにより、
設置状態の弁装置を分解することなく、仕切弁と点検窓
の開閉操作によって、不断水下において容易に弁の保守
点検が行える。
また、中間フレームと上部フレームはそれぞれ着脱自在
に設けられていると共に、弁軸にはカップリングにより
中間軸が着脱自在に取付けられているので、保守点検の
際にのみ、中間フレーム、上部フレーム及び中間軸をそ
れぞれ外弁箱の上部に取付ければよく、常時はこれらの
部材を取外しておくことができ、弁の上部に中間フレー
ム、上部フレーム及び中間軸が突出しない。
さらに、上記のように弁の保守点検に必要な部材が外弁
箱に対し着脱自在に設けられているので、弁保守点検に
必要な部材は1組で多数の弁の保守点検に供用すること
ができ経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施する弁体離脱型バタフライ弁の
縦断正面図、第2図はこの考案の装置をバタフライ弁に
セットした状態を示す管路に直角な縦断正面図、第3図
は同上の管路に平行な縦断側面図である。 1・・・・・・外弁箱、2・・・・・・内弁箱、4・・
・・・・外弁箱の開口、5・・・・・・本体カバー 7
・・・・・・弁軸、8・・・・・・弁体、10・・・・
・・駆動装置、11・・・・・・中間フレーム、12・
・・・・・上部フレーム、25・・・・・・中間軸、2
6・・・・・・カップリング、 A・・・・・・弁体離脱型バタフライ弁、B・・・・・
・仕 切弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外弁箱内に内弁箱を昇降可能にはめ込み、この内弁箱に
    回動自在に取付けた縦方向の弁軸に弁体を固定し、外弁
    箱上部には内弁箱を弁体とともに引上げるための開口を
    設け、この開口に着脱自在に取付ける本体カバーの上部
    には弁軸の駆動装置を設けた弁体離脱型バタフライ弁の
    保守点検装置において、前記本体カバーを外したあとの
    外弁箱上部の開口に着脱自在に取付ける中間フレームを
    設けるとともに、この中間フレーム上に外弁箱から外し
    た内弁箱を収容する上部フレームを着脱自在に取付け、
    この上部フレームに開閉自在の点検窓を設け、上部フレ
    ームと中間フレームの間には上部フレームと外弁箱を連
    通または遮断する仕切弁を設け、上部フレーム内には下
    端をカップリングにより弁軸に着脱自在に連結する中間
    軸を設け、上部フレーム上には上部カバーと、中間軸の
    駆動装置を着脱自在に取付けたバタフライ弁の保守点検
    装置。
JP12336679U 1979-09-03 1979-09-03 バタフライ弁の保守点検装置 Expired JPS5934772Y2 (ja)

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JP12336679U JPS5934772Y2 (ja) 1979-09-03 1979-09-03 バタフライ弁の保守点検装置

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JPS5639680U JPS5639680U (ja) 1981-04-13
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0429163Y2 (ja) * 1987-12-16 1992-07-15
JP2549417Y2 (ja) * 1992-12-25 1997-09-30 実 豊田 型枠清掃用スクレーパー
JP6108650B1 (ja) 2016-08-10 2017-04-05 株式会社エポック社 溶着性ビーズ玩具用スクレイパー

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JPS5639680U (ja) 1981-04-13

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