JPS5934742B2 - 粉体塗料用樹脂組成物 - Google Patents

粉体塗料用樹脂組成物

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JPS5934742B2
JPS5934742B2 JP55081788A JP8178880A JPS5934742B2 JP S5934742 B2 JPS5934742 B2 JP S5934742B2 JP 55081788 A JP55081788 A JP 55081788A JP 8178880 A JP8178880 A JP 8178880A JP S5934742 B2 JPS5934742 B2 JP S5934742B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐候性、耐汚染性、耐溶剤性、熱流動性及び機
械的強度が良好で比較的安価な粉体塗料用樹脂組成物に
関する。
熱硬化型粉体塗料は、最近の省資源、脱公害という社会
的要求に適合する。之その理由は、該塗料が厚塗り可能
で長期使用に耐えうるし、溶剤、水等の揮発性成分を含
まないので大気汚染、排水処理等の問題が少ないからで
ある。現在熱硬化型粉体塗料用樹脂としては、エポキシ
樹脂、ポリエステル樹脂及びアクリル樹脂が知られてお
り、これら樹脂を種々組合わせて粉体塗料が開発されて
きた。耐食性、耐薬品性及び金属密着性にすぐれ、架橋
時の揮発成分の発生がないためピンホールの発生が少な
く、溶融時の粘度が低いので平滑な表面が得られるなど
の特徴を有するエポキシ樹脂は、反面、耐候性及び保色
性が悪いので、建材、自動車、電気製品等への適用に難
点がある。ポリエステル樹脂は二次転移点を高くしても
、溶融粘度を低くおさえることが可能で、ブロッキング
性とレベリング性とのバランスもとりやすいうえ、肉持
ち感等の見た目の良さ、塗膜の抗張力等も良好である。
反面通常の架橋剤としてのプロツクイソシアネート使用
時のプロツキング剤脱離に伴う発泡問題等の作業性の難
点の他耐アルカリ性が低い、表面硬度が足りない、黄変
し易い等塗膜自体もやや欠点を有する。一方アクリル樹
脂自体は耐候性、保色性、オーバーベーク性等で他樹脂
に優れ、金属密着性、光沢等も良いため、美粧用として
最適と言えるが、浩融粘度がやや高く、塗料の流動性が
悪く、さらに前2者に比較して一般に高価となつてしま
う難点がある。本発明は、架橋時に揮発成分がなく、従
つて作業上の問題が少なく、出来た塗膜の物性が良好で
、比較的安価な塗料用樹脂組成物を提供することを目的
とする。本発明は、 1(1−a)構造式 〔式中R1はH又はCH3で、R2は炭素数1から22
までのアルキル基である〕で示される単量体の1種又は
2種以上の混合物55重景%以下と、(1−b)構造式 〔式中RはH又はCH3である〕で示される単量体の1
種又は2種以上の混合物45重量%以下と、(1−o)
単量体(1−a)及び(1−b)と共重合可能な単量体
の1種又は2種以上の混合物0な(・し55重量%とを
共重合して得られる数平均分子量が1000〜3000
0であり、二次転移点が200ないし85℃であるアク
リル系共重合体、2酸化が20〜300であり、平均分
子量が1000〜30000で分子中に少くとも2個以
上のカルボキシル基を含有するポリエステル樹脂及び、
3(3−a)構造式 〔式中R,はH又はCH3でありR2は炭素数1から2
2までのアルキル基である〕で示される単量伸の1種又
は2種以上の混合物20ないし99.9重量%と、(3
−b) 単量体(3−a)と共重合し得るカルボキシル
基又よグリシジル基を含有する単量体の1種又は2種以
上の混合物0.1重量%以上5重量%未満と、(3−c
) 単量体(3−a)及び(3−b)と共重合可能な単
量体の1種又は2種以上の混合物0ないし49.9重量
%とを共重合して得られた分子量が2000〜1000
00であり、二次転移点が2『C以下となるアクリル系
共重合体の組合せからなり、樹脂〔1〕が5ないし40
重量%であり、樹脂(2)が60ないし95重量%であ
り、樹脂(3)が0.02ないし5重量%であり、樹脂
(1)、〔匂及び(3)の合計が100重量%であるこ
とを特徴とする粉体塗料用樹脂組成物である。
本発明で使用する樹脂(1)の構造式 / CH2−C\ (式中R,はH又はCH3、▼VV
lZR2は炭素数1から22までのアルキル基である)
で表わされた単量体(1−a)としては、例えばアクリ
ル酸−メチル、一エチル、−n−ブチル、1−ブチル、
−t−ブチル、−2−エチルヘキシル、−n−オクチル
、−ラウリル、−ステアリル等及びメタアクリル酸一メ
チル、一エチル、n−ブチル、−1−ブチル、−t−ブ
チル、−2−エチルヘキシル、−n−オクチル、−ラウ
リル、−ステアリル等が挙げられる。
また構造式/ CH=C 2\ (式中RはH 又はCH3である)で表わされた単量体(1−b)の例
としては、アクリル酸グリシジル、アクリル酸β−メチ
ルグリシジル、メタアクリル酸グリシジル及びメタアク
リル酸β−メチルグリシジルが挙げられる。
樹脂〔匂に比較してアクリル樹脂は熱流動性が悪く、ま
た両者の相溶性は比較的悪いため、組合せる場合アクリ
ル樹脂の混合割合を低くおさえる方が望しい。一方耐候
性、耐汚染性、耐溶剤性等の点から架橋成分としての単
量体(1−d)の量は、アクリル樹脂の混合割合を低く
抑えるために、高くなる。
実際、単量体(1−b)の量が45重量%未満において
は、充分な架橋密度をもたせるためには、アクリル樹脂
の混合量が高くなり、塗膜の帯色発生や樹脂同士の不相
溶性等の問題が発生し、高価格となるので、単量体(1
−b)の45重量%未満の量は不適当である。
単量体(1−c)としては、例えばアクリロニトリル、
酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、塩化ビニル、スチレ
ン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、アクリル酸
ベンジル、メタアクリル酸ベンジル、アクリルアミド等
が挙げられる。本発明では樹脂〔1〕及び〔(1)を得
るための重合としては、塊状重合が懸濁重合、又は溶液
重合より容易である。
本発明での塊状重合は、樹脂フイルムの袋に触媒、添加
剤等を含む単量体混合物を入れ、水槽中で50℃〜10
0℃、好ましくは55℃〜85℃、で重合させることに
より行なわれ、加熱時の重合発熱による体積膨張をフイ
ルムの伸びと抗張力でカバーする。但し本発明での樹脂
(1)及び〔印の調製方法はこの方法に制限されるもの
ではなく、これら樹脂は他の方法でも充分調製できる。
樹脂(1)の分子量が1000以下では、強靭な塗膜が
得られないうえ、得られた塗膜は溶剤や汚染に弱くなり
、また、分子量が30000以上では、樹脂組成物の熱
流動性が悪く、平滑な塗膜が得られないので、かかる分
子量は共に適当でない。樹脂1の重合体の二次転移点は
加熱時の熱流動性に重要な影響を与え、85℃より高い
と、熱流動性が悪くなり、20℃より低いと、出来た樹
脂自体が粘着性を帯び、粉体化及び塗装作業性、塗膜の
平滑性並びに塗料安定性が悪くなつてしまうため、かか
る二次転移点は不適当である。本発明に用いうる樹脂〔
匂は、ポリエステル樹脂であつてカルボキシル基を分子
鎖に少くとも2個有するものであればいずれでも良い。
上記ポリエステル樹脂は多価カルボン酸と2価以上の多
価アルコールを含むポリオールとを縮合せしめて、酸価
20〜3001平均分子量1000〜30000なる樹
脂とすることにより製造される。上記の多価カルボン酸
としては、炭素数2〜20の直鎖又は分岐鎖の脂肪族、
芳香族又は脂環式多価カルボン酸又はアラルキル多価カ
ルボン酸類が用いられる。これらにはマロン酸、シユウ
酸、コハク酸、マレイン酸、無水コハク酸、無水マレイ
ン酸、イタコン酸、グルタル酸、α−メチレングルタロ
酸、アジピン酸、セバシン酸、フタル酸、イソフタル酸
、無水フタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロフタル酸
、ジメチルテレフタル酸などがある。多価アルコールと
しては、エチレングリコール、プロピレングリコール、
1●3−ブチレングリコール、ジエチレングリコール、
1・4−シクロヘキサンジオール、ネオペンチルグリコ
ール、ビスフエノールA1ヘキサメチレングリコール、
p−ジヒドロキシジメチルベンゼン等の如きジオール類
;分子内に1〜10個のエーテル結合を有するポリアル
キレングリコール類、例えばポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール等:及び3価以上のポリオー
ル、例えばグリセリン、トリメチロールプロパン、1・
3・6−ヘキサントリオール、トリメチロールエタン、
ペンタエリスリトール、グルコース類が用いられる。3
価以上のポリオールの使用量はあまり少くすると得られ
るポリエスは低酸価となり、架橋性が弱くなる。
一方、該ポリオールを多くすると酸価は大きくなり貯蔵
安定性熱流動性を損うので注意を要する。該ポリオール
の使用量は好ましくは10モル%〜80モル%である。
本発明における樹脂(1)及び(2)の組合せにより、
充分な平滑性をもつた塗料が出来るが、加熱時の熱流動
性を向上させ、膜厚を薄くしても平滑性を保持するため
に、樹脂3の混合は非常に有効である。
従来より流動剤として例えばポリアクリル酸2−エチル
ヘキシル等の添加が有効であることが知られている。こ
れらは塗膜の平滑性を向上させるのに役立つが、添加量
に限昇があり、やや多量に使用すると耐溶剤性及び耐汚
染性が落ちてしまう。本発明の樹脂(3)は、平滑性を
向上させつつ耐溶剤性及び耐汚染性の良好な塗膜を得る
ことを可能にする。単量体(3−a)としては単量体(
1−a)で例示された単量体が使用でき、樹脂(3)中
の割合が20重量%未満になると、樹脂3の樹脂〔1〕
との相溶性が悪くなるので、かかる割合は適当でない。
単量体(3−b)のうち、カルボキシル基含有単量体と
しては、例えばアクリル酸、メタアクリル酸、イタコン
酸、マレイン酸、クロトン酸等が使用でき、グリシジル
基含有単量体としては、アクリル酸グリシジル、メタア
クリル酸グリシジル、アクリル酸β−メチルグリシジル
、メタアクリル酸β−メチルグリシジル等が使用できる
。単量体(3−c)としては、アクリロニトリル、アク
リル酸ベンジル、メタアクリル酸ベンジル、スチレン、
α−メチルスチレン、ビニルトルエン、酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、バーサチツク酸ビニル、塩化ビニル
、マレイン酸ジブチル、マレイン酸ジオクチル等が使用
できる。この樹脂3の分子量が2000未満では、塗膜
の耐溶剤性が悪くなり、また100000より大きいと
、熱流動性を向上させる作用が乏しいので、かかる分子
量は不適当である。二次転移点も20℃より大きいと、
熱流動性を向上させる効果がうすくなつてしまう。ノ これら樹脂〔1〕、(2)及び3の混合割合は、樹脂〔
1〕が5ないし40重量%で、樹脂(2)が60ないし
95重量%で、樹月旨4が0.02ないし5重量%とな
るような割合である。
樹月旨0が5重量%未満では、架橋密度が足りなくなり
、塗膜の耐アルカリ性、及び耐溶剤性が悪くなり、40
重量%より多いと、樹脂相斤の相溶性が悪く、光沢が落
ち、脆い塗膜が出来、コスト低減が出来ないので、樹脂
〔0のかかる割合は適当でない。樹脂(2)が60重量
%未満では、コスト低減の効果がなくなるだけでなく、
機械的強度が難点となり、95重量%より多いと、耐候
性、保色性、及び耐アルカリ性が不満足となる。
樹脂(3)の添加量が多いほどレベリング性向上につな
がるが、全体にややにぶい光沢を呈する傾向があり、5
重量%が限度であり、好ましくは0.02ないし2重量
%である。樹脂〔1〕と樹Vj旨匂との配合割合は、樹
脂〔1〕のグリシジル基含有量と樹脂2のカルボン酸含
有量とによつて規定するのが良く、一般に当モルずつに
なるよう組合わされる。上述の樹脂〔1〕、〔匂及び〔
4に、必要に応じて酸化チタン、カーボンブラツク、酸
化鉄、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン
等の如き顔料の適当量を、エクストルーダ一、バンバリ
ーミキサ一、二ロロール等で溶融混合し、冷却し、粉砕
(50メツシユ〜300メツシユ)することにより、粉
体塗料を製造出来る。
得られた塗料は通常、静電塗装にて被塗物に塗布し、1
600〜220℃の強制乾燥器にて10〜60分間焼付
けられる。以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。
実施例中、特に断りない限り、「部」及び「%」は重量
による。参考例 1 樹脂〔1〕の製造 メタクリル酸スチアリル20部と、メタアクリル酸メチ
ル30部と、メタアクリル酸グリシジル50部と、2−
メルカプトエタノール3部と、2・2″−アゾビス−(
2・4−ジメチルバレロニトリル)0.3部とを混合し
、混合物をポリエチレンの袋に入れて封じ、この袋を2
枚のステンレス板の間に挟み、65℃の恒温水槽中に水
平に置き、5時間静置させた。
これにより出来た樹脂は透明な固型樹脂で、数平均分子
量が3X103で、二次転移点が46℃で、且つエポキ
シ当量が294であつた。参考例 2 樹脂〔1〕の製造 スチレン10部と、メタアクリル酸メチル30部と、メ
タアクリル酸ブチル10部と、メタアクリル酸グリシジ
ル50部と、2−メルカブトエタノール3部と、2・2
′−アゾビス−(2・4−ジメチルバレロニトリル)0
.3部とを参考例1と同じ方法で塊状重合させた。
得られた樹脂は3×103の数平均分子量と、54℃の
二次転移点と、294のエポキシ当量とを有していた。
参考例 3樹脂(1)の製造 メタアクリル酸メチル30部と、メタアクリル酸ブチル
10部と、アクリル酸エチル5部と、メタアクリル酸グ
リシジル55部と、2−メルカブトエタノール2.8部
と、2・21−アゾビス−(2・4−ジメチルバレロニ
トリル)0.25部とを、参考例1と同じ方法で塊状重
合させた。
得られた樹脂の数平均分子量は5X103で、二次転移
点は54℃でエポキシ当量は266であつた。参考例
4 樹脂〔1〕の製造 メタアクリル酸ベンジル13部と、メタアクリル酸メチ
ル30部と、メタアクリル酸ブチル10部と、メタアク
リル酸グリシジル47部と、2−メルカプトエタノール
3部と、2・2′−アゾビスー(2・4−ジメチルバレ
ロニトリル)0.3部とを、参考例1と同じ方法で塊状
重合させた。
得られた樹脂の数平均分子量は2.5X103で、二次
転移点は65℃で、エポキシ当量は31.3であつた。
参考例 5 樹月証2の製造 攪拌機、温度計、デカンタ一付コンデンサー及び窒素ガ
ス管を有するフラスコ中に、下記のものを仕込み、N2
ガスを導入しながら混合物を180み〜195℃に加熱
攪拌し、キシレンと水との共沸により水を留去し、ポリ
エステルを合成した:得られたポリエステルは2500
の分子量と、43の酸価とを有していた。
得られた樹脂を減圧乾燥し、樹脂2として使用した。
参考例 6 樹脂2の製造 攪拌機、温度計、デカンタ一付コンデンサー及び窒素ガ
ス導入管を有するフラスコ中に、を入れ、N2ガスを導
入しながら混合物を190〜195℃に加熱攪拌し、キ
シレン一水の共沸により水を留出し、ポリエステルを合
成した。
得られたポリエステルは4500の分子量と、30の酸
価とを有していた。得られた樹脂を減圧乾燥し、樹脂(
2)として使用した。参考例 7 樹脂3の製造 スチレン5部と、アクリル酸2−エチルヘキシル90部
と、アクリル酸5部と、2−メルカプトエタノール0.
2部と、2・2′−アゾビス−(2・4−ジメチルバレ
ロニトリル)0.3部とを、参考例1と同じ方法で塊状
重合させた。
得られた樹脂は約3X104の数平均分子量を有してい
て、やや白濁した粘稠液状物であつた。比較例 1 メタアクリル酸メチル40部と、メタアクリル酸n−ブ
チル10部と、メタアクリル酸ステアリル30部と、メ
タアクリル酸グリシジル20部と、2−メルカプトエタ
ノール3.0部と、2・21−アゾビス−(2・4−ジ
メチルバレロニトリル)0.3部とからなる混合物を参
考例1と同じ方法で塊状重合させた。
得られた樹脂は3.5×103の数平均分子量と、55
℃の二次転移点と、733のエボキシ当量とを有してい
た。比較例 2 スチレン1・5部と、メタアクリル酸メチル35部と、
メタアクリル酸ブチル30部と、メタアクリル酸グリシ
ジル20部と、2−メルカプトエタノール30部と、2
・21−アゾビス−(2・4一ジメチルバレロニトリル
)0.3部とからなる混合物を参考例1と同じ方法で塊
状重合させた。
得られた樹脂は2.5×103の数平均分子量と、63
℃の二次転移点と、733のエポキシ当量とを有してい
た。比較例 3 スチレン5部と、アクリル酸企一エチルヘキシル95部
と、2−メルカプトエタノール0.2部と、2・2−ア
ゾビス−(2・4−ジメチルバレロニトリル)0.3部
と、を参考例1と同じ方法で塊状重合させた。
得られた樹脂は約3×104の数平均分子量を有し、や
や白濁した粘稠液状物であつた。比較例 4 スチレン0.1部と、アクリル酸2−エチルヘキシル1
.5部と、アクリル酸0.1部と、メタアクリ)}(ル
酸メチル30部と、メタアクリル酸ステアリル20部と
、メタアクリル酸グリシジル50部と、2−メルカプト
エタノール3.0部と、2・2″−アゾビス−(2●4
−ジメチルバレロニトリル)0.3部とからなる混合物
を、参考例1と同じ方法で塊状重合させた。
得られた樹脂は3×103の数平均分子量を有する透明
な固体であつた。実施例1及び2及び比較例5参考例1
−7及び比較例1−4で得られた各樹脂を表−1に記載
の如く配合し、加熱した二ロカールにて溶融混合し、冷
却し、粉砕機にて粉砕して、150メツシユの篩にて篩
分けした。
150メツシユを通過した粉末をダル鋼板上に100μ
の厚さに塗布し200℃で20分間焼付した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 〔1〕(1−a)構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R_1はH又はCH_3であり、R_2は炭素数
    1から22までのアルキル基である〕で示される単量体
    の1種又は2種以上の混合物55重量%以下と、(1−
    b)構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中RはH又はCH_3である〕で示される単量体の
    1種又は2種以上の混合物45重量%以上と、(1−c
    )単量体(1−a)及び(1−b)と共重合可能な単量
    体の1種又は2種以上の混合物0ないし55重量%とを
    共重合して得られた、数平均分子量が1000〜300
    00で、二次転移点が20℃〜85℃であるアクリル系
    共重合体と、〔2〕酸価が20〜300で、平均分子量
    が1000〜30000であつて、分子中に少くとも2
    個以上のカルボキシル基を含有するポリエステル樹脂と
    〔3〕(3−a)構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R_1はH又はCH_3であり、R_2は炭素数
    1から22までのアルキル基である〕で示される単量体
    の1種又は2種以上の混合物20重量%ないし99.9
    重量%と、(3−b)単量体(3−a)と共重合し得る
    カルボキシル基又はグリシジル基を含有する単量体の1
    種又は2種以上の混合物0.1重量%以上5重量%未満
    と、(3−c)単量体(3−a)及び(3−b)と共重
    合可能な単量体の1種又は2種以上の混合物0ないし4
    9.9重量%とを共重合して得られた分子量が2000
    〜100000で、二次転移点が20℃以下であるアク
    リル系共重合体と、の組合せからなり、樹脂〔1〕の割
    合が5ないし40重量%で、樹脂〔2〕の割合が60な
    いし95重量%で、樹脂〔3〕の割合が0.02ないし
    5重量%であり、樹脂〔1〕、〔2〕及び〔3〕の合計
    が100重量%であることを特徴とする粉体塗料用樹脂
    組成物。
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