JPH01156374A - 塗料用組成物 - Google Patents

塗料用組成物

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JPH01156374A
JPH01156374A JP31712287A JP31712287A JPH01156374A JP H01156374 A JPH01156374 A JP H01156374A JP 31712287 A JP31712287 A JP 31712287A JP 31712287 A JP31712287 A JP 31712287A JP H01156374 A JPH01156374 A JP H01156374A
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Takayuki Sumi
隆行 角
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加納 泰作
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関戸 高良
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、顔料分散性及び可撓性に優れるというポリエ
ステル樹脂塗膜の特長と、硬度、耐汚染性、耐候性のい
ずれにも優れるというアクリル樹脂塗膜の特長とを兼ね
備えた理想的な塗膜を提供し得る塗料用組成物に関する
ものである。
(従来の技術) ポリエステル樹脂あるいはアクリル樹脂をベース樹脂と
し硬化剤を組み合わせた塗料用組成物を適当な溶剤に溶
解してなる塗料用組成物は、溶剤型の熱硬化塗料として
、家電製品、プレコートメタル、自動車2缶用等として
幅広く使用されている。
ポリエステル樹脂をベースとした塗料用組成物は2着色
のために用いる顔料に対する分散性が良く、平滑で光沢
のある塗膜が得られる他に、塗膜の可撓性に優れるため
、塗装後の後加工が必要で ・あるプレコートメタル、
飛石に対する抵抗性が要求される自動車の中塗用塗料、
美しい色調と多種の顔料に対する適性が要求される自動
車ソリッドカラー上塗用等に用いられている。
一方、アクリル樹脂をベースとした塗料用組成物は、硬
度5耐汚染性、耐候性に優れた塗膜が得られるため、家
電製品用、自動車メタリックカラー」二塗用等に用いら
れている。
(発明が解決しようとする問題点) 近年2例えば、家電製品にプレコート鋼板を使用して製
造工程の短縮を計ろうとする強い要望がある。この場合
、プレコート鋼板用として用いる塗料には、それから得
られる塗膜が、プレコート用に従来使用されているポリ
エステル樹脂塗膜の可撓性と共に、家電製品用として従
来使用されているアクリル樹脂塗膜の耐汚染性を併せ持
つことが要求される。しかしながら、ポリエステル樹脂
とアクリル樹脂を単にブレンドしたものでは1両者の相
溶性が悪いので、溶剤に熔解した際に相分離が起こり、
均一な溶液が得られず、塗料として実用に供することは
できない。このようなブレンド物の欠点を解消するため
、不飽和ポリエステルとアクリルモノマーをグラフト重
合することが提案されている(特開昭57−20235
4号公報参照)。しかしながら、このものもポリエステ
ル樹脂とアクリル樹脂の各々の塗膜が有する特長を伝流
に併せ持つものではない。このように、上記の両性能を
共に満足する塗膜を提供し得るような塗料は出現してい
ないのが現状である。
本発明は、顔料分散性及び可撓性に優れるというポリエ
ステル樹脂塗膜の特長と、硬度、耐汚染性、耐候性のい
ずれにも優れるというアクリル樹脂塗膜の特長とを兼ね
備えた理想的な塗膜を提供し得る塗料用組成物を提供す
ることを目的とするものである。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明者らは、かかる現況に鑑み、上記のごとき問題の
ない塗料用組成物を提供すべく鋭意研究を重ねた結果、
特定のポリエステル樹脂と特定のアクリル樹脂とを反応
させて得られる共重合体を含む組成物と、アルキルエー
テル化ホルムアルデヒド樹脂を配合した組成物が上記の
目的を達成し得ることを見出し2本発明に到達した。
すなわち1本発明は、酸価0.5〜5.水酸基価1〜1
00のポリエステル樹脂10〜90重量部とグリシジル
基価0.5〜5.水酸基価30〜150のアクリル樹脂
90〜10重量部を主体とし、前記ポリエステル樹脂と
前記アクリル樹脂とが反応して得られる共重合体を含む
組成物(A)と、該組成物(A)100重量部に対し2
〜50重量部のアルキルエーテル化ホルムアルデヒド樹
脂(B)とからなる塗料用組成物を要旨とするものであ
る。
本発明における組成物(A)の−成分であるポリエステ
ル樹脂は、酸価0.5〜5.好ましくは1〜3.水酸基
価1〜100.好ましくは3〜50のものである。酸価
が0.5未満であると、アクリル樹脂と十分反応せず、
ポリエステル樹脂とアクリル樹脂の相溶性の悪さが災い
して、得られる塗料が濁り、相分離し、5を越えるとア
クリル樹脂との反応が進み過ぎ、ゲル化し易くて反応の
制御が困難であり、またゲル化しない場合でも両樹脂の
塗膜の長所を選択的に発揮できない。アクリル樹脂と反
応しなかったカルボキシル基はアルキルエーテル化ホル
ムアルデヒド樹脂との架橋反応の触媒として作用するた
め、塗膜の平滑性を重視するときは、アクリル樹脂のグ
リシジル基を増やし、未反応のカルボキシル基を少なく
するのが得策である。
=5− また、水酸基価が1未満では、アルキルエーテル化ホル
ムアルデヒド樹脂との架橋反応が十分に進まず、実質的
に熱硬化塗膜には成り得す、塗膜の硬度が劣り、100
を越えると、アルキルエーテル化ホルムアルデヒド樹脂
との架橋1反応が進み過ぎ、平滑な塗膜が得られない。
このようなポリエステル樹脂は、末端に所定量のカルボ
キシル基を有する水酸基リンチのポリエステル樹脂であ
り2例えば、水酸基含有ポリエステル樹脂の水酸基の一
部に酸無水物を付加させる方法、あるいは重縮合反応に
よってポリエステル樹脂を製造する際に反応率を制御す
る方法などにより調製することができる。
かかるポリエステル樹脂を調製するためのカルボン酸成
分としては1例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、フ
タル酸、ナフタレンジカルボン酸。
コハク酸、グルクル酸、アジピン酸、ピメリン酸。
スペリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、1.9−ノナ
ンジカルボン酸、  1.10−デカンジカルボン酸。
1.12−ドデカンジカルボン酸、1,2−ドデカンシ
カ=6一 ルホン酸、1,2−オクタデカンジカルボン酸、アイコ
ザンジカルポン酸、マレイン酸、フマル酸、シクロヘキ
サンジカルボン酸、ヘキザヒドロフタル酸、テトラヒド
ロフタル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸等の多価
カルホン酸、あるいはこれらの低級アルキルエステル及
び無水物、あるいはリンゴ酸、酒石酸、1,2−ヒドロ
キシステアリン酸。
パラオキシ安息香酸等のヒドロキシカルボン酸を用いる
ことができる。また、アルコール成分としては2例えば
、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、1,2−プロパンジオール、■、3
−プロパンジオール、■、3−ブタンジオール、1.4
−ブタンジオール、l、5−ベンタンジオール、1,6
−ヘキサンジオール、1.9−ノナンジオール、  L
IO−デカンジオール、ネオペンチルグリコール、スピ
ログリコール、1.4−シクロヘキサンジメタツール、
 2,2.4−トリメチルペンタン−1,3−ジオール
、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、グ
リセリン、ペンタエリスリトール、水添ビスフェノール
A、水添ビスフェノールAのエチレンオキザイド付加物
、あるいはプロピレンオキサイド付加物を用いることが
できる。
本発明における組成物(A)の−成分であるアクリル樹
脂はグリシジル基価0.5〜5.好ましくは1〜3.水
酸基価30〜150.好ましくは50〜120のもので
ある。
グリシジル基価が0.5未満であるとポリエステル樹脂
と十分反応せず、ポリエステル樹脂とアクリル樹脂の相
溶性の悪さが災いして、得られる塗料が濁り、相分離し
、5を越えるとポリエステル樹脂との反応が進み過ぎ、
ゲル化し易くて反応の制御が困難であり、またゲル化、
しない場合でも両樹脂の塗膜の長所を選択的に発揮でき
ない。
また、水酸基価が30未満では、十分な架橋密度が得ら
れず、塗膜の硬度、耐汚染性が劣り、150を越えると
、架橋密度が高くなり過ぎ、塗膜が硬く。
脆くなり、可撓性に劣るので好ましくない。
このようなアクリル樹脂は、所定量のグリシジル基を有
するものであり、水酸基含有単量体の1種あるいは2種
以上と、グリシジル基含有単量体の1種あるいは2種以
上と、その他の共重合単量体の1種あるいは2種以上と
を用いて溶液重合。
懸濁重合、塊状重合等の公知の重合法にて調製すること
ができる。
アクリル樹脂を調製するための水酸基含有単量体として
は2例えば、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキ
シエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレ
ート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒドロキシ
ブチルアクリレートヒドロキシブチルメタクリレート、
2−ヒドロキシ2−フェニルエチルアクリレート、2−
ヒドロキシ−2−フェニルエチルメタクリレ−1−、ア
リルアルコールなどを用いることができる。また、グリ
シジル基含有単量体としては2例えば、グリシジルアク
リレート グリシジルメタクリレート α−メチルグリ
シジルアクリレート、α−メチルグリシジルメタクリレ
ート、β−メチルグリシジルアクリレート、β−メチル
グリシジルメタクリレートなどを用いることができる。
また、その他の共重合単量体としては2例えば、アクリ
ル酸、メタクリル酸、メチルアクリレート、メチルメタ
クリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレー
ト、n−プロピルアクリレート、n−プロピルメタクリ
レート、イソプロピルアクリレート、イソプロピルメタ
クリレート1n−ブチルアクリレートn−ブチルメタク
リレート、イソブチルアクリレート。
イソブチルメタクリレート、 tert−ブチルアクリ
レート、 tert−ブチルメタクリレート、2−エチ
ルへキシルアクリレート、2−エチルへキシルメタクリ
レート、オクチルアクリレート、オクチルメタクリレー
ト、ドデシルアクリレート、ドデシルメタクリレート、
ベンジルアクリレ−1・、ベンジルメタクリレ−1・、
ジメチルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミノエ
チルメタクリレート、ジエチルアミノエチルアクリレー
ト、ジエチルアミノエチルメタクリレ−1・などのアク
リル酸エステル類、あるいは、メタクリル酸エステル類
を用いることができる。さらには、その他の共重合単量
体として1例えば、フマル酸ジアルキルエステル。
イタコン酸ジアルキルエステル、スチレン、ビニルトル
エン、α−メチルスチレン、アクリロニトリル、メタク
リロニトリル、アクリルアミド2メタクリルアミド、メ
チロールアクリルアミド、メチロールメタクリルアミド
、ビニルオキサゾリン。
酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ラウリルビニルエー
テル、ハロゲン含有ビニル単量体、ケイ素含有ビニル単
量体などを用いることができる。
本発明における組成物(A)は、上記ポリエステル樹脂
と上記アクリル樹脂とを主体とし、上記ポリエステル樹
脂と上記アクリル樹脂とが反応して得られる共重合体を
含む。
組成物(A)は2例えば、以下のようにして調製するこ
とができる。すなわち、ポリエステル樹脂とアクリル樹
脂とを、好ましくは10〜90 : 90〜10の重量
比で混合し、ポリエステル及びアクリル両樹脂を溶融し
、ポリエステル樹脂のカルボキシル基とアクリル樹脂の
グリシジル基とが選択的に反応し得る条件1例えば、1
20〜180°C1好ましくは140〜160℃の温度
で1〜100分間、好ましくは10〜60分間反応容器
中で溶融攪拌下、ポリエステル樹脂のカルボキシル基と
アクリル樹脂のグリシジル基とを選択的に反応させて両
者の共重合体を形成させることによって調製することが
できる。また、上記反応容器に代えて加熱ロール、ニー
ダ−などを用いて、上記と同様の条件でポリエステル樹
脂のカルボキシル基とアクリル樹脂のグリシジル基とを
選択的に反応させて両者の共重合体を形成させることに
よっても調製することができるが、上記反応が不十分な
場合は好ましい性能が発現されにくい。
組成物(A)中のポリエステル樹脂とアクリル樹脂の割
合は、 10/90(重量部)ないし90/10(重量
部)である。ポリエステル樹脂が90重量部よりも多い
か、アクリル樹脂が10重量部よりも少ない場合は、ポ
リエステル樹脂のみの特性のみが強調して発現され1本
発明の目的である両樹脂の特長を併せ持つ優れた塗膜を
形成することはできない。逆に、アクリル樹脂が90重
量部よりも多いか、ポリエステル樹脂が10重量部より
も少ない場合はアクリル樹脂の特性のめが強調して発現
され2本発明の目的を達成することはできない。
本発明においては、硬化剤としてアルキルエーテル化ホ
ルムアルデヒド樹脂(B)を使用する。
アルキルエーテル化ホルムアルデヒド樹脂としては1例
えば、メタノール、エタノール、n−プロパツール、n
−ブタノール等の炭素数1〜4のアルキルアルコールに
よってアルキルエーテル化されたホルムアルデヒドやバ
ラホルムアルデヒド等と尿素、 N、N’−エチレン尿
素、ジシアンアミド、アミノトリアジン等との縮合生成
物であり、具体的にはメトキシ化メチロール尿素、メト
キシ化メチロール−N、N’−エチレン尿素、メトキシ
化メチロールメラミン、メトキシ化メチロールベンゾグ
アナミン、ブトキシ化メチロールメラミン、ブトキシ化
メチロールヘンゾグアナミン等があげられる。
アルキルエーテル化ホルムアルデヒド樹脂(B)の配合
量は1組成物(A)100重量部に対し2〜50重量部
、好ましくは5〜40重量部である。
アルキルエーテル化ホルムアルデヒド樹脂の使用量が2
重量部未満では、得られる塗膜の硬度が劣リ、50重量
部を越えると、得られる塗膜の可撓性が悪くなり好まし
くない。
本発明の塗料用組成物には1例えば、p−)ルエンスル
ホン酸、リン酸モノアルキルエステル2p−トルエンス
ルホン酸のアミン塩等の硬化触媒を配合してもよい。ま
た2例えば、酸化チタン、カーボンブランク、ヘンガラ
等の着色用顔料1例えば。
クレー、炭酸カルシうム、硫酸バリウム、タルク。
アルミナ、シリカ、珪石粉等の体質顔料その他。
一般的に塗料に用いられる各種素材を配合することもで
きる。また1石油樹脂、フェノール樹脂。
ケトン樹脂2含成ゴム、不飽和ポリエステル樹脂。
あるいはロジン等の天然樹脂、又は合成樹脂やレヘリン
グ剤、タレ防止剤、消泡剤、界面活性剤。
硬化促進剤等の各種助剤を配合することもできる。
本発明の塗料用組成物は、有機溶剤に溶解した溶剤型塗
料として使用される。好ましい有機溶剤としては2例え
ば、トルエン、キシレン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、ブタノー
ル、オクタツール。
メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、シクロヘキサン
、イソホロン、ソルヘソソ100,500等から溶解性
及び蒸発速度によって選ばれる単独あるいは2種以上の
混合溶剤があげられる。
本発明の塗料用組成物は、上記組成物(A)とアルキル
エーテル化ホルムアルデヒドm脂(B)とからなるが、
さらに上記のような顔料、硬化触媒の他に塗面調整剤を
加えてロール型混練機、ボールミル、加圧ニーダ等の混
合機を用いて、有機溶剤の存在下に混合することにより
塗料を調製することができる。
塗装は、鋼板等の被塗物にローラ塗り、ロールコーク−
、スプレー塗装、静電塗装等によって行うことができる
焼付けは、塗料組成物の組成、鋼板の大きさ。
厚さ、焼付炉の能力等を考慮して焼付温度と焼イ」時間
を選択すればよい。
本発明の塗料用組成物が、ポリエステル樹脂からなる塗
料用組成の特長である顔料分散性、可撓性とアクリル樹
脂からなる塗料用組成物の特長である硬度、耐候性2耐
汚染性、耐薬品性とを優性的に発現できたのは3両樹脂
の表面自由エネルギーの差異により、ポリエステル樹脂
が鋼板側に。
アクリル樹脂が塗膜表面にブリードしたためではないか
と推察される。
また、一般的に相溶性の良(ない両樹脂を組み合わせて
均一な塗面が得られたのは1両樹脂間の反応により生成
した共重合体が両樹脂に対する相溶化剤として作用した
ためてあろうと推察される。
(実施例) 次に、実施例及び比較例により本発明を具体的に説明す
る。
なお2例中の「部」は1重量部」を意味する。
また、ポリエステル樹脂の極限粘度は、フェノール/テ
トラクロルエタン−1/1 (重量比)の混合溶媒を用
いて20℃で測定した。
また、ポリエステル樹脂及びアクリル樹脂の水酸基価は
、ピリジン溶液中無水酢酸でアセチル化し、水酸2にと
の反応で生じる酢酸をKOHメタノール溶液で逆滴定し
て求めた。
また、ポリエステル樹脂の酸価はジオキサンで熔解し、
KOHメタノール溶液で滴定して求めた。
また、アクリル樹脂の分子量は、GPCにより数平均分
子量を測定した。
また、アクリル樹脂のグリシジル基価は、クロロホルム
で溶解した後、テトラエチルアンモニウムブロマイドを
加え、臭素の消費によって生じるテトラエチルアンモニ
ウムを過塩素酸の酢酸溶液で滴定し、KOHmg/gで
表示した。
参考例1 (ポリエステル樹脂の製造例)第1表に示す
原料をステンレス製反応容器に仕込み、250°Cでエ
ステル化反応を行い、理論量め水を系外に除去した後1
重合触媒として三酸化アンチモン0.02モル及びトリ
エチルフォスフニー1−0.04モルを加え280’C
で、減圧度を0.5mm1l(Hにコントロールして3
時間反応を行い高重合度のポリエステル樹脂を得た。こ
のポリエステル樹脂にトリメチロールプロパンを第1表
に示ず量加え。
270℃で解重合反応を行いポリエステル樹脂A−1〜
A−5を8周製した。
さらに、ポリエステル樹脂A−1に無水フタル酸を第1
表に示ず里加え、140°Cで2時間反応を行いポリエ
ステル樹脂A−6及びA−7を調製した。また、ポリエ
ステル樹脂A−2に無水フタル酸又はフェニルグリシジ
ルエーテルを第1表に示す量加え、120°Cで2時間
反応を行いポリエステル樹脂A−El〜A−11を調製
した。
なお、第1表における略号の意味は以下の通りである。
TPA :テレフタル酸 IPA:イソフタル酸 SEA:セハシン酸 ADA :アジピン酸 EG  +エチレングリコール NPG :ネオペンチルグリコール BG  :L4−ブチレングリコール TP:I−リメチロールプロパン PA ;無水フタル酸 PGE:フェニルグリシジルエーテル 参考例2 (アクリル樹脂の製造例) 攪拌機、温度計及び還流冷却器を備えた反応容器中にキ
シレン100部を加え、100°Cに加熱還流しながら
、第2表に示す単量体2重合開始剤及び連鎖移動調整剤
の混合物を4時間にわたって滴下し。
さらに還流下で1時間保持した後、冷却しアゾイソブチ
ロニトリル5部を加え80〜100°Cで残存するモノ
マーを系外に除去し1重合を完結させ、さらに減圧下で
溶剤を除去して第2表に示すアクリル樹脂B−1〜B−
12を調製した。
なお、第2表における略号の意味は以下の通りである。
MMA  :メチルメタクリレート n−BMA:n−ブチルメタクリレート2−EHA:2
−エチルへキシルアクリレートHEMA:ヒドロキシエ
チルメタクリレートSt   :スチレン GMA  ニゲリシジルメタクリレートAIBN:アゾ
ビスイソブチロニトリルn−DM  :jl−ドデシル
メルカプタン=19− 第1表 第2表 一加− 参考例3〔組成物(A)の製造例〕 第1表のA−1〜A−11の各ポリエステル樹脂と、第
2表のB−2のアクリル樹脂とを重量比で7/3の割合
で採り、ステンレス製反応容器中180℃で1時間反応
させ1組成物C−1〜C−11を調製した。
また、第2表のB−1〜B−12の各アクリル樹脂と、
第1表のA−2のポリエステル樹脂とを重量比で3/7
の割合で採り、ステンレス製反応容器中180°Cで1
時間反応させ1組成物D−1〜D−12を調製した。
なお2組成物(、−1〜C−11及びD−1〜D−12
は、それぞれポリエステル樹脂A−1〜A−11及びア
クリル樹脂B−1〜B−12と対応する。
実施例1,2.比較例1,2 第3表に示す組成物C−1〜C−11及び第4表に示す
組成物I)−1〜D−12をテノン/ツルペッツ150
=1/1  (重量比)の混合溶剤に、濃度が40重量
%となるよう溶解し、ついでこれらの組成物100部と
、ブチル化メラミン樹脂(三井東圧化学製、ニーパン2
03E−60)15部とを混合して塗料用組成物を得た
。得られた塗料用組成物に、さらに酸化チタン40部、
硬化触媒(p−トルエンスルボン酸)0.6部及び塗面
調整剤〔アクロナール4F (BASF製)〕 1部を
加えボールミル中で24時間、混合して塗料を得た。
得られた塗料を、 0.3 mm厚のリン酸亜鉛処理鋼
板に15〜20μmの膜厚となるようにロールを用いて
塗装し、230°Cで1分間焼付けた。
得られた塗装鋼板の性能を、第3表及び第4表に示す。
(以下余白) 第3表 注:1)塗膜外観二目視 ◎:極めて良好、×:悪い2
)塗膜光沢−60部鏡面反射率 3)耐汚染性二 油性インキ赤黒 青)を用い、マー1
ift、石油ベンジンで拭き取る。
◎:痕跡なし、○:少し残る。×:殆ど残る4)耐衝撃
性:デュポン式 1/2in、ψ−1kg  (JIS
 K−5400)5)屈曲性 :OTベント、 O:屈
曲部に異常がない、×:屈曲部に割れが発生6)耐候性
:サンシャイン・ウェザ−メーター促進試験1魚時間後
の光沢保持孔7)塗膜硬度:三菱ユニ鉛筆を用い、 J
IS K−5400に従う。
なお、測定評価方法については第4表〜第6表も同じで
ある。
−詔一 なお、比較例1において3組成物C−5を用いた塗膜は
、ゆず肌になった。また1組成物C−9を用いた塗料は
ゲル物が発生した。また1組成物C−11を用いた塗料
は相分離し、均一で平滑な焼付塗膜が得られなかった。
したがって、これら3点の以後のテストは中止した。
また、比較例2において2組成物I)−8及びD−9を
用いた塗料は、相分離し、均一で平滑な焼付塗膜が得ら
れなかった。また1組成物D−12を用いた塗料はゲル
物が発生した。したがって、これら3点の以後のテスI
〜は中止した。
実施例3.比較例3 第1表に示すポリエステル樹脂A−2と、第2表に示す
アクリル樹脂B−2を用いて、ポリエステル樹脂とアク
リル樹脂を、10010.70/30.50150.3
0/70.0/100の重量比で配合し1ステンレス反
応容器中、180°Cで1時間反応させ2組成物E−1
〜E−5を得た。
得られた組成物を用いて実施例1と同様にして塗料化、
塗装、焼付及び塗膜性能の評価を行った。
その結果を第5表に示す。
実施例4.比較例4 組成物C−2を用い、ブチル化メラミン樹脂(三井東圧
化学製、ユーハン203E−60)の配合量を組成物1
00部に対し1,5,20.40あるいは55部とした
塗料用組成物を実施例1と同様の方法で調製し、塗料用
組成物F−1〜F−5を得た。
得られた組成物を用いて実施例1と同様にして塗料化、
塗装、焼付及び塗膜性能の評価を行また。
その結果を第6表に示す。
(以下余白) 第5表 −あ− 比較例5 第1表に示すポリエステル樹脂A−1と第2表に示すア
クリル樹脂B−2を重量比で7/3の比でヘンシェルミ
キザー(三井三池化工機製)を用いて室温でトライブレ
ンドし、実施例1と同様の方法で塗料用組成物を調製し
た。得られた組成物を用いて実施例1と同様にして塗料
化、塗装及び焼付を行った。しかし、この塗料は相分離
し、このものからは均一で平滑な焼付塗膜が得られなか
った。
(発明の効果) 本発明の塗料用組成物は、鋼板等に塗装後、極めて高い
加工性を実現し、しかも塗膜の硬度、耐汚染性にも優れ
るため、汎用、家電用は勿論のこと、プレコートメタル
用としてし最適な塗料を提供する。また、これから得ら
れる塗膜は耐候性にも優れるため、建材、自動車等の屋
外用途にも適した塗料を特徴する

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸価0.5〜5、水酸基価1〜100のポリエス
    テル樹脂10〜90重量部とグリシジル基価0.5〜5
    、水酸基価30〜150のアクリル樹脂90〜10重量
    部を主体とし、前記ポリエステル樹脂と前記アクリル樹
    脂とが反応して得られる共重合体を含む組成物(A)と
    、該組成物(A)100重量部に対し2〜50重量部の
    アルキルエーテル化ホルムアルデヒド樹脂(B)とから
    なる塗料用組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6365699B1 (en) 1995-05-01 2002-04-02 Ppg Industries Ohio, Inc. Curable compositions composite coatings and process for having improved mar and abrasion resistance
KR100411714B1 (ko) * 1995-12-30 2004-05-31 고려화학 주식회사 저온소부형피씨엠(pcm)용폴리에스터도료조성물

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KR100411714B1 (ko) * 1995-12-30 2004-05-31 고려화학 주식회사 저온소부형피씨엠(pcm)용폴리에스터도료조성물

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