JPS5934739B2 - 塩素系エアゾル塗料原液組成物 - Google Patents
塩素系エアゾル塗料原液組成物Info
- Publication number
- JPS5934739B2 JPS5934739B2 JP55179417A JP17941780A JPS5934739B2 JP S5934739 B2 JPS5934739 B2 JP S5934739B2 JP 55179417 A JP55179417 A JP 55179417A JP 17941780 A JP17941780 A JP 17941780A JP S5934739 B2 JPS5934739 B2 JP S5934739B2
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- JP
- Japan
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- solvent
- chlorinated
- aromatic
- aerosol paint
- stock solution
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は所望の噴射剤と共にエアゾル容器に封入して使
用するエアゾル塗料原液組成物に係り、貯蔵安定性が良
好であり、噴射ノズルを詰まらせたり、噴射ノズルから
曵糸したりすることなく円滑にスプレーでき、レベリン
グの良い美麗な塗膜が得られ、又、塗膜の密着性、難燃
性、耐蝕性等も良好な塩素系エアゾル塗料原液組成物を
提供せんとするものである。
用するエアゾル塗料原液組成物に係り、貯蔵安定性が良
好であり、噴射ノズルを詰まらせたり、噴射ノズルから
曵糸したりすることなく円滑にスプレーでき、レベリン
グの良い美麗な塗膜が得られ、又、塗膜の密着性、難燃
性、耐蝕性等も良好な塩素系エアゾル塗料原液組成物を
提供せんとするものである。
従来特開昭54−153831号公報で「「塩素化ポリ
エチレン系塗料組成物」がプラスチックス、ゴム成型品
に対して優れた付着性や塗膜特性を有すると」開示され
ている如く、塩素化ポリオレフィン樹脂は、一般に塗料
が付着し難いプラスチックス等に対する密着性が良好で
あることが知られている。
エチレン系塗料組成物」がプラスチックス、ゴム成型品
に対して優れた付着性や塗膜特性を有すると」開示され
ている如く、塩素化ポリオレフィン樹脂は、一般に塗料
が付着し難いプラスチックス等に対する密着性が良好で
あることが知られている。
しかしながら、これら塩素化ポリオレフィン樹脂は上記
公開公報にも記載されている如くトルエン、キシレン等
の溶剤に対する溶解性に問題があり、既案出法の如く、
水性懸濁法塩素化ポリエチレンという特定の塩素化ポリ
オレフィン樹脂を使用してこれを有機溶剤に溶解させて
塗料化する必要があるものであつた。また、この特定の
塩素化ポリエチレンであつても、塩素化ポリオレフィン
系の塗料には調製し得てもエアゾル塗料とすることは困
難であつた。即ち、塩素化ポリオレフィン樹脂あるいは
前記特定の塩素化ポリエチレン塗料は、エアゾル化に必
要なLPG、フロン等の噴射剤に対しても溶解し難く、
貯蔵中に沈澱、分離したり、凝縮してワックス状になつ
たりし易く、貯蔵安定性が悪く、スプレー時に噴射ノズ
ルを詰まらせたり、噴射ノズルから曳糸したりし易く、
円滑にスプレーできず、レベリングの良い美麗な塗膜が
得られないという欠点を有し、エアゾル塗料原液組成物
として実用に供し得ないと言う問題があつた。
公開公報にも記載されている如くトルエン、キシレン等
の溶剤に対する溶解性に問題があり、既案出法の如く、
水性懸濁法塩素化ポリエチレンという特定の塩素化ポリ
オレフィン樹脂を使用してこれを有機溶剤に溶解させて
塗料化する必要があるものであつた。また、この特定の
塩素化ポリエチレンであつても、塩素化ポリオレフィン
系の塗料には調製し得てもエアゾル塗料とすることは困
難であつた。即ち、塩素化ポリオレフィン樹脂あるいは
前記特定の塩素化ポリエチレン塗料は、エアゾル化に必
要なLPG、フロン等の噴射剤に対しても溶解し難く、
貯蔵中に沈澱、分離したり、凝縮してワックス状になつ
たりし易く、貯蔵安定性が悪く、スプレー時に噴射ノズ
ルを詰まらせたり、噴射ノズルから曳糸したりし易く、
円滑にスプレーできず、レベリングの良い美麗な塗膜が
得られないという欠点を有し、エアゾル塗料原液組成物
として実用に供し得ないと言う問題があつた。
特に、前記密着性、難燃性、耐蝕性等の諸性能が最め優
れた塩素含量65重量%以下の塩素化ポリオレフィン樹
脂に前記傾向が強いと言う問題があつた。
れた塩素含量65重量%以下の塩素化ポリオレフィン樹
脂に前記傾向が強いと言う問題があつた。
本発明は、前記塩素化ポリオレフィン樹脂の問題点を解
消すべく種々研究した結果、塩素化ポリオレフィン樹脂
を特定の溶剤に溶解することにより前記問題点を悉く解
消することができることを発明した。
消すべく種々研究した結果、塩素化ポリオレフィン樹脂
を特定の溶剤に溶解することにより前記問題点を悉く解
消することができることを発明した。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明は、例えば、塩素化ポリエチレン樹脂、塩素化ポ
リプロピレン樹脂等の塩素化ポリオレフィン樹脂、好ま
しくは塩素含量65重量%以下の塩素化ポリオレフイン
樹脂の少なくとも一種をビヒクルとし、溶剤中60乃至
95重量%がトルエン、キシレン等の芳香族系溶剤より
なると共に40乃至5重量%が沸点130℃以上、好ま
しくは沸点145℃以上であるエチルn−ブチルケトン
、ジイソブチルケトン、シクロヘキサノン、イソボロン
等のケトン系溶剤や、エチレングライコールモノエチル
エーテルアセテート、エチレングライコールモノブチル
エーテルアセテート、ジエチレングライコールモノエチ
ルエーテル、ジエチレングライコールモノブチルエーテ
ル等のセロソルブ系溶剤等の含酸素系溶剤、又は前記同
様の沸点を有するモノクロールベンゼン、オルソジクロ
ールベンゼン、パラジクロールベンゼン、トリクロール
ベンゼン等の芳香族塩素系溶剤の少なくとも一種よりな
る溶剤に前記ビヒクルを溶解して成ることを特徴とする
塩素系エアゾル塗料原液組成物に係る。
リプロピレン樹脂等の塩素化ポリオレフィン樹脂、好ま
しくは塩素含量65重量%以下の塩素化ポリオレフイン
樹脂の少なくとも一種をビヒクルとし、溶剤中60乃至
95重量%がトルエン、キシレン等の芳香族系溶剤より
なると共に40乃至5重量%が沸点130℃以上、好ま
しくは沸点145℃以上であるエチルn−ブチルケトン
、ジイソブチルケトン、シクロヘキサノン、イソボロン
等のケトン系溶剤や、エチレングライコールモノエチル
エーテルアセテート、エチレングライコールモノブチル
エーテルアセテート、ジエチレングライコールモノエチ
ルエーテル、ジエチレングライコールモノブチルエーテ
ル等のセロソルブ系溶剤等の含酸素系溶剤、又は前記同
様の沸点を有するモノクロールベンゼン、オルソジクロ
ールベンゼン、パラジクロールベンゼン、トリクロール
ベンゼン等の芳香族塩素系溶剤の少なくとも一種よりな
る溶剤に前記ビヒクルを溶解して成ることを特徴とする
塩素系エアゾル塗料原液組成物に係る。
以下、塩素化ポリオレフイン樹脂を塩素系樹脂と総称す
る。
る。
即ち、上記本発明において、塩素系樹脂を溶解する溶剤
として、60乃至95重量%が芳香族系溶剤よりなると
共に40乃至5重量%が含酸素系溶剤又は芳香族塩素系
溶剤よりなる溶剤を使用した理由は、トルエン、キシレ
ン等の芳香族系溶剤のみを使用したり、芳香族系溶剤と
含酸素系溶剤又は芳香族塩素系溶剤との配合比率が前記
重量%範囲外の溶剤を使用したりした場合には、溶解力
が不充分であり、前砿従来例の個所に詳述したような問
題点を有するのに対して、60乃至95重量%が芳香族
系溶剤よりなると共に40乃至5重量%が含酸素系溶剤
又は芳香族塩素系溶剤よりなる溶剤を使用した場合には
、溶解力が向上して前記従来例の問題点が悉く解消され
、レベリングの良い美麗な塗膜が得られるためである。
として、60乃至95重量%が芳香族系溶剤よりなると
共に40乃至5重量%が含酸素系溶剤又は芳香族塩素系
溶剤よりなる溶剤を使用した理由は、トルエン、キシレ
ン等の芳香族系溶剤のみを使用したり、芳香族系溶剤と
含酸素系溶剤又は芳香族塩素系溶剤との配合比率が前記
重量%範囲外の溶剤を使用したりした場合には、溶解力
が不充分であり、前砿従来例の個所に詳述したような問
題点を有するのに対して、60乃至95重量%が芳香族
系溶剤よりなると共に40乃至5重量%が含酸素系溶剤
又は芳香族塩素系溶剤よりなる溶剤を使用した場合には
、溶解力が向上して前記従来例の問題点が悉く解消され
、レベリングの良い美麗な塗膜が得られるためである。
又、芳香族系溶剤に配合する含酸素系溶剤又は芳香族塩
素系溶剤として沸点130℃以上のものを使用した理由
は、芳香族系溶剤が比較的低沸点であるため、該芳香族
系溶剤と共に沸点130℃未満の低沸点の含酸素系溶剤
又は芳香族塩素系溶剤を配合した場合には、低沸点の溶
剤のみからなるため、スプレー後、溶剤が一挙に蒸発し
、塗膜のレベリングが悪化し、外観の悪い柚子肌状の塗
膜しか得られないのに対して、芳香族系溶剤と共に沸点
130℃以上の含酸素系溶剤又は芳香族塩素系溶剤を配
合した場合には、低沸点の溶剤から高沸点の溶剤まで適
度に配合されるため、スプレー後、低沸点の溶剤から高
沸点の溶剤へと順次溶剤が蒸発し、溶剤が一挙に蒸発す
るおそれがないので、レベリングの良い美麗な塗膜が得
られるためである。
素系溶剤として沸点130℃以上のものを使用した理由
は、芳香族系溶剤が比較的低沸点であるため、該芳香族
系溶剤と共に沸点130℃未満の低沸点の含酸素系溶剤
又は芳香族塩素系溶剤を配合した場合には、低沸点の溶
剤のみからなるため、スプレー後、溶剤が一挙に蒸発し
、塗膜のレベリングが悪化し、外観の悪い柚子肌状の塗
膜しか得られないのに対して、芳香族系溶剤と共に沸点
130℃以上の含酸素系溶剤又は芳香族塩素系溶剤を配
合した場合には、低沸点の溶剤から高沸点の溶剤まで適
度に配合されるため、スプレー後、低沸点の溶剤から高
沸点の溶剤へと順次溶剤が蒸発し、溶剤が一挙に蒸発す
るおそれがないので、レベリングの良い美麗な塗膜が得
られるためである。
又、上記本発明において、塩素系樹脂を使用する場合に
は、必要に応じて、該塩素系樹脂と共に、アルキツド樹
脂(例えば、アクリル化アルキツド樹脂、その他)、ウ
レタン樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビ
ニル一酢酸ビニル共重合樹脂、アクリル樹脂等の公知の
エアゾル塗料用樹脂を併用しても良い。
は、必要に応じて、該塩素系樹脂と共に、アルキツド樹
脂(例えば、アクリル化アルキツド樹脂、その他)、ウ
レタン樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビ
ニル一酢酸ビニル共重合樹脂、アクリル樹脂等の公知の
エアゾル塗料用樹脂を併用しても良い。
又ミ塩素系樹脂を、芳香族系溶剤および塩素系溶剤に溶
解する場合には、必要に応じて、チタン白、カーボンブ
ラツク等の顔料や、その他の助剤、充填材等を添加混合
しても良い。
解する場合には、必要に応じて、チタン白、カーボンブ
ラツク等の顔料や、その他の助剤、充填材等を添加混合
しても良い。
又、上記本発明のエアゾル塗料原液組成物を使用する場
合には、LPG、フロン等の噴射剤と共にエアゾル容器
に封入して使用する。
合には、LPG、フロン等の噴射剤と共にエアゾル容器
に封入して使用する。
以上の如く、本発明の塩素系エアゾル塗料原液組成物は
、塩素化ポリオレフイン樹脂の少なくとも一種をビヒク
ルとし、溶剤中60乃至95重量%が芳香族系溶剤より
なると共に40乃至5重量%が沸点130℃以上の含酸
素系溶剤又は芳香族塩素系溶剤の少なくとも一種よりな
る溶剤に前記ビヒクルを溶解して成るので、塩素化ポリ
オレフイン樹脂又は塩素化ゴムが貯蔵中に沈澱、分離し
たり凝縮してワツクス状になつたりすることなく円滑に
溶解し、それがために、貯蔵安定性が良好であり、エア
ゾル容器に封入してスプレーした場合に噴射ノズルを詰
まらせたり、曳糸したりすることなく円滑にスプレーで
き、レベリングの良い美麗な塗膜が得られ、又、塗膜の
密着性、難燃性、耐蝕性等も良好である。
、塩素化ポリオレフイン樹脂の少なくとも一種をビヒク
ルとし、溶剤中60乃至95重量%が芳香族系溶剤より
なると共に40乃至5重量%が沸点130℃以上の含酸
素系溶剤又は芳香族塩素系溶剤の少なくとも一種よりな
る溶剤に前記ビヒクルを溶解して成るので、塩素化ポリ
オレフイン樹脂又は塩素化ゴムが貯蔵中に沈澱、分離し
たり凝縮してワツクス状になつたりすることなく円滑に
溶解し、それがために、貯蔵安定性が良好であり、エア
ゾル容器に封入してスプレーした場合に噴射ノズルを詰
まらせたり、曳糸したりすることなく円滑にスプレーで
き、レベリングの良い美麗な塗膜が得られ、又、塗膜の
密着性、難燃性、耐蝕性等も良好である。
以下本発明を実施例に基いて説明する。
実施例 1
上記配合物を混合、溶解して得たエアゾル塗料原液組成
物は、20℃で1力月間放置し、更に5℃で1力月間放
置して貯蔵安定性促進試験を行つたが何等異状は認めら
れず、又、フロン(噴射剤)と共にエアゾル容器に封入
してポリエチレン樹脂板上にスプレーしたところ、噴射
ノズルを詰まらせることなく円滑にスプレーでき、第1
表のような性能を有し、表面平滑性の優れた美麗な塗膜
が得られた。
物は、20℃で1力月間放置し、更に5℃で1力月間放
置して貯蔵安定性促進試験を行つたが何等異状は認めら
れず、又、フロン(噴射剤)と共にエアゾル容器に封入
してポリエチレン樹脂板上にスプレーしたところ、噴射
ノズルを詰まらせることなく円滑にスプレーでき、第1
表のような性能を有し、表面平滑性の優れた美麗な塗膜
が得られた。
実施例 2
上記配合物を混合、溶解して得たエアゾル塗料原液組成
物は、前記実施例1と同様に貯蔵安定性促進試験を行つ
たが何等異状は認められず、又、ポリプロピレン樹脂板
上にスプレーしたところ、円滑にスプレーでき、第1表
のような性能を有する美麗な塗膜が得られた。
物は、前記実施例1と同様に貯蔵安定性促進試験を行つ
たが何等異状は認められず、又、ポリプロピレン樹脂板
上にスプレーしたところ、円滑にスプレーでき、第1表
のような性能を有する美麗な塗膜が得られた。
実施例 3
上記配合物を混合、溶解して得たエアゾル塗料原液組成
物は、前記実施例1と同様に貯蔵安定性促進試験を行つ
たが何等異状は認められず、又、鉄板上にスブレ一した
ところ、円滑にスプレーでき、第1表のような性能を有
する美麗な塗膜が得られた。
物は、前記実施例1と同様に貯蔵安定性促進試験を行つ
たが何等異状は認められず、又、鉄板上にスブレ一した
ところ、円滑にスプレーでき、第1表のような性能を有
する美麗な塗膜が得られた。
比較例 1
前記実施例2において、シクロヘキサノンを添加せず、
他は実施例2に準じてエアゾル塗料原液組成物を製造し
たところ、沈澱が生成し、円滑にスプレーできず実用に
供し得るようなエアゾル塗料原液組成物が得られなかつ
た。
他は実施例2に準じてエアゾル塗料原液組成物を製造し
たところ、沈澱が生成し、円滑にスプレーできず実用に
供し得るようなエアゾル塗料原液組成物が得られなかつ
た。
比較例 2
前記実施例3において、ジエチレングライコールモノブ
チルエーテルを添加せず、他は実施例3に準じてエアゾ
ル塗料原液組成物を製造したところ、前記比較例1と同
様、沈澱が生成し、実用に供し得るようなエアゾル塗料
原液組成物が得られなかつた。
チルエーテルを添加せず、他は実施例3に準じてエアゾ
ル塗料原液組成物を製造したところ、前記比較例1と同
様、沈澱が生成し、実用に供し得るようなエアゾル塗料
原液組成物が得られなかつた。
比較例 3
前記実施例1において、トルエンおよびオルソジクロー
ルベンゼンの配合量を変更して夫々50重量部づつ添加
し、他は実施例1に準じてエアゾル塗料原液組成物を製
造したところ、前記比較例1と同様、沈澱が生成し、高
沸点(沸点130℃以上)の溶剤であるオルソジクロー
ルベンゼンの配合割合が多いため塗膜の乾燥性も悪くな
り、実用に供し得るようなエアゾル塗料原液組成物が得
られなかつた。
ルベンゼンの配合量を変更して夫々50重量部づつ添加
し、他は実施例1に準じてエアゾル塗料原液組成物を製
造したところ、前記比較例1と同様、沈澱が生成し、高
沸点(沸点130℃以上)の溶剤であるオルソジクロー
ルベンゼンの配合割合が多いため塗膜の乾燥性も悪くな
り、実用に供し得るようなエアゾル塗料原液組成物が得
られなかつた。
比較例 4
前記実施例3において、トルエンおよびジエチレングラ
イコールモノブチルエーテルの配合量を変更して、前者
を98重量部、後者を2重量部添加し、他は実施例3に
準じてエアゾル塗料原液組成物を製造したところ、前記
比較例1と同様、沈澱が生成し、実用に供し得るような
エアゾル塗料原液組成物が得られなかつた。
イコールモノブチルエーテルの配合量を変更して、前者
を98重量部、後者を2重量部添加し、他は実施例3に
準じてエアゾル塗料原液組成物を製造したところ、前記
比較例1と同様、沈澱が生成し、実用に供し得るような
エアゾル塗料原液組成物が得られなかつた。
比較例 5
上記配合物を混合溶解して得たエアゾル塗料原液組成物
を、LPC(噴射剤)と共にエアゾル容器に封入してポ
リエチレン樹脂板上にスプレーしたところ、塗料粒子が
微粒化せずに糸状になつて噴射され、良好なる塗膜が得
られず敢も糸を樹脂板上に被着した様な外観となり、噴
射空間全体にクモの巣状に糸が散乱した。
を、LPC(噴射剤)と共にエアゾル容器に封入してポ
リエチレン樹脂板上にスプレーしたところ、塗料粒子が
微粒化せずに糸状になつて噴射され、良好なる塗膜が得
られず敢も糸を樹脂板上に被着した様な外観となり、噴
射空間全体にクモの巣状に糸が散乱した。
又、数日間放置後スプレーしたところ、容器内で原液が
2層分離してスプレー不能であつた。
2層分離してスプレー不能であつた。
Claims (1)
- 1 塩素化ポリオレフィン樹脂をビヒクルとし、溶剤中
60乃至95重量%が芳香族系溶剤よりなると共に40
乃至5重量%が沸点130℃以上の含酸素系溶剤又は芳
香族塩素系溶剤の少なくとも一種よりなる溶剤に前記ビ
ヒクルを溶解して成ることを特徴とする塩素系エアゾル
塗料原液組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55179417A JPS5934739B2 (ja) | 1980-12-17 | 1980-12-17 | 塩素系エアゾル塗料原液組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55179417A JPS5934739B2 (ja) | 1980-12-17 | 1980-12-17 | 塩素系エアゾル塗料原液組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57102962A JPS57102962A (en) | 1982-06-26 |
JPS5934739B2 true JPS5934739B2 (ja) | 1984-08-24 |
Family
ID=16065495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55179417A Expired JPS5934739B2 (ja) | 1980-12-17 | 1980-12-17 | 塩素系エアゾル塗料原液組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5934739B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62153348A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-08 | Atom Kagaku Toryo Kk | 超速乾性エアゾ−ル原液組成物 |
DE19646610C1 (de) * | 1996-11-12 | 1997-12-11 | Basf Lacke & Farben | Aerosolbeschichtungszusammensetzung sowie ihre Verwendung zur Beschichtung von Kunststoffsubstraten |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5250322A (en) * | 1975-10-21 | 1977-04-22 | Kansai Paint Co Ltd | Method for improving coating properties of a paint based on chklorinat ed rubber |
-
1980
- 1980-12-17 JP JP55179417A patent/JPS5934739B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5250322A (en) * | 1975-10-21 | 1977-04-22 | Kansai Paint Co Ltd | Method for improving coating properties of a paint based on chklorinat ed rubber |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57102962A (en) | 1982-06-26 |
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