JPS59343Y2 - 可撓性膜製可動堰 - Google Patents
可撓性膜製可動堰Info
- Publication number
- JPS59343Y2 JPS59343Y2 JP5929881U JP5929881U JPS59343Y2 JP S59343 Y2 JPS59343 Y2 JP S59343Y2 JP 5929881 U JP5929881 U JP 5929881U JP 5929881 U JP5929881 U JP 5929881U JP S59343 Y2 JPS59343 Y2 JP S59343Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible membrane
- movable weir
- rubber
- cloth
- bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Barrages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、少くとも横断面の1部に可撓性膜例えばゴム
引布膜を用いて形成した両端が閉じられた袋状体の中に
流体を送り込みふくらませて筒状体となし、これにより
堰の役目を果す様にした可撓性膜製可動堰の改良に関す
るものである。
引布膜を用いて形成した両端が閉じられた袋状体の中に
流体を送り込みふくらませて筒状体となし、これにより
堰の役目を果す様にした可撓性膜製可動堰の改良に関す
るものである。
この種可動堰の設置に当っては次のような問題がある。
■ 法部にアンカーを設はゴム引布を固定金具で固定す
ると、法部固定金具とゴム引布の間で摩耗を生じる。
ると、法部固定金具とゴム引布の間で摩耗を生じる。
■ 大型の堰となると法部のアンカーセットが大変むつ
かしい。
かしい。
■ ゴム引布にしわが発生し易い特に4つ折屈間疲労が
生じ易い。
生じ易い。
このような問題点を解決したものが本考案の可動堰であ
る。
る。
以下に例示図面に就いて本考案を詳細に説明する。
第1.2.3図において、6は河川床コンクリート、1
3は法部コンクリートである。
3は法部コンクリートである。
1は第4図に示す如き引布本体で、その形状は膨張の状
態で断面円弧状形で両端の法部コンクIJ−H3に接す
る面が平面となる様閉じられており、上記円弧の下部は
後記するようにアンカーボルト5に接合される様に製作
される。
態で断面円弧状形で両端の法部コンクIJ−H3に接す
る面が平面となる様閉じられており、上記円弧の下部は
後記するようにアンカーボルト5に接合される様に製作
される。
法部コンクリート13にゴム引布本体1の端面が接する
ところは例えばゴム、ゴム引布、エポキシ樹脂等のシー
ト、板或いは塗布硬化層等の摩耗防止層7が設けられて
いる。
ところは例えばゴム、ゴム引布、エポキシ樹脂等のシー
ト、板或いは塗布硬化層等の摩耗防止層7が設けられて
いる。
前記5は河川床コンクノートに埋設されたアンカーボル
トで平面図の第2図に示す如く、河川床6の部分にA、
B、C,Dの位置に埋設される。
トで平面図の第2図に示す如く、河川床6の部分にA、
B、C,Dの位置に埋設される。
上記アンカーボルト5とゴム引布本体1との接合は例え
ば特許出願公告昭44−2371等による。
ば特許出願公告昭44−2371等による。
10.11は止水矢板(下を水がくぐらないために設け
る)、8,9は止水目的の帯型コンクリートである。
る)、8,9は止水目的の帯型コンクリートである。
2はコンクリート面からの水もれ、空気もれを防ぐため
に設置するゴム引布であり、ゴム引布本体1とゴム引布
2とはアンカーボルト5の部分で接合されて密閉された
室15即ち袋状体を形成する。
に設置するゴム引布であり、ゴム引布本体1とゴム引布
2とはアンカーボルト5の部分で接合されて密閉された
室15即ち袋状体を形成する。
4はゴム引布2を後述の配管3の出入口においておさえ
つけ気密、水蜜を保つ7ランジである。
つけ気密、水蜜を保つ7ランジである。
操作室14より水又は空気を配管3を通じて密閉された
室15の内部に送りゴム引本体1を膨張させてはると可
動堰が形成される。
室15の内部に送りゴム引本体1を膨張させてはると可
動堰が形成される。
12はこの形成された可動堰によりせき止められた水で
ある。
ある。
せき止める水のかさは操作室よりの水又は空気の量を調
整することにより堰の高さがコントロール出来てこれに
より行うことが出来る。
整することにより堰の高さがコントロール出来てこれに
より行うことが出来る。
以上の様な本考案によると下記のような利点がある。
■ 法部にアンカーを設はゴム引布を固定金具で固定す
るものでないので、法部固定金具とゴム引布の間で摩耗
を生じない。
るものでないので、法部固定金具とゴム引布の間で摩耗
を生じない。
■ 法部にアンカーセットを行わないので設置作業が容
易である。
易である。
■ゴム引布の袋両端を閉じる単純なゴム引布の型であり
、しわが発生し難く特に4つ折屈間疲労がない。
、しわが発生し難く特に4つ折屈間疲労がない。
■ 摩耗防止層を設けているので、可撓性膜がコンクリ
ートと接触摺動し損傷することから防止する。
ートと接触摺動し損傷することから防止する。
第1図は本考案の可動堰の正面図、第2図は本考案の可
動堰の平面図、第3図は第1図のE−E横断面図、第4
図は本考案の可動堰に用いるゴム引布本体の斜視図(た
だしふくらませた場合になる形で示す)で、図イは法部
が垂直な場合のもの、同口は法部が傾斜している場合の
ものを夫々例示している。 1・・・・・・可撓性膜(ゴム引布本体)、2・・・・
・・ゴム引布、3・・・・・・配管、4・・・・・・フ
ランジ、5・・・・・・アンカーボルト、6・・・・・
・河川床コンクリート、7・・・・・・摩耗防止層(例
えばゴムシート)、8・・・・・・帯型コンクリート、
9・・・・・・帯型コンクリート、10・・・・・・止
水矢板、11・・・・・・止水矢板、12・・・・・・
水、13・・・・・・法部コンクリート、14・・・・
・・操作室、15・・・・・・密閉された室(袋状体)
。
動堰の平面図、第3図は第1図のE−E横断面図、第4
図は本考案の可動堰に用いるゴム引布本体の斜視図(た
だしふくらませた場合になる形で示す)で、図イは法部
が垂直な場合のもの、同口は法部が傾斜している場合の
ものを夫々例示している。 1・・・・・・可撓性膜(ゴム引布本体)、2・・・・
・・ゴム引布、3・・・・・・配管、4・・・・・・フ
ランジ、5・・・・・・アンカーボルト、6・・・・・
・河川床コンクリート、7・・・・・・摩耗防止層(例
えばゴムシート)、8・・・・・・帯型コンクリート、
9・・・・・・帯型コンクリート、10・・・・・・止
水矢板、11・・・・・・止水矢板、12・・・・・・
水、13・・・・・・法部コンクリート、14・・・・
・・操作室、15・・・・・・密閉された室(袋状体)
。
Claims (3)
- (1)少くとも横断面の1部に可撓性膜を用いて河川床
に取り付は形成した両端が閉じられた袋状体であり、こ
の袋状体に流体を送り込み筒状体にふくらませた場合そ
の長さ方向両端面が河川の法部コンクリートの面に近接
する平面となる様に形作られており、河川の法部コンク
リートの上記筒状体両端面と近接する面にもしくは筒状
体両端面に摩耗防止層を設けたことを特徴とする可撓性
膜製可動堰。 - (2)可撓性膜がゴム引布膜である実用新案登録請求の
範囲第1項記載の可撓性膜製可動堰。 - (3)摩耗防止層がゴム、ゴム引布、エポキシ樹脂であ
る実用新案登録請求の範囲第1項、又は第2項記載の可
撓性膜製可動堰。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5929881U JPS59343Y2 (ja) | 1981-04-23 | 1981-04-23 | 可撓性膜製可動堰 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5929881U JPS59343Y2 (ja) | 1981-04-23 | 1981-04-23 | 可撓性膜製可動堰 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56168523U JPS56168523U (ja) | 1981-12-12 |
JPS59343Y2 true JPS59343Y2 (ja) | 1984-01-07 |
Family
ID=29653771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5929881U Expired JPS59343Y2 (ja) | 1981-04-23 | 1981-04-23 | 可撓性膜製可動堰 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59343Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2603402T3 (es) * | 2001-07-09 | 2017-02-27 | Obermeyer, Henry K | Compuerta para el control del agua y accionador para la misma |
-
1981
- 1981-04-23 JP JP5929881U patent/JPS59343Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56168523U (ja) | 1981-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0775781B1 (en) | Waterproofing system for hydraulic structures with rigid sheets in synthetic material | |
JPS5848684B2 (ja) | ボウチヨウシキヌノダムオキソノウエニ ケイリユウスルタメノクミタテブツ | |
US2970803A (en) | Valve seal | |
JPS59343Y2 (ja) | 可撓性膜製可動堰 | |
CN213204082U (zh) | 一种地下连续墙槽段防绕流结构 | |
JP3707370B2 (ja) | 止水シェルタおよび止水工事方法 | |
US3381706A (en) | Roll-on gate valve | |
GB2180579A (en) | Collapsible dam or sluice gate | |
JP2875042B2 (ja) | 通水路開閉装置 | |
FI106873B (fi) | Menetelmä uuttolaitteiston tiivistämiseksi | |
JPS5930040Y2 (ja) | ゴム堰 | |
JPH059567B2 (ja) | ||
JP2004176328A (ja) | 空圧式起伏ゲート | |
CN217782111U (zh) | 一种用于坞口的充气式止水结构 | |
JP3014128U (ja) | ゴム引布製起伏堰 | |
CN211113489U (zh) | 一种用于钢坝闸的新型充气式顶止水装置 | |
JPH01165822A (ja) | ケーソンの目地材 | |
CN221421857U (zh) | 一种橡胶坝消力池水毁修复装置 | |
JP7387947B1 (ja) | 水防構造及び水防方法 | |
JP2977630B2 (ja) | 密閉通水路開閉装置 | |
JPS5930038Y2 (ja) | ゴム堰 | |
JP3378966B2 (ja) | 連続地中壁を構築する方法及び連続地中壁 | |
CN219033547U (zh) | 一种气膜安装结构 | |
JP2000104238A (ja) | 可撓膜製起伏堰の固定構造 | |
JPS6027140Y2 (ja) | ゴム堰 |