JPS5933752B2 - 掘削ジヤンボによる斜坑掘削工法 - Google Patents

掘削ジヤンボによる斜坑掘削工法

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JPS5933752B2
JPS5933752B2 JP12645679A JP12645679A JPS5933752B2 JP S5933752 B2 JPS5933752 B2 JP S5933752B2 JP 12645679 A JP12645679 A JP 12645679A JP 12645679 A JP12645679 A JP 12645679A JP S5933752 B2 JPS5933752 B2 JP S5933752B2
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JP
Japan
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jumbo
excavation
rail
excavating
blasting
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JP12645679A
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JPS5652295A (en
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光也 天野
昌寿 大森
孝 福岡
達雄 青木
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Kajima Corp
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Kajima Corp
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  • Earth Drilling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は掘削ジャンボによる斜坑掘削工法に関する。
第1図は地下発電所のレイアウトを示し、地表より搬入
トンネIL;a、、換気トンネルbを斜め下方に掘削し
、搬入トンネルaに接続して周辺ドレーン坑C、アーチ
作業坑d、下部作業坑e等を掘削して主変電室f、発電
機室g、放水路りを掘削する。
水圧管路iは急勾配であり(50°以上)、地表より斜
め下方に掘削していき掘削ズリは水圧管路作業坑jを経
て搬入トンネルaより搬出する。
従来のかかる水圧管路を掘削する斜坑掘削工法では、掘
削ジャンボの前進、後退はアップダウンジヤツキを使用
するので、その速度は遅く、発破前に掘削ジャンボを安
全な場所まで後退させるのにかなりの時間がかかった。
また掘削ジャンボは斜坑に沿って敷設したレール上を移
動するが、掘削作業の進行に伴い、敷設するレールはジ
ャンボの後方から送られるので、掘削ジャンボが邪Rに
なりレールの敷設作業がかなり困難であった。
掘削ジャンボの前進後退をワイヤ等による巻上げ巻下げ
で行うことは安全面において間P6にある。
しだがって本発明の目的は、発破時の掘削ジャンボの後
退をすみやかに行うことができ、また掘削ジャンボ走行
用のレールを簡単に掘削ジャンボの進行方向に敷設でき
る掘削ジャンボによる斜坑掘削工法を提供するにある。
本発明によれば、レール上を走行する掘削ジャンボをジ
ヤツキ取付枠に取付けたアップダウンジヤツキを介して
ワイヤーロープによシ斜め下方に牽引し、掘削ジャンボ
により岩盤を穿孔して発破用の火薬を装填し、掘削ジャ
ンボに設けられアップダウンジヤツキとは別に掘削ジャ
ンボを牽引したワイヤーローブな巻き取るウィンチで発
破の際に発破の影響を受けない地点まで掘削ジャンボを
巻き上げ、発破を行ってその掘削ズリを掘削ズリ搬出シ
ュートから落下させ、次いで掘削ジャンボのレールと同
じレール上を走行する台車を地表に設けたウィンチより
ワイヤーロープで牽引し、レール上を延長する際にその
台車に新に継ぎ足すレールを乗せて掘削ジャンボの後部
まで運び、そして掘削ジャンボに設けたレール搬送体に
乗り移して掘削ジャンボの前部まで運び、レールを継ぎ
足し延長し、次にアップダウンジヤツキにより掘削ジャ
ンボを牽引したワイヤーロープな繰り出し、以下順次こ
の作業を繰り返すようになっている。
したがって発破時には掘削ジャンボに設けたウィンチで
一時的に掘削ジャンボを待避させるので待避作業をすみ
堂かに行うことができる。
そして通常の掘削作業はアップダウンジヤツキの通常の
如(行えばよい。
またレールは別の台車で送られてきて、掘削ジャンボの
レール搬送体で掘削ジャンボの前部に送るので、掘削ジ
ャンボが邪魔にならず、掘削ジャンボを利用してレール
の敷設作業を行うことができる。
以下、第2図ないし第6図を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。
第2図Iないし■は水圧管路11すなわち急傾斜の斜坑
を掘削する態様を示し、予め斜坑掘削予定区域に水圧管
路作業坑jに至る/」・径の掘削ズリ搬出シュートiを
掘削する。
地表に設けたワイヤー巻取機1よりアップダウンジヤツ
キ2を介してワイヤーロープ7a、7bで掘削ジャンボ
9を牽引し、掘削ジャンボ9は斜坑iの底面に敷設した
レール8上を走行する。
アップダウンジヤツキ2は第2図■および■に示すよう
に斜坑人口に立設したジヤツキ取付枠3に取付けられて
おり、また第1のワイヤーロープ7aの下端はダブルブ
ロッキングセット4に連結すれ(第1のワイヤーロープ
7aの最大伸長は例えば200Mとする。
)ダブルブロッキングセット4と一体に設けたシーブブ
ロック5と掘削ジャンボ9に設けたシーブブロック6と
の間に第2のワイヤーロープ7bが介装されている(第
2のワイヤーロープ7bの最大伸長は例えば30Mとす
る。
)掘削ジャンボ9には詳細を後述するワイヤーロープ7
bの巻取ウィンチが設けられており、そのウィンチによ
り発破の際に発破の影響を受けない地点まで掘削ジャン
ボ9を巻き上げる。
なお、この実施例ではワイヤーロープ7a、7bは4本
用いられており、ワイヤー巻取機1およびアップダウン
ジヤツキ2はそれに対応した数だけ設けられている。
第3図は掘削ジャンボ9の一例を示し、図示のものは2
ブームジヤンボであり、第4図に示すように前述のワイ
ヤーロープ7a、7bに牽引されレール8上を走行する
掘削ジャンボ9は従来のものと同様、穿孔機10、コン
トロールボックス11 、制ff1l盤12、コンプレ
ッサ13、iE源ケーブルリール15、油圧バック16
oチヤージングプラツトホーム17等を備えている。
まだ発破の際にワイヤーロープ7bを巻き取り掘削ジャ
ンボ9を発破の影響を受けない地点まで巻き上げるウィ
ンチ14をワイヤーロープ7bとの関係を第4図に示す
なお、発破の際に第1図に示すアップダウンジヤツキ2
で掘削ジャンボ9を引き上げることも考えられるが、ア
ップダウンジヤツキ2は掘削ジャンボ9をきわめて除々
に昇降させるものであり、アップダウンジヤツキ2によ
るのは不適当である。
掘削が進むにつれて既設のレール8に新たなレール8を
継ぎ足していくが、継ぎ足すレール8は第5図および第
6図に示すように入車29により掘削ジャンボ9の後部
まで搬送される。
入車29は地表に設けたウィンチ27よりのワイヤーロ
ープ28により牽引され、掘削ジャンボ9のレール8と
同じレール上を走行する。
地表には継ぎ足すレール8を入車29に積み込むだめチ
ェーンブロック34が設けられており、このチェーンブ
ロック34は地表上に水平方向に突出して設けたレール
33に沿って走行し、新たなレール8を入車29に積み
込む。
入車29をガイドするガイドワイヤー31(2本)が設
けられており、基端はワイヤー巻取ドラム30に連結さ
れ、また先端は掘削ジャンボ9に設けたシーブ24にガ
イドされて重錘25付きワイヤー緊張装置26に連結さ
れている。
また入車29には万一牽引ワイヤーローブ28が切断し
た場合ガイドワイヤー31をクランプして八車29の逸
走を防止するワイヤークランプ32が設けられている。
掘削ジャンボ9は、入車29によりジャンボ9の後部ま
で運んできた新たに継ぎ足すレール81をジャンボ9の
前部まで運ぶレール搬送体を備えている。
すなわち、第3図に示すように掘削ジャンボ9には複数
本の支柱18(図示の例では左右に3本ずつ計6本)が
立設されており、その支柱18の上方にレール19が固
設されている。
レール19に沿って走行体20が設けられており、走行
体20はギアートモ−トルとチェーン23によりレール
19に沿って走行する。
走行体20は新たに継ぎ足すレール8を吊下するチェー
ンブロック21を備えている。
したがって入車29により掘削ジャンボ9の後部まで運
ばれてきたレール8は走行体20のチェーンブロック2
1により吊下され、ギヤートモ−トル22を作動させチ
ェーン23により走行体20を掘削ジャンボ9の後部よ
り前部に移動させることにより掘削ジャンボ9の前部に
運ばれる。
そして走行体20のチェーンブロック21を操作して既
設のレール8に新たなレール8を継ぎ足しレールの延長
を行う。
次に前述の装置を用いて水圧管路i、すなわち急勾配の
斜坑を掘削する態様について説明する。
地表に設置したワイヤー巻取機1よりのワイヤーローブ
7a、7bによりアップダウンジヤツキ2を介して牽引
された掘削ジャンボ9をそれに設けたジヤツキを作動さ
せてシュー(共に図示せず)を斜坑壁面に打ち込むこと
により固定する。
この状態で掘削ジャンボ9を作動させ、穿孔機10によ
り適数本の火薬装填孔を穿孔し、火薬装填孔に火薬を装
填する。
次いで掘削ジャンボ9に設けたウィンチ14を作動させ
てワイヤーロープ7bを巻き取り掘削ジャンボ9を発破
の影響を受けない地点まで巻き上げる。
この状態で発破を行い、掘削ズリは掘削ズリ排出シュー
トiに落し適宜手段例えば台車により地表に搬出する。
掘削ズリの排出を終えればシューを緩めアップダウンジ
ヤツキ2を作動させて掘削ジャンボ9を新たな切羽まで
下降させ前述の作業を行う。
掘削が進み切羽が既設のレール8の下端近くまで進行す
ればレールの継ぎ足しを行う、これには地表に設けたチ
ェーンブロック34で新たに敷設するレール8′を入車
29に積み牽引ウィンチ27を作動してレール8′を搭
載した入車29を掘削ジャンボ9の後部まで下降させる
次いで掘削ジャンボ9に設けたチェーンブロック21で
レール8を吊下しギアートモ−トル22を作動して走行
体20によりレール8′を掘削ジャンボ9の前部まで搬
送する。
そしてチェーンブロック21を操作して新だなレール8
′を既設のレール8に継ぎ足す。
以下同様の操作を繰り返して斜坑の掘削を行う。
以上説明したように本発明の斜坑掘削工法によれば発破
の際に迅速に掘削ジャンボを発破の影響を受けない地点
まで巻き上げることができ、かつ掘削が進むにつれて迅
速にレールの継ぎ足しを行うことができるものであって
、能率よく斜坑の掘削を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は地下発電所のレイアウトを示す図である。 第2図工ないし■は本発明の斜坑掘削工法により斜坑を
掘削している態様を示し、■は斜坑の縦断面図、■は横
断面図、■はアップダウンジヤツキ取付部およびジヨイ
ントシープ取付部の詳細側面図、■は同平面図である。 第3図は掘削ジャンボの詳細側面図である。 第4図は掘削ジャンボおよび入車の平面図である。 第5図は入車で掘削ジャンボの後部まで搬送したレール
を掘削ジャンボの前部まで搬送する態様を示す側面図で
ある。 第6図は入車の牽引ウィンチおよび入車のガイドワイヤ
ーローブ巻取ドラムの平面図である。 1・・・・・・ワイヤー巻取機、2・・・・・・アップ
ダウンジヤツキ、7a、7b・・・・・・掘削ジャンボ
を牽引するワイヤーロープ、8・・・・・・レール、8
′−・・・新りに敷設するレール、9・・・・・・掘削
ジャンボ、14・・・ワイヤーローブ巻取ウィンチ、1
9・・・掘削ジャンボの上部に設けたレール、20・・
・走行体、21・・・チェーンブロック、26・・・ワ
イヤ緊張装置、27・・・入車の牽引ウィンチ、28・
・・入車を牽引するワイヤーロープ、29・・・入車、
30・・・ガイドワイヤーロープ巻取ドラム、31・・
・ガイドワイヤーローブ、32・・・クランプ、33・
・・チェーンブロック。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 予め斜坑掘削予定区域に小径の掘削ズリ搬出シュー
    トを設け、その掘削ズリ搬出シュートに沿って掘削ジャ
    ンボにより斜坑を掘削する工法において、レール上を走
    行する掘削ジャンボをジヤツキ取付枠に取付けたアップ
    ダウンジヤツキを介してワイヤーロープにより斜め下方
    に牽引し、掘削ジャンボにより岩盤を穿孔して発破用の
    火薬を装填し、掘削ジャンボに設けられアップダウンジ
    ヤツキとは別に掘削ジャンボを牽引したワイヤーロープ
    な巻き取るウィンチで発破の際に発破の影響を受けない
    地点まで掘削ジャンボを巻き上げ、発破を行ってその掘
    削ズリを掘削ズリ搬出シュートから落下させ、次いで掘
    削ジャンボのレールと同じレール上を走行する台車を地
    表に設けたウィンチよりワイヤーロープで牽引し、レー
    ル上を延長する際にその台車に新に継ぎ足すレールを乗
    せて掘削ジャンボの後部まで運び、そして掘削ジャンボ
    に設けたレール搬送体に乗り移して掘削ジャンボの前部
    まで運び、レールを継ぎ足し延長し、次にアップダウン
    ジヤツキによシ掘削ジャンボを牽引したワイヤーロープ
    を繰り出し、以下順次この作業を繰り返すことを特徴と
    する掘削ジャンボによる斜坑掘削工法。
JP12645679A 1979-10-02 1979-10-02 掘削ジヤンボによる斜坑掘削工法 Expired JPS5933752B2 (ja)

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JPS5652295A JPS5652295A (en) 1981-05-11
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