JPS5933730B2 - 回転格納式車両侵入防止柵 - Google Patents

回転格納式車両侵入防止柵

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JPS5933730B2
JPS5933730B2 JP12242580A JP12242580A JPS5933730B2 JP S5933730 B2 JPS5933730 B2 JP S5933730B2 JP 12242580 A JP12242580 A JP 12242580A JP 12242580 A JP12242580 A JP 12242580A JP S5933730 B2 JPS5933730 B2 JP S5933730B2
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JP
Japan
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rotating
intrusion prevention
road surface
prevention fence
vehicle intrusion
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JP12242580A
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JPS5748003A (en
Inventor
博光 中
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NAKA GIJUTSU KENKYUSHO
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NAKA GIJUTSU KENKYUSHO
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、公園の出入口、公道から私道への出入口、
駐車場の出入口等に設置され、通常は車両の無断侵入を
防止すると共に時間帯により又は非常時には車両が通過
できるようにする車両侵入防止柵に関する。
従来、この種の車両侵入防止柵としては、例えば、人や
自転車等の通行はできても車両の通行はできないような
間隔で柵を路面に立設固定したものや、地中にあるいは
地中から柵を出没させるようにしたものや、予め路面側
に設けられた設置溝や設置穴に柵を着脱可能に嵌合設置
するようにしたもの等が知られている。
しかしながら、これら従来の車両侵入防止柵においては
、火災等の非常事態が発生して消防自動車等の車両の通
行が必要になってもこれらの車両が通行できなかったり
、又、無理にでも通行する必要がある場合には柵をとり
壊さなければならなくなり、特に非常時に対応できない
という問題があったり、路面に柵の高さ寸法に等しい深
さの縦穴を穿設して柵の上下方向スライドを案内するた
めの案内筒を埋設する等設置工事が大がかりになったり
、案内筒内に砂、小石、塵芥、雨水等が入り込んで溜り
、案内筒内が詰ったり発錆したりして柵の出没動作に支
障を来たすという問題があったり、更には、柵を持ち逃
げされたり、柵の移動が面倒になって絡端に放り出され
たままにされて柵としての役割を果たさなくなったりす
るという種々の問題があって、従来の車両侵入防止柵は
そのいずれも満足できるものではなかった。
この発明は、かかる観点に鑑み、少くとも2本以上の脚
部を有する器本体にはその一側端寄りに位置して下端が
路面に固定される固定側脚部に回転軸を備えた回転連結
部を形成し、この回転連結部の回転軸を中心にして器本
体の回転部分を略垂直回転させることにより、この器本
体をその使用状態又は格納状態に移行させることができ
るようにし、これによって上記各問題点を一挙に解決す
ることができる回転格納式車両侵入防止柵を提供するも
のである。
以下、添付図面に示す実施例に基づいて、この発明の詳
細な説明する。
第1図ないし第3図において、この発明の第一実施例に
係る回転格納式車両侵入防止柵Aが示されている。
この車両侵入防止柵Aは、その橋本体1が路面Gに対し
て略水平に配設された水平部2と、この水平部2の両端
より路面Gに向けて略垂直に設けられた一対の脚部3a
、3bとこれら脚部3a、3bの間に略水平に架設され
た水平杆4とで正面視逆U字状に形成されている。
この実施例は、上記橋本体1の全体を垂直回転すること
により使用状態又は格納状態に移行させるようにした場
合を示すもので、橋本体1は全体として一体的に形成さ
れており、橋本体1の一方の脚部3aはその下端が路面
Gに固定された支持ブラケット5に連結固定され、又、
他方の脚部3bはその下端が路面Gに固定された係止塵
6を介して路面Gに接地している。
支持ブラケット5に連結固定された固定側脚部3aには
、その下端に、支持ブラケット5の上面に設けた軸受部
7に回転軸8によって回転自在に軸支された回転連結部
9が設けられ、この回転軸8は橋本体1が形成する仮想
平面に対して略垂直で路面Gに対して略水平な軸心を有
し、これによって橋本体1はその全体が回転部分となっ
て上記回転軸8の軸回りに略垂直回転をすることができ
ると共に上記回転軸8によって横方向に倒れるのを防止
され、回転部分に位置する回転側脚部の下端は橋本体1
全体の自重により上記係止塵6に係止している。
この第一実施例において、係止塵6にはその上面に上方
に向けて突出する突起10が形成されており、橋本体1
が車両の通行を防止するその使用状態に位置して回転側
脚部3bの下端が係止塵6に係止している際に突起10
は中空に形成された回転側脚部3bの下側に嵌脱自在に
嵌合しており、第2図に示すように、回転側脚部3bの
下端と突起10とを貫通するロックピン11によって回
転側脚部3bの下端が係止塵6からむやみに離れないよ
うになっている。
従ってここの第一実施例の回転格納式車両侵入防止柵A
によれば、第3図に示すように、例えば公道から私道へ
の出入口の路面Gに設置し、橋本体1がその使用状態に
あるときにはこの出入口からの車両の侵入を防止し、父
、橋本体1をその格納状態に移行させるには、先ず、回
転側脚部3b下端のロックピン11を抜き取り、橋本体
1全体を固定側脚部3aに形成した回転連結部9の回転
軸8の軸回りに約90°だけ別垂直回転させ、この橋本
体1を想像線で示すような車両の通行が可能となる格納
状態に移行させればよい。
尚、上記第一実施例においては、橋本体1の回転側脚部
3aは、その下端に形成された回転連結部9の回転軸8
によって支持ブラケット5に連結されると同時に横方向
には倒れないようになっているが、この回転軸8のみに
よって橋本体1を起立状態に保持すると回転連結部9に
無理がくるような場合には、例えば、第4図及び第5図
に示すように、支持ブラケット5の上面に設けた軸受部
7を断面略U字状に形成し、この軸受部7の上部を上方
に延長することによって橋本体1の固定側脚部3aを起
立状態に保持するようにしてもよい。
次に、第6図及び第7図に示す第二実施例の回転格納式
車両侵入防止柵Aは、橋本体の一部を垂直回転すること
により使用状態又は格納状態に移行させるようにした場
合を示し、上記第一実施例の場合とは異なり、固定側脚
部3aの上端に回転連結部9が設けられており、橋本体
1はその水平部2と回転側脚部3bとが回転部分となっ
て回転連結部9の回転軸8の軸回りに略垂直回転をし、
橋本体1は、回転側脚部3bの下端が路面Gに固定され
た係止塵6を介して路面Gに接地しているその使用状態
(第6図において想像線で示す)から上記回転部分が固
定側脚部3aの反対側まで回転したその格納状態(第6
図において実線で示す)に移行できるようになっている
この第二実施例において、固定側脚部3aの下部にはフ
ランジ部13が設けられており、固定側脚部3aはこの
フランジ部13より下方に位置するアンカ一部14が路
面Gに埋設されることにより立設されており、又、固定
側脚部3aの上端に形成された回転連結部9は、固定側
脚部3a上端に形成された軸受部7と水平部2の一端に
形成された二叉状のm走部15とこれら軸受部7と軸固
定部15との間を軸支する回転軸8とで形成されている
更に、第8図及び第9図に示す第三実施例の回転格納式
車両侵入防止柵Aは、上記各実施例とは異なり、固定側
脚部3aが下部16と上部17とに中間位置で分割され
ており、回転軸8が固定側脚部3aより外側に位置する
蝶番18によって上下部16.17が互いに連結されて
回転連結部9が形成されている。
従って、この第三実施例によれば、器本体1の回転部分
を構成する固定側脚部3aめ上部17、水平部2及び回
転側脚部3bは第8図に想像線で示すその使用状態から
回転軸8の軸回りに約180°垂直回転をして実線で示
す格納状態に移行するもので、この格納状態において水
平部2全体が路面Gに接するようにすれば格納状態にお
ける器本体1の安定性が向上する。
尚、上記第二及び第三実施例においても、第一実施例に
おける回転連結部9の変形例として第4図及び第5図に
示したように、器本体1の使用状態においてその回転部
分をより安定な状態に保持できるように、回転連結部9
を形成することができる。
又、第10図及び第11図に示す第四実施例の回転格納
式車両侵入防止柵Aは、上記各実施例の場合とは異なり
、路面Gに固定される平板状のブラケット基板19の下
面側にはその両端部に上端開口筒状の保持部12a、1
2bを設け、器本体1の各脚部3a、3bにはその下部
にフランジ20を設け、固定側脚部3aにはそのフラン
ジ20より下方に形成した軸受部7と上記保持部12a
内に上下方向摺動自在に嵌合した摺動子21とを回転軸
8で回動自在に軸支することにより回転連結部9を形成
し、上記摺動子21には回転連結部9が保持部12a内
から上方に引き出された際に保持部12aの上端に形成
した内向フランジ部22に係止する係止フランジ部23
を設け、一方、回転側脚部3bにはそのフランジ20よ
り下方に上記保持部12b内に嵌脱自在に嵌合する嵌入
部24を設けたもので、器本体1を上方に引き上げて上
記回転連結部9と嵌入部24とを保持部12 a−12
b内から引き出し、これによって回転部分となる器本体
1全体を回転連結部90回転軸8の軸回りに回転可能に
し、第10図に想像線で示す格納状態まで器本体1を略
垂直回転させるようにしたものである。
この第四実施例によれば、器本体1はその使用状態にお
いて固定側及び回転側の両脚部3a、3bの下端部、即
ち、回転連結部9と嵌入部24とが共に筒状に形成され
た保持部12a、12b内に保持され、その起立状態が
安定するほか、器本体1についてはその格納状態におい
て摺動子21を中心に略水平回転をさせることができ、
固定側脚部3aが絡端の塀等に接近して立設されている
ために器本体1を略垂直回転させてその格納状態まで移
行させるスペースがないような場合には、器本体1を略
垂直回転させると同時に略水平回転をさせることにより
その格納状態まで移行させるようにしてもよい。
尚、上記各実施例においては、器本体1が一対の脚部3
a、3bを有する場合について説明したが、器本体1の
脚部の数は2本の場合に限られるものではなくて3本以
上であってもよく、又、この発明の回転格納式車両侵入
防止柵Aは、第3図に示すように単独で使用する場合に
限らず、例えば第12図に示すように、一対の車両侵入
防止柵Aを、その器本体1の回転側脚部3bが互いに接
近するように、固定側脚部3aを外側にして横一列に並
べて設置し、器本体10回転部分(第12図においては
器本体1全体である)を左右に略垂直回転させ、格納状
態となった器本体1間を車両が通行できるようにしても
よく、この場合には互いに隣接する回転側脚部3b間を
ロックピン11その他適当な連結手段で連結することに
より左右両側の器本体1を同時にロックすることができ
る。
以上の通り、この発明の回転格納式車両侵入防止柵は、
器本体の一側端寄りに位置して下端が路面に固定される
固定側脚部には回転軸を備えた回転連結部を設け、更に
器本体の水平部と一体的に形成される他の脚部の下端を
路面上に載置して、上記回転連結部の回転軸を中心にし
て器本体の回転部分を略垂直回転させることにより、器
本体をその使用状態又は格納状態に移行させることがで
きるようにしたので、公園の出入口、公道から私道への
出入口、駐車場の出入口等に固定側脚部を絡端寄りにす
ると共に回転側脚部を道幅の中央寄りにして設置し、車
両の侵入を防止すると共に、時間帯によりあるいは非常
時には器本体の回転部分を略垂直回転させて器本体を格
納状態に移行させ、車両が通行できるようにすることが
でき、又、器本体を地中からあるいは地中に出没きせる
場合のように車両侵入防止柵の設置工事が大がかりにな
ることがなく、その上全体の構造が極めて簡単なので、
製造コストが安くすみ、更に、固定側脚部の下端が路面
に固定されるので器本体を持ち逃げされたり絡端に放り
出されたままにされる虞れが全くなく、しかも器本体を
その使用状態と格納状態との間で移行させる操作が容易
であり、従来の車両侵入防止柵に比べてその実用的価値
の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第一実施例に係る回転格納式車両侵
入防止柵の正面図、第2図は第1図の回転側脚部の下端
を拡大して示す一部断面図、第3図は第1図の車両侵入
防止柵の設置状態を示す斜視説明図、第4図は固定側脚
部に設けた回転連結部の変形例を示す部分断面図、第5
図は第4図のv−v線断面図、第6図は第二実施例の回
転格納式車両侵入防止柵の正面図、第7図はその回転連
結部を示す部分拡大斜視図、第8図は第三実施例の回転
格納式車両侵入防止柵の正面図、第9図はその回転連結
部を示す部分断面図、第10図は第四実施例の回転格納
式車両侵入防止柵の斜視図、第11図はその回転連結部
の部分拡大断面図、第12図は他の設置状態を示す正面
図である。 A・・・・・・車両侵入防止柵、G・・・・・・路面、
1・・・・・・橋本体、2・・・・・・水平部、3a・
・・・・・固定側脚部、3b・・・・・・回転側脚部、
8・・・・・・回転軸、9・・・・・・回転連結部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の脚部とこれら脚部の間を連結する水平部とを
    有する器本体を路面に立設してなる車両侵入防止柵にお
    いて、上記器本体の一側端寄りに位置して下端が路面に
    連結固定される−の脚部には軸心を上記器本体が形成す
    る仮想平面に対して略垂直でかつ路面に対して略水平と
    した回転軸を有する回転連結部を設けるとともに、上記
    水平部と一体的に形成された他の脚部の下端を路面上に
    載置して、上記回転連結部の回転軸を中心にして器本体
    の全部又は上記他の脚部を含む一部を、車両の通行を防
    止する使用状態と車両の通行を許容する格納状態との間
    で略垂直回転させることを特徴とする回転格納式車両侵
    入防止柵。
JP12242580A 1980-09-05 1980-09-05 回転格納式車両侵入防止柵 Expired JPS5933730B2 (ja)

Priority Applications (1)

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Publication Number Publication Date
JPS5748003A JPS5748003A (en) 1982-03-19
JPS5933730B2 true JPS5933730B2 (ja) 1984-08-17

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ID=14835508

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