JPS5933645Y2 - インクジエツトプリンタ - Google Patents

インクジエツトプリンタ

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Publication number
JPS5933645Y2
JPS5933645Y2 JP5503981U JP5503981U JPS5933645Y2 JP S5933645 Y2 JPS5933645 Y2 JP S5933645Y2 JP 5503981 U JP5503981 U JP 5503981U JP 5503981 U JP5503981 U JP 5503981U JP S5933645 Y2 JPS5933645 Y2 JP S5933645Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deflection
amount
ink
dot
recording
Prior art date
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Expired
Application number
JP5503981U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56171240U (ja
Inventor
功 藤本
健 粕「淵」
正彦 相羽
Original Assignee
日本電信電話株式会社
シャープ株式会社
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Publication date
Application filed by 日本電信電話株式会社, シャープ株式会社 filed Critical 日本電信電話株式会社
Priority to JP5503981U priority Critical patent/JPS5933645Y2/ja
Publication of JPS56171240U publication Critical patent/JPS56171240U/ja
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はノズルより噴出するインク流に超音波振動を加
え、その超音波振動周期に一致するインク粒子を発生さ
せ、このインク粒子のそれぞれに記録信号に対応した電
荷を与え、高圧定電界中を通過させて各インク粒子を帯
電量に応じて垂直方向への偏向を行わせると共にノズル
を搭載したヘッドの水平定速移動により水平方向の偏向
を行わせ、文字・記号等をドツトマトリクスにより記録
するインクジェットプリンタに関するものである。
ここでインク粒子は数十m/sec程度の高速で空気中
を飛行するため種々な空気による擾乱を受けこれが記録
の歪として現われる。
本考案は上述の空気抵抗による記録型を除去すると共に
記録記号の傾斜を任意の値にできるよう構成したインク
ジェットプリンタを提供する。
以下図面と共に本考案を詳細に説明する。
第1図、第2図及び第3図は従来の帯電量制御型インク
ジェットプリンタの説明に供する図で、凭1図は1文字
の走査、偏向順序を示す説明図、第2図はインク粒子の
飛行径路を示す模式図、第3図は印字例を示す図である
一般に帯電量制御型インクジェットプリンタを用いドツ
トマトリクスにより文字等の記号を記録する場合、横方
向の偏向は行わず、ノズルC及び帯電電極D(第2図参
照)等を載置したヘッドを水平定速移動させ、縦方向偏
向のみを高圧偏向板E(第2図参照)を用いて行う。
そのため記録記号は第1列より順次記録されて。
又、従来の方式では各列とドツトを偏向量の小さい下の
方から順次偏向量の大きい上の方へと走査するため、印
字文字は第1図の如くヘッドの進行方向Aに傾斜する。
なお第1図は7列5列の35個のドツトで1文字Hを印
字する場合を示しており、第7行第1列目のドツト1か
ら印字が始まり、第1行第5列目のドラ)35で印字が
終了する。
図では印字に関係する各ドツトに番号を附して走査、偏
向順序を示した。
ここで第1列目のドツト1〜7の飛行状態を第2図を用
いて考えると、ドツト1〜7はインクビームの基準方向
Bに平行になる可能性が強い。
今ドツト1が偏向領域から出る瞬間を考えると、ドツト
1が偏向領域に帯空する時間が最も長く、ドツト7が偏
向領域に帯空する時間が最も短い。
一方記録信号に応じた各インク粒子の帯電量はドツト1
が最も少く、順次ドツト7に向って増加する。
このため第2図の状態において各ドツト1〜7の偏向量
は同程度となり、ドツト1〜7はインクビームの基準方
向B即ちインクビームの噴射方向にほぼ平行となる。
そのため、飛行状態において各ドツト1〜7が受ける空
気抵抗はドラ)1が最も大きく、順次ドツト7に向って
減少する。
これが原因で各ドツト1〜7のインクビームの基準方向
Bに対する速度成分はドツト1が最も小さく順次ドツト
7に向って増大することになる。
このことにより各ドツト1〜7が記録紙Fに達した時、
ドツト1は正規の偏向量(帯電電荷に比例した偏向量)
よりも多く偏向し、ドツト7の偏向量は正規の値よりも
少くなる。
これが記録記号の歪として現われることになる。
記録歪の具体例を第3図にT、I、Lの3文字について
示した。
尚第2図においてGは、記録に関与しない不用インク粒
子0,0.・・・・・・を回収するビームガターである
上述の記録歪を除去するために従来提案されている方法
には、インク粒子の飛行径路に強制的に空気流を与え各
粒子に均一に空気抵抗を与える方法、及びインク粒子を
一つおきに印字用として用いる方法等があるが、いずれ
もコストが上がる、印字速度が低下する、記録歪の除去
効果が十分でない等の問題を有し、未だ決定的な方法で
はない。
本考案は上記した種々の欠点を除去することを目的とし
、具体的には従来各列を偏向量の小さい下の方から順次
偏向量の大きい上の方へと走査していたものを、偏向量
の大きい方から順次偏向量の小さい方向へ走査、偏向す
るもので空気抵抗による記録歪を除去するのに十分な効
果を発揮する。
第4図及び第5図は本考案の一実施例を示す図で、第4
図は1文字の走査、偏向順序を示す説明図、第5図はイ
ンク粒子の飛行径路を示す模式図である。
尚第4図及び第5図において、第1図及び第2図と同一
部分は同一符号で示す。
本考案では、各列の走査を偏向量の大きいドツトから偏
向量の小さいドツトの方向へ行なう。
ここで記録に関与しない不用インク粒子0,0.・・・
・・・(第5図参照)には−切電荷を与えずインクビー
ムの基準方向Bに進行するものとすれば、偏向量の小さ
いドツトは下部に対応する。
即ちドツトマトリクスの各列は上部から下部に向って順
次走査されることになる。
この様子を示すのが第4図で、1文字Hを記録する場合
の走査、偏向方法を記録に関与する各ドツトに番号を附
して示した。
ここで第1列目のドツト1〜7の飛行状態を、ドツト1
が偏向領域から出る瞬間について第5図を用いて考える
と、ドツト1が偏向領域に帝空する時間が最も長く、ド
ツト7に向って順次減少しドツト7が偏向領域に帝空す
る時間は最も短い。
一方記録信号に応じた各インク粒子の帯電電荷量はドツ
トlが最も多く、ドツト7に向って順次減少する。
この両者の作用が加わって、ドツト1〜7は第5図に示
す如くインクビームの基準方向Bに対して平行になる可
能性は全く無く、その結果ドツト1〜7は飛行状態にお
いて均一な空気抵抗を受け、前記第2図を用いて説明し
たような空気抵抗による記録歪は完全に除去される。
ところで上記実施例においては、各列を偏向量の大きい
上から、偏向量の小さい下へ向って走査するため、記録
される記号はヘッドの水平定速移動方向Aの逆方向、即
ち左方向に傾斜する。
実験的考察によれば、印字速度に比し、ヘッドの移動速
度が十分低いため上記傾斜角は非常に小さく、記録信号
の品位に与える影響は少いが、厳格な記録を必要とする
場合には以下に示すような構成で記録記号の傾斜を制御
できる。
第6図は本考案の具体的構成を示すものであって、特に
記録記号の傾斜角を制御できるようにしたインクジェッ
トプリンタの模式斜視図である。
従来のインクジェットプリンタにおいては高圧偏向板E
は固定されていたが、これをノズルC及び帯電電極りと
共にヘッドに載置し、水平移動可能にする。
しかも高圧偏向板Eをヘッドの移動方向Aに対して平行
ではなく、傾斜を持たせ、傾斜角θを調整できるように
したものである。
この傾斜角θを上記第4図を用いて説明した記録記号の
傾斜角に応じて調整すれば、記録記号の傾きを無くした
り、もしくは従来のインクジェッタプリンタの如く右方
向に傾斜した文字を記録することができる。
このように高圧偏向板Eの傾斜角θを調整できる構成と
することで、従来ヘッドと記録紙Fの相対移動で決定づ
けられていた記録記号の傾きを任意の値にできるばかり
でなく、ゴシック体中にイタリック体を混ぜる等の操作
が可能となる。
第7図は本考案の他の実施例におけるインク粒子の飛行
径路を示す模式図である。
第4図乃び第5図を用いて説明した偏向制御においては
、各列を偏向量の大きい上から偏向量の小さい下へ向っ
て走査するため、高圧偏向板Eを上述の第6図の如く調
整する等の手段を施さない限り、記録信号は左傾斜とな
る。
そこで各列を偏向量の大きいドツトから偏向量の小さい
ドツトの方向へ順次走査し、しかもその走査方向が下か
ら上へ向うものである偏向方式を示すのが第7図である
この方式を実施するためには記録に関与しないインク粒
子0.O9・・・・・・を最も多く帯電し、記録用ドツ
ト1〜7よりも大きく偏向し、ビームガターGに当るよ
うにする。
このようにすればドツト1〜7の飛行状態において偏向
量(帯電電荷による偏向量)の大きいドツトが先行する
ため、各粒子は均一な空気抵抗を受け、空気抵抗による
記録歪は除去される。
しかも各列は下から上へ向って走査されるため記録用ド
ツトの走査順序は第1図と同様になり、右傾斜の記号が
記録される。
上述の如く本考案にあっては、記録信号に対応した電荷
をインク粒子に与え、定電界中を通過させて各インク粒
子を帯電電荷量に応じて垂直方向への偏向を行わせると
共にノズルを搭載したヘッドの水平定速移動により水平
方向の偏向を行わせ文字・記号等をドツトマトリクスに
より記録するインクジェットプリンタにおいて、前記水
平定速移動されるヘッドに、上記電荷をインク粒子に与
える帯電電極とインク粒子を帯電電荷量に応じて垂直方
向への偏向を行わせるインク粒子通路を挾んでその上下
に設けられた1対の偏向板とを搭載してヘッドと共に前
記帯電電極及び偏向板を一体に移動させる構成となし、
更に前記1対の偏向板を、記録記号の傾き制御ができる
ようその水平面に対する傾き角が調整自在な構成となす
一方、ノズルからのインク粒子をドツトマトリクスの各
列に対し偏向量の大きいドツトから偏向量の小さいドツ
トの方向に順次走査して記録させるものとしたものであ
り、前記ヘッドに偏向板をも搭載させることによって、
従来のように記録紙の前方でヘッドの移動範囲に亙って
設けられた高圧が印加されるところの大きな偏向装置を
必要とすることなく、ノズルからのインク粒子通路を挾
んだ上下に位置するだけの小型のものでよく、またこの
小型の偏向板であるが故に当該偏向板の傾き調整も簡単
に行なえて記録記号の傾きの設定が容易となり、例えば
ゴシック体中にイタリック体を混ぜる等の操作が容易と
なりしかも空気抵抗による記録歪の防止もできるもので
あり、これにより全体の構成を簡略化した上で印字品位
の向上並びに任意の傾きの記録記号が得られるインクジ
ェットプリンタを提供し得るという特徴を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の偏向制御の説明に供する図、第2図は同
上のインク粒子の飛行径路を示す模式図、第3図は同上
の印次例を示す図、第4図は本考案の一実施例による走
査、偏向順序を示す説明図、第5図は同上のインク粒子
の飛行径路を示す模式図、第6図は本考案の他の実施例
に係る模式斜視図、第7図は本考案の更に他の実施例に
おけるインク粒子の飛行径路を示す模式図である。 Aはヘッドの進行方向、Bはインクビームの基準方向、
Cはノズル、Dは帯電電極、Eは高圧偏向板、Fは記録
紙、Gはビームガターである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 記録信号に対応した電荷をインク粒子に与え定電界中を
    通過させて各インク粒子を帯電電荷量に応じて垂直方向
    への偏向を行わせると共にノズルを搭載したヘッドの水
    平定速移動により水平方向の偏向を行わせ、文字・記号
    等をドツトマトリクスにより記録するインクジェットプ
    リンタにおいて、 前記水平定速移動されるヘッドに、上記電荷をインク粒
    子に与える帯電電極とインク粒子を帯電電荷量に応じて
    垂直方向への偏向を行わせるインク粒子通路を挾んでそ
    の上、下に設けられた1対の偏向板とを載置してヘッド
    と共に前記帯電電極及び偏向板を一体に移動させる構成
    となし、更に記録記号の傾き制御ができるよう前記1対
    の偏向板の水平面に対する傾きを調整自在に設ける一方
    、前記ノズルからのインク粒子をドツトマトリクスの各
    列に対し偏向量の大きいドツトから偏向量の小さいドツ
    トの方向へ順次走査して記録させてなるインクジェット
    プリンタ。
JP5503981U 1981-04-16 1981-04-16 インクジエツトプリンタ Expired JPS5933645Y2 (ja)

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JPS56171240U JPS56171240U (ja) 1981-12-17
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