JPS5933500Y2 - 内面被覆鋼管溶接継手部のライニング装置 - Google Patents

内面被覆鋼管溶接継手部のライニング装置

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JPS5933500Y2
JPS5933500Y2 JP1979032723U JP3272379U JPS5933500Y2 JP S5933500 Y2 JPS5933500 Y2 JP S5933500Y2 JP 1979032723 U JP1979032723 U JP 1979032723U JP 3272379 U JP3272379 U JP 3272379U JP S5933500 Y2 JPS5933500 Y2 JP S5933500Y2
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JP
Japan
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mortar
pipe
tank
tube
rotary arm
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Application number
JP1979032723U
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JPS55134214U (ja
Inventor
令一 高松
正太郎 池田
Original Assignee
住金鋼管工事株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、主として鋼管の内面にモルタルライニング
加工が施された内面被覆鋼管の溶接継手部のライニング
を現地で容易に実施し得る装置に関する。
鋼管の内面にモルタルライニング加工が施された被覆鋼
管の管端部は溶接を考慮して未ライニング部となしてお
り、この部分は現地でライニングする○この現地でのラ
イニングは、作業者が管内に入りゝコテ“等の道具を使
ってモルタルを充填するのが一般的である。
しかし、このモルタル充填作業は通常管径が600mm
以上の管については、人間が管内に入って作業できるス
ペースがあるため実施できる7Q400mπ以下の管に
なると実施不可能である。
そのため、機械化して自動的に操作できるライニング装
置が望1れ、モルタルタンクとモルタル充填装置とを車
輪で走行自在に設けた装置が工夫されている。
一方、従来行われている前記モルタル充填作業は、管内
という限られた空間での作業である上、単にモルタルを
張付けるだけでなく円周溝に圧入させなければならない
ため、非常に重労働であり疲労の度合も大きい。
また、モルタルの押付は力が不十分の11充填された場
合には、配管時の振動、衝撃等により剥離する訃それも
多分にある。
又機械化されたライニング装置は装置が複雑な上、モル
タルを充填した後装置を移動してコテを当て仕上げをす
るため工程が多く作業時間が長くかかる欠点があった。
この考案は、上記の問題を解消するために開発したもの
で、溶接継手部の内面未ライニング部に自動的にモルタ
ルを充填すると同時に仕上げを行べ一工程でライニング
し得る装置を提案するものである。
この考案は、装置本体を横取するドラム状のモルタルタ
ンク1および該タンク内を管軸方向に摺動するモルタル
押出し用ピストン2、該ピストンを前後進させる駆動装
置3、モルタルを未ライニング部に充填する回転アーム
4、督よび該アーム駆動装置5、前記回転アームのスト
ロークの規制と装置本体の管内固定機能を有するウェッ
ジラム6、管内走行用車輪7を備えたもので、モルタル
タンク1内に充填されたモルタルがピストン2にて押出
され、回転アーム4を介して未ライニング部9に自動的
に充填される仕組みとなしたものである。
モルタルタンク1は上部にモルタル注入口11を有し、
前部は当板12により、後部は当板13によりそれぞれ
遮へいされている。
そして、後部当板13には駆動装置3の保持具14をボ
ルト15にて装着し、この保持具14訃よび後部当板1
3を貫通して設けたピストン摺動用ねじロッド16に、
駆動装置3に直結した主動歯車17と噛合する従動歯車
18を螺着し、駆動装置3の起動により前記主動歯車1
7および従動歯車18を介してピストン2がモルタルタ
ンク1内を管軸方向に摺動する仕組みとなす。
駆動装置3はピストン2を前後に摺動させる関係上可逆
モータとする。
モルタルを鋼管継手部の未ライニング部9に充填する回
転アーム4は、管軸方向に延びる水平管と半径方向に延
びる垂直管とからなるL形状で、モルタルタンク1の前
部当板12にボルト20にて回着した軸受部19にベヤ
リング21を介して前記水平管部分をモルタルタンク1
に回転自在に連設する。
この回転アーム4の垂直管部は、管径に対応させるため
に所望の押付は力を得る目的で、図示のごとく内筒4、
と外筒42からなる二重構造で、外筒42は内筒41に
摺動自在に外嵌し、かつ内筒41に外挿したばね22に
より常時外方への押付は力を付与されている。
この外筒42の先端部には鍔付き筒形コテ23を一体的
に設け、この筒形コテを介してモルタルが未ライニング
部9に充填される構造となす。
この回転アーム4の駆動は、モルタルタンク1の前部当
板12に固設した駆動装置5により、該装置に直結した
主動歯車24と該アームの水平部分に固着した従動歯車
25を介して回転させる仕組みとなす。
回転アーム4の子トローク規制と装置本体の管内固定機
能を有す基ウェッジラム6は、モルタルタンク1の上部
に固設した台26に軸27を支点に管径方向に回転自在
に枢着し、かつ台26との間に介在させたシリンダー2
8にて作動させる仕組みとなすとともに、前記回転アー
ムの軸受部19との間に張ったばね29にて常に管中心
方向への引張力を付与せしめ、かつ先端部が回転アーム
の外筒42に突設した係止片30に上から係合するよう
に設ける。
31は管内面との接触片である。
すなわち、このウェッジラム6は通常はばね29により
管中心方向へ引張られて回転アームの外筒42を押下げ
ており、未ライニング部9へのモルタル充填動作に入る
前にシリンダー28をばね29に抗して作動させウェッ
ジラム6を拡開して管内面に接触片31を当接して装置
を管内に固定させるとともに、回転アームの外筒42
を解放させてばね22の反発力により筒形コテ23を管
内壁に密着させる機能を有する。
走行用車輪7は図示のととぐ、モルタルタンク1の前後
にそれぞれ2個ずつ扇形に取付けられており15、前部
の走行用車輪7はモルタルタンクの前部当板12に固着
した脚32に取付けられ、後部の走行用車輪γはピスト
ン駆動装置の保持具14に固着した脚33に取付けられ
ている。
図中、34は円錐形のモルタルガイドで、回転アーム4
のモルタルタンク開口部に着脱可能に嵌着されている。
また、35は装置を管内のモルタル充填位置1で装入さ
せるための押棒からなる挿入部材を示す。
熱論これは一例であり、装置を定位置1で走行させて停
止させる手段は、この考案の要旨を変更しない範囲で任
意とする。
次に、上記装置の作用効果について説明する。
内面被覆鋼管8の未ライニング部9に、モルタルを充填
する際は、管外でモルタルタンク1内にモルタルを必要
量注入する。
続いて、駆動装置3を起動させてピストン2を前進させ
、タンク1内のモルタルを押出して回転アーム4内に入
れ、該モルタルが筒形コテ23の部分1で入るとピスト
ン2の作動を停止する。
この作業が終ると、押棒35により装置を管内に装入す
る。
そして、回転アームの筒形コテ23の部分が未ライニン
グ部9に相対向した所で装置を停止させる。
なお、装置を定位置に停止させる方法としては、押棒に
目盛を付して移動量を確認する方法、あるいはミラー等
で装入口より目視により確認する方法、捷た装置を自走
式とした場合にはその駆動モータをタイマーヤリミツト
スイッチ等を使って制御する方法等を上げることができ
る。
装置を所定の位置に停止させると、シリンダー28によ
りウェッジラム6を作動させて該装置を管内に固定させ
る。
この時、ウェッジラム6の先端が外筒42の係止片30
より離れるため、外筒42はばね22の反発力により外
方へ摺動し筒形コテ23が管内面に密着する。
しかる後、モルタルタンクの前部に設置した駆動装置5
を起動させると、主動歯車24および従動歯車25を介
して回転アーム4が該アームの水平管部を中心として回
転することにより、筒形コテ23が管内円周方向に摺接
回転する。
続いて、再びモルタルタンク後部の駆動装置3を起動さ
せてピストン2によりモルタルタンク1内のモルタルを
押出す。
このピストン2の作動と回転アーム4の旋回動作により
未ライニング部9にモルタル充填加工に押込1れ、かつ
筒形コテ23でその表面がならされながら充填されてい
く。
モルタルの充填が終ると、その表面をさらに滑らかに仕
上げる目的で、ピストン1駆動装置3を停止させ、回転
アーム駆動装置5のみ作動させてコテ作業を数回(5〜
6回)繰返す。
この動作を終えると、ウェッジラム6のシリンダー28
を解放する。
これにより、ばね29の作用でウェッジラム6が管中心
方向に引張られることにより、該ラムの先端が回転アー
ムの外筒42に突設した係止片30に係合して外筒42
が押下げられ、筒形コテ23を管内面より離す。
捷た同時に、装置自体もウェッジラム6が引張られたこ
とにより固定力が解放される。
従って、装置は管内より容易に引出すことができる。
これは管内へ装入するときも同様であることはいう寸で
もない。
なお、ピストン駆動装置3および回転アニム旋回駆動装
置5の制御は、例えばリモコン装置を使用することによ
り容易に行うことができる。
オた、この考案では回転アーム4の位置決め、つ壕り外
筒に突設した係止片30とウェッジラム6の先端とが係
合するように該回転アームを停止させる必要があるが、
これは装入口より目視により確認して駆動装置5を操作
することにより容易に行うことができる。
またそのために、係止片30は図示のごとく円周方向に
長いものを使用しん この考案は上記のごとく、未ライニング部のモルタル充
填加工を自動的に施すことができるので、かかるモルタ
ル充填作業能率を著しく向上させることができ、しかも
モルタルは動力により未ライニング部に圧入されるので
、仕上がりも極めて良好で、従来のように配管時の振動
、衝撃等により剥離する釦それなどは全くない。
また、構造的にみても、回転アームを長さ可変構造とし
、かつ緩衝性をもたせたことにより、径の異る管に容易
に適用できる効果を有し、またウェッジラムが回転アー
ムのストローク規制と装置本体の管内固定機能を有する
ことや、装置内部の掃除が容易にできるように、モルタ
ルタンクの前部および後部を簡単に分解、組立てできる
ように考慮されていること、さらに全体的にみても構造
が比較的簡単であるからコストが安価につくなど、多く
のすぐれた効果を有し、極めて有用性に富むものである
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施態様を示す縦断正面図、第2
図は第1図■−■線上の縦断側面図である○ 図中1・・・モルタルタンク、2°・・モルタル押出し
用ピストン、3・・・ピストン駆動装置、4・・・回転
アーム、5・・・回転アーム駆動装置、6・・・ウェッ
ジラム、7・・・走行用車輪、8・・・内面被覆鋼管、
9・・・未ライニング部11・・・モルタル注入味12
・・・前部当板、13・・・後部当板、14・・・保持
具、15・・・ボルト、16・・・ねじロッド、17.
24・・・主動歯車、18,25・・・従動歯車、19
・・・軸受音臥20・・・ボルト、21・・・ベヤリン
グ、22・・・ばね、23・・・筒形コテ、26・・・
台、27・・・軸、28・・・シリンダー、29・・・
ばね、30・・・係止片、31・・・接触片、32.3
3・・・脚、34・・・モルタルガイド、35・・“押
棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モルタル押出装置を付設したモルタルタンクと溶接継手
    部の管内未ライニング部へのモルタル充填装置を有し、
    車輪にて管内を走行自在に設けたライニング装置におい
    て、管軸方向に延びる水平管と半径方向に延びる垂直管
    からなるL形管の垂直管に、外端に筒形コテを有する外
    筒を摺動自在に被嵌し、かつばねにて外向きの押圧力を
    付与してなる回転アームをモルタルタンクの前端に回転
    自在に軸支して接合すると共に、モルタルタンク上面に
    一端を枢着して管径方向に回動自在に設けたウェッジラ
    ムの他端が上記回転アームの外筒に突設した係止片に係
    合するごとく該ウェッジラムに常時管中心方向の力をば
    ねにて付与せしめると共に、該ウェッジラムとタンク上
    面との間に設けたシリンダによりウェッジラムを被加工
    管の内周面に圧着させる仕組みとなしたことを特徴とす
    る内面被覆鋼管溶接継手部のライニング装部
JP1979032723U 1979-03-13 1979-03-13 内面被覆鋼管溶接継手部のライニング装置 Expired JPS5933500Y2 (ja)

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JP1979032723U JPS5933500Y2 (ja) 1979-03-13 1979-03-13 内面被覆鋼管溶接継手部のライニング装置

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JP1979032723U JPS5933500Y2 (ja) 1979-03-13 1979-03-13 内面被覆鋼管溶接継手部のライニング装置

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JPS55134214U JPS55134214U (ja) 1980-09-24
JPS5933500Y2 true JPS5933500Y2 (ja) 1984-09-18

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ID=28886770

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JP1979032723U Expired JPS5933500Y2 (ja) 1979-03-13 1979-03-13 内面被覆鋼管溶接継手部のライニング装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0622472Y2 (ja) * 1988-07-22 1994-06-15 株式会社大阪防水建設社 管内補修器用シール剤定量供給装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5028215U (ja) * 1973-07-05 1975-04-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5028215U (ja) * 1973-07-05 1975-04-01

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JPS55134214U (ja) 1980-09-24

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