JPS5933468Y2 - 混合装置 - Google Patents

混合装置

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Publication number
JPS5933468Y2
JPS5933468Y2 JP3399579U JP3399579U JPS5933468Y2 JP S5933468 Y2 JPS5933468 Y2 JP S5933468Y2 JP 3399579 U JP3399579 U JP 3399579U JP 3399579 U JP3399579 U JP 3399579U JP S5933468 Y2 JPS5933468 Y2 JP S5933468Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
nozzle
tank
conical portion
conical
Prior art date
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Expired
Application number
JP3399579U
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English (en)
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JPS55133229U (ja
Inventor
則喜 島田
豊広 前田
一義 栗田
英博 梶井
文雄 関
雅人 金子
Original Assignee
大阪瓦斯株式会社
三菱重工業株式会社
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Publication date
Application filed by 大阪瓦斯株式会社, 三菱重工業株式会社 filed Critical 大阪瓦斯株式会社
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Publication of JPS5933468Y2 publication Critical patent/JPS5933468Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、液状物を縦軸芯周りで旋回流動させながら攪
拌混合するための槽を、はぼ鉛直な円筒状部と、その下
部にほぼ同芯状に連なる下挟まり円錐状部とによって構
成し、前記円錐状部の下端から抜出した液状物を、液面
下にpいて前記円筒状部にその接線方向に近い方向に噴
出する循環管路を設けた混合装置に関する。
上記装置は、たとえ、石炭や触媒などを添加したスラリ
ー等のように、滞留後の再流動が困難あるいは不可能な
液状物を対象としても、混合槽底部での液状物流動を確
実に維持させると共に、液面レベルを安定させて、混合
槽内面への付着物発生による運転トラブルを防止するた
めに、上述のように円筒状部と円錐状部とによって混合
槽を構成したものである。
しかし、そのための構成、つまり、槽上部の円筒状部分
と槽下部の円錐状部分を同芯状に配置すると共に、円錐
状部分の下端から液状物を抜出すようにした構成のため
に、構内での液状物旋回に伴ってその旋回中心に生じる
空芯かも循環管路に気泡が流入し、その結果、円筒状部
への液状物噴出量が不足して、槽内での液状物旋回速度
が不十分になったり、気泡によるポンプ損傷を生じたり
する欠点があった。
本考案は、上記実情に鑑みて、極めて簡単な改造でもっ
て、前記循環管路への気泡流入を抑制できるようにする
事を目的とする。
本考案による混合装置の特徴構成は、液状物を旋回流動
で攪拌する槽の下部に形成した下狭1り円錐状部に液状
物を直接供給するノズルを、その噴出口が前記円錐状部
の中心付近に向かう姿勢で設けたことにあり、その作用
効果は次の通りである。
つ1す、下狭1り円錐状部の下端からの液状物抜出し、
及び、槽内での液状物旋回に伴って、下狭1り円錐状部
の中心部付近に空芯が発生しようとしても、その中心部
付近に向けたノズルの噴出口からの液状物による槽内液
状物の撹乱作用によって、空芯が下狭まシ円錐状部の下
端に1で達することを防止できる。
その結果、下狭1り円錐状部の下端に接続した液状物用
循環管路内への空芯による気泡流入を十分に抑制でき、
十分量の液状物循環による十分な槽内旋回流動を確実に
維持できると共に、気泡によるポンプ損傷を効果的に防
止でき、混合性能及び耐久性を向上できた。
その上、単にノズルを特定方向に向かわせて付加するだ
けの簡単な改造で済み、製作面等に卦いても有利にでき
た。
次に、例示図により本考案の実施例を説明する。
はぼ鉛直な円筒状部1aと、その下部にほぼ同芯状に連
なる下狭筐り円錐状部1bによって、混合槽1を構成し
、ポンプ2aを備えると共にタンク3に接続された液状
物供給管路4を第1ノズル5aに、円錐状部1bの下端
に接続されると共にポンプ2bを備えた第1循環管路6
を第2ノズル5bに、かつ、円筒状部1aの上部に接続
されると共にポンプ2cを備えた第2循環管路7を第3
ノズル5Cに夫々接続し、第1ないし第3ノズル5a
、5b 、5cにより、円筒状部1aの接線方向に近い
方向に液状物を噴出させるべく構成し、第1循環管路6
に、処理液状物用排出管路8を接接しである。
前記第2及び第3循環管路7.8の入口を、円筒状部1
aの接線方向で槽1内液状物がその旋回により流入しや
すい方向に向かわせて、槽1内での液状物旋回流動を阻
害しないように、好1しくは促進させるように構成しで
ある。
すなわち、管路4から混合槽1に供給された液状物を、
第1ないし第3ノズル5a、5b、5cの協働作用によ
って、縦軸芯周りで旋回流動させて、攪拌混合すると共
に、第1及び第2循環管路6.7の作用によって、槽1
内液状物を実質的に上下方向に釦いて混合し、かつ、円
錐状部1bと第1循環管路6の作用によって、槽1底部
に鮫いても十分な流動維持を確実に行わせるように構成
しである。
前記円錐状部1bの下端に、第2図に示すように、第1
循環管路6の液状物抜出し口を通る状態で、上向きにか
つ円錐状部1bの中心部付近に向かって液状物を噴出供
給する第4ノズル5dを設け、円筒状部1aに接続され
ると共にポンプ2dを備えた第3循環管路8を第4ノズ
ル5dに接続し、もって、混合槽1内での液状物旋回流
動によって生じる空芯9を、円錐状部1bの下端付近で
、第4ノズル5dからの噴出液状物の作用によって撹乱
させて、空芯9から第1循環管路6への気泡流入を抑制
させるべく構成しである。
尚、前述のように、第4ノズル5dk円錐状部1bの下
端にほぼ鉛直方向に向けて設けると空芯9攪乱を効果的
に行わせる事ができ、動力節約や混合槽1内の旋回流動
阻害防止の上で有効であるが、第3図に示すように、円
錐状部1bの軸芯に対して交差するように横方向から液
状物を噴出させるように第4ノズル5dを設けて、ノズ
ル5d取付停成の簡略化を図る事も可能であり、またそ
の他の変形も可能である。
要するに、円錐状部1bに液状物を直接供給するノズル
5dを、その噴出口が円錐状部1bの中心付近に向かう
姿勢にのてあればよい。
本考案による装置は、例えば、石炭や触媒などを添加し
たスラリー、加熱重質油、あるいは、ポリマーなどのチ
クソトロピックな液状物等のように、滞留後の再流動が
困難あるいは不可能な液状物を混合するに最適であるが
、その他種々の液状物を処理対象にできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る混合装置の実施例を示し、第1図は
フローシート、第2図は要部の拡大図、第3図は別の実
施態様を示す要部概略図である。 1・・・槽、 1a・・・円筒状部、 1b・・・円錐状部、 5b・・・ノズル、 6・・・循環管路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 液状物を縦軸芯周りで旋回流動させながら攪拌混合
    するための槽1を、はぼ鉛直な円筒状部1aと、その下
    部にほぼ同芯状に連なる下挟まり円錐状部1bとによっ
    て構成し、前記円錐状部1bの下端から抜出した液状物
    を液面下に釦いて前記円筒状部1aにその接線方向に近
    い方向に噴出する循環管路6を設けた混合装置であって
    、前記円錐状部1bに液状物を直接供給するノズル5d
    を、その噴出口が前記円錐状部1bの中心付近に向かう
    姿勢で設けである事を特徴とする混合装置。 @ 前記ノズル5dを前記円錐状部1bの下端にほぼ鉛
    直方向に向けて設けである事を特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第[F]項に記載の装置。 ■ 前記ノズル5dを前記円錐状部1bの軸芯に交差す
    る方向に向けである事を特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第0項に記載の装置。
JP3399579U 1979-03-15 1979-03-15 混合装置 Expired JPS5933468Y2 (ja)

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JP3399579U JPS5933468Y2 (ja) 1979-03-15 1979-03-15 混合装置

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Publication Number Publication Date
JPS55133229U JPS55133229U (ja) 1980-09-20
JPS5933468Y2 true JPS5933468Y2 (ja) 1984-09-18

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