JPS5933145A - 積層シ−トの通気孔形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、通気性を有する基材に非通気性の合成樹脂
フィルムを積層した積層シートに、通気孔を形成する装
置に関するものである。・　　　□上記のように、通気
性を有する基材に非通気性の合成樹脂フィルムを積層し
、この合成樹脂フィルム１と微細な通気孔を設けた積層
シートは、石灰や＞、Ｊカゲル等の乾燥剤を入れる袋あ
るいは酸化材を入れるカイロ用の袋、：又は脱酸素剤用
、防虫剤用の袋として広く利用されている。

従来、上記合成樹脂フィルムに通気孔を形成する方法と
しては、・紙等のシートにポリ□上チレン等の合成樹脂
フィル基を積層したものに突起のついた呈ンボスロール
で孔をあけたり、また合成樹脂フィルム商船ヒ溶剤をふ
りかけ、合成樹脂フィルム面を部分的に溶解して孔をあ
ける方法がある。

しかしながら、前者の方法はエンボスロールを圧着し七
通気孔を形成するものであるから、積層シニト全体に孔
がおいて内容物が漏れるおそれがあると共に、積層シー
トの基材面に盛り上がり部分かやきるので積層シートの
表面が凹凸となり□肌ざわりの悪いものとなるととは避
けられなかった。

また、後者め方法は溶剤のふりかけにより、合成樹脂フ
ィルムが劣化してもろくなるという問題があった６ 止た、予め孔があいた合成樹脂フィルムを基材１□こ貼
り合わせる方法は、・経済面及び加工面で非常に問題が
多かった。　　。

そこで、この発明は”　’炉、層シートの基材を損傷　
。

することな太、合成樹ｈ１フ□イルムに通気孔す：形成
　：する装置を提供・することを目的とする。

以下、この発明を添付図面１斤基づ゛いて説明する。

即ち、この発明は、笹４図、茗び第５図に示すように、
通気性を有する基材２と非通気性の合成樹脂フィルム′
３とを積層した積層シート１の上記合成樹脂フィル今３
に、通気弁、、４を形成する装置である。

上記基材２は、通気性を有、する紙または不織布等の外
層５に延伸ポリエチレン、延伸ポリプロピレン等から成
る網状の補強材６を接着したものであり、上記基材２の
補強材６の表面に、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂から
成る非通気性合成樹脂フィルム３を積層して積層シート
１を構成する。

次に、上記積層シート１を、第１図に示すようにローラ
ー７に、積層シート１の基材２面がローラー７と接触し
、合成樹脂フィルム３面が上面になるように巻き付けて
走行せしめる。上記ローラＩＩ　、　１１．１．’：ｌ
　−’、’　１１の上方に、カッター８が積層シート１
の走行、方向と直交する方向に連続して複数設け、この
力□ツ）口白の刃部９を上記合成樹脂フィルム３面に−
・当接せしめる。上記カッター８の上端部に支持、孔１
：０を形成し、上記ローラー７のｊ−、＊□１９−ラー
７と平行にカッター支持棒１１を設け、この支持棒１１
を」１記支持孔１０に挿通して」１記カッター８を揺動
自在に支持する。、上町カッター８の下方にはスプリン
グ１２が取付けら９てお、いこのスプリング１２によっ
てカッター８の刃部９を合成樹脂フィルム３面に押圧せ
しめている。□」１記カッター８の刃部９と合成樹脂フ
ィルム３との接触角度及びカッター８′のス・プリング
１２の強さを次のように調整する。即ち、」１記合成樹
脂フィルム３面には、下層の補強材６の凹凸が表われて
いるので、この積層シート１を走行せしめ、この合成樹
脂フィルム３面に上端部を揺動自在に支持したカッター
８を当接せしめると、第２図に示すようにカッター８の
゛刃部９が合成樹脂フィルム３面の凸部１３にあたると
カッター８が上方にはね」二げられ、次にカッター８の
刃部９が合成樹脂フィルム３面の四部１４までくると、
第３図に示すように、カッター８の先端が下がり、上記
刃部９が合成樹脂フィルム３に食い込み、合成樹脂フィ
ルム３が切断され、通気孔４が形成される。

したがって、上記スプリング１２が強いほど、カッター
８のはね上がりも少なくなり、また、刃部９の食い込み
量も多くなるので、合成樹脂フィルム３の切断量が多く
なり大きな通気孔４が形成されることになる。また１、
カッター８の刃部９と合成樹脂フィルム３との接触角が
太き（、即ち直角に近くなれば、合成樹脂フィルム３と
刃部９との切断抵抗が大きくなり、カッター８のはね上
がりも少なくなるので、合成樹脂フィルム３の切断量が
大きくなり、大きな通気孔４が形成されることになる。

一方、カッター８の刃部９と合成樹脂フィルム３との接
触角を小さくした場合には、合成樹脂フィルム３と刃部
９との切断抵抗が小さくなり、カッター８のはね上がり
が太き（なり、合成樹脂フィルム３の切断量が小さくな
り、小さな通気孔４が形成されることになる。

上記のように、カッター８の刃部９と合成樹脂フィルム
３面との接触角度及びカッター８の、スプリング１２を
適宜調整すれば、通気孔４の大きさを任意に変化させる
ことができるので、用途に応じた通気性を非通気性シー
トに付与することができる。上記カッター、８の刃部９
と合成樹脂フィルム３との接触角度は、次のようにして
調節する。

即ち、基台１５に、カッター８の支持棒１１を支持スる
支持板１６をローラー７の上方にローラー７と平行に設
け、この支持板１６に上下方向の調整棒１７を設け、こ
の調整棒１７の下端に上記支持棒１１を取付け、調整棒
１７を上下動させることによって上記カッター８の刃部
９と合成樹脂フィルム３との接触角度を自由に変化させ
ることができる（第１図参照）。、また、この場合、支
持棒１１の両端は基台１５に設けたガイド孔１８に支持
させておくことが好ましい。

また１、上記ローラー７及びカックー８群は１．複数設
け、それぞれのカックー８群の切断位置をずらせておく
ことによって、合成樹脂フィルム３に多数の通気孔４を
一度に形成することができる。

以上のように、この発明の通気孔形成装置は、通気性を
有する基材に非通気性の合成樹脂フィルムを積層したシ
ートを、上記合成樹脂フィルムを表面側にして走行せし
め、且つこのシート表面に当接するカッターを設け、１
上記シ一ト裏面の凹凸によって上記カッターが上下動す
るように上記カンクーの上部を揺動目鼻に支持し、上記
カッターが下降したときに上記合成樹脂フィルムを切断
して通気孔を形成するようにしたものであるから、基材
を損傷することなく、合成樹脂フィルムにのみ通気孔５
を形成することができると共に、カッターとシート表面
との接触角度等を調節して、カックーによる合成樹脂フ
ィルムの切断量を調節できるので、通気孔の大きさを、
積層シートの用途に応じて変化させることができるとい
う効果がある。

また、この発明は、合成ｉ脂フィルムをカッターで切断
して通気孔を形成するものであるから、積層シートの基
材面に凹凸ができず、積層シートの肌ざわりがよいとい
う効果もある。

【図面の簡単な説明】

ー禰呆、副はこの発明に係る装置の要部を示す側面図、
第２．−及び第３図はそれぞれカッター先端の動作の説
萌、図、□第、、４図は積層シートの部分切欠き拡大斜
視図、□第５図は積層、’５（−１・の拡大断面図であ
る。 １・・・積層シート、２・・・基材、３・・・合成樹脂
フィルム、４・・・通気孔、８・・・カッター特許出願
人　　大化工業株式会社 同　　代理人　　　　鎌　　　１）　　文　　　二特開
昭５９−３３１４５（４）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. □通気性を有する基材に非通気性の合成樹脂フィルムを
   積層したシートを、上□記合成樹脂フィルムを表面側に
   して走行せしめ、且つこのシート表面に当接するカッタ
   ーを設け、上記シート表面の凹凸によって上記カッター
   が上下動するように上記カッターの上部を揺動自在に支
   持し、上記カッターが下降したときに上記合成樹脂フィ
   ルムを切断して通気孔を形成するようにしたことを特徴
   とする積層シートの通気孔形成装置。　　・・　・□