JPS5933061B2 - 溶融金属用平面ノズル - Google Patents
溶融金属用平面ノズルInfo
- Publication number
- JPS5933061B2 JPS5933061B2 JP15999477A JP15999477A JPS5933061B2 JP S5933061 B2 JPS5933061 B2 JP S5933061B2 JP 15999477 A JP15999477 A JP 15999477A JP 15999477 A JP15999477 A JP 15999477A JP S5933061 B2 JPS5933061 B2 JP S5933061B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow
- nozzle
- molten metal
- shelf
- planar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Continuous Casting (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は流れの１部を分流させることにより縮流の少々
い平面流を与えるようにした溶融金属用平面ノズルに関
するものである。
い平面流を与えるようにした溶融金属用平面ノズルに関
するものである。
一般にテープ状金属の直接圧延加工法においては乱れの
ない平面定常流を得ることが極めて重要であり、特にロ
ール回転数の小さい直圧では平面流の流速は小さいため
、表面張力による巾方向の一線流が大きく一定中の流れ
を得ることは困難である。
ない平面定常流を得ることが極めて重要であり、特にロ
ール回転数の小さい直圧では平面流の流速は小さいため
、表面張力による巾方向の一線流が大きく一定中の流れ
を得ることは困難である。
例えば単純に出口を直線状にした平面ノズルでは縮流が
起って平面流状態が長く続かす又平面流の厚みに分布が
生じ特に端部が厚くなるという問題がある。
起って平面流状態が長く続かす又平面流の厚みに分布が
生じ特に端部が厚くなるという問題がある。
そこで従来の方法では１胴以上の板厚に対して適用して
おシ、そのため上述の湯溜りが大きくなり、従って平面
ノズルからのノズル流に対する要求もあまりきびしいも
のではなかった。
おシ、そのため上述の湯溜りが大きくなり、従って平面
ノズルからのノズル流に対する要求もあまりきびしいも
のではなかった。
しかるに例えば０．５ｍｍ以下の如く厚みの薄い平面流
は巾方向の縮流が起シ易く、特に流速の低い場合には第
１図のように平面流１に殆んど一定中の部分がなくなる
。
は巾方向の縮流が起シ易く、特に流速の低い場合には第
１図のように平面流１に殆んど一定中の部分がなくなる
。
又直圧によって薄板（板厚０．５ ｍｍ以下）を作る場
合、凝固が早いためロールバイト内に湯を溜めることは
むつかしく、そこで第２図のように製品板中に近い厚み
の平面流１をノズル２からロールバイト内に注ぎ、殆ん
ど湯を溜めることなく左右のロール３，４で凝固、圧延
することが重要な条件と彦る。
合、凝固が早いためロールバイト内に湯を溜めることは
むつかしく、そこで第２図のように製品板中に近い厚み
の平面流１をノズル２からロールバイト内に注ぎ、殆ん
ど湯を溜めることなく左右のロール３，４で凝固、圧延
することが重要な条件と彦る。
本発明はこのような事情に対処してなされたもので、厚
みの薄い溶融金属の平面流において縮流等の乱れのない
定常流を得ることを目的として、該平面流の流れを分岐
し、然る後再び合流させるノズル方式とすることによシ
比較的長い距離に亘って巾方向縮流の小さい平面流を実
現可能ならしめたものである。
みの薄い溶融金属の平面流において縮流等の乱れのない
定常流を得ることを目的として、該平面流の流れを分岐
し、然る後再び合流させるノズル方式とすることによシ
比較的長い距離に亘って巾方向縮流の小さい平面流を実
現可能ならしめたものである。
本発明の原理は第３図イのように平面流１の巾方向の端
となるべき所に末広がりの直線流１′を生じさせ、これ
に第３図口に示す通常の縮流１“を噴出前後に合流させ
ることによシ第３図ハに示すような好ましい平面流１を
得たとするものである。
となるべき所に末広がりの直線流１′を生じさせ、これ
に第３図口に示す通常の縮流１“を噴出前後に合流させ
ることによシ第３図ハに示すような好ましい平面流１を
得たとするものである。
以下に本発明を図面に示す実施例によって説明すると第
４図に示すようにノズル２内の溶融金属の流れ５はノズ
ル出口の巾方向中心部の内面に設けられた棚り、に当っ
てＬｌｌ 上の流路を通る流れ５１と棚り、の両側に
末広がり状に分れている流路を通る流れ５□とに分れる
。
４図に示すようにノズル２内の溶融金属の流れ５はノズ
ル出口の巾方向中心部の内面に設けられた棚り、に当っ
てＬｌｌ 上の流路を通る流れ５１と棚り、の両側に
末広がり状に分れている流路を通る流れ５□とに分れる
。
流れ５１は急速に棚Ｌ１上の浅瀬に入るため抵抗が太き
いが、流れ５２はその流路内に巾方向最外端部を残して
張出し、かつ内面に設けられている棚Ｌ２に当るまで十
分深い流路を通ることができる。
いが、流れ５２はその流路内に巾方向最外端部を残して
張出し、かつ内面に設けられている棚Ｌ２に当るまで十
分深い流路を通ることができる。
次いで棚Ｌ２を避けて端に寄った流れはこの流路端に設
けられた内面の棚Ｌ３の上から直線流として末広がりの
形で噴出することになる。
けられた内面の棚Ｌ３の上から直線流として末広がりの
形で噴出することになる。
第４図においてａｌは棚Ｌ３の前記流れ５１の流れ方向
に沿った長さ、ａ２は棚Ｌ２の長さ、ａ３は棚Ｌ１の長
さを夫々示している。
に沿った長さ、ａ２は棚Ｌ２の長さ、ａ３は棚Ｌ１の長
さを夫々示している。
又第４図ハのＡ部詳細を示した第５図においてｄ、は棚
Ｌ１上の流路の厚さ、ｄ２は棚Ｌ３上の流路の厚さ、ｄ
３は棚Ｌ２上の流路の厚さを夫々示しており、Ｗ、は棚
Ｌ２の巾、Ｗ２は棚Ｌ３の巾を夫々示す。
Ｌ１上の流路の厚さ、ｄ２は棚Ｌ３上の流路の厚さ、ｄ
３は棚Ｌ２上の流路の厚さを夫々示しており、Ｗ、は棚
Ｌ２の巾、Ｗ２は棚Ｌ３の巾を夫々示す。
第４図及び第５図においてｄ３＝０即ち棚Ｌ２によって
流路が閉塞されている吻合には流れ５゜と５□はノズル
２よシ噴出した直後には完全に巾方向に離れているが、
−たん噴出後に合流すると再び離れた流れは存在しなく
なる。
流路が閉塞されている吻合には流れ５゜と５□はノズル
２よシ噴出した直後には完全に巾方向に離れているが、
−たん噴出後に合流すると再び離れた流れは存在しなく
なる。
即ちｄｌ 、ｄ２ 、ｄ３及びＷｌ 、Ｗ２を適当に変
え又棚Ｌ３ 、Ｌ２ 、Ｌｌの長さａ１＋３２ ）ａ３
を最適化することにより望みの平面流を得ることができ
る。
え又棚Ｌ３ 、Ｌ２ 、Ｌｌの長さａ１＋３２ ）ａ３
を最適化することにより望みの平面流を得ることができ
る。
次に本発明ノズルの使用例を示す。
例１
第４図及び第５図においてノズル巾３５ｍｍ、ａ ＝
１ｍｍ、 ａ２ ＝５ｍｍ、 ａ３＝１０ｍｍ、
ｄｌ ＝０．２５ｍｍ、 ｄ２ ＝ ０．１５ｎｕ
、 ｄ３＝０、Ｗ１＝５胴、Ｗ２＝０．５ｆＩ［Ｌｎ
のノズルをアルミナで作った。
１ｍｍ、 ａ２ ＝５ｍｍ、 ａ３＝１０ｍｍ、
ｄｌ ＝０．２５ｍｍ、 ｄ２ ＝ ０．１５ｎｕ
、 ｄ３＝０、Ｗ１＝５胴、Ｗ２＝０．５ｆＩ［Ｌｎ
のノズルをアルミナで作った。
このノズルを用いて１４００℃の鋳鉄全流速１００ ｃ
ｒｒｔ／ｓｅｃで噴出せしめた所第３図ハに示すような
平面流を得ることができた。
ｒｒｔ／ｓｅｃで噴出せしめた所第３図ハに示すような
平面流を得ることができた。
この流れを第２図に示すようにロール３，４の径１００
ｍｍ、ロールギャップ０．３ｍｍ、 ロール回転数３
０ Ｏｒｐｍ の条件下にしかもロールバイトに可能な
限り接近して注ぎ込んだ。
ｍｍ、ロールギャップ０．３ｍｍ、 ロール回転数３
０ Ｏｒｐｍ の条件下にしかもロールバイトに可能な
限り接近して注ぎ込んだ。
その結果、板厚約０．３皿、巾約４０ｍｍの良好な鋳鉄
製テープが得られた。
製テープが得られた。
例２
ノズル巾１５ｍｍ、 ａ１＝ １ｍｍ、 ａ２＝２
．５ｍｍ。
．５ｍｍ。
ａ３ ＝ ５ｍｍ、 ｄ、 ＝０．２５ｍｍ、 ｄ２
＝０．１５ｍｍ。
＝０．１５ｍｍ。
ｄ ＝０．０５ｎｏ、 Ｗ ＝２ｍｍ、 Ｗ２＝０
．５ｍｍの）１ ズルをジルコンで作った。
．５ｍｍの）１ ズルをジルコンで作った。
このノズルを用いて１５５０℃の鋳鋼溶湯を流速１５０
ｃｒｒＬ／ｓｅｃで噴出せしめ第３図ハに示すような平
面流にすることができた。
ｃｒｒＬ／ｓｅｃで噴出せしめ第３図ハに示すような平
面流にすることができた。
この流れをロール径２００ｍｍ、ロールギャップ０．４
− ｍｍ、回転数１６ Ｏｒｐｍ のロール間に可能
々限シ接近して注ぎ込んだ。
− ｍｍ、回転数１６ Ｏｒｐｍ のロール間に可能
々限シ接近して注ぎ込んだ。
その結果、板厚約０．４ｍｍ、巾約１５ｍｍの良好な鋳
鋼製テープが得られた。
鋼製テープが得られた。
第１図は平面ノズルよりの平面流が縮流を起している状
態を示した説明図、第２図は平面流の直圧によって薄板
を作る方法の説明図、第３図イ、山ハは本発明ノズルに
より縮流の少ない平面流の得られる原理を示した説明図
、第４図イ、田ハは本発明ノズルの実施例を示した水平
断面図、縦断側面図、縦断正面図、第５図は第４図ハの
Ａ部詳細図である。 １・・・・・・平面流、２・・・・・・ノズル、５，５
□ 、５２・・・・・・流れ、Ｌｌ 、Ｌ２ 、Ｌ３・
・・・・・棚。
態を示した説明図、第２図は平面流の直圧によって薄板
を作る方法の説明図、第３図イ、山ハは本発明ノズルに
より縮流の少ない平面流の得られる原理を示した説明図
、第４図イ、田ハは本発明ノズルの実施例を示した水平
断面図、縦断側面図、縦断正面図、第５図は第４図ハの
Ａ部詳細図である。 １・・・・・・平面流、２・・・・・・ノズル、５，５
□ 、５２・・・・・・流れ、Ｌｌ 、Ｌ２ 、Ｌ３・
・・・・・棚。
Claims (1)
- １ 出口と直線状にして溶融金属を平面流に噴出せしめ
るだめのノズルにおいて、該ノズルの流路中に溶融金属
の流れの１部を巾方向末広カリの直線流に分岐せしめる
だめの１個ないし複数個の棚を巾方向に段差状に設けた
ことを特徴とする溶融金属用平面ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15999477A JPS5933061B2 (ja) | 1977-12-28 | 1977-12-28 | 溶融金属用平面ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15999477A JPS5933061B2 (ja) | 1977-12-28 | 1977-12-28 | 溶融金属用平面ノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5490018A JPS5490018A (en) | 1979-07-17 |
| JPS5933061B2 true JPS5933061B2 (ja) | 1984-08-13 |
Family
ID=15705670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15999477A Expired JPS5933061B2 (ja) | 1977-12-28 | 1977-12-28 | 溶融金属用平面ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5933061B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62120768U (ja) * | 1986-01-25 | 1987-07-31 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58361A (ja) * | 1981-06-22 | 1983-01-05 | Kurosaki Refract Co Ltd | 溶融金属鋳造用ノズル |
-
1977
- 1977-12-28 JP JP15999477A patent/JPS5933061B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62120768U (ja) * | 1986-01-25 | 1987-07-31 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5490018A (en) | 1979-07-17 |
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