JPS5932925Y2 - 濃度計 - Google Patents

濃度計

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JPS5932925Y2
JPS5932925Y2 JP16315179U JP16315179U JPS5932925Y2 JP S5932925 Y2 JPS5932925 Y2 JP S5932925Y2 JP 16315179 U JP16315179 U JP 16315179U JP 16315179 U JP16315179 U JP 16315179U JP S5932925 Y2 JPS5932925 Y2 JP S5932925Y2
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JP
Japan
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calibration
liquid
valve
calibration solution
seal
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Expired
Application number
JP16315179U
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English (en)
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JPS5679847U (ja
Inventor
祥三 小林
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、光学式濃度計に係り、特に設置状態の1\測
定管内に校正液を流して計器の校正を行なう濃度計に釦
ける校正液流路からの校正液の排出手段に関するもので
ある。
第1図a、bに示すように、下水処理場等の汚泥液1中
に直接挿入する光学式濃度計の濃度検出部2は保護管3
内に装着された透明な測定管8を挾んで対向する光源6
お−よび受光素子7で構成されている。
9はピストンシールで測定管8の内壁を汚れから守るた
め常時往復運動を行なっている。
測定時には、ピストンシール9の上昇により汚泥液を測
定管8内に吸い上げこの汚泥液を通って受光素子7に受
光された光源6からの光量を測定して濃度を求める。
濃度測定精度を維持するためには、汚泥液中に挿入設置
する前および設置後は随時引き上げて、地上で校正液を
入れた容器に検出部2を挿入して校正作業を行なう。
零点校正には透明な校正液(水道水または純水)を、ス
パン校正には標準試料液(ホルマジンまたはカオリン等
)または既知濃度液を用いる。
そして、校正終了後再度汚泥液中に挿入設置していた。
校正の都度濃度計を引き上げ再設置する非能率を改善す
るために、設置した1−!で濃度計の検出部の測定管内
に校正液を注入して校正を行なうことができるように測
定管の一部に校正液供給管を接続した濃度計が出現して
いる。
しかしながら、校正作業終了後、校正液供給管内に校正
液が残った11になり、校正液の劣化に伴い水あか等に
よる管の詰り、さらに錆の発生等を1ねいたりする。
捷た、冬季には凍結による配管の破裂も起きる等の問題
点があった。
本考案は、上記の問題点を解決できる校正液排出手段を
具備した濃度計を提供することを目的とする。
このため本考案では、校正液供給系統のポンプの吐出側
に設けられた弁から測定管の上部側壁に開口する校正液
供給路に至る校正液供給配管の途中に分岐管および弁を
介して吸込側が接続された真空ポンプ釦よび前記測定管
に開口する校正液供給路を大気に開放する開放弁付きの
パイプを具えてなる校正液排出手段を設けるとどもに、
ピストンシールを所要間隔で2段のシール鍔を有する形
状に形成し、校正液供給時には下段のシール鍔が前記校
正液供給路の出口部位より上方に位置して停止し、校正
液排出時には2段のシール鍔の間に前記校正液供給路の
出口があるように位置して停止し、測定時には上段のシ
ール鍔が前記校正液供給路の出口部位より下方で上死点
となる往復運動を行なうように駆動制御されるようにし
たことを特徴とする濃度計を実現して所期の目的を達成
した。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明するO 第2図は本考案による濃度計の一実施例を示す系統図で
ある。
第2図に示すように、測定管8内を上下に往復運動する
ピストンシール29は、そのシール鍔29aとシール鍔
29bが上下方向に所要間隔を釦いて2段に配置された
構造に形成される。
そして、ピストンシール29は次のように駆動制御され
る。
すなわち、校正液供給時には下段のシール鍔29bが校
正液供給路の出口16部位より上方の位置a点に位置し
て停止し、校正液排出時には2段のシール鍔29aと2
9bの間に校正液供給路の出口16があるような位置d
点に位置して停止し、測定時には上段のシール鍔29a
が校正液供給路の出口16部位より下方のb点で上死点
となり、下段のシール鍔29bが図示の0点で下死点と
なる往復運動を行なう。
測定管8の上部側壁に設けられている校正液供給路13
のホールダー12から外方は校正液供給配管14に接続
されている。
この校正液供給配管14には弁23、ポンプ17が直列
に設けられ、さらにT継手18で分岐され一方の分岐配
管には弁19および零点校正用校正液タンク20が直列
に接続され、他方の分岐配管には弁21トよびスパン校
正用校正液タンク22が直列に接続されている。
上記の13,14,23,17,18,19,20゜2
L22は校正液供給系統を構成している。
校正液供給配管14の弁23の手前にT継手24を設け
、そこで分岐された配管に弁25を介して真空ポンプ3
0の吸込側を接続する。
さらに、測定管8の校正液供給路出口16と同じ高さ位
置に大気開放口31を設け、大気開放パイプ32により
ホルダー12から外部へ引き出し、この大気開放パイプ
32に大気開放弁33を接続し、弁の自由端は大気に開
放しておく。
前記の24,25゜30.31 、32.33は校正液
排出手段を構成している。
なち・、第2図にむいてb点と0点との中間部位に一点
鎖線で示した直線11は、光源および受光素子からなる
測定光路を示す。
次に、上記のように構成された本考案−実施例の濃度計
にむける校正動作および校正液排出動作を説明する。
校正時には、ピストンシール29をその下段のシール鍔
29bがa点に一致する位置で停止させておき、弁25
を閉じ、弁23を開き、さらに弁19または21のいず
れか一方を開き、ポンプ17を動かして零点校正用校正
液またはスパン校正用校正液を校正液供給配管から校正
液供給路13を介して校正液供給路出口16から測定管
8内に送り出す。
この校正液を光源釦よび受光素子により濃度測定を行な
い計器の校正を行なう。
校正終了後、ポンプ17を止め、弁23釦よび弁19ま
たは21のいずれか一方を閉じる。
次に、校正液排出動作に移る。
先ずピストンシール29を下降させて下段のシール鍔2
9bがd点と一致する位置で停止させる。
この状態では校正液供給路出口16がピストンシール2
9の2段のシール鍔の間にある。
したがって、上段のシール鍔29aによってシールされ
ることにより校正液が測定管8から上方の機構部内に侵
入することが防止される。
この状態で弁25および大気開放弁33を開き、真空ポ
ンプ30を動かす。
これにより、大気開放パイプ32.2段のシール鍔の間
の空間、校正液供給路13、校正液供給配管14内に残
っていた校正液を吸引し排出することができる。
所定時間経過後、真空ポンプ30を止め、弁25釦よび
大気開放弁33を閉じて校正液排出動作を完了する。
な釦、校正液排出動作に移行する際にピストンシール2
9がa点から4点1で下降するとき、下段のシール鍔2
9bによって測定管内壁をこすって汚れを下方へ押しや
るので、2段のシール鍔の間の測定管内壁は清浄になり
、そこに残った校正液には汚れが混入することがないた
め、校正液排出動作で真空ポンプ30から排出される校
正液(スパン校正用)を回収して再使用することが可能
である。
なお、本考案は上述した実施例に限らず、下記のように
変形して実施できる。
■第3図に示すように、校正液供給路13に二重管36
を接続し、例えば二重管の内管36aを校正液供給配管
として用いて校正液供給系統および校正液排出手段に接
続し、外管36bを大気開放パイプとして用いて大気開
放弁33を介して大気に開放するようにしてもよい。
■校正液排出動作を次のように変形してもよい。
すなわち、スパン校正では校正液として適度な濁りを持
たせるため各種の結晶(カオリン染料等)を使用するた
め、これらの結晶粒が校正液供給管路内に付着残留する
可能性がある。
この現象を防止するために、スパン校正動作終了後、校
正液排出動作に先立って零点校正用の水道水を校正液供
給管路14.13に一定時間流して残留していたスパン
校正液を測定管8の下端から排出してやり、校正液供給
管路内を水道水に置換する。
そしてこの後、校正液排出動作を行なってこの水道水を
排出する。
このようにスパン校正動作後の校正液排出動作を組立て
ることにより、スパン校正液の結晶が校正液供給管路内
に付着残留することを防止できる。
以上詳述したように本考案によれば、校正液供給系統を
具え自動校正が可能な濃度計に真空ポンプおよび校正液
供給路を大気開放する大気開放弁を具えた校正液排出手
段を設けるとともに、ピストンシールを2段のシール鍔
を有する構造に形成して校正液排出動作時にピストンシ
ールの上段のシール鍔により校正液あるいは湿気を含ん
だ空気が測定管上方から機構部内へ侵入することを防止
するように機能させたことにより、次のような効果が得
られる。
σ〕校正動作を行なった都度、校正液を校正液供給管路
内から自動的に完全に排出するので、校正の精度が向上
するとともに、校正液供給管路の詰り、あるいは錆の発
生、さらに冬季にも・ける凍結による管路の破裂などの
不都合を未然に防止できる。
(2)2段シール鍔を有するピストンシールにより測定
管上方からの機構部への校正液あるいは湿気を含んだ空
気の侵入が完全に防止され、機構部での錆の発生、腐食
、電気絶縁不良等の電気系統の故障などが防止され、装
置の寿命が延伸される。
【図面の簡単な説明】
第1図a、bはそれぞれ光学式濃度計の設置状況および
濃度検出部の横取を示す概略図、第2図は本考案による
濃度計の一実施例を示す系統図、第3図は第2図の濃度
計にも・ける校正液供給路の大気開放手段の変形例を示
す断面図である。 1・・・汚泥液、2・・・濃度検出部、3・・・保護管
、6・・・光源、7・・・受光素子、8・・・測定管、
9,29・・・ピストンシール、12・・・ホルダ、1
3・・・校正液供給路、14・・・校正液供給配管、1
6・・・校正液供給路出口、17・・・ポンプ、19,
21,23,25・・・弁、20・・・零点校正用校正
液タンク、21・・・スパン校正用校正液タンク、29
a・・・上段のシール鍔、29b・・・下段のシール鍔
、30・・・真空ポンプ、31・・・大気開放口、32
.35・・・大気開放パイプ、33・・・大気開放弁、
36・・・二重管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透明な測定管を挾んで対向配設された光源および受光素
    子により前記測定管内にピストンシールにより吸い上げ
    られた被測定液を透過して前記受光素子に受光された前
    記光源からの光量を測定して被測定液の濃度を求める検
    出部と、校正液タンクに弁を介して接続されたポンプ釦
    よびこのポンプの吐出側に弁を介して一端が接続され他
    端が前記測定管の吸入時被測定液最高液位より上方の側
    壁に開口する校正液供給路に接続された校正液供給配管
    を具えた校正液供給系統とを具備した濃度計に釦いて、
    前記ポンプの吐出側に設けられた弁から前記校正液供給
    路に至る校正液供給配管の途中に分岐管および弁を介し
    て吸込側が接続された真空ポンブトよび前記測定管に開
    口する校正液供給路を大気に開放する開放弁付きのパイ
    プを具えてなる校正液排出手段を設けるとともに、前記
    ピストンシールが所要間隔で2段のシール鍔を有する形
    状に形成され校正液供給時には下段のシール鍔が前記校
    正液供給路の出口部位より上方に位置して停止し校正液
    排出時には2段のシール鍔の間に前記校正液供給路の出
    口があるように位置して停止し測定時には上段のシール
    鍔が前記校正液供給路の出口部位より下方で上死点とな
    る往復運動を行なうように駆動制御されることを特徴と
    する濃度計。
JP16315179U 1979-11-27 1979-11-27 濃度計 Expired JPS5932925Y2 (ja)

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JP16315179U JPS5932925Y2 (ja) 1979-11-27 1979-11-27 濃度計

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Publication Number Publication Date
JPS5679847U JPS5679847U (ja) 1981-06-29
JPS5932925Y2 true JPS5932925Y2 (ja) 1984-09-14

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