JPS5932876Y2 - 伝熱管の支持装置 - Google Patents

伝熱管の支持装置

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Publication number
JPS5932876Y2
JPS5932876Y2 JP10030980U JP10030980U JPS5932876Y2 JP S5932876 Y2 JPS5932876 Y2 JP S5932876Y2 JP 10030980 U JP10030980 U JP 10030980U JP 10030980 U JP10030980 U JP 10030980U JP S5932876 Y2 JPS5932876 Y2 JP S5932876Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
exchanger tube
support
sliding
support device
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Expired
Application number
JP10030980U
Other languages
English (en)
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JPS5724884U (ja
Inventor
光男 玉木
孝幸 今津
隆 西田
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、熱交換器の伝熱管を支持する装置に関する。
従来より蒸気発生器等の熱交換器の伝熱管支持装置とし
て伝熱管の外径より少し大きいばか穴を明けた軸受形サ
ポートが一般的に用いられている。
熱交換器の伝熱管は、内部の流動(振動)、温度変化(
熱膨張)等によりサポートに接触し、荷重が与えサポー
トとの間に伝熱管軸方向の摺動を生じ、摩耗される。
伝熱管が摩耗し、減肉破断すれば重大な事故にむすびつ
くことは言うまでもない。
摺動により発生する伝熱管の摩耗は、その摺動モードに
より大きく異なることが確認された。
すなわち、微少なストロークあるいは粗大なストローク
の摺動モードがそれぞれ単独では摩耗は小さいが微少な
摺動と粗大な摺動が同時に(複合して)発生するモード
では摩耗が急増する。
そして実際においても、流動等による微少な摺動と温度
変化等による粗大な摺動が同時に発生することが多い。
したがって、従来の支持装置の欠点は、これら複合され
た摺動に対し、十分な対策がなされていなかったことに
ある。
本考案は、前記した従来装置の欠点に鑑みなされたもの
で、複合摺動を生じさせる運動が伝熱管に生じても、複
合摺動を分割して伝熱管との間には単一の摺動モードを
生じさせる支持装置を提供することを目的とする。
以下、本考案を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は、全体断面図であり、第2図は、部分拡大断面
図である。
図において、伝熱管1は、支持部材すなわちホルダー1
0を貫通している。
ホルダー10は、本体11とこれに螺着されたストッパ
ー12より構成され、本体11とストッパ12の衝合面
の端縁は切除され、断面V形の環状溝15を形成してい
る。
16は本体11側の壁面、17はストッパ12側の壁面
である。
ホルダー10の貫通孔の内面に形成された横向きV形断
面の環状溝15には、伝熱管1の外面と接した円弧面2
1を有する揺動支持部材すなわちサポート20が複数装
着されている。
サポー) 20は、基部に半円状の溝が形成された扇形
の断面を有し、半円状溝に嵌合したワイヤ23によって
相互に連結されている。
第3図は、サポート20の円周上の配置状態を示したも
のである。
壁面16.17は、角度θ′をなし、サポート20が形
成する角度θより大きく、角度dθの■形隙間がホルダ
ー10とサポート20の間に形成される(サポート20
が中立位置の場合)。
前述のように組立てられた状態で温度変化などにより伝
熱管1は円周上に配設されたサポート20の1部(伝熱
管の荷重方向のもの)の円弧面21と接触し、荷重Fで
支持され、サポート20はホルダー10で支持される。
伝熱管1が上方または下方に移動すると、伝熱管1と接
触するサポート20は、ワイヤ23を支点として揺動し
、サポー) 20のV形部がホルダー10の本体11あ
るいはストッパー12の壁面16.17に当ると、サポ
ート20の揺動は止められ、次に伝熱管1とサポート2
0の円弧面21とがすべり運動する。
すなわち、伝熱管1の微少な移動の範囲においては、サ
ポート20の揺動運動で支持され、微少な摺動を越える
範囲について伝熱管1と円弧面21がすべり運動して支
持される。
前記したように、本実施例によれば伝熱管1が微少な摺
動と粗大な摺動の組合さった(複合した)摺動を起す運
動を生じている場合においても、微少なストロークの運
動はサポー1−20の揺動運動に転換され、伝熱管1と
サポート20との間のすべり運動は、粗大なストローク
の運動に対応し伝熱管1を支持する。
したがって、複合された摺動を生ずる運動が伝熱管1に
生じても従来のものと異なり摺動は、粗大な運動単独に
対してのみ生ずるので摩耗が発生しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示す断面図、第2図は、第
1図の1部拡大断面図、第3図は部分平面図である。 1・・・・・・伝熱管、10・・・・・・ホルダー、1
1・・・・・・本体、12・・・・・・ストッパ、15
・・・・・・環状溝、16.17・・・・・・壁面、2
0・・・・・・サポート、21・・・・・・円弧面、2
3・・・・・・ワイヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 伝熱管が貫通する支持部材、同支持部材の貫通孔内面に
    形成され前記伝熱管の外面に向って開いた環状溝及び前
    記伝熱管の外面に接する弧面を有し前記環状溝内に装着
    された複数の揺動支持部材を有してなり、前記環状溝の
    壁と前記揺動支持部材の間に所定の揺動スペースを形成
    したことを特徴とする伝熱管の支持装置。
JP10030980U 1980-07-16 1980-07-16 伝熱管の支持装置 Expired JPS5932876Y2 (ja)

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JP10030980U JPS5932876Y2 (ja) 1980-07-16 1980-07-16 伝熱管の支持装置

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JPS5724884U JPS5724884U (ja) 1982-02-09
JPS5932876Y2 true JPS5932876Y2 (ja) 1984-09-13

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