JPS6026307Y2 - 伝熱管支持構造 - Google Patents
伝熱管支持構造Info
- Publication number
- JPS6026307Y2 JPS6026307Y2 JP5320180U JP5320180U JPS6026307Y2 JP S6026307 Y2 JPS6026307 Y2 JP S6026307Y2 JP 5320180 U JP5320180 U JP 5320180U JP 5320180 U JP5320180 U JP 5320180U JP S6026307 Y2 JPS6026307 Y2 JP S6026307Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- exchanger tube
- tube support
- support plate
- dovetail groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ヘリカルコイル式熱交換器の最内層伝熱管支
持構造に関する。
持構造に関する。
第１図に、従来検討されてきている伝熱管支持構造を示
す。
す。
すなわち、伝熱管支持板２は直接内部シュラウドに溶接
されている。
されている。
この場合、伝熱管３は管内流体温度に一方伝熱管支持板
２は管外流体温度に支配され熱膨張差が生じ、伝熱管３
に過大な応力が発生し、構造健全性が低下する場合があ
り、これを解消するのに内部シュラウド（内筒）に対し
て伝熱管が半径方向へがたつきを生ずる隙間を設定する
ものもあるが、この場合には半径方向の伝熱管支持剛性
が弱くなるので耐震上健全性を高く保障できない欠点を
生じる。
２は管外流体温度に支配され熱膨張差が生じ、伝熱管３
に過大な応力が発生し、構造健全性が低下する場合があ
り、これを解消するのに内部シュラウド（内筒）に対し
て伝熱管が半径方向へがたつきを生ずる隙間を設定する
ものもあるが、この場合には半径方向の伝熱管支持剛性
が弱くなるので耐震上健全性を高く保障できない欠点を
生じる。
本考案は、上記従来技術の欠点を解決するために、内部
シュラウド１と伝熱管支持板２との間に、ガタを設けた
構造とする事により、部材の温度差により生ずる熱膨張
差を前記ガタにて吸収し、過大な熱応力の発生を防止す
る事と、ガタ付量を適当量に抗束して耐震上健全性を高
く保障する事とを両立させることを目的とする。
シュラウド１と伝熱管支持板２との間に、ガタを設けた
構造とする事により、部材の温度差により生ずる熱膨張
差を前記ガタにて吸収し、過大な熱応力の発生を防止す
る事と、ガタ付量を適当量に抗束して耐震上健全性を高
く保障する事とを両立させることを目的とする。
ヘルカルコイル伝熱管が巻かれる内部シュラウドと最内
層伝熱管支持板との固定を、半径方向に若干のガタを有
する伝熱管支持板取付構造とする。
層伝熱管支持板との固定を、半径方向に若干のガタを有
する伝熱管支持板取付構造とする。
本考案の一実施例として、第２図を用いて以下に説明す
る。
る。
本実施例においては、ヘリカルコイル伝熱管が巻付けら
れる内部シュラウド１に、半径方向へ突起４を設け、前
記突起４及び伝熱管支持板２に設けたアリ溝５とを組合
せることにより伝熱管支持板２を内部シュラウド１に固
定する。
れる内部シュラウド１に、半径方向へ突起４を設け、前
記突起４及び伝熱管支持板２に設けたアリ溝５とを組合
せることにより伝熱管支持板２を内部シュラウド１に固
定する。
上記した構造においては、組立上半径方向に数ミリメー
トルのガタがあり、伝熱管３と伝熱管支持板２との間に
熱膨張差が生じた場合、伝熱管支持板２はこのガタ分だ
け半径方向に移動でき、熱膨張差に起因する熱応力発生
を軽減できる。
トルのガタがあり、伝熱管３と伝熱管支持板２との間に
熱膨張差が生じた場合、伝熱管支持板２はこのガタ分だ
け半径方向に移動でき、熱膨張差に起因する熱応力発生
を軽減できる。
突起４を突端に向って幅広となる形状であって、その最
大幅は先細りのアリ溝５の最大溝幅よりも狭い幅を有す
るが、アリ溝５の開口部の幅よりも広い幅の形状を有し
ている。
大幅は先細りのアリ溝５の最大溝幅よりも狭い幅を有す
るが、アリ溝５の開口部の幅よりも広い幅の形状を有し
ている。
よって、両者の幅の関係により半径方向へある程度、即
ち、伝熱管３と周部部材との熱膨張差による熱応力が過
大にならない程度、のにげを伝熱管３に許容するが、そ
れ以上には許容せずに半径方向のずれを内筒である内部
シュラウド１から支持し半径方向の横剛性を高く保障す
る。
ち、伝熱管３と周部部材との熱膨張差による熱応力が過
大にならない程度、のにげを伝熱管３に許容するが、そ
れ以上には許容せずに半径方向のずれを内筒である内部
シュラウド１から支持し半径方向の横剛性を高く保障す
る。
よって、耐震性が良く熱交換器の健全性を保障できる。
以上の如く、本考案によれば、伝熱管に発生する熱応力
を軽減できるとともに耐震性が良いので熱交換器の健全
性は高く保障できるものである。
を軽減できるとともに耐震性が良いので熱交換器の健全
性は高く保障できるものである。
第１図は、従来の伝熱管支持板取付構造図、第２図は本
考案になる伝熱管支持板取付構造図である。 １・・・・・・内部シュラウド、３・・・・・・伝熱管
、４・・・・・・突起、５・・・・・・アリ溝。
考案になる伝熱管支持板取付構造図である。 １・・・・・・内部シュラウド、３・・・・・・伝熱管
、４・・・・・・突起、５・・・・・・アリ溝。
Claims (1)
- ヘリカルコイル形伝熱管が巻付けられる内筒と伝熱管支
持板とを半径方向にガタをもって組立てて成る熱交換器
において、前記伝熱管支持板と前記内筒との一方側に他
方側に向って先細りのアリ溝を設け、前記他方側に前記
一方側に向って元細りであって突端が前記アリ溝の最大
溝幅よりも狭く前記アリ溝の開口端幅よりも幅広な形状
の突起を設け、前記突起を前記アリ溝にはめ合せて前記
内筒と前記伝熱支持板とを連結したこを特徴とした伝熱
管支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5320180U JPS6026307Y2 (ja) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | 伝熱管支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5320180U JPS6026307Y2 (ja) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | 伝熱管支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56158790U JPS56158790U (ja) | 1981-11-26 |
| JPS6026307Y2 true JPS6026307Y2 (ja) | 1985-08-07 |
Family
ID=29648015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5320180U Expired JPS6026307Y2 (ja) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | 伝熱管支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6026307Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-21 JP JP5320180U patent/JPS6026307Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56158790U (ja) | 1981-11-26 |
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