JPS5932723Y2 - 増圧装置 - Google Patents

増圧装置

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JPS5932723Y2
JPS5932723Y2 JP15632380U JP15632380U JPS5932723Y2 JP S5932723 Y2 JPS5932723 Y2 JP S5932723Y2 JP 15632380 U JP15632380 U JP 15632380U JP 15632380 U JP15632380 U JP 15632380U JP S5932723 Y2 JPS5932723 Y2 JP S5932723Y2
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JP
Japan
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pressure
plunger
piston
chamber
oil
Prior art date
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Expired
Application number
JP15632380U
Other languages
English (en)
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JPS5779202U (ja
Inventor
光明 関口
Original Assignee
株式会社 昭空
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、低東の空気圧を用いて高圧の油圧を発生させ
る増圧装置に関し、途中で空気圧が抜けたり圧力が低下
しても長時間にわたり高圧を維持できるとともに、比較
的低圧にて予圧しておいてから高圧に増圧する予圧式で
、最終工程段階だけ特に高圧を長時間必要とするクラン
プ装置のごときアクチュエータに適用するのに好適であ
り、また複数台を設置スペース少なく羅列配置して一斉
作動できるようにしたものである。
以下には本考案を図示の実施例について詳細に説明する
本増圧装置は、圧力伝達器Aと、空気圧増力器Bと、こ
の空気圧増力器Bの下側に連設されているとともに油液
パイプ1を介して正力伝達器Aに連結された油圧増圧器
Cとから構成されている。
歪力伝達密入は、油液タンク2内にピストン3を上下摺
動自在に嵌装した公知のもので、上側カバー4に設けた
空気ポート5を通じて油液タンク2内に圧縮空気を送入
し、ピストン3に上側から空気圧をかけることにより、
その空気圧を油液に伝達(油圧に変換)してこの油液タ
ンク2内の油液を上記油液パイプ1を通じ油圧増圧器C
内に圧入できるようになっている。
空気圧増力器Bは、肉厚の鋼板製で全体扁平なフレーム
6の厚さ方向両側面に貫通する窓孔7の両側開口を側壁
板8,8にて閉塞することにより。
フレーム6に扁平なピストン室9を形成し、このピスト
ン室9内に矩形のピストン10を水平往復摺動自在に嵌
装するとともに、丸棒状のプランジャ11を、ピストン
室9の内外を貫通させて上下摺動自在に貫装している。
そして、ピストン10の一側中央に突設したアーム12
の先端部とプランジャ11の上端部(内端部)とを、こ
れら先端部及び上端部に軸13゜14にて両端を取り付
けたりンク15によって連結し、また両側壁板8,8間
に、アーム12の下面を案内するローラ16を軸架する
とともに、アーム12の先端部に、ピストン室9内に水
平に取り付けたレール片17の下面を転動するローラ1
8を軸支していて、これらアーム12、リンク15、レ
ール片17、ローラ16,18等によって、ピストン1
0の運動を増力しつつ方向転換してプランジャ11に伝
達するトグル機構が構成されている。
しかして、第1図の状態において、フレーム6の上筒に
形成した一方のポート19からピストン室9に圧縮空気
を送入してピストン10を同図左方へ摺動させると、リ
ンク15が軸13を中心に下向きに回動してプランジャ
11が下降するもので、この下降力は、ピストン10の
推力がほぼ一定であるにもかかわらずピストン10が左
側ストロークエンドに近づくにしたがい徐々に増力され
る。
これとは逆に、他方のポート20からピストンン室9に
圧縮空気を送入してピストン10を右方へ摺動させれば
、プランジャ11はピストン室9内に引き込むように上
昇するものである。
次に、曲玉増圧器Cは、空気圧増力器Bの上記フレーム
6の下側に連設したハウジング21に、軸線が垂直な加
圧室22と、軸線が水平な大径、小径2つの連続した室
からなる蓄積室23と、これら加圧室22、蓄積室23
を連通ずる上下の通路241.242と、加圧室22に
連通ずる上側のインポート25及び下側のアウトポート
26を形成している。
そして、加圧室22の内外を貫通する円柱形のプランジ
ャ27を、その加圧室22の上側において上下摺動自在
に貫装するとともに、その加圧室22内の下側に圧力補
償ピストン28を上下摺動自在に嵌装し、さらに蓄積室
23内に、大径部291と小径部292とを有するフリ
ーピストン29を水平摺動自在に嵌装している・。
プランジャ27は、それに巻装したコイルばね30によ
って上方へ付勢されていることにより、上端面に形成の
穴27′に上記空気圧増力器Bのプランジャ11の下端
部を受入した状態でこのプランジャ11に圧接している
したがって、プランジャ27は、空気圧増力器Bのプラ
ンジャ11が上述のように下降すると、これにてばね3
0に抗し押動されて加圧室22内に突入し、またプラン
ジャー11が上昇するとばね30の作用により自動的に
上昇することになる。
また加圧室22内であって圧力補償ピストン28の下側
には、皿形ばね31が固定配置されており、正力補償ピ
ストン28は、常時はこのばね31上に単に乗載するよ
うな状態で停止しているものであるが、加圧室22内の
油玉が高正になるとばね31に抗して少しく下降するよ
うになっている。
さらに加圧室22の内周面の中間部にはプランジャ2T
との間においてシールを行う環状パツキン32が固着さ
れている。
フリーピストン29は、その大径部291が蓄積室23
の段部23′に係接する左側ストロークエンドと、ハウ
ジング21に螺装したストッパ33に係接する右側スト
ロークエンドの間において摺動できるようになっている
しかして、前記油液パイプ1は油圧増圧器Cのインポー
ト25に接続されているもので、圧力伝達器Aの油液タ
ンク2内に圧縮空気を送入すると、その油液タンク2内
の油液が油圧増圧器Cの加圧室22内に流入し、さらに
この加圧室22よりアウトポート26に連結されている
外部アクチュエータへ流入するもので、これにより外部
アクチュエータは低圧の油圧にて予モされることになる
このとき、フリーピストン29は、その両側面の受モ面
積が相違しているためにその大径部291が蓄積室23
の段部23すこ係接する左側ストロークエンドに保留せ
られる。
かかる予モ状態において、空気圧増力器Bのピストン1
0を空気モにて左方へ摺動させ、プランジャ11を下降
させると、その下側のプランジャ27がばね30に抗し
て押動されて加圧室22内に突入していき、パツキン3
2と嵌合して加圧室22内を、パツキン32を境にして
上下2つの室に液密に仕切るとともに、その仕切られた
下側の室内の油液を加E(増圧)する。
このときフリーピストン29は、その加圧された油液に
よって、上記のように受玉面積の相違にもかかわらず右
方へ押動され、プランジャ27の突入による油液押しの
け量を吸収しつつストッパ23に衝接して停止するもの
で、この停止が、空気圧増力器Bにおいてプランジャ1
1が下限位置より少しく上方に位置したときに行われる
ようにストッパ33にて調整すれば、このときにプラン
ジャ11の出力は最大になるので、上記の加FE(増圧
)作用を効果的に行うことができる。
また、歪力補償ピストン28は、上記のように加圧され
る油液によって上側から押されてその油圧の値に応じた
量だけばね31に抗し下降することができるもので、こ
のように正力補償ピストン28が油圧の変動に応じて動
くことにより上記下側の室の容積は変動することになり
、これによって、外部アクチュエータの油漏れ、配管の
体積膨張等に起因する急激な油照低下、及び必要以上の
油圧上昇を防止できるものである。
さらに、上記のようにして加圧を行っているときに、た
とえ空気圧増力器Bにおいて空気圧が低下したりあるい
は完全に抜けてしまっても、プランジャ27は加圧作用
を長時間維持する。
すなわち、上記のようにトグル機構によって下降せられ
ているプランジャ11をそれ自体に下側から直接に力を
加えて上昇させるには、ピストン10を右方へ摺動させ
て上側より間接に上昇させる場合に比べてはるかに強力
な力を必要とすることから、このプランジャ11及びプ
ランジャ27は油正による反力によってすぐに上昇する
ことなく、加圧作用を長時間維持するもので、それは、
プランジャ11が圧力補償ピストン28の上記のごとき
下降にもとづき下限位置まで下降し、そのプランジャ1
1の上端の軸14が下死点に達したときに最大になる。
上記のような加Fi(増圧)状態を解除するには、空気
圧増力器Bにおいてポート20からピストン室9にモ縮
空気を送入してピストン10を右方へ摺動させ、プラン
ジャ11を上昇させるもので、これによりプランジャ2
7は、プランジャ11による下巴力を解放され、それが
たとえ急激に上昇してもそれに関係なくばね30の作用
によりゆっくりと上昇復帰するものである。
本増正装置は、上述のように圧力伝達器Aと空気圧増力
器Bと油圧増圧器Cとにより構成されるものであるが、
圧力伝達器Aの油液タンク2の容積を、複数台の油圧増
圧器Cに対し油液を一斉に供給できる大きさとすれば、
1台の正力伝達器Aに対して空気圧増力器B及び油圧増
圧器Cを複数台用意してその複数台の油圧増圧器Cを一
斉に予圧できるとともに、そ右ぞれを個別に増圧できる
ものである。
この場合、複数台の空気圧増力器B及び油圧増圧器Cを
その幅員方向に羅列すれば、整然と設置スペース少なく
配置できるものである。
なお、空気圧増力器Bにおいて、ピストン10とプラン
ジャ11とを連結し前者の運動を増力しつ一つ方向転換
して後者に伝達するトグル機構としては、上記のような
構成以外のものであってもよいものである。
以上に述べたところから明らかなとおり、本考案増正装
置は、圧力伝達器にて予圧しておいた油液を、トグル機
構を用いた空気圧増力器にて増圧するもので、この空気
圧増力器によって増圧を行っているときに、それにおい
て空気モが抜けたり圧力が低下しても長時間にわたり高
モを維持できるとともに、比較的低圧にて予圧しておい
でから高正に増圧する予圧式であるので、最終行程段階
だけ特に高モを長時間必要とするクランプ装置のごとき
アクチュエータに適用するのに好適であり、また上記空
気圧増力器が扁平形体になっているQ)で、複数台を設
置スペース少なく羅列配置して一斉作動でき、さらに空
気圧増力器のプランジャ汲ぴ油圧増圧器のプランジャの
動きを外部より看取できるので、油圧の上昇状態を確認
するのに至便である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は全体の
断面図、第2図は空気圧増力器及び油圧増圧器の正面図
である。 A・・・・・・正力伝達器、9・・・・・・ピストン室
、10・・・・・・ピストン、11・・・・・・プラン
ジャ、B・・・・・・空気圧増力器、25・・・・・・
インポート、26・・・・・・アウトポート、22・・
・・・・加正室、27・・・・・・プランジャ、C・・
・・・・油圧増圧器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気圧を油出に変換する圧力伝達器と、扁平なピストン
    室内に嵌装した矩形のピストンとそのピストン室の内外
    を貫通するプランジャとをトクル機構を介して連結し、
    ピストンを空気圧にて往復摺動させることによりその運
    動をトグル機構にて増力しつつ方向変換してプランジャ
    を往復摺動させることができる空気圧増力器と、上記正
    力伝達器よりの油液をインポートより流入してアウトポ
    ートより流出する加圧室を有するとともに、この加圧室
    の内外を貫通するプランジャを、上記空気圧増力器のプ
    ランジャにて押動される関係にして装着した油圧増圧器
    とを備え、空気圧増力器のプランジャにて油圧増圧器の
    プランジャを押動してそれを加圧室内に突入摺動させる
    ことにより、圧力伝達器にて予圧されている油液をさら
    に増圧できるようにしてなることを特徴とする増圧装置
JP15632380U 1980-11-04 1980-11-04 増圧装置 Expired JPS5932723Y2 (ja)

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JP15632380U JPS5932723Y2 (ja) 1980-11-04 1980-11-04 増圧装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP15632380U JPS5932723Y2 (ja) 1980-11-04 1980-11-04 増圧装置

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Publication Number Publication Date
JPS5779202U JPS5779202U (ja) 1982-05-15
JPS5932723Y2 true JPS5932723Y2 (ja) 1984-09-13

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ID=29515489

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JP15632380U Expired JPS5932723Y2 (ja) 1980-11-04 1980-11-04 増圧装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR3020840B1 (fr) * 2014-05-12 2017-03-03 Vianney Rabhi Detendeur de fin de course pour convertisseur de pression a pistons

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JPS5779202U (ja) 1982-05-15

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