JPS5932536B2 - 撹拌装置 - Google Patents

撹拌装置

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Publication number
JPS5932536B2
JPS5932536B2 JP55131534A JP13153480A JPS5932536B2 JP S5932536 B2 JPS5932536 B2 JP S5932536B2 JP 55131534 A JP55131534 A JP 55131534A JP 13153480 A JP13153480 A JP 13153480A JP S5932536 B2 JPS5932536 B2 JP S5932536B2
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JP
Japan
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stirring
furnace
rotating shaft
copper
stirring device
Prior art date
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Expired
Application number
JP55131534A
Other languages
English (en)
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JPS5756033A (en
Inventor
雄策 益田
寛 日高
昌弘 高倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Mining Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Mining Co Ltd filed Critical Nippon Mining Co Ltd
Priority to JP55131534A priority Critical patent/JPS5932536B2/ja
Publication of JPS5756033A publication Critical patent/JPS5756033A/ja
Publication of JPS5932536B2 publication Critical patent/JPS5932536B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F35/00Accessories for mixers; Auxiliary operations or auxiliary devices; Parts or details of general application
    • B01F35/90Heating or cooling systems
    • B01F35/95Heating or cooling systems using heated or cooled stirrers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、銅製錬の錬鐸炉において使用されうる攪拌装
置に関するものであり、特には内部空冷式の上記攪拌装
置に関するものである。
銅製錬における溶錬炉において多量の鐸が産出されそし
てこの 中には銅分の濃縮した鎌の粒子が懸濁している
こさば周知の通りである。
従って、綬をそのまま廃棄することはそこに含まれる銅
分の損失につながる。
そこで、銅製錬業界では、鐸を錬鐸炉と呼ばれる炉内で
処理して鋼中の銅分を鐸から分離沈降させ、銅分の回収
を図るのが通例である。
その場合、パイライトを代表とする還元剤が錬鐸炉内の
溶湯中に投入される。
パイライトは鐸中のマグネタイトを還元して鐸の粘性を
下げ銅の分離を促進する。
錬鍜炉での操作において、溶湯を機械的に攪拌すること
によって、銅の沈降分離が促進されるこきが知られてい
る。
これは、攪拌を行わないと、錬媛炉においては湯の供給
が間欠的であるため上層部が固まって還元剤が内部に入
らないこと、攪拌によって鏝と還元剤の反応効率が高ま
ると同時に懸濁している微/J・な級粒子の相互接触に
よる粒成長が促進され、それだけ沈降が促進されること
等の理由による。
ところが、錬鍜炉溶湯の攪拌はその固有の困難さの故に
容易には実施しえない。
錬鐸炉において溶湯は1200〜1300℃の高温で処
理されるに加えて、鐸は通常の金属と異なりその化学的
侵食作用がきわめて強い。
そのため、従来から攪拌装置として用いられている耐火
材製回転翼を使用しても、その耐用寿命は非常に短く、
1日ももたない。
回転翼は浸漬後1日もしないうちに、回転軸部は狭小と
なって折損しそして回転翼部はその初期の形状をとどめ
ぬ程に溶は落ちてしまい、その侵食の激しさは想像を越
えるものである。
従って、錬暖炉の連続的な長時間攪拌が実施しえない。
回転装置の高温での侵食を防止するために、溶湯中に浸
漬される回転翼および回転軸部分を水冷することが一応
考慮されうるが、これは実際上危険きわまりなく現実化
が非常に難かしい。
一般に金属溶湯に対しては水冷式攪拌翼が提唱されてい
るが、ここで対象とするような銅製錬鍍のように侵食の
激しいものでは侵食が内部水冷管を破る事態が起りやす
く、万−水が噴きだした場合には大事故につながる。
たとえ水冷管外部の耐火材肉厚を厚目にしても、肝心の
冷却効果が減じそして危険がまだ尚潜在する以上現実に
使用することはできない。
水冷方式を使用しない錬鍜炉用攪拌装置として、複数の
攪拌用箱体を縦に継ぎ合せて形成した攪拌体を上方から
炉内に吊下げ、それが下部から侵食によって溶は去るに
応じて上から箱体を継ぎ足しなから溶食分を補っていく
構造の回転式攪拌装置が提唱された。
しかし、この装置は操作が煩雑であるに加えて、内面に
キャスタを填めた攪拌用箱体が次々と溶けていく為スラ
グ量大となって好ましいものでない。
錬鐸炉における鋼中への銅損失を最小限にするためには
溶湯の攪拌は必須であることが認識されながらも、それ
を実施するに適当な攪拌装置が入手しえず、手をこまね
いていたのが斯界の実情である。
錬鐸炉での鐸の処理量は月間2万トンにも及び、攪拌効
果によってたとえ0.1%でも銅ロスが減少しうるなら
錬跋炉での鋼目収量は著しく増大する。
本発明者は攪拌装置の溶湯浸漬部分を空冷することによ
り意外にも侵食作用が相当に抑制されることを見出した
空冷方式自体は別に目新らしいものではないが、錬暖炉
の攪拌に空冷方式が提唱されそして試行されたことはな
かった。
これは、空冷程度では侵食抑制に効き目がないという考
えが支配的であり、これを確認するべく試行を行うこと
すら考えられもせず、頭から駄目であるときめてかかつ
ていた為である。
本発明者は敢えてこの固定した考え方に挑せんし、空冷
方式が相当の期間にわたって攪拌体の侵食を抑制するの
に有効であることを確認した。
攪拌体は空気冷却することによって、100時間以上の
連続操業が可能となり、鋼中への銅ロスを現状より0.
1%程度減少することが可能となる。
斯くして、本発明は、錬鍜炉における高温溶体を攪拌す
るための攪拌装置であって、攪拌羽根および回転軸を具
備する攪拌体と、該回転軸を回転するための駆動装置と
、該攪拌羽根および回転軸の内部空洞に冷却用空気を送
排する装置とを包含する攪拌装置を提供する。
図面には本発明攪拌装置の一具体例が示しである。
錬鐸炉10内には暖が投入され1200〜1300℃の
温度の溶体として適宜の加熱手段により保持されている
跋は出所によって変動するが0.7〜3.0%程度の銅
を含んでいる。
溶体中に攪拌羽根3および回転軸5を具備する攪拌体1
が炉蓋から懸吊されている。
回転軸5は炉蓋上に歯車7を装備し、歯車7は適宜の1
駆動源と連結される。
駆動歯車9によって回転せしめられる。炉蓋から回転軸
5を保護するためのプロテクタ6が垂下されている。
プロテクタ6は回転軸の回転中回転軸が添加されるパイ
ライトに肖って摩損するのを防止する。
回転軸5および攪拌羽根3の内部は空洞とされ、そこに
空気送入管11が挿入されている。
送入空気は空洞内を立昇り、吸引ファン等の手段によっ
て吸引される。
排出される空気は350℃位に昇温しでおり、関連する
加熱設備において利用される。
錬鐸炉へ装入する還元剤の乾燥目的にも適宜使用されう
る。
回転軸5および攪拌羽根3は、枠材周囲に耐火材ライニ
ングを施すことによって一体的に形成される。
耐火材としては、例えば高アルミナ質のS s 02
A 120s −F e203系耐火材が好適なもの
−の一例である。
熱間強度を増すためにステンレス鋼ワイヤを数多添加し
てもよい。
操作において、 投入後、パイライトのような還元剤が
添加され、攪拌体を空冷しつつ溶体の攪拌がもたらされ
る。
パイライトの添加量は1000に9宛20〜30に7相
当とされる。
攪拌時間は本空冷方式の攪拌体の使用により連続]、
00時間以上の操業が可能とされる。
空冷中の回転羽根および回転軸の周面には凝固した溶体
のコーティングが形成されることが見出された。
空冷において、攪拌体が充分の耐侵食性を示すのはこの
コーティングに由るものと考えられる。
実施例 平均0.70%の銅分を含む銅製錬自溶炉からの跋を錬
鍜炉において図面に示したような攪拌体で攪拌しながら
処理した。
攪拌体の耐火材ライニングとしては62%A1□03−
35%5i02−3係Fe2O3耐火材を使用し、3%
のステンレス鋼ワイヤを増強の為に加えた0跋処理量は
1日平均60T/Hであり、パイライトは約30Kp/
分の割合で添加した。
溶体は1240〜1290℃に維持された。
攪拌体は40rl)ffの速度で回転した。連続操業を
45時間継続後試験を中止しそして中正直前の錬鐸炉排
出端の鐸の含銅量を分析するさ平均0.53%であった
従って、約0.2%の銅分が回収されたことになる。
攪拌体を引上げ、外観を検査したところ、攪拌羽根はほ
ぼ現形をさとめ、回転軸に鋳付きが存在するものも、狭
小化はほとんど生じていなかった。
上記回転体を連続操業試験した結果、1.00時間まで
は回転羽根は左程に形が崩れず1分使用に耐えうろこと
が判明した。
比較目的の為に、空冷しない攪拌体を使用したところ、
10時間で回転羽根は崩壊した。
以上、本発明は、錬媛炉において空冷方式を使用する攪
拌装置が予期せぬ耐侵食性を有するという発見に基くも
のであり、万一攪拌羽根が芯部まで溶食されても事故の
起る心配はなく安全操業が確保される点で実操業におい
てきわめて有意義である。
本装置の使用により、長時間の攪拌が許容され、またパ
イライト添加量の増大も可能とされ、従来より多くの銅
分が回収される点で、資源的観点から有益である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明攪拌装置の一具体例を示す。 1・・・・・・攪拌体、3・・・・・・攪拌羽根、5・
・・・・一回転軸、7.9・・・・・・歯車、11・・
・・・・空気吹込み管、10・・・・・・錬 炉。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 錬鍍炉における高温溶体を攪拌するための攪拌装置
    であって、攪拌羽根および回転軸を具備する攪拌体と、
    該回転軸を回転するための駆動装置と、該攪拌羽根およ
    び回転軸の内部空洞に冷却用空気を送排する装置とを包
    含する攪拌装置。
JP55131534A 1980-09-24 1980-09-24 撹拌装置 Expired JPS5932536B2 (ja)

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JP55131534A JPS5932536B2 (ja) 1980-09-24 1980-09-24 撹拌装置

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JP55131534A JPS5932536B2 (ja) 1980-09-24 1980-09-24 撹拌装置

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JPS5756033A JPS5756033A (en) 1982-04-03
JPS5932536B2 true JPS5932536B2 (ja) 1984-08-09

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CN103386371A (zh) * 2012-05-11 2013-11-13 苏州市金翔钛设备有限公司 一种处理阳极泥的气浮槽
CN107875893A (zh) * 2017-11-24 2018-04-06 洛阳新远大冶金成套设备有限公司 搅拌装置及铝灰处置系统

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JPS5756033A (en) 1982-04-03

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