JPS5932274B2 - マスタ・スレ−ブ形サ−ボマニピユレ−タ - Google Patents

マスタ・スレ−ブ形サ−ボマニピユレ−タ

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JPS5932274B2
JPS5932274B2 JP10682679A JP10682679A JPS5932274B2 JP S5932274 B2 JPS5932274 B2 JP S5932274B2 JP 10682679 A JP10682679 A JP 10682679A JP 10682679 A JP10682679 A JP 10682679A JP S5932274 B2 JPS5932274 B2 JP S5932274B2
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JP
Japan
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master
slave
torque
axis
shaft
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JP10682679A
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JPS5633290A (en
Inventor
昭夫 西尾
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、スレーブ(従動)側の負荷トルクがマスタ(
主動)側を操縦するオペレータに返つてくる力反射型の
サーボマニピュレータに関する。
周知の如く、放射性物質を扱つたD海中での作業等人間
が近づけない場所あるいは環境が適さない所ではマニピ
ュレータが人間に代つてその作業を代行する。力反射型
のマスタ・スレーブサーボマニピュレータによる作業で
は、スレーブ側の物体からの反作用つまカカ感覚が手を
使つて物体に直接働きかける作業に近いものになV)力
反射のないマニピュレータに比べて作業性に優れている
従来の力反射型マスタ・スレーブサーボマニピュレータ
に用いられる双動形サーボ機構を第1図に示す。
同図は電動式のものを示レマスタ軸11をオペレータが
ある方向に回転させると、その操作によつて生じるマス
タ軸とスレーブ軸12との角度偏差信号εが各々の角度
検出器21、22によつて検出されると同時に角速度偏
差信号:が各々速度検出器31、32によつて検出され
る。この2つの信号εとεがサーボ増幅器4にて加算増
幅され、マスタ側のサーボモータ51にはオペレータが
与えた回転を止めようとする向きに電圧印加がなされ、
同じ電圧がスレーブ側のサーボモータ52には回転を加
速する向きに印加される。かくして、マスタ軸11に与
えられた角度変位はスレーブ軸12に忠実に再現され、
かつースレーブ軸12の負荷に応じた力をマスタ軸1を
を操作するオペレータに感じ取らせることができる。し
かし、従来の駆動型マニピュレータでは、マスタ軸11
を一定の角速度ωで動かすときにスレーブ軸12がたと
え無負荷であつてもサーボモータやそれに連結された減
速機の特性及び角速度ωに比例して大きな粘性抵抗を生
じ、このため力関係の伝達特注に劣力精密な作業が困難
であつた。
本発明は、マスタ側及びスレーブ側において各軸のトル
クに比例した信号をマスタ側及びスレーブ側に帰還する
ことによつて前記の粘性抵抗力を軽減し、さらにはマス
タ側、スレーブ側での帰還ループ中に非線形要素を付加
することによつて、作業性及び操縦性の一層の向上を図
つたマスタ・スレーブ形サーボマニピユレータを提供す
ることを目的とする。第2図は本発明のーー実施例を示
すプロツク図である。
同図が第1図と異なる部分は、マスタ側では角度検出器
21と22とによつて検出された角度偏差信号εを線形
あるいは非線形な特比の変換器61を通して信号ε1を
取出レこの信号ε1とマスタ軸1,に設けたトルク検出
器T1のトルク信号ε,1との差を増幅器4,で増幅し
てサーボモータ51の駆動電圧とする。同様に、スレー
ブ側では角度偏差信号εを線形あるいは非線形特性の変
換器62を通して信号ε2を取出し、その信号εとスレ
ーブ軸12に設けたトルク検出器T2のトルク信号εT
2との差を増幅器42を介してサーボモータ52に与え
る。ここで、角度偏差信号ε、変換器61,62の信・
号ε1,ε2、トルク検出器T,,T2のトルク信号ε
Tl,εT2は下記式で表わされる。
但l− kθは角度検出器21,(22)の発生電圧係
数、Gl,g2は変換器61,62の信号変換特性、K
fl.kf2はトルク検出器、Tl,T2の発生電圧係
数、θ1はマスタ軸11の角変位、θ.2はスレーブ軸
12の角変位、T1はマスタ軸1,にオペレータが与え
るトルク、T2はスレーブ軸12の負荷トルクである。
上記式の関係から、マスタ側とスレーブ側の運動方程式
は次のようになる。
ここで、n;サーボモータ51とマスタ軸11間又はサ
ーボモータ52とスレーブ軸12間の減速機歯車比 にサーボモータ軸に換算した回転部 分の慣性能率 D:サーボモータ軸に換算した回転部 分の粘性減衰係数 Ts;サーボモータ軸に換算した回転部 分のクーロン摩擦によるトルク 0,.θ,;θ,,θ2の時間τιて1するーー階微分
値θ1,θ2;θ1,θ2の時間tに関する二階微分値
k;サーボ増幅器4,,42の増幅率 K,;サーボモータ51,52のトルク定数Z;サーモ
ータ51,52の端子間イ.ノピーダンスである。
式(1),(2)をθ,,θ2,T,,T2四変数とし
てラプラス変換すればここで、 となるのでスレーブ軸12に一定の負荷T2Oがある場
合マスター軸1、を一定の角速度ω10で動かす時のオ
ペレータの力感覚TlOはここで、 となる。
(4)式で粘性抵抗を表わす第2項およびクーロン摩擦
による抵抗を表わす第3項に訃いてKf,=Kf2=O
とおいたのが従来の双動型サーポ機構であり、マスタ軸
及びスレーブ軸に個別のトルク帰還によつて粘性抵抗、
クーロン摩擦による抵抗いずれも大幅に軽減できること
がわかる。つま力(6),(7)式のη,Ksにおいて
分母に占めるKktkflあるいはKk,kf2を抵抗
R1かつその分子より+分大きくすれば(4)式の第2
項、第3項に比べて無視できるくらい小さくできてとな
V)GlO<)・G2,kflOOkf,ならば負荷ト
ルクに比例したトルクだけがマスター側に帰還されるの
でこれを操縦するオペレータの捜縦感覚が著しく向上す
る。
一方スレーブ側が固定された時のマスター側の力感覚T
,とその時の角度偏差の比、つまD剛性率Cはとなる。
第3図は変換器6,の変換特性g1あるいはトルク検出
器71の発生電圧係数Kf,が非線形な場合の剛性率C
Lと、両者の特性がいずれも線形な場合の剛性率CNを
表わしたもので、特に剛性が図示したような非線形であ
るマスタースレーブサーボマニプレータの操縦にあ一い
ては、オペレータが直接物体に働きかけた時の各関節に
働くトルクと皮膚のへこみや筋骨のたわみの関係とよく
似ているので、より一層操縦感覚が向上L−作業性がよ
くなる。この場合g1あるいはKflが非線形であつて
もスレーブ側のG2あるいはKf2がマスタ側のg1あ
るいはKflと相似の特性にあるので、(8)式のトル
クの伝達比は第4図に示すように一定のままでトルク伝
達特性に何ら悪影響が及ぶものでない。
第5図は本発明の具体的な実施例を示す。マスタ軸11
、スレーブ側12の角度変位を検出する角度検出器21
,22としてはポテンシヨメータを使用し、両者の角度
偏差は演算増幅器と演算抵抗で構成した差動増幅器8で
検出L変換器61,62としては非線形特性を持たせる
場合には掛算器を2イ固使つて三乗特性を持たせたb半
導体PN接合の順方向特性を利用する。また、歪ゲージ
等が使用されるトルク検出器71,72の信号は演算増
幅器と演算抵抗とで溝成した増幅器91,92で適当な
レベルまで増幅及びインピーダンス変換して取出し、こ
の信号と変換器6,,62の変換出力との偏差は上記8
と同様の差動増幅器10,,102で取出す。増幅器4
1,42としては電力増幅器を使用レサーボモータ51
,52の出力軸は減速機111,112に直結する。第
5図は電動サーボの場合を示すが、サーボモータ5,,
52を油圧サーボ弁と―減速機111,112を油圧ピ
ストンシリンダと― トルク検出器7,,72を油圧検
出器とすることで電気一油圧サーボのマニピユレータに
構成できる。
以上の如く、本発明ではマスタ軸及びスレーブ軸に個別
のトルク帰還によつて粘性抵抗や摩擦による抵抗を大幅
に軽減でき、オペレータの操縦感覚及び作業性を著しく
向上できる。
また、トルク検出器の発生電圧係数あるいは変換器61
.62の変換特性を非線形かつマスタ側とスレーブ側の
特性を相似にすることでマニピユレータの剛性がオペレ
ータの関節に働くトルクと筋骨のたわみの性質と適合し
操縦感覚、作業性共に一層改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の双動型サーポマニピユレータを説明する
ための図、第2図は本発明の一実施例を示す図、第3図
及び第4図は本発明の動作を説明するための特性図、第
5図は本発明の具体的な実施例を示す図である。 111117スタ蛛 1211スレーブ軸121●22
・・・・・・角度検出器、4,.42・・・・・・増幅
珠 5,,52・・・・・・サーボモータ、6,,62
・・・・・・変換器、71,7,・・・・・・トルク検
出器、11,,112・・・・・・減速機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 マスタ軸とスレーブ軸の位置又は角度偏差に比例し
    た信号を線形又は非線形変換する第1、第2の変換器と
    、マスタ軸のトルクを検出する第1のトルク検出器と、
    上記第1の変換器の検出信号と第1のトルク検出器の検
    出信号との差を増幅してマスタ軸を駆動するサーボモー
    タの駆動電圧を得る第1の増幅器と、スレーブ軸のトル
    クを検出する第2のトルク検出器と、上記第2の変換器
    の検出信号と第2のトルク検出器の検出信号との差を増
    幅してスレーブ軸を駆動するサーボモータの駆動電圧を
    得る第2の増幅器とを備えたことを特徴とするマスタ・
    スレーブ形サーボマニピュレータ。 2 特許請求の範囲第1項において、第1及び第2のト
    ルク検出器はマスタ軸及びスレーブ軸のトルクに比例し
    た信号を非線形変換した検出信号を得ることを特徴とす
    るマスタ・スレーブ形サーボマニピュレータ。
JP10682679A 1979-08-21 1979-08-21 マスタ・スレ−ブ形サ−ボマニピユレ−タ Expired JPS5932274B2 (ja)

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JP10682679A JPS5932274B2 (ja) 1979-08-21 1979-08-21 マスタ・スレ−ブ形サ−ボマニピユレ−タ

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JPS5633290A JPS5633290A (en) 1981-04-03
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JP10682679A Expired JPS5932274B2 (ja) 1979-08-21 1979-08-21 マスタ・スレ−ブ形サ−ボマニピユレ−タ

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JPS6389274A (ja) * 1986-09-30 1988-04-20 株式会社東芝 マニピユレ−タのバイラテラル制御装置

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JPS5633290A (en) 1981-04-03

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