JPS5932247Y2 - 土壌用液注入装置 - Google Patents

土壌用液注入装置

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JPS5932247Y2
JPS5932247Y2 JP13290980U JP13290980U JPS5932247Y2 JP S5932247 Y2 JPS5932247 Y2 JP S5932247Y2 JP 13290980 U JP13290980 U JP 13290980U JP 13290980 U JP13290980 U JP 13290980U JP S5932247 Y2 JPS5932247 Y2 JP S5932247Y2
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JP
Japan
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liquid
bellows
cylinder
check valve
valve chamber
Prior art date
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JP13290980U
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JPS5754232U (ja
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隆道 青木
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Individual
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  • Fertilizing (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は土壌用液注入装置に関するものである。
従来、土壌中に農薬や肥料等の液を注入する土壌用液注
入装置は、シリンダに上下動自在に設けたピストンによ
って液を直接シリンダ内に吸入し吐出するようにしてい
るが、このようなものでは液がシリンダとピストンとに
直接接触するから、液がシリンダとピストンとの間の隙
間から外部に洩れやすく、そのため上記シリンダおよび
ピストンを高精度に形成して、または組立時に研磨する
などして寸法を調整して上記隙間をなくす努力がなされ
ている。
このように従来のものは製造および組立が容易でなく、
また使用によってピストンなどが摩耗すると液洩れが生
じ、耐久性の点で劣る欠点がある。
本考案はこのような点に鑑みなされたもので、シリンダ
とピストンとの間の隙間からの液洩れを簡単な構造手段
によって完全に防止できる土壌用液注入装置を提供しよ
うとするものである。
次に本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
挿入ハンドル1の中央部下側にシリンダ2を固定する。
この固定は、シリンダ2の上端部に形成したねじ部を挿
入ハンドル1の中央部に螺着した後にこのねじ部の外周
のナツト3を締めてロックする。
なおこのシリンダ2を固定するにあたってこのシリンダ
2の上半部に中間筒体4を嵌着しておき、この中間筒体
4も上記挿入ハンドル1に一体的に組込む。
5はその上端係止部、6は下端係止部である。
また上記シリンダ2の上部内に上記中間筒体4を介しで
ピストン11を上下動自在に嵌合する。
このピーストン11の本体は上記中間筒体4の下端係止
部6の内径とほぼ同径に形成されており、またこのピス
トン11の上端部には上記中間筒体4の本体内径とほぼ
同径の係止部12が形成されている。
またこのピストン11の上端に上記挿入ハンドル1に対
して上下動自在の液注入操作杆14を一体的に設ける。
そしてこの液注入操作杆14の下部に螺着したナツト1
5の上方に挿入ハンドル1の中央部に設けたねじ穴16
から緩衝用のコイルスプリング17を挿入し、さらに上
記ねじ穴16に上記液注入操作杆14のガイドを兼ねた
ねじ杆18を螺着し、このねじ杆18によって上記コイ
ルスプリング17の強さを調整し、この調整後にねじ杆
18に螺着したナツト19を締めてねじ杆18を固定す
る。
また上記液注入操作杆14の上端につまみ21を設ける
また上記シリンダ2の下部内に自己の弾力により伸張復
帰性を有するベローズ22を設ける。
そして上記ピストン11の下端面にベローズ22の上端
密閉面部23を当接するか、またはピストン11の下端
面にベローズ22の上端開口縁を液密に固着するかして
、ベローズ22の上端をピストン11の下端において密
閉する。
また上記ベローズ22の下端開口からベローズ22の下
部内に、収縮されたベローズ22のデッドスペース(内
空部)に相当する大きさのスペーサ25を挿入しておき
、このスペーサ25の下端フランジ部26をシリンダ2
の下端に係止する。
なおこのシリンダ2の底部の一部を形成する上記下端フ
ランジ部26にあらかじめ上記ベローズ22の下端の開
口縁部27を外方に折返して液密に接着固定する。
なお上記スペーサ25には通液孔28.29を軸方向お
よび横方向に設けておく。
また上記スペーサ25の下面にパツキン31を組込み、
シリンダ2の下端部に形成したねじ部を殻体32の上部
に螺着した後にこのねじ部の外周のナツト33を締めて
シリンダ2と殻体32とを固定する。
また上記載体32に上記スペーサ25の通液孔28と同
軸状に通液孔35を設け、この通液孔35の下方に液吸
込用逆止弁室36および液吐出用逆止弁室37を順次連
通可能に配置する。
上記液吸込用逆止弁室36は上記殻体32の中央部に形
成し、その内部にコイルスプリング41およびボール状
の逆止弁体42を挿入するとともに、この逆止弁体42
に対して弁座部43および液吸込孔44を有するホース
接続体45を設ける。
また上記液吐出用逆止弁室37は上記載体32の下部に
嵌着した通液孔47を有する弁座体48およ弁室体49
によって形成し、この弁室37の内部に上記弁座体48
に対接するボール状の逆止弁体51とコイルスプリング
52とを設けるとともに、上記弁室体49の下端筒部5
3に液吐出孔54を設ける。
なお上記弁座体48および弁室体49は上記殻体32の
下部に螺着した連結筒体55によって固定する。
また上記液吐出孔54を有する下端筒部53に送液管5
7の上端部を嵌着し、また上記連結筒体55に外管58
の上端部を螺着する。
そしてこの外管58の中間部にフランジ板59の中央基
部61を嵌着し、この中央基部61に挿着したねじ62
で複数の固定穴63のひとつに固定する。
また上記送液管57の下端部に通液孔64を有する弁座
体65の上部筒部66を嵌着し、また上記外管58の下
端部に尖状体67を螺着し、この尖状体67によって上
記弁座体65を固定し、またこの尖状体67の内部室6
8に上記弁座体65に対接するボール状の弁体71とコ
イルスプリング72とを設け、またこの尖状体67の側
部に上記送液管57に連通する液封出孔73を設ける。
そうして、挿入ハンドル1を把持して外管58を土壌中
に圧入し、フランジ板59を土壌表面に係止し、上記液
注入操作杆14のつまみ21を押下げると、ピストン1
1がベローズ22を押圧してベローズ22は収縮し、こ
のベローズ22内の液は逆止弁体51を開いて送液管5
7内に圧送され、この送液管57内の液は弁体71を開
いて液封出孔73から土壌中に噴射される。
また上記液注入操作杆14のつまみ21から手を離すと
、ベローズ22は自己の弾力により伸張復帰する。
その際外部ホースによって液吸込孔44まで供給されて
いる液はベローズ22の自己弾力による膨張作用によっ
て逆止弁体42を開いてベローズ22内に吸込まれる。
このような動作を繰返し行えば農薬や肥料などの液を土
壌中に間欠的に注入することができる。
なお上記ベローズの収縮時は、ベローズ22の蛇腹部は
、シリンダ2とスペーサ25との間の間隙に収納され、
ベローズ22の上端密閉面部23はスペーサ25の上端
面まで圧縮されるから、最初にベローズ22の内部にあ
った空気はほとんど押出されて内部に残留することがな
い。
これは、スペーサ25がない場合はベローズ22が収縮
したときにこのベローズ内にテ゛ツドスペース(内空部
)が形成されこのデッドスペース内に空気が残留するが
、上記スペーサ25を設けることによってこのデッドス
ペースをなくシ、収縮時のベローズ22内からほとんど
の空気を押出すことができるからである。
これによってベローズ内空気の緩衝作用による作動不良
(ベローズ内の残留空気が圧縮、膨張するのみで液が吸
入、吐出されない現象)を防止し、すなわちベローズ内
残留空気による液吐出量のばらつきを防止し、一定量の
液の吸入、吐出が確実にできる。
このように本考案によれば、土壌用液注入装置において
シリンダ2の下部内に自己の弾力により伸張復帰性を有
するベローズ22を設け、このベローズ22の上端をピ
ストン11の下端において密閉し、このベローズ22の
下端の開口縁部を上記シリンダ2の底部に液密に固定し
たから、シリンダ2とピストン11との間に隙間があっ
ても液はベローズ22内に封入されていて上記隙間から
液洩れするおそれが全くない。
このためピストン11などを高精度に加工する必要がな
く製造が容易であり、また使用によってピストン11な
どが摩耗しても交換する必要がなく寿命が長い。
また自己の弾力による伸張復帰性を有するベローズ22
を用いているので、従来においてピストン11を上昇復
帰させるのに用いていた復帰用のコイルスプリングを不
要にすることができる。
さらに上記シリンダ2の底部から上記ベローズ22の下
端開口を経てベローズ22の下部内にスペーサ25を挿
入したから、このスペーサ25によって収縮されたベロ
ーズ22内にデッドスペースが生じないようにし、ベロ
ーズ22内から空気を押出し、ベローズ内残留空気の緩
衝作用による作動不良をなくして、一定量の液の吸入、
吐出を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の土壌用液注入装置の一実施例を示す断面図
である。 1・・・・・・挿入ハンドル、2・・・・・・シリンダ
、11・・・・・・ピストン、14・・・・・・液注入
操作杆、22・・・・・・ベローズ、23・・・・・・
上端密閉面部、25・・・・・・スペーサ、28・・・
・・・通液孔、35・・・・・・通液孔、36・・・・
・・液吐出用逆止弁室、3γ・・・・・・液吐出用逆止
弁室、42・・・・・・逆止弁体、44・・・・・・液
吸込孔、51・・・・・・逆止弁体、54・・・・・・
液吐出孔、57・・・・・・送液管、73・・・・・・
液射出JL。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 挿入ハンドル1の中央部下側にシリンダ2を固定し、こ
    のシリンダ2の上部内にピストン11を上下動自在に嵌
    合し、このピストン11の上端に上記挿入ハンドル1に
    対して上下動自在の液注入操作杆14を設け、上記シリ
    ンダ2の下部内に自己の弾力により伸張復帰性を有する
    ベローズ22を設け、このベローズ22の上端密閉面部
    23を上記ピストン11の下端に対向させ、このベロー
    ズ22の下端の開口縁部を上記シリンダ2の底部に液密
    に固定し、このシリンダ2の底部から上記ベローズ22
    の下端開口を経てベローズ22の下部内に、収縮された
    ベローズ22のデッドスペースに相当する大きさであっ
    て少なくとも軸方向に通液孔28を貫通穿設してなるス
    ペーサ25を挿入し、上記シリンダ2の底部の中央部に
    通液孔35を設け、この通液孔35の下方に液吸込用逆
    止弁室36および液吐出用逆止弁室37を順次連通可能
    に配置し、上記液吸込用逆止弁室36に液吸込孔44お
    よび逆止弁体42を設けるとともに、上記液吐出用逆止
    弁室37に液吐出孔54および逆止弁体51を設け、上
    記液吐出用逆止弁室37の液吐出孔54に土壌中に挿入
    される送液管57を接続し、この送液管51の下部に液
    封出孔73を連通したことを特徴とする土壌用液注入装
JP13290980U 1980-09-17 1980-09-17 土壌用液注入装置 Expired JPS5932247Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13290980U JPS5932247Y2 (ja) 1980-09-17 1980-09-17 土壌用液注入装置

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JP13290980U JPS5932247Y2 (ja) 1980-09-17 1980-09-17 土壌用液注入装置

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Publication Number Publication Date
JPS5754232U JPS5754232U (ja) 1982-03-30
JPS5932247Y2 true JPS5932247Y2 (ja) 1984-09-10

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ID=29493144

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