JPS5932129Y2 - アルミ電解コンデンサ - Google Patents

アルミ電解コンデンサ

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Publication number
JPS5932129Y2
JPS5932129Y2 JP1978164822U JP16482278U JPS5932129Y2 JP S5932129 Y2 JPS5932129 Y2 JP S5932129Y2 JP 1978164822 U JP1978164822 U JP 1978164822U JP 16482278 U JP16482278 U JP 16482278U JP S5932129 Y2 JPS5932129 Y2 JP S5932129Y2
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JP
Japan
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aluminum electrolytic
electrolytic capacitor
external terminal
lead
insulating member
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Expired
Application number
JP1978164822U
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JPS5581943U (ja
Inventor
貢 山本
正文 大沢
重雄 菅沢
勇二 藤ノ木
Original Assignee
日立コンデンサ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、アルミ電解コンテ゛ンサに関し、特に音響再
生装置に用いた場合に音質を改善しうるアルミ電解コン
デンサに関するものである。
従来、アルミ電解コンデンサは、第１図に示すようにコ
ンデンサ素子１を金属ケース２内部にコンパウンド３に
より固定するとともに積層板４により密封し、コンテ゛
ンサ素子１から出ている陽極リード５及び陰極リード６
を各々陽極外部端子７及び陰極外部端子８に接続するよ
うな構造になっている。
そして一般的に部品の小型化の要求が強く、アルミ電解
コンデンもそのために、特に積層板４とコンデンサ素子
１との間隔ｌが非常に接近している。
それ故、陽極リード５（あるいは陰極リード６）が、第
２図に示すように陽極外部端子７（あるいは陰極外部端
子８）に接続部９以外の個所１０で接触するような構成
になっているものが多い。
ところで、ステレオ等の音響再生装置に於いては良好な
音質を得ることが最も重要な問題となっており、特に音
の分解能を改善すること、すなわち高忠実度の再生が要
求されている。
高忠実度の再生には、オーディオ信号に発生する歪成分
を無くすることが必要な条件である。
しかしながら、オーディオ信号は低周波数から高周波数
まで幅広い帯域を有する信号であり、そのような広帯域
の信号が第２図に示すようなアルミ電解コンデンサに流
れると、陽極リード５（あるいは陰極リード６）と陽極
外部端子７（あるいは陰極外部端子８）が個所１０で接
触しているために、完全な波形で他の回路に伝達されず
歪成分が発生し結局は音質を悪くする−という欠点があ
った。
本考案は、以上の欠点を改良したアルミ電解コンテ゛ン
サを提供するこを目的とする。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第３図において、１１はコンデンサ素子であり、アルミ
の陽極箔、電解紙及び陰極箔を積層し巻回している。
このコンデンサ素子１１は円筒状の金属ケース１２に挿
入されコンパウド１３により金属ケース１２に固着され
ている。
金属ケース１２は積層板１４により密封されている。
積層板１４には中央部に陽極あるいは陰極の外部端子１
５が貫通しており、その外部端子１５にはコンデンサ素
子１１から出ている陽極あるいは陰極のり一ド１６が接
続部１７で接続されている。
そして外部端子１５とリード１６が接続部１７以外の個
所で接触しないように第４図に示すような円弧状の絶縁
部材１８が、金属ケース１２によって位置決めされ、外
部端子１５とリード１６により挾持されている。
なお、絶縁部材１８は、上記のように両極のリードと外
部端子に渡ってその間に設けられるものに限定されるこ
とはなく、−極のリードと外部端子の間にのみ設けられ
るようなものであってもよい。
また、絶縁部材１８としては絶縁紙や高分子材料等が用
いられ、前者は熱的な変形を受けに＜＜、後者は機械的
な変形を受けにくいという特徴があり、用途に応じて選
択すればよい。
本考案により、外部端子１５とリード１６とが接続部１
７以外の個所で接触するのを防止できるので、オーディ
オ信号の歪成分の発生を改良できる。
実際、定格電圧６３■、定格容量１８０００μＦのアル
ミ電解コンデンサについて、従来品と本考案品をステレ
オの電源の平滑用として用い、音の分解能を調べたとこ
ろ、表のような結果が得られ、音質が改善されているこ
とがわかる。
以上の通り本考案によれば、音響再生装置に組み込んだ
場合に、音質を改善しうるアルミ電解コンデンサを得る
ことができ、また、絶縁部材を設けることにより陽極リ
ードと陰リードを固定できるので、取扱い中のリードの
接触による不良を防止できる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第１図は従来のアルミ電解コンパウンドの正面断面図、
第２図は従来のアルミ電解コンデンサの側面断面図、第
３図は本考案実施例の側面断面図、第４図は絶縁部材の
平面図を示す。 １１・・・・・・コンデンサ素子、１２・・・・・・金
属ケース、１３・・・・・・コンパウンド、１４・・・
・・・積層板、１５・・・・・・外部端子、１６・・・
・・・リード、１７・・・・・・接続部、１８・・・・
・・絶縁部材。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. （１）積層板１４に取着された外部端子１５と、コンテ
    ゛ンサ素子１１から導出したリード１６とが接続部１７
    以外では接触しないよう絶縁部材１８が外部端子１５と
    リード１６により挾持されたことを特徴とするアルミ電
    解コンデンサ。
  2. （２）絶縁部材１８が絶縁紙である実用新案登録請求の
    範囲第１項記載のアルミ電解コンデンサ。
  3. （３）絶縁部材１８が高分子材料である実用新案登録請
    求の範囲第１項記載のアルミ電解コンデンサ。
JP1978164822U 1978-11-30 1978-11-30 アルミ電解コンデンサ Expired JPS5932129Y2 (ja)

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JPS5581943U JPS5581943U (ja) 1980-06-05
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4825165A (ja) * 1971-08-03 1973-04-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4825165A (ja) * 1971-08-03 1973-04-02

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JPS5581943U (ja) 1980-06-05

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