JPS5931786Y2 - オイルフエンス保持フロ−ト - Google Patents
オイルフエンス保持フロ−トInfo
- Publication number
- JPS5931786Y2 JPS5931786Y2 JP5500479U JP5500479U JPS5931786Y2 JP S5931786 Y2 JPS5931786 Y2 JP S5931786Y2 JP 5500479 U JP5500479 U JP 5500479U JP 5500479 U JP5500479 U JP 5500479U JP S5931786 Y2 JPS5931786 Y2 JP S5931786Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- float
- hull
- oil fence
- attached
- floats
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はオイルフェンスを船体等から略一定の距離に保
持すべく考案したオイルフェンス保持フロートに関する
。
持すべく考案したオイルフェンス保持フロートに関する
。
従来より、タンカー等が港湾内に停泊するときは、万が
−の油流出事故や排油に備えて船体の周囲に所定の間隔
をおいてオイルフェンスを展張浮設しておくのが普通で
ある。
−の油流出事故や排油に備えて船体の周囲に所定の間隔
をおいてオイルフェンスを展張浮設しておくのが普通で
ある。
ところが展張されたオイルフェンスは、何ものにも支持
されていないために風や波さらには潮流の影響を受は易
く、一方へ片寄ったり部分的に船体に寄り付いたりして
本来のオイルフェンスとしての働きをなさないことがあ
った。
されていないために風や波さらには潮流の影響を受は易
く、一方へ片寄ったり部分的に船体に寄り付いたりして
本来のオイルフェンスとしての働きをなさないことがあ
った。
本考案は、上記に鑑みて、展張浮設されたオイルフェン
スを船体等から略一定の距離に保持して該オイルフェイ
スの展張を有効かつ良好なものとなすべく考案したもの
であり、前記オイルフェンス保持のために複数個のフロ
ートにて連結構成したオイルフェンス保持フロートを提
供せんとするものである。
スを船体等から略一定の距離に保持して該オイルフェイ
スの展張を有効かつ良好なものとなすべく考案したもの
であり、前記オイルフェンス保持のために複数個のフロ
ートにて連結構成したオイルフェンス保持フロートを提
供せんとするものである。
すなわち本考案は、複数個のフロートをもって、船体等
に対する添接部分と該添接部分から略直角方向もしくは
直角に近い斜め方向への延出部分とを連結構成してなり
、前記延出部分は2個以上のフロートが略真直な直列状
にしてかつ上下方向にのみ曲折自在なるよう連結されて
延在し、さらに前記添接部分のフロートの側部には船体
等に対する止着具を備え、また延出部分の先端部にはオ
イルフェンスに対する止着具を備えてなるオイルフェン
ス保持フロートを特徴とする。
に対する添接部分と該添接部分から略直角方向もしくは
直角に近い斜め方向への延出部分とを連結構成してなり
、前記延出部分は2個以上のフロートが略真直な直列状
にしてかつ上下方向にのみ曲折自在なるよう連結されて
延在し、さらに前記添接部分のフロートの側部には船体
等に対する止着具を備え、また延出部分の先端部にはオ
イルフェンスに対する止着具を備えてなるオイルフェン
ス保持フロートを特徴とする。
次に本考案の実施例を図面に基いて説明する。
イはタンカー等の船体、口はオイルフェンス、Aは本考
案に係る保持フロート、各a1および各a2は前記保持
フロートAを構成するフロートである。
案に係る保持フロート、各a1および各a2は前記保持
フロートAを構成するフロートである。
この単体のフロートa1およびa2は、ポリスチレン樹
脂発泡体、ポリエチレン樹脂発泡体等の合成樹脂発泡体
その他の浮力材よりなる横断面円形のすん胴形その他の
種々の形状のフロート主体3と、これに定着させかつ両
端部を突出させた支持杆4とからなるもので、第4図の
実施例の場合はフロート主体3の長手方向の軸心にパイ
プ等の棒状の支持杆4を貫通させて定着しており、また
、第6図の場合は枠状をなす支持杆4にてフロート主体
3を両側より挟着保持し、該支持杆4の両端部を突出さ
せている。
脂発泡体、ポリエチレン樹脂発泡体等の合成樹脂発泡体
その他の浮力材よりなる横断面円形のすん胴形その他の
種々の形状のフロート主体3と、これに定着させかつ両
端部を突出させた支持杆4とからなるもので、第4図の
実施例の場合はフロート主体3の長手方向の軸心にパイ
プ等の棒状の支持杆4を貫通させて定着しており、また
、第6図の場合は枠状をなす支持杆4にてフロート主体
3を両側より挟着保持し、該支持杆4の両端部を突出さ
せている。
そしてそれぞれ複数個のフロー)a□およびa2をもっ
て、船体イ等に対する添接部分と、この添接部分1の所
要個所から略直角方向もしくは直角に近い斜め方向への
延出部分2とを連結構成しており、この組合せが本考案
の保持フロー)Aとなる。
て、船体イ等に対する添接部分と、この添接部分1の所
要個所から略直角方向もしくは直角に近い斜め方向への
延出部分2とを連結構成しており、この組合せが本考案
の保持フロー)Aとなる。
フロー)aiおよびa2の連結組合せ形としては、例え
ば第2図のように、平面的にみて二等辺三角形をなすよ
う各辺それぞれ2個以上のフロートを略真直な直列状に
連結構成し、その底辺に相当する部分のフロートa1の
連結体を船体イ等に対する添接部分1として、また同等
辺部に相当する個所のそれぞれ略真直な直列状をなす2
個以上のフロー)a2の連結体を添接部分1からの延出
部分2として構成することができる。
ば第2図のように、平面的にみて二等辺三角形をなすよ
う各辺それぞれ2個以上のフロートを略真直な直列状に
連結構成し、その底辺に相当する部分のフロートa1の
連結体を船体イ等に対する添接部分1として、また同等
辺部に相当する個所のそれぞれ略真直な直列状をなす2
個以上のフロー)a2の連結体を添接部分1からの延出
部分2として構成することができる。
この場合二等辺三角形の頂点に当る延出部分2の先端部
で両辺部フロート連結体を連結しておく。
で両辺部フロート連結体を連結しておく。
これだけでも延出部分2の左右方向の揺振に対する抵抗
力は充分であるが、図示の場合、三角形をなす延出部分
2となる両辺のフロート連結体間および延出部分2と添
接部分の間にフロートa1.a2と同形態の補強用のフ
ロー) 5,6.7を介設し、前記抵抗力の増大および
保持フロー)A全体の安定化を図っている。
力は充分であるが、図示の場合、三角形をなす延出部分
2となる両辺のフロート連結体間および延出部分2と添
接部分の間にフロートa1.a2と同形態の補強用のフ
ロー) 5,6.7を介設し、前記抵抗力の増大および
保持フロー)A全体の安定化を図っている。
前記フロー) 5,6.7に代えて単なるパイプ等の棒
体を用いることもできる。
体を用いることもできる。
また、第3図の実施例においては、複数個のフロ)at
およびa2が平面的にみて丁字形状に連結構成され、そ
の丁字形の横棒に相当する部分が船体イ等に対する添接
部分1として、また縦棒に相当する部分の略真直な直列
状をなす2個以上のフロートa2の連結体が添接部分1
からの延出部分2として構成されている。
およびa2が平面的にみて丁字形状に連結構成され、そ
の丁字形の横棒に相当する部分が船体イ等に対する添接
部分1として、また縦棒に相当する部分の略真直な直列
状をなす2個以上のフロートa2の連結体が添接部分1
からの延出部分2として構成されている。
この場合も、補強用のフロート8,9または棒体にて延
出部分2の中間所要個所と添接部分1の両端部とを連結
し、保持フローl−A全体の安定化を図っている。
出部分2の中間所要個所と添接部分1の両端部とを連結
し、保持フローl−A全体の安定化を図っている。
フロー)atおよびa2の連結組合せ形としては、上記
実施例に限らず船体イ等に対する添接部分1と該部分か
らの2個以上のフロートによる延出部分2つまり延出方
向に略真直な直列状をなすフロートの連結体とを有する
種々の形の組合せが考えられる。
実施例に限らず船体イ等に対する添接部分1と該部分か
らの2個以上のフロートによる延出部分2つまり延出方
向に略真直な直列状をなすフロートの連結体とを有する
種々の形の組合せが考えられる。
上記において各フロー)atおよびa2は、それぞれの
フロート主体3より突出した支持杆4の端部同士が、ボ
ルトナツト等を利用した連結構造その他の連結構造によ
り連結されており、11および12はそれぞれの連結部
を示す。
フロート主体3より突出した支持杆4の端部同士が、ボ
ルトナツト等を利用した連結構造その他の連結構造によ
り連結されており、11および12はそれぞれの連結部
を示す。
何れの実施例の場合においても、延出部分2の各フロー
トa2の連結部12は上下方向にのみ曲折自在な連結構
造をなし、各フロートa2が左右には曲折できないが上
下には曲折で゛きるようになっている。
トa2の連結部12は上下方向にのみ曲折自在な連結構
造をなし、各フロートa2が左右には曲折できないが上
下には曲折で゛きるようになっている。
上下方向にのみ屈折自在な連結部12の構造としては、
例えばフロートa2の支持杆4の両端部に左右方向に貫
通した連結用孔13.13’を有する連結用部14.1
4’を設けておき、連結すべき一方のフロートa2の連
結用部14と他方のフロー)a2の連結用部14′とを
両者の連結用孔13.13’に挿通するボルト、ねじ軸
等で結合する連結構造が考えられ、第4図、第5図およ
び第6図は何れもその連結構造の具体例を示している。
例えばフロートa2の支持杆4の両端部に左右方向に貫
通した連結用孔13.13’を有する連結用部14.1
4’を設けておき、連結すべき一方のフロートa2の連
結用部14と他方のフロー)a2の連結用部14′とを
両者の連結用孔13.13’に挿通するボルト、ねじ軸
等で結合する連結構造が考えられ、第4図、第5図およ
び第6図は何れもその連結構造の具体例を示している。
第4図の場合は、支持杆4がパイプよりなるもので、一
方のフロートa2の支持杆4の端部が左右より押圧され
て隙間のある扁平状をなし、該扁平部が連結用孔13を
有する連結用部14として形成され、他方のフロートa
2の支持杆4の端部に設けられた扁平な連結用部14′
が前記連結用部14内に嵌入され、連結用部14の範囲
内で回動自在なるようボルト15で連結されるようにな
っている。
方のフロートa2の支持杆4の端部が左右より押圧され
て隙間のある扁平状をなし、該扁平部が連結用孔13を
有する連結用部14として形成され、他方のフロートa
2の支持杆4の端部に設けられた扁平な連結用部14′
が前記連結用部14内に嵌入され、連結用部14の範囲
内で回動自在なるようボルト15で連結されるようにな
っている。
また第5図の場合は、一方のフロー)azの支持杆4の
端部に平面コ字形の連結用部14が設けられ、他方のフ
ロートa2の支持杆4の端部に設けられた扁平な連結用
部14′が前記連結用部14に嵌合されてボルト15に
て連結されている。
端部に平面コ字形の連結用部14が設けられ、他方のフ
ロートa2の支持杆4の端部に設けられた扁平な連結用
部14′が前記連結用部14に嵌合されてボルト15に
て連結されている。
さらに第6図の場合は、二つ割の連結治具16,16’
を用い、一方の連結治具16に突設したねじ軸17を両
フロートa2.a2の支持杆4,4の端部つまり連結用
部14.14’の連結用孔13.13’に貫挿するとと
もに、前記連結用部14.14’を連結治具16,16
’にて挾持する構造になっている。
を用い、一方の連結治具16に突設したねじ軸17を両
フロートa2.a2の支持杆4,4の端部つまり連結用
部14.14’の連結用孔13.13’に貫挿するとと
もに、前記連結用部14.14’を連結治具16,16
’にて挾持する構造になっている。
何れも、ボルト15またはねじ軸17を中心として上下
方向にのみ曲折可能な連結構造になっている。
方向にのみ曲折可能な連結構造になっている。
さらに、船体イ等への添接部分1と延出部分2の連結部
10および補強用のフロー) 5,6.7と添接部分1
や延出部分2との連結部18.19をも、上記と同様に
上下方向にのみ曲折自在な構造にすることができる。
10および補強用のフロー) 5,6.7と添接部分1
や延出部分2との連結部18.19をも、上記と同様に
上下方向にのみ曲折自在な構造にすることができる。
また添接部分1の各フロー) al。a1同士の連結部
11を上下方向にのみ曲折可能な連結構造にすることも
ある。
11を上下方向にのみ曲折可能な連結構造にすることも
ある。
そして、上記のごとき連結構造の保持フロートAにおい
て添接部分1の各フロートa1の側部には船体イ等に対
する止着具20として鉄鋼材に対し磁気着できるマグネ
ットが例えば第7図(第8図)のようにゴムバンド21
や締付バンド22等により取付けられている。
て添接部分1の各フロートa1の側部には船体イ等に対
する止着具20として鉄鋼材に対し磁気着できるマグネ
ットが例えば第7図(第8図)のようにゴムバンド21
や締付バンド22等により取付けられている。
止着具20としてマグネットに代え吸盤や掛止具を用い
ることができ、またその取付は手段も種々の形態で実施
できる。
ることができ、またその取付は手段も種々の形態で実施
できる。
さらに、保持フロートAの延出部分2の先端部にはオイ
ルフェンス口に対して止着自在なりリップ、掛止具等の
止着具23を設けている。
ルフェンス口に対して止着自在なりリップ、掛止具等の
止着具23を設けている。
24は連結杆で支持杆4に連結されフロート主体3の側
部に突出している。
部に突出している。
本考案は上記のように構成されており、予じめ複数個の
フロートa1.a2にて所定形状に連結構成した組合せ
状態で港湾等の所定個所に設置しておき、停泊するタン
カー等の周囲にオイルフェンス口を展張する際、前記保
持フロートAをそのまま曳船でタンカー等の近くに曳行
するか、添接部分1と延出部分2とをそれぞれ別個に連
結構成しておき、これを曳行して現場で連結して保持フ
ロー)Aを組立てる。
フロートa1.a2にて所定形状に連結構成した組合せ
状態で港湾等の所定個所に設置しておき、停泊するタン
カー等の周囲にオイルフェンス口を展張する際、前記保
持フロートAをそのまま曳船でタンカー等の近くに曳行
するか、添接部分1と延出部分2とをそれぞれ別個に連
結構成しておき、これを曳行して現場で連結して保持フ
ロー)Aを組立てる。
また保持フロー)Aの構成体である各フロー)atおよ
びa2を分解状態で運搬して現場で連結して組立てるこ
ともできる。
びa2を分解状態で運搬して現場で連結して組立てるこ
ともできる。
何れにしても、本考案保持フロー)Aの添接部分1をタ
ンカー等の船体イの所要個所に添接させ、該部分のフロ
ー)atに設けたマグネット等の止着具20をもって結
合し取付ける。
ンカー等の船体イの所要個所に添接させ、該部分のフロ
ー)atに設けたマグネット等の止着具20をもって結
合し取付ける。
こうして先ず本考案の保持フロートAを船体イの周囲所
要個所に取付け、その全体を囲繞するオイルフェンス口
を展張する。
要個所に取付け、その全体を囲繞するオイルフェンス口
を展張する。
そして保持フロートAの延出部分2の先端部に設けた止
着具23をもってオイルフェンス口の所要個所を保持フ
ロー1−Aに止定すればよく(第1図および第2図)、
こうしてオイルフェンス口と船体イとを保持フロートA
にて連結し、オイルフェンス口を保持スる。
着具23をもってオイルフェンス口の所要個所を保持フ
ロー1−Aに止定すればよく(第1図および第2図)、
こうしてオイルフェンス口と船体イとを保持フロートA
にて連結し、オイルフェンス口を保持スる。
本考案の保持フロー)Aは、上記のようにして船体イを
囲繞するように展張したオイルフェンス口を船体周囲の
所要個所において保持できるもので、オイルフェンス口
が風や波あるいは潮流の影響で過度に流動したり一方へ
片寄ったりするのを防止でき、しかも船体イ等に対する
添接部分1からの延出部分2の長さに応じてオイルフェ
ンス口を船体イ等から略一定の距離に保持できる。
囲繞するように展張したオイルフェンス口を船体周囲の
所要個所において保持できるもので、オイルフェンス口
が風や波あるいは潮流の影響で過度に流動したり一方へ
片寄ったりするのを防止でき、しかも船体イ等に対する
添接部分1からの延出部分2の長さに応じてオイルフェ
ンス口を船体イ等から略一定の距離に保持できる。
殊に本考案の保持フロー)Aは複数個のフロート主体お
よびa2が連結構成されてなるものであるから、これ自
体が浮力を有しており、海上での取扱い操作が容易であ
るばかりか、オイルフェンス口の浮力に影響を与えるお
それがなく、オイルフェンス口を所定の浮設状態に維持
できる。
よびa2が連結構成されてなるものであるから、これ自
体が浮力を有しており、海上での取扱い操作が容易であ
るばかりか、オイルフェンス口の浮力に影響を与えるお
それがなく、オイルフェンス口を所定の浮設状態に維持
できる。
しかも保持フロートAのうちオイルフェンス口と船体イ
間の距離保有の役割をもつ延出部分2は2個以上のフロ
ートa2が略真直な直列状にしてかつ上下方向にのみ曲
折自在なるよう連結されて延在しているので、この延出
部分2の各フロー)aZは海上の波の上下動に伴なって
連結部12で曲折し得て個々的に前記上下動に対応でき
、フロートa2が過度に浮上ったり沈んだりすることが
なく、波によるオイルフェンス口の上下動にも容易に対
応できる。
間の距離保有の役割をもつ延出部分2は2個以上のフロ
ートa2が略真直な直列状にしてかつ上下方向にのみ曲
折自在なるよう連結されて延在しているので、この延出
部分2の各フロー)aZは海上の波の上下動に伴なって
連結部12で曲折し得て個々的に前記上下動に対応でき
、フロートa2が過度に浮上ったり沈んだりすることが
なく、波によるオイルフェンス口の上下動にも容易に対
応できる。
その反面、前記延出部分2は前記のような連結構造ゆえ
に左右方向に曲折することがなく、オイルフェンス口と
船体イ間の距離保有の役割を確実に果すことができる。
に左右方向に曲折することがなく、オイルフェンス口と
船体イ間の距離保有の役割を確実に果すことができる。
さらにこの延出部分2のフロートa2の数を調整するこ
とにより、延出部分2の長さつまりはオイルフェンス口
の船体イから距離を任意に設定できる。
とにより、延出部分2の長さつまりはオイルフェンス口
の船体イから距離を任意に設定できる。
また本考案の保持フロー)Aは船体イに対する添接部分
1のフローt’atの側部に設けた止着具20によって
船体周囲の所要個所に取付けて使用でき、この保持フロ
ー)A自体が流動したり一方に片寄ったりすることもな
く、オイルフェンス口の保持を好適になす。
1のフローt’atの側部に設けた止着具20によって
船体周囲の所要個所に取付けて使用でき、この保持フロ
ー)A自体が流動したり一方に片寄ったりすることもな
く、オイルフェンス口の保持を好適になす。
以上のように本考案は、展張浮設されたオイルフェンス
を全長に亙って船体等から略一定の距離に確実かつ良好
な浮設状態で保持でき、オイルフェンスの展張を有効な
ものとなし得る等、優れた使用効果を発揮できる。
を全長に亙って船体等から略一定の距離に確実かつ良好
な浮設状態で保持でき、オイルフェンスの展張を有効な
ものとなし得る等、優れた使用効果を発揮できる。
図は本考案の実施例を示すものであり、第1図は使用状
態を示す暗示平面図、第2図は同上の保持フロート部分
の暗示平面図、第3図は別な実施例を示す前図と同じ状
態の暗示平面図、第4図〜第6図はそれぞれフロート同
士の連結構造を例示する斜視図、第7図は添接部分のフ
ロートの側面図、第8図は前図の横断面図である。 イ・・・・・・船体、口・・・・・・オイルフェンス、
A・・間保持フロート、al、a2・・・・・・フロー
ト、1・・・・・・船体等に添接する部分、2・・・・
・・延出部分、20・・・・・・船体に断する止着具、
23・・・・・・オイルフェンスに対する止着具。
態を示す暗示平面図、第2図は同上の保持フロート部分
の暗示平面図、第3図は別な実施例を示す前図と同じ状
態の暗示平面図、第4図〜第6図はそれぞれフロート同
士の連結構造を例示する斜視図、第7図は添接部分のフ
ロートの側面図、第8図は前図の横断面図である。 イ・・・・・・船体、口・・・・・・オイルフェンス、
A・・間保持フロート、al、a2・・・・・・フロー
ト、1・・・・・・船体等に添接する部分、2・・・・
・・延出部分、20・・・・・・船体に断する止着具、
23・・・・・・オイルフェンスに対する止着具。
Claims (1)
- 1.複数個のフロートをもって、船体等に対する添接部
分と該添接部分から略直角方向もしくは直角に近い斜め
方向への延出部分とを連結構成してなり、前記延出部分
は2個以上のフロートが略真直な直列状にしてかつ上下
方向にのみ曲折自在なるよう連結されて延在し、さらに
前記添接部分のフロートの側部には船体等に対する止着
具を備え、また延出部分の先端部にはオイルフェンスに
対スる止着具を備えてなることを特徴とするオイルフェ
ンス保持フロート。 2、フロートは、合成樹脂発泡体等よりなるフロート主
体とこれに定着させかつ両端部を突出させた支持杆とか
らなり、フロート主体より突出した前記支持杆の両端部
に連結用部が形成されている実用新案登録請求の範囲第
1項記載のオイルフェンス保持フロート。 3、複数個のフロートが、平面的にみて二等辺三角形を
なすよう連結構成され、その底辺部が船体等に対する添
接部分として、また同等辺部が添接部分からの延出部分
として構成されている実用新案登録請求の範囲第1項ま
たは第2項記載のオイルフェンス保持フロート。 4、複数個のフロートが、平面的にみて丁字形状に連結
構成され、その横棒に相当する部分が船体等に対する添
接部分として、また縦棒に相当する部分が添接部分から
の延出部分として構成されている実用新案登録請求の範
囲第1項または第2項記載のオイルフェンス保持フロー
ト。 5、船体等に対する止着具がマグネットである実用新案
登録請求の範囲第1項、第2項、第3項または第4項の
いずれか1項に記載のオイルフェンス保持フロート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5500479U JPS5931786Y2 (ja) | 1979-04-23 | 1979-04-23 | オイルフエンス保持フロ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5500479U JPS5931786Y2 (ja) | 1979-04-23 | 1979-04-23 | オイルフエンス保持フロ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55154735U JPS55154735U (ja) | 1980-11-07 |
JPS5931786Y2 true JPS5931786Y2 (ja) | 1984-09-07 |
Family
ID=29289336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5500479U Expired JPS5931786Y2 (ja) | 1979-04-23 | 1979-04-23 | オイルフエンス保持フロ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931786Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-23 JP JP5500479U patent/JPS5931786Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55154735U (ja) | 1980-11-07 |
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