JPS5931714Y2 - 紡機におけるフリ−スギャザラ− - Google Patents

紡機におけるフリ−スギャザラ−

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JPS5931714Y2
JPS5931714Y2 JP6873681U JP6873681U JPS5931714Y2 JP S5931714 Y2 JPS5931714 Y2 JP S5931714Y2 JP 6873681 U JP6873681 U JP 6873681U JP 6873681 U JP6873681 U JP 6873681U JP S5931714 Y2 JPS5931714 Y2 JP S5931714Y2
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JP
Japan
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fleece
plate
gear
bottom plate
separation plate
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Application number
JP6873681U
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JPS57180762U (ja
Inventor
正勝 藤井
Original Assignee
株式会社原織機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、紡機に於けるフリースギヤザラ−に関するも
のである。
本考案の目的は、フリースに随伴されてギヤザラ−内に
流入する随伴空気流の排出を逆流を生ずることなく整然
と行うことによりフリースの集束を良好に行うと共に、
ギヤザラ一本体の底板成るいは天板に風綿等が堆積する
のを防止することである。
本出願人は、本出願前に実願昭54−168781号と
して、第10図および゛第11図に示されるようなフリ
ースギヤザラーの出願を行った。
このフリースギヤザラ−G′は、同図から明らかのよう
に、急激に先細りとなった扁平角筒状のギヤザラ一本体
21の天板22と底板23との間に分離板24が配設さ
れ、該分離板24の側端縁24 aと側板25との間に
フリースFとともに流入する随伴空気流の排出通路26
が形成され、該分離板24の保持部24 bは側板25
と連なっており、底板23の後端縁を分離板24の後端
縁よりもやや前方に位置させて排出口27が設けられた
構成のものである。
そして、フリースFが空気流を随伴してギヤザラ−G′
内に流入すると、ギヤザラ一本体21は先細りとなって
いるので、フリースFに随伴されて流入する空気流の大
部分は側板25に衝突して底板23側に流入し、僅かに
逆流して排出口27から後方に排出される。
即ち、側板25に衝突して底板23側に流入した空気流
は、底板23と分離板24の間を僅かに逆流して排出口
27から排出されるので、排出口27から排出される随
伴空気流の排出割合が少なく、このため、ギヤザラ−G
′の流出口付近において僅かなから乱流成るいは逆気流
が生じて、スライバーの結束が僅かに乱されると共に、
排出の際の空気流の逆流によりフリースFがフロントロ
ーラ28側へ僅かに吹出されると共に、随伴空気流が分
離板24と底板23の間を通って排出される時にフリー
スFの最も弱い両端は随伴空気流によって分離板24の
保持部24 bに繊維がからみ、それが時間とともに増
大して、ついにはギヤザラ−G′が詰ってしまうことが
判明した。
又、排出口27の両側部の底板23は全て切り欠かれて
いるので、両端部のフリースが側壁25に衝突した後に
、下方成るいは後方に流れる随伴空気流に影響されて中
央部のフリースから分離される現象が生ずる。
一方、上記したフリースギヤザラ−G′の底板23の面
積は比較的大きいので、随伴空気流とともにギヤザラ−
G′内に流入した風綿等の浮遊物が底板23上に徐々に
堆積したり、分離板24の保持部24 bに繊維がから
んだりするから、これらを定期的に除去しなければなら
ないという問題が残存する。
本考案は、上記不具合に鑑みてなされたもので、その要
旨は、先細りとなった扁平角筒状のギヤザラ一本体の天
板と底板との間に分離板を配設し、該分離板の側端縁と
、ギヤザラ一本体の側板との間にフリースとともに流入
する随伴空気流の排出通路を形成した紡機に於けるフリ
ースギヤザラ−に於いて、前記ギヤザラ一本体の底板又
は天板のいずれか一方の中央部を、前記分離板よりも小
さくて、しかも該分離板と略相似形状に切り欠いて随伴
空気流の排出口を形成すると共に、排出口の両側方に底
板又は天板の残部を設け、これにより排出口からの随伴
空気流の排出を逆流を生ずるこ吉なく整然と行うことで
ある。
以下、実施例を挙げて本考案を更に詳細に説明する。
第1図乃至第6図に於いて、フリースギヤザラ−Gのギ
ヤザラ一本体1は、先細りとなった扁平角筒状で、基端
の開口がフリースFの流入口2となり、先端の開口がフ
リースFの流出口3となっている。
ギヤザラ一本体1の底板4の中央部は、後述の分離板6
よりも小さくして、しかも該分離板6と略相似形状に切
り欠かれて随伴空気流の排出口13となっている。
よって、排出口13の両側方には底板4の残部4′が設
けられている。
底板4の先端部の内側には、分離板6を取り付けるため
の取り付は座5が突設されている。
分離板6は、ギヤザラ一本体1の内部平面形状よりも僅
かに小さな略三角形状で、該分離板6の両側部は、フリ
ースFが集束され易いようにフリースFの流れに対して
上流程僅かに下方に傾斜している。
この分離板6が、ギヤザラ一本体1の天板7と底板4と
の間に配設されて、底板4に突設した取り付は座5に固
着されている。
分離板6の側端縁6aと、ギヤザラ一本体1の側板8と
の間に、フノースFとともに流入する随伴空気流の排出
通路9が形成されている。
ギヤザラ一本体1の天板7と、分離板6との間の空間が
フリースFの通路10となっている。
尚、取り付は座5および分離板6の先端部の形状を、紡
出される繊維の特性に応じて第7図a、l)に示される
ように変更して、フリースFの集束効果を良好にするこ
とができる。
又、第8図に示される実施例は、底板4の中央部の内側
に突設する取り付は座5′が、前記実施例に比較して長
くなっている。
従って本実施例では、分離板6を取り付は座5′に安定
して取り付けることができる。
又、上記各実施例とは逆に、ギヤザラ一本体1の天板7
の中央部を前述したような形状に切り欠いて排出口13
を形成し、ギヤザラ一本体1の底板4と、分離板6との
間の空間を、フリースFの通路としてもよい。
又、ギヤザラ一本体1の底板4に突設した取り付は座5
に分離板6を固着せず、フリースFの流出方向に分離板
6が移動し得るように取り付は座5に取り付けて、フリ
ースFの集束状況を変更し得るようにしてもよい。
尚、図中11は、フリースギヤザラ−Gを紡機の機枠に
装着するための取り付は部、12はフロントローラを示
す。
次に、本考案の作用について説明すると、第1図乃至第
5図に於いて、一対のフロントローラ12から高速度で
紡出された帯状のフリースFが空気流を随伴して、ギヤ
ザラ一本体1の流入口2から通路10内に流入すると、
ギヤザラ一本体1は先細りとなっているので、フリース
Fに随伴されて流入した空気流の大部分は、ギヤザラ一
本体1の側板8に衝突して、第4図で矢印で示されるよ
うに、排出通路9を通って分離板6と底板4の残部4′
との間に流入する。
底板4には、前述したような形状の排出口13が設けら
れているので、分離板6と底板4の残部4′との間に流
入した随伴空気流は、第1図および第4図で矢印で示さ
れるように殆んど後方に逆流することなくそのまま排出
口13から下方に排出される。
従って、ギヤザラ一本体1内における随伴空気流の排出
が、通気流を殆んど生ずることなく整然と、しかも効率
よく行なわれ、フリースFがフロントローラ12側に吹
出されることは殆んどない。
フリースFに随伴して流入する大部分の空気流は、上述
の如くギヤザラ一本体1内において排出口13から下方
に採出され、残りの空気流のみがフノースFとともに流
出口3から排出される。
流出口3から排出される空気流は少ないので、フリース
Fとともに整然と排出され、流出口3付近において乱流
酸るいは逆気流を生ずることは殆んどない ここで、随伴空気流の大部分は側板8に衝突した後に、
第3図および第4図で矢印で示されるように、排出通路
9を通って底板4の残部4′に再び衝突するため、勢力
が弱められる。
この勢力が弱められた空気流の流れにより集束されつつ
あるフリースFの両端部は内部に包み込まれ、しかも排
出口13の両側方には底板4の残部4′が設けられてい
るので、フリースFは、その両端部が分離されることな
く、ギヤザラ−G内において第9図a乃至dで示される
順序で良好に集束され、良質のスライバーが得られる。
又、ギヤザラ一本体1の底板4の中央部は、前述したよ
うに大きく切り欠いて排出口13を設けであるので、随
伴空気流とともにギヤザラ−G内に流入した風綿等の浮
遊物が底板4上に堆積することはなく、従って、フリー
スギヤザラ−Gを定期的に清掃する必要はない。
本考案は、ギヤザラ一本体1の底板4又は天板7のいず
れか一方の中央部を、分離板6よりも小さくて、しかも
該分離板6と略相似形状に切り欠いて随伴空気流の排出
口13を形威しであると共に、排出口13の両側方に底
板4又は天板7の残部を設けであるので、フリースFに
随伴して流入した空気流の大部分は側板8並びに底板4
又は天板7の残部に衝突して方向を変換せしめられ、後
方に逆流することはなくそのまま排出口13から排出さ
れるためギヤザラ−G内における随伴空気流の排出が整
然と行なわれ、この結果流出口3からスライバーととも
に排出される随伴空気流が少量となり、流出口3付近に
おいて空気流の乱流酸るいは逆気流は殆んど生ぜず、し
かも、ギヤザラ−内においてフリースの両端部が分離さ
れることはなく、よってスライバーの結束が殆んど乱さ
れない。
又、随伴空気流は側板8に衝突して、集束されつつある
フリースFの両端部を内部に包み込むような方向に変換
せしめられるので、側板8に衝突した空気流がフリース
Fの集束を効果的に助け、このため良好に集束された丸
みを有する良質のスライバーを得ることができる。
特に、異種の繊維を混紡する場合、乱流による異種繊維
間の分離がないので、混紡線条機等の特別の機械で集束
しなくても、良好に集束させることができる。
又、ギヤザラ一本体1の底板4又は天板7のいずれか一
方の中央部が大きく切り欠かれて排出口13となってい
るので、随伴空気流とともにギヤザラ−G内に流入した
風綿等の浮遊物が、底板4又は天板7に堆積することは
殆んどなく、従ってギヤザラ−Gを定期的に清掃する必
要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例のフリースギヤザラ−の斜
視図、第2図は、その平面図、第3図は、その正面図、
第4図は、第2図のX−X線断面図、第5図は第2図の
Y−Y線断面図、第6図は、取り付は座5の先端部の横
断面図、第7図a、l)は、取り付は座5および分離板
6の先端部を変形したフリースギヤザラ−の中央部の縦
断面図、第8図は、本考案の他の実施例のフリースギヤ
ザラ−の斜視図、第9図a乃至dは、それぞれ第1図で
a乃至dで示す位置におけるフリースFの集束状況を示
す説明図、第10図は、従来のフリースギヤザラ−G′
の底面図、第11図は、第10図のZ−Z線断面図であ
る。 主要部分の符号の説明 1・・・・・・ギヤザラ一本体
、4・・・・・・底板、4′・・・・・・底板の残部、
6・・・・・・分離板、6a・・・・・・分離板の側端
縁、7・・・・・・天板、8・・・・・・側板、9・・
・・・・排出通路、13・・・・・・排出口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 先細りとなった扁平角筒状のギヤザラ一本体1の天板4
    との間に分離板6を配設し、該分離板(の側端縁6aと
    、ギヤザラ一本体1の側板8との間にフリースFととも
    に流入する随伴空気流の排出通路9を形成した紡機に於
    けるフリースギヤザラ−に於いて、 前記ギヤザラ一本体1の底板4又は天板7のいずれか一
    方の中央部を、前記分離板6よりも小さくて、しかも該
    分離板6と略相似形状に切り欠いて随伴空気流の排出口
    13を形成すると共に、排出口13の両側方に底板4又
    は天板7の残部を設けたことを特徴とする紡機に於ける
    フリースギヤザラー。
JP6873681U 1981-05-13 1981-05-13 紡機におけるフリ−スギャザラ− Expired JPS5931714Y2 (ja)

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JPS57180762U JPS57180762U (ja) 1982-11-16
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DE3327574C1 (de) * 1983-07-30 1984-11-29 Trützschler GmbH & Co KG, 4050 Mönchengladbach Vorrichtung an einer Karde zum Zusammenfassen eines aus einem Lieferwerk einer Karde austretenden Faserflors zu einem Faserband

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