JPS5931706Y2 - 取付け金具付流電陽極体 - Google Patents
取付け金具付流電陽極体Info
- Publication number
- JPS5931706Y2 JPS5931706Y2 JP14214778U JP14214778U JPS5931706Y2 JP S5931706 Y2 JPS5931706 Y2 JP S5931706Y2 JP 14214778 U JP14214778 U JP 14214778U JP 14214778 U JP14214778 U JP 14214778U JP S5931706 Y2 JPS5931706 Y2 JP S5931706Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anode body
- galvanic anode
- anode
- metal fittings
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は流電陽極を溶接によらないで被防食体に取り付
けるための金具付流電陽極体の構造に関するものである
。
けるための金具付流電陽極体の構造に関するものである
。
従来、電気防食用流電陽極体を被防食体に取り付ける場
合は、陽極に埋め込まれた芯金の陽極より突き出た部分
を直接溶接するか、あるいは被防食体に予め支持金具を
溶接しておき、この金具に前記芯金をU字ボルトおよび
ナツトで締め付は固定する方法が一般に実施されている
。
合は、陽極に埋め込まれた芯金の陽極より突き出た部分
を直接溶接するか、あるいは被防食体に予め支持金具を
溶接しておき、この金具に前記芯金をU字ボルトおよび
ナツトで締め付は固定する方法が一般に実施されている
。
しかし、これらの取り付は方法は溶接過程を必要とする
ために電流設備のないところや火気の使用禁止のところ
では実施できなかった。
ために電流設備のないところや火気の使用禁止のところ
では実施できなかった。
したがって、実公昭41−13077号公報のように単
に被防食鋼板をボルトで挟み付ける構造のものが提案さ
れている。
に被防食鋼板をボルトで挟み付ける構造のものが提案さ
れている。
この構造のものは取り付は当初においては比較的電気的
接続が良好であるが、船舶のバラストタンクのように振
動の激しい所に適用する場合は時間の経過と共にボルト
が緩んで電気的接触が悪くなり陽極としての作用が低下
する恐れがあり、また上部に取り付ける場合は落下する
危険があるために実施されていなかった。
接続が良好であるが、船舶のバラストタンクのように振
動の激しい所に適用する場合は時間の経過と共にボルト
が緩んで電気的接触が悪くなり陽極としての作用が低下
する恐れがあり、また上部に取り付ける場合は落下する
危険があるために実施されていなかった。
本考案は、このような欠点を除去するもので被防食体、
とくにL字形あるいは丁字形の鋼材に溶接によらないで
確実に取り付けることのできる金具部の流電陽極体を提
供することを目的とする。
とくにL字形あるいは丁字形の鋼材に溶接によらないで
確実に取り付けることのできる金具部の流電陽極体を提
供することを目的とする。
つぎに本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は船舶バラストタンク内のL字形鋼材に本考案の
流電陽極体を取り付けたところの横断面図であり、第2
図は本考案陽極体の縦断概略図である。
流電陽極体を取り付けたところの横断面図であり、第2
図は本考案陽極体の縦断概略図である。
亜鉛合金あるいはアルミニウム合金などの流電陽極1に
埋め込まれた棒状の鋼製芯金2に2枚の帯状金具3がそ
れぞれ垂直に溶接され、この金具3は上記陽極1の側面
より外部に平行に突き出ている。
埋め込まれた棒状の鋼製芯金2に2枚の帯状金具3がそ
れぞれ垂直に溶接され、この金具3は上記陽極1の側面
より外部に平行に突き出ている。
また、この金具3のそれぞれにボルト穴を有する平鋼4
と山形鋼5が適宜の間隔で垂直に、かつこの山形鋼のボ
ルト穴を有する辺が平鋼4側になるように溶接されてい
る。
と山形鋼5が適宜の間隔で垂直に、かつこの山形鋼のボ
ルト穴を有する辺が平鋼4側になるように溶接されてい
る。
そして、これら平鋼4および山形鋼5と金具3との溶接
部はブラケット6.6′によって補強される。
部はブラケット6.6′によって補強される。
このように構成された流電陽極体の平鋼4と山形鋼5と
の間にL字形サイドロンジ7を嵌め込み、平鋼4のボル
ト穴にボルト8をねじ込んでロンジ7の先端部を山形鋼
5に圧着させ、ワッシャー9および゛ナツト10によっ
て固定する。
の間にL字形サイドロンジ7を嵌め込み、平鋼4のボル
ト穴にボルト8をねじ込んでロンジ7の先端部を山形鋼
5に圧着させ、ワッシャー9および゛ナツト10によっ
て固定する。
同様に山形鋼5のボルト穴にボルト8′をねじ込んでロ
ンジ7に金具3を圧着させ、ワッシャー9′およびナラ
)10’で個定する。
ンジ7に金具3を圧着させ、ワッシャー9′およびナラ
)10’で個定する。
以上、説明したように本考案の陽極体は2方向から締め
付けるようにその取り付は金具部を構成したからL字形
および丁字形などの鋼材に対して確実に流電陽極を取り
付は固定することができる。
付けるようにその取り付は金具部を構成したからL字形
および丁字形などの鋼材に対して確実に流電陽極を取り
付は固定することができる。
したがって、締め付は後に揺るみがないので陽極性能を
長期にわたって十分発揮することができ、また陽極体が
落下する危険もない。
長期にわたって十分発揮することができ、また陽極体が
落下する危険もない。
さらに、本考案陽極体は溶接を行なわないから塗膜に損
傷を与えることがなく、電気防食と塗装との併用防食に
特に有効に利用できる。
傷を与えることがなく、電気防食と塗装との併用防食に
特に有効に利用できる。
第1図は船舶バラストタンク内のL字形鋼材に本考案の
陽極体を取り付けたところの横断面図であり、第2図は
本考案陽極体の縦断面概略図である。 1・・・・・・流電陽極、2・・・・・・芯金、3・・
・・・・帯状金具、4・・・・・・平鋼、5・・・・・
・山形鋼、7・・・・・・L字形ロンジ、8・・・・・
・ボルト、10・・・・・・ナツト。
陽極体を取り付けたところの横断面図であり、第2図は
本考案陽極体の縦断面概略図である。 1・・・・・・流電陽極、2・・・・・・芯金、3・・
・・・・帯状金具、4・・・・・・平鋼、5・・・・・
・山形鋼、7・・・・・・L字形ロンジ、8・・・・・
・ボルト、10・・・・・・ナツト。
Claims (1)
- 陽極に埋め込まれた芯金に溶接された2枚の帯状金具が
互に平行に陽極側面より突き出た流電陽極体において、
上記金具のそれぞれにボルト穴を有する平鋼と山形鋼が
適宜の間隔で垂直に、かつこの山形鋼のボルト穴を有す
る辺が前記平鋼側になるように溶接されたことを特徴と
する取り付は金具付流電陽極体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14214778U JPS5931706Y2 (ja) | 1978-10-18 | 1978-10-18 | 取付け金具付流電陽極体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14214778U JPS5931706Y2 (ja) | 1978-10-18 | 1978-10-18 | 取付け金具付流電陽極体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5558497U JPS5558497U (ja) | 1980-04-21 |
JPS5931706Y2 true JPS5931706Y2 (ja) | 1984-09-07 |
Family
ID=29118614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14214778U Expired JPS5931706Y2 (ja) | 1978-10-18 | 1978-10-18 | 取付け金具付流電陽極体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931706Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-10-18 JP JP14214778U patent/JPS5931706Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5558497U (ja) | 1980-04-21 |
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