JPS5931692Y2 - 点滴浸油装置 - Google Patents

点滴浸油装置

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Publication number
JPS5931692Y2
JPS5931692Y2 JP18399679U JP18399679U JPS5931692Y2 JP S5931692 Y2 JPS5931692 Y2 JP S5931692Y2 JP 18399679 U JP18399679 U JP 18399679U JP 18399679 U JP18399679 U JP 18399679U JP S5931692 Y2 JPS5931692 Y2 JP S5931692Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
oil
drip
solenoid valve
nozzle device
drip nozzle
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Expired
Application number
JP18399679U
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English (en)
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JPS56103018U (ja
Inventor
政晴 長井
義登 佐々木
Original Assignee
三菱マテリアル株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は焼結合金等の軸受に含油させるものにおいて
、浸油工程の簡略化を計ると共に、油の使用量を節減す
ることを目的とした点滴浸油装置に関する。
従来、焼結合金で成形された軸受等の焼結部品をサイジ
ングする際には、軸受等を直接油槽に浸したり成形され
た軸受等を収納している容器へ油を注いだりしていた。
従って、含油作業中油がたれたり余分な油を多量に必要
とするので油槽内の油の汚れがはげしく、油の交換頻度
および油の使用量が多いなど不経済であった。
またパーツフィーダが油で汚れ、搬出能力の低下をきた
したり、ゴミや異物が付着するなどの欠点があった。
この考案は上述した従来の含油法を改善し、サイジング
する際の含油工程の改善を計ると共に、油の使用量を大
幅に削減できる点滴含油装置を提供するものである。
以下、この考案による実施例を添付した図面に基づいて
具体的に説明する。
第1図は、この考案による全体の構成図であり、成形さ
れた焼結合金の軸受1はパーツフィーダ2に収納され、
シュータ3を介して1個送り装置4により含油台のパー
ツホルダー5に送られる。
上記パーツホルダー5の上面1こは点滴ノズル装置6が
設置されており、電磁弁7を介してオイルタンク8から
所定の油が導びかれている。
上記パーツホルダー5は含油されて5〜10個ずつワン
パックされる筒状体であり、含油終了後に次の工程に移
送又は運搬される。
上記軸受1の1個送り装置4はたとえばワイヤーシャッ
ター等の機構により電磁弁7のクラッチ装置(図示せず
)と連動しており、シャッター4aが開いて軸受1を1
個送る毎に点滴ノズル装置6に油を滴下するように電磁
弁7を数秒間開くようにコントロールしている。
上記点滴ノズル装置6は第3図ないし第4図に詳細に示
したように、油溜9の下面に点滴針10の複数本が設置
されている。
上記油溜9の底面には微細孔9aが複数個穿孔されてお
り、この微細孔9aの下面に点滴針10の上端部に形成
した切欠溝10 aが位置するようになっている。
また、上記点滴針10の先端部は含油する軸受1の内径
側又は肉厚中心部に滴下する位置に設定されており、軸
受1の径が異なる場合は、点滴針10を設けた油溜9ご
と交換して使用できるようになっている。
この考案による実施例では、油溜9は円筒状であり、点
滴針10の先端部が軸受1の内径側に位置して4本設け
た例であり、油溜9の微細孔9aは虫ピンの半径又はそ
れ以下の小さい径を有し、点滴針10は0.5〜1.0
mmφとして、1秒間に1滴の油が滴下するように設定
しである。
従って、電磁弁7が数秒間開いて油溜9内に貯った油は
微細孔9aより点滴針10の切欠溝を経て点滴針10の
先端部より滴下されるが軸受1の内径側に四本の点滴針
10よりほとんど同時に1滴の滴下により十分含浸する
ものである。
なお、この実施例の他に油溜9および点滴針10を2分
割して構成しても良い。
また、使用する油の粘性によって滴下量が異なるので、
点滴針10の切欠溝10 aや微細孔9aの径なども滴
下量に応じて適宜設定できることはもちろんである。
また、図中符号11は落下した油を回収するオイルパン
で、オイルフィルター(図示せず)を経て再使用される
以上詳細に説明したように、この考案によれば、焼結合
金をサイジングする際、軸受等に含油させる工程は、簡
単な構成により自動的に含油できるものであり、しかも
、従来の工程と異なり余分な油量を必要とせず、周囲が
油で汚れることがなく清潔である。
従って、含油工程が簡略化できると共に、使用油量を大
幅に削減できたので経済的であり、含油された含油軸受
の仕上りもきれいである等、実用上の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による実施例を示す全体構成図、第2
図は同上1個送り装置の一実施例を示す上面図、第3図
は第1図の要部拡大断面図、第4図は第3図の上面図で
ある。 1・・・・・・軸受、2・・・・・・パーツフィーダ、
3・・・・・・シュータ、4・・・・・・1個送り装置
、5J:・・・・パーツホルダー、6・・・・・・点滴
ノズル装置、7・・・・・・電磁弁、8・・・・・・オ
イルタンク、9・・・・・・油溜、9a・・・・・・微
細孔、10・・・・・・点滴針、10 a・・・・・・
切欠溝、11・・・・・・オイルパン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 焼結合金で成形された軸受等に含油させるものにおいて
    、上記軸受等を含油台のホルダーに1個送りする1個送
    り装置と、上記ホルダー上面で軸受に油を点滴する点滴
    ノズル装置と、上記点滴ノズル装置に油タンクより油を
    適量供給する電磁弁とよりなり、上記電磁弁と1個送り
    装置に関連させると共に、点滴ノズル装置からの点滴を
    コントロールしたことを特徴とする点滴浸油装置。
JP18399679U 1979-12-31 1979-12-31 点滴浸油装置 Expired JPS5931692Y2 (ja)

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JPS56103018U JPS56103018U (ja) 1981-08-12
JPS5931692Y2 true JPS5931692Y2 (ja) 1984-09-07

Family

ID=29694246

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JP18399679U Expired JPS5931692Y2 (ja) 1979-12-31 1979-12-31 点滴浸油装置

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